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内海(清)
委員 この問題もまた、さっきのいわゆる
特殊貨物の
運送規則が今日まで遅延したと同様に、そういう一部の業者の反対によりまして今日まで一年間も遅延しておる。これははなはだ遺憾に思うのです。特に特殊港湾におきまするその後の
状況は御
承知のとおりであって、ますます
船舶の
運航はふくそうしておる。なおかつ船は大型化しておる。当時よりもより一そうこういう
事故の起こる要因は強まっておると思うのであります。しかるにこれがいまだにきめられてないということにつきましては、当局としては十分努力はされておりましょうけれ
ども、これはもっと強力に進めていただかなければならぬ。もちろん五百トンということについてははっきりした
基準というものはない。しかし、今日こういう特定港湾つまり神戸とか大阪とか、これらの
状況を見ますと、確かに五百トン以下のものがほとんど八割
程度を占めておる。しかもこの狭いところにおいてこれを曳航するという問題については、どこで線を引いたら最もいいのか。当時の問題としては大体五百トンが適当なところであろうということであったのでありますけれ
ども、これらにつきましてその後いろいろ問題が生まれておるようでありますが、どういうふうなことになっておるのか、もう少しその点を詳しく承りたい。