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中村順造君 それから、この機会にひとつ、これは
お願いなんですが、これは関連のないことではないわけです。たまたま
渡辺さんが
住宅公団の副
総裁である。今度当然やめられるわけでありますが、その問題が、
新聞報道だからどこまでがほんとうかわからないといえばそれまでですが、かなり
内容をうがった、いわゆる
警察庁長官の
後任人事の問題まであって、われわれとしてはそういうことがあってはけしからぬ。特に
公団、
公社、
公庫などが、おおむね設立当初の精神に反して、
人事については、これは、かつては
官僚の姥捨山などと言われましたけれ
ども、そうじゃなくして、今後においては、これは
一つの
官僚の登竜門だ、
一つのポストを充てておる、こういうふうな印象を与えておる。
内容についても非常に不明確なものがある。こういうことをわれわれとしては指摘したいのであります。
そこで
お願いなんですが、たまたま
渡辺さんがおやめになったので、
住宅公団副
総裁の
後任の問題をめぐってそういうこともあるし、かつて
日銀政策委員等の問題から、この
役職員の待遇の問題、それから
公団、
公庫、
公社の
運用の問題、
有名無実なものがある、いろいろ
内容が承服できない点があるので、私
どもとしては、これに対して
調査委員会、
特別委員会を設けることにきまりましたので、今後の私
どもの参考にしたいと思いますので、この際、
政府機関に属する
公社、
公団、
公庫、こういうものを含めて、ひとつ役員の
経歴、処遇、それからそれらの
公団、
公庫、
公社の実際の
運用がどうなっているか、そういう点をひとつ
資料として出していただきたい。これはなかなか広範にわたっておりますから、なるべく早くと申し上げたいわけでありますが、そういう
趣旨で可及的すみやかに出していただきたい。
それからもう一点
お尋ねでありますが、今度は
公正取引委員長という要職につかれるわけでありますが、
兼職が七つばかりあるわけでありますが、この点は、かつて副
長官とも、
兼職の問題につきましては、
公取委員長だけでなしに、ほかのそれぞれの
人事案件とも関連して、
兼職はなくするということでありましたが、今回のこの点についてはどうなんですか。