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天田勝正君 今の
中村委員の
質問に答えられて、包含されたようなものでありますが、
山添君については初めから私、賛成いたしております。しかしこういう機会でないと
要望が申し上げられませんから申し上げるのでありますが、ここでいつも
議論されるのは、高い
ランクの
待遇というのも
一つの問題である。ところが低い
ランクのほうもございましてこの点、私、幾たびか申し上げ、
善処方を約束されたけれ
ども、今日まであまり実現されない。それは一例をあげますと、
漁港審議会の
委員、ことに今度
法律改正が出まして、
政府の
所得倍増及び
農林漁業近代化の一環として
漁業法の
改正が出ております。で、この
委員諸君を見れば、かつてここで皆さんの御記憶のように、個人としても
議論がないし、
漁港審議会そのものについても、とやこうの批判は私の記憶する限りは一回もなかった。それは、この
漁港に関する技術、知識、そういうものからすると、これまた一級の人であったから、
議論がなかったと言い得る。しかるところ、これは下から一番目ぐらいの
待遇だと思いますけれ
ども、多分千六百円であったと思う。こういう低いほうを考えますと、それは一日の議事を終えて帰る場合にまあ夕食も満足にはとれないという額なんです。こういう
人たちはりっぱな人ですから、
処遇についてとやこう言わないだろう。実はその言わないだろう。実はその言わないほうが数がよけいなんです、勘定すると。そういうことでありますと、向こうが
要求しなくても、それが一体、人を遇する道かどうかということになる。ですから、
中村委員の言ったことにつけ足しのようでありますけれ
ども、やはりそういう下の
ランクも含めて、この際、私は
検討してもらいたい。ひどいのになると千二百円まであったと思います。そういうことでありますので、この際
要望を申し上げておくわけですが、
お答えがあればいただきたい。