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1963-01-21 第43回国会 参議院 議院運営委員会 第2号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十八年一月二十一日(月曜日)    午前十時二十八分開会   —————————————   委員長異動 一月二十一日議院において田中茂穂君 を委員長に選任した。   ————————————— 委員異動  一月二十一日   辞任      補欠選任    小沢久太郎君  増原 恵吉君    岡  三郎君  矢山 有作君   —————————————  出席者は左の通り。    委員長     田中 茂穂君    理事      鍋島 直紹君            村山 春藏君            中村 順造君            米田  勲君            加賀山之雄君            天田 勝正君    委員            鹿島 俊雄君            竹中 恒夫君            徳永 正利君            温水 三郎君            日高 広為君            増原 恵吉君  委員以外の議員    議     員 小沢久太郎君         —————    議     長 重宗 雄三君    副  議  長 重政 庸徳君         —————   事務局側    事 務 総 長 河野 義克君    事 務 次 長 宮坂 完孝君    議 事 部 長 海保 勇三君    委 員 部 長 岸田  実君    委員部部長  若江 幾造君    記 録 部 長 佐藤 忠雄君    警 務 部 長 渡辺  猛君    庶 務 部 長 小沢 俊郎君    管 理 部 長 佐藤 吉弘君    管理部部長  浅井亀次郎君    渉 外 部 長 森  純造君   法制局側    法 制 局 長 今枝 常男君   —————————————   本日の会議に付した案件 ○常任委員長補欠に関する件 ○参議院予備金支出につき、承諾を  求めるの件 ○理事補欠互選の件 ○議事協議員補欠選任の件 ○庶務関係小委員図書館運営小委員  の辞任及び補欠選任に関する件 ○参議院国立国会図書館裁判官弾  劾裁判所裁判官訴追委員会昭和  三十八年度予定経費要求に関する件   —————————————   〔理事田中茂穂委員長席に着く〕
  2. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 議院運営委員会開会いたします。  去る一月八日、小沢委員長郵政大臣に就任されましたため、御指名によりまして私が委員長職務を代行させていただきます。  まず、常任委員長補欠に関する件を議題といたします。  事務総長から報告を求めます。
  3. 河野義克

    事務総長河野義克君) ただいまもお話がございましたとおり、現在議院運営委員長欠員になっております。しかるところ、前委員長所属会派である自由民主党から、後任として、委員長田中茂穂君を推薦する旨の届けが出ております。  以上御報告申し上げます。
  4. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) ただいま報告のとおり、常任委員長補欠を選任することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。   —————————————
  6. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、参議院予備金支出につき承諾を求める件を議題といたします。  事務総長報告を求めます。
  7. 河野義克

    事務総長河野義克君) お手元にお配りいたしました印刷物のとおり、今回報告をいたします本院予備金支出額は、昭和三十六年度分四百九十九万九千八百四十三円、昭和三十七年度分百六十二万円、合わせて六百六十一万九千八百四十三円であります。  内容を申し上げますと、昭和三十六年度分が議案類印刷費一般経費の不足を補うためのもの、昭和三十七年度分は、なくなられました議員の遺族に支給いたしました弔慰金でありまして、そのつど本委員会の御承認をいただいて支出いたしたものであります。  本件は、国会予備金に関する法律第三条に基づいて、次の常会の初めに議院運営委員長が院に報告して承諾を求めるということになっておりますので、本委員会の御承認をお願いいたす次第であります。
  8. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 本件につきましては、ただいま御報告いたしましたとおりの内容により、委員長から議院報告することとして御承認願うことに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、お諮りすべき事案もございますが、本会議の都合により、暫時休憩いたします。    午前十時三十一分休憩    ————————    午後零時十二分開会
  10. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) 議院運営委員会を再開いたします。  このたび、私、不肖ではございますが、議院運営委員長の重職に御指名いただきまして、まことに感謝感激をいたしております。至って足らざる点が多々ございますが、この重責を果たしますためには、党派を超越いたしまして、議長、副議長の補佐をいたさなければならないと存じております。さような意味で、各会派皆様方のお力添えによりまして、この重責を果たしたいと考えておりますので、何とぞ皆様方の御支援、御協力を賜わりますようお願い申し上げまして、就任のごあいさつにかえさせていただく次第であります。(拍手)   —————————————
  11. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) 委員異動がございましたので、御報告をいたします。
  12. 岸田実

    参事岸田実君) 本日、小沢久太郎君及び岡三郎君が委員辞任され、その後任として増原恵吉君及び矢山有作君が委員に選任されました。   —————————————
  13. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) まず、理事補欠互選の件についてお諮りいたします。  ただいま御報告いたしましたとおり、岡君の委員辞任並びに私が委員長に選任されましたことに伴いまして、理事に二名の欠員が生じましたので、この際、その補欠互選を行ないたいと存じます。  先例により、割当会派推薦者の氏名を報告いたします。
  14. 岸田実

    参事岸田実君) 自由民主党から村上春藏君、日本社会党から中村順造君が理事に推薦されております。
  15. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) ただいま報告のとおり理事を選任することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  16. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。   —————————————
  17. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) 次に、図書館運営小委員会構成についてお諮りいたします。  理事会において、協議いたしました結果、図書館運営小委員会会派別構成のうち、自由民主党から日本社会党に一名を割当がえし、自由民主党四名、日本社会党三名とすることに意見が一致いたしました。  右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。   —————————————
  19. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) 次に、議事協議員庶務関係小委員及び図書館運営小委員辞任及び補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員部長報告を求めます。
  20. 岸田実

    参事岸田実君) 自由民主党から、庶務関係小委員及び図書館運営小委員田中茂穂君及び徳永正利君が辞任されまして、議事協議員補欠として徳永正利君、庶務関係小委員補欠として増原恵吉君、村上春藏君、図書館運営小委員補欠として村上春藏君がそれぞれ推薦されております。  また、日本社会党から、議事協議員及び庶務関係小委員補欠として中村順造君、図書館運営小委員補欠として中村順造君及び安田敏雄君がそれぞれ推薦されております。
  21. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) ただいま報告のとおり、その辞任を許可し、その補欠を選任することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  22. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、庶務関係小委員長及び図書館運営小委員長が欠けましたので、小委員の方は、本委員会散会後、御参集の上、小委員長補欠互選を行なわれるようにお願いいたします。   —————————————
  23. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) 次に、参議院国立国会図書館裁判官弾劾裁判所及び裁判官訴追委員会昭和三十八年度予定経費要求に関する件を議題といたします。  事務総長から便宜一括して報告を願います。
  24. 河野義克

    事務総長河野義克君) 本院、国立国会図書館裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所昭和三十八年度予定経費要求の詳細につきましては、お手元資料により御承知願うことといたしまして、以下便宜私からその主要事項について一括して御報告申し上げます。  まず、本院の予定経費要求について申し上げますと、  その歳出要求総額は、二十九億二千七百十九万八千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、六億四百四十二万六千円の増加となっております。  その内訳を申し上げますと、その第一は、国会運営に必要な経費、すなわち、議員関係の諸経費及び事務局法制局所掌事務を処理するため必要な経費二十五億八千三百六十七万六千円であります。右は、前年度予算額と比較して四億七百六十六万円の増加となっておりますが、これは、議員議員秘書及び職員給与手当等改定等につき、所要の経費、その他管理関係経費等増加によるものであります。  第二は、営繕工事に必要な経費三億三千八百五十二万二千円を計上いたしておりますが、このうち、三億二千三百七十五万六千円は議員会館新営の第二年度経費でありまして、前年度予算額に比し、二億六千八百七十六万一千円の増加となっております。また、予備経費は前年度同様五百万円を計上いたしております。   —————————————  次に、国立国会図書館予定経費要求額について申し上げます。  その総額は八億五千五百七十七万二千円でありまして、前年度に比し、管理運営に必要な経費において七千四百四十四万円の増加をみましたが、営繕工事に必要な経費において三千六百六万九千円の減少になっておりますので、差引総額において三千八百三十七万一千円の増加となっております。  以下重点的にその内容を御説明申し上げますと、第一は、国政審議に対する奉仕体制の強化に必要な経費でありますが、その予算額は一千二百十三万八千円で、前年度に比し百五十四万一千円の増加となっておりまして、増加のおもなものは、国会会議録総索引の刊行費百二十万円のほか、EEC関係の調査に要する経費及び立法資料購入費であります。第二は、科学技術関係資料整備充実に要する経費であります。これは既定の資料整備計画最終年度を遂行するための経費でありまして、その総額は一億三千三百四十九万八千円、うち資料購入費は一億二千万円でありまして、これを前年度に比較いたしますと、資料購入費については五百万円の増加となっておりますが、事務費減少三十六万四千円を差し引いて四百六十三万六千円の増加となっております。第三は、図書購入費充実に関する経費であります。この総額は二千九百一万六千円でありまして、前年度に比し二百六十万円の増加となっておりますが、そのおもなる内容といたしましては、外国法令議会資料及び主要外国目録類購入費であり、その他各種目録類刊行費等が増額されております。  以上が主要項目の概要でございますが、なお、国立国会図書館予算とは直接の関係はございませんが、国立国会図書館の組織の一部であります行政、司法の各部門の支部図書館のうち、支部文部省図書館ほか八館の予算が合計百三十二万円の増加となりましたことを申し添えます。   —————————————  次に、裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所予定経費について申し上げます。  要求総額は、裁判官訴追委員会が一千八十八万七千円、裁判官弾劾裁判所が一千百六十六万七千円でありまして、これらはいずれも委員長または裁判長職務雑費事務局職員給与に関する経費及び訴追事案の審査または弾劾裁判に必要な旅費その他の事務費でありますが、これを前年度予算に比較いたしますと、訴追委員会においては百十七万円、弾劾裁判所においては八十八万六千円のそれぞれ増加となっております。これはいずれも主として給与改定による職員俸給等の増額によるものであります。  以上が昭和三十八年度予定経費要求のおもな内容でございます。理事会庶務関係小委員会並びに図書館運営小委員会におきましては、御協議の結果、ただいま御報告いたしましたとおりの内容をもって予定経費要求書を提出いたすことに相なった次第でございます。  以上御報告申し上げます。
  25. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) 本件につきましては、ただいま報告のとおり了承いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  26. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) 御異議ないと認めます。   —————————————
  27. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) この際、小沢委員長からごあいさつがございます。
  28. 小沢久太郎

    委員以外の議員小沢久太郎君) 私は、議運の委員長時代には、まことに不手ぎわでございまして、皆様に非常に御迷惑をおかけいたしました。つつしんでおわびを申し上げたいと存じます。  このたび郵政大臣になりましたけれども、不敏の者でございまして、皆様の指導によりましてやっていきたいと思いますので、将来ともよろしくお願いいたします。(拍手
  29. 田中茂穂

    委員長田中茂穂君) 本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十五分散会    ————————