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金澤政府委員 貯蓄増強の手はいろいろございまして、ことにいま申し上げるのは、いままでやっておったのと多少違った意味で、本
年度といたしましては、
貯蓄奨励に
予算を
——本年度は千五百五十億から千九百億というふうに
目標がふえております。ですから、この
目標の
ふえ方が二割三分というわけでございますが、
予算面におきましては
募集手当が十五億二千九百万円、各種の
物件費三億六千百万円、十八億九千万円というものを計上しておりますが、これはいま申し上げましたように、
目標の
増加は二割三分、
予算面の
増加は四二%というふうに
予算を増額いたしまして、それからまた
一つの
方法といたしましては、従来もばく然とした形ではやっておったのでございますが、
貯蓄の中で
主婦の占める地位が非常に高いということに目をつけまして、ことしは難点的に
主婦に働きかけよう、そうして
全国のモデル・ケースといたしまして、各県に
主婦に親しまれる
郵便局をつくってもらう。換言すれば、
主婦の方が
郵便局にちょいちょいたずねてこられる、あるいはまた、
局長室で
主婦の方を集めていろいろとお話をして、そうして
郵便局に親しんでいただく。そうしてまた、
主婦の方に
貯金を深く理解をしていただく、そうして
貯蓄を増強していただく、こういうことを
考えております。そのほか、いろいろサービスの
向上とか、あるいは
郵便局の
貯金が
伸びておりますのは、
従事員の
諸君が非常に好調の波に乗って張り切っておりますので、さらにさらにその意欲を盛り立ててやっていただくということにも力を注いでおります。