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中島(巖)
委員 議事進行について
質問したいと思うのですが、会期も余すところわずかになっておるわけですが、現在会期延長の問題も出ております。大体の見通しでは、六月一ぱい会期延長になるのではないか、こういうように言われておるわけであります。そこで、
法案もだいぶ大詰めになってきましたけれども、新聞などで伝えられるところによると、新
河川法が近く
提出される、こういうような状況であります。それから最も遺憾なことは、建設大臣がなかなか
委員会に出席せぬ。おそらく昨年十二月始まってから建設大臣の出席した総時間数というものは、十時間以内くらいのものではないかと思う。そうしておいて、いろいろ大きな問題を新聞発表して、当
委員会をつんぼさじきに置いておる。また、与党の諸君の出席も非常に少ない。きょうは定数がそろわねば始めぬぞということで集まってみえた与党の
議員もごらんの通り非常に少ない。実に
国会というものが軽視されて、あるかないかわからぬような
状態になりつつあるのではないかと思う。これは実際建設
委員お互いの責任ではないかと思う。さらに来年度においては
道路整備五カ年
計画が改定される、あるいは治水十カ年
計画が改定される、こういうような
状態であるから、われわれも政府当局の意向も十分ただしたいし、また
国会の意思も政府に対して反映させて、新しい施策の中にこれを織り込むべきであると思う。それがこういうような空白空転
状態では、はなはだ遺憾だと思う。だからこの点、
委員長のほうで十分ひとつ考慮して、政府当局を相当鞭撻してもらわなければいかぬと思う。これができなければ、ぼくらも議運の問題として正式に取り上げたい、こういうふうに考えておるわけです。
それから、政務次官にお尋ねしますが、
河川法はいつごろ
提出するのか。今
国会でああいう重要
法案を上げるつもりで
提出するのか。この点と、さらに今後建設大臣の出席ができるのかできぬのか。
先ほども官房長に、新
住宅市街地開発法案に対して建設大臣が
内容を
説明しろと言ったら、どうしても出てこんならぬようなら出てきますというような答弁で、当然
委員会に出ぬものと考えておるような印象を受けたわけですが、これはもってのほかだと思う。ことに新
住宅市街地開発法案というようなものは、
内容に日本の
住宅政策の
一つの大きな政府としての政策——先買い権なんかを入れて、重大
法案である、政府の政策
法案であるというふうにぼくら考えておる。こういうように
委員会を軽視して、片方、新聞記者なんかに、新しい大きな政策をどんどん発表しておるということは、全く
国会軽視もはなはだしい。こういうふうに考えるわけであります。そこで政務次官に対する
質問は、ただいま申しましたように、
河川法はいつ
提出できるのか、あの大
法案を会期末に出して今
国会で成立する考えなのかどうか。それから、今後大臣は出席できるのかどうか。この二点を政務次官に
質問いたしたいと思います。