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1963-01-25 第43回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十八年一月二十五日(金曜日)    午後零時七分開議  出席委員    委員長 佐々木秀世君    理事 福永 健司君 理事 小平 久雄君    理事 久野 忠治君 理事 天野 公義君    理事 柳田 秀一君 理事 下平 正一君    理事 前田榮之助君       草野一郎平君    田邉 國男君       細田 吉藏君    安宅 常彦君       兒玉 末男君    武藤 山治君       佐々木良作君  委員外出席者         議     長 清瀬 一郎君         副  議  長 原 健三郎君         議     員 谷口善太郎君         事 務 総 長 山崎  高君     ————————————— 本日の会議に付した案件  特別委員会設置の件  議員阿部五郎逝去につき弔詞贈呈等の件  弔慰金支出の件  鉄道建設審議会委員選挙  昭和三十八年度本院予算要求の件  昭和三十七年度本院補正予算要求の件  昭和三十八年度裁判官訴追委員会予算要求の件  昭和三十八年度裁判官弾劾裁判所予算要求の件  本日の本会議議事等に関する件      ————◇—————
  2. 佐々木秀世

    佐々木委員長 これより会議を開きます。特別委員会設置の件についてでありますが、今国会におきましても、前国会通り委員四十人よりなる災害対策特別委員会委員おのおの二十五人よりなる公職選挙法改正に関する調査特別委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会及びオリンピック東京大会準備促進特別委員会の五特別委員会設置することとし、本日の本会議においてその設置を議決するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 佐々木秀世

    佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、委員四十人の各派割当数は、自由民主党二十六人、日本社会党十三人、民主社会党一人、また、委員二十五人の各派割当数は、自由民主党十六人、日本社会党八人、民主社会党一人と相なりますから、御了承願います。     —————————————
  4. 佐々木秀世

    佐々木委員長 次に、議員阿部五郎逝去につき弔詞贈呈の件についてでありますが、去る二十三日、徳島県選出の阿部五郎君が逝去されました。ここにつつしんで哀悼の意を表します。  つきましては、同君に対する弔詞贈呈の件でありますが、同君は、在職十年四ヵ月でありましたので、前例に従い、お手元配付いたしてあります通り特別弔詞を贈呈いたしたいと存じます。  一応、事務総長からその案文の朗読を求めます。
  5. 山崎高

    山崎事務総長 朗読いたします。  衆議院は多年憲政のため尽力された議員従四位勲二等阿部五郎君の長逝を哀悼しつつしんで弔詞をささげます
  6. 佐々木秀世

    佐々木委員長 それでは、弔詞文は、お手元案文通りとし、議長より贈呈していただき、追悼演説の行なわれる本会議において報告することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 佐々木秀世

    佐々木委員長 御異議なければ、さよう決定いたしました。
  8. 佐々木秀世

    佐々木委員長 次に、弔慰金支出の件についてでありますが、お手元配付国会予備金使用承認要求書にあります通り同君の御遺族に対し、歳費一ヵ年分の金額を弔慰金として本院予備経費から支出し、贈呈することを承認するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 佐々木秀世

    佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  10. 佐々木秀世

    佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
  11. 佐々木秀世

    佐々木委員長 次に、議員一同からの香典贈呈の件についてでありますが、同君の御遺族に対し、慣例によりまして、議員一同から一人五百円ずつ拠出願い、香典として贈呈することに相なっておりますので、御了承願います。     —————————————
  12. 佐々木秀世

    佐々木委員長 次に、鉄道建設審議会委員選挙についてでありますが、同審議会委員に、日本社会党から矢尾喜三郎君及び田中織之進君を推薦して参っております。  本件は、本日の本会議においてその選挙を行なうこととするに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 佐々木秀世

    佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、この選挙は、その手続を省略し、議長において指名することになっておりますので、御了承願います。     —————————————
  14. 佐々木秀世

    佐々木委員長 次に、昭和三十八年度本院予算要求等の件についてでありますが、庶務小委員長から報告のため発言を求められております。これを許します。小平久雄君。     —————————————
  15. 佐々木秀世

    佐々木委員長 次に、昭和三十八年度本院予算要求等の件についてでありますが、庶務小委員長から報告のため発言を求められております。これを許します。小平久雄君。  昭和三十八年度衆議院予定経費要求  書  〔本号末尾掲載〕     —————————————
  16. 小平久雄

    小平委員 まず、昭和三十八年度における衆議院歳出予算要求について御説明申し上げます。  昭和三十八年度の衆議院予定経費要求額は五十二億五千百五十七万八千円でありまして、これを前年度予算額四十二億七千九百二十八万円に比較いたしますと、九億七千二百二十九万八千円の増加となっております。  要求額のおもなものについて概略の御説明を申し上げますと、その第一は、国会運営に必要な経費でありまして、四十三億七百九十四万三千円を計上いたしております。この経費議員議員秘書及び職員給与に関する経費旅費議案類印刷費光熱水料通信費等事務費及び議員会館議員宿舎等維持管理に必要な経費でありまして、前年度に比し八億六千百四十三万二千円の増加となっております。  そのうち前年度予算と異なっているおもなものについて申し上げますと、まず議員及び議員秘書待遇関係でありまして議員歳費月額を十八万円とし、審査雑費月額を四万五千円といたしました。また、従来の議員秘書給料月額三万五千九百円とし、新たに議員秘書閉会雑費を設け、その月額を六千七百五十円といたしました。さらに秘書一名を増員し、その給料月額を一万八千百三十円とし、その他の諸雑費は従来の秘書同額として計上いたしました。  次は、自動車の購入及び更新でございますが、新規購入三台分、交換三十台分として二千九百七十万円が計上いたしてあります。  次に、議員海外派遣に必要な外国旅費として五千九百万円を計上いたしました。これは列国議会同盟関係欧米各国議会制度調査議長外国訪問等に要する経費であります。  次に、新議員会館の竣工に伴う初度設備費といたしまして八千六百七十六万三千円が計上いたしてあります。  以上のほか、事務局及び法制局職員給与改定新規増員五十三人分及びその他の必要経費が計上いたしてあります。  第二は、営繕工事に必要な経費として九億三千六百六十三万五千円を計上いたしておりますが、このうちおもなものは、議員会館の新営費六億三千九百十二万六千円、議員会館営関連施設費に七千四百七十六万七千円、衆参両院共同特別高圧変電施設建設費一億三千五百万円、同電力引込費二千四百万円及び赤坂議員宿舎改築費四千二百六十八万円となっております。  なお、歳出予算のほかに、新議員会館冷房機械等設備費といたしまして一億一千万円の国庫債務負担行為要求しております。  第三は、国会予備金に必要な経費として前年度と同額の七百万円を計上いたしております。  次に、昭和三十七年度衆議院予定経費補正要求について御説明申し上げます。  今回の補正要求額追加額一億六千百九十三万七千円でありまして、これをすでに成立しております昭和三十七年度予算額四十二億七千九百二十八万円に加えますと、四十四億四千百二十一万七千円となります。  追加額は、第四十一回及び第四十二回臨時国会開会のための必要経費その他でありまして、そのおもな費目は、滞在雑費議案類印刷費等であります。  右両件は、本日の庶務小委員会において全会一致をもって決定されたものでありますから、どうぞよろしくお願いいたします。
  17. 佐々木秀世

    佐々木委員長 ただいまの庶務小委員長の御報告に対し、何か御発言はありませんか。
  18. 谷口善太郎

    谷口議員 これまた私だけ発言して、えらい済みませんが、例の歳費値上げの問題は、この予算案できまることになりますか。
  19. 佐々木秀世

    佐々木委員長 いや、予算の方だけで、予算委員会においてやります。
  20. 小平久雄

    小平委員 法律案は別です。
  21. 福永健司

    福永委員 法律案はまだできていない。
  22. 谷口善太郎

    谷口議員 法律案はまたあとに出ますか。
  23. 佐々木秀世

    佐々木委員長 ええ。
  24. 谷口善太郎

    谷口議員 そのときでもいいが、新聞に報道されていたのだが、そこらの内容をもう少し具体的にわかるように御説明願えませんか。
  25. 佐々木秀世

    佐々木委員長 それでは、その法案を出すときに庶務小で御説明申し上げます。
  26. 谷口善太郎

    谷口議員 そうですか、それではそうしていただきます。
  27. 佐々木秀世

    佐々木委員長 それでは、昭和三十八年度本院予定経費要求及び昭和三十七年度本院予定経費補正要求につきましては、ただいまの庶務小委員長の御報告通り決定するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  28. 佐々木秀世

    佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  29. 佐々木秀世

  30. 山崎高

    山崎事務総長 裁判官訴追委員会予算につきまして御説明申し上げます。  裁判官訴追委員会における昭和三十八年度歳出予定経費要求額は、千八十八万七千円でありまして、これを前年度予算額九百七十一万七千円に比較いたしますと、百十七万円の増加となっております。  この経費は、裁判官訴追委員会における委員長職務雑費及び事務局職員給与に関する経費並びに訴追事案審査に要する旅費その他の事務費でありまして、前年度に比し増加となっておりますもののうちおもなものは、職員俸給等増加によるものでございます。  次に、昭和三十八年度裁判官弾劾裁判所歳出予算要求額について御説明申し上げます。  その要求額は一千二百二十三万九千円でありまして、これを前年度予算額一千百三十五万三千円に比較いたしますと、八十八万六千円の増加となっております。  これは人件費等給与改定に基づく自然増加によるものでありますが、事項別に御説明申し上げますと、まず、裁判官弾劾裁判所運営に必要な経費といたしまして一千百六十六万七千円を計上しております。  次に、裁判に必要な経費として五十七万二千円を計上いたしております。これは裁判官弾劾法に基づく裁判官弾劾裁判に必要な旅費庁費等であります。  以上、御説明申し上げました。  何とぞよろしく御審議願います。
  31. 佐々木秀世

    佐々木委員長 それでは、昭和三十八年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所予定経費要求につきましては、お手元配付印刷物通り決定し、裁判官弾劾法第四条の二の規定による勧告は今回は付さないで議長に送付することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  32. 佐々木秀世

    佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  33. 佐々木秀世

    佐々木委員長 次に、国務大臣演説に対する質疑は、去る二十三日の委員会で御決定願いました通り、まず日本社会党成田知巳君、次に自由民主党賀屋興宣君が行なうことになっております。  なお、質疑者要求大臣は、お手元配付印刷物通りであります。     —————————————
  34. 佐々木秀世

    佐々木委員長 次に、本日の本会議議事順序について事務総長説明を求めます。
  35. 山崎高

    山崎事務総長 まず、特別委員会設置の件につきまして御決定願いたいと思います。次に、鉄道建設審議会委員選挙でございますが、ただいま御決定の通り議長の指名によって御決定願いたいと思います。次に、質疑でございまして、ただいま御決定願いました通り成田さん、次に賀屋さんの順序でございます。
  36. 佐々木秀世

    佐々木委員長 それでは、本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会することといたします。     —————————————
  37. 佐々木秀世

    佐々木委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明二十六日午後一時から開会し、本日に引き続き国務大臣演説に対する質疑を行ないます。  次に、次回の委員会は、明二十六日午前十一時理事会理事会散会委員会を開会することといたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後零時二十分散会      ————◇—————