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1962-12-12 第42回国会 衆議院 決算委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    国会召集日日昭和三十七年十二月八日)(土 曜日)(午前零時現在)における本委員は、次の 通りである。    委員長 津雲 國利君    理事 荒舩清十郎君 理事 木村 公平君    理事 鈴木 仙八君 理事 田中 彰治君    理事 三和 精一君 理事 勝澤 芳雄君    理事 西村 力弥君       久保田藤麿君    椎名悦三郎君       鈴木 正吾君    濱田 正信君       福田 赳夫君    藤井 勝志君       古井 吉實君   山口喜久一郎君       山本 猛夫君    久保 三郎君       芳賀  貢君    森本  靖君       古賀  了君 昭和三十七年十二月十二日(水曜日)    午前十時四十二分開議  出席委員    委員長 津雲 國利君    理事 木村 公平君 理事 鈴木 仙八君    理事 勝澤 芳雄君 理事 西村 力弥君    理事 芳賀  貢君       久保田藤麿君    椎名悦三郎君       鈴木 正吾君    濱田 正信君      山口喜久一郎君    山本 猛夫君       森本  靖君  委員外出席者         専  門  員 黒田 久太君     ————————————— 十二月十一日  委員藤井勝志君及び芳賀貢辞任につき、その  補欠として水田三喜男君及び横路節雄君が議長  の指名委員に選任された。 同日  委員横路節雄辞任につき、その補欠として芳  賀貢君が議長指名委員に選任された。 同月十二日  理事小川豊明君十一月十七日死去につき、その  補欠として芳賀貢君が理事に当選した。     ————————————— 十二月八日  昭和三十五年度一般会計歳入歳出決算  昭和三十五年度特別会計歳入歳出決算  昭和三十五年度国税収納金整理資金受払計算書  昭和三十五年度政府関係機関決算書  昭和三十五年度国有財産増減及び現在額総計算  書  昭和三十五年度国有財産無償貸付状況計算書  昭和三十五年度物品増減及び現在額総計算書 は本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した案件  理事補欠選任  国政調査承認要求に関する件
  2. 津雲國利

    津雲委員長 これより会議を開きます。  まず理事補欠選任に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、理事小川豊明君が死去せられましたので、理事が一名欠員となっております。この補欠選任につきましては、先例により委員長において指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 津雲國利

    津雲委員長 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。芳賀貢君を理事指名いたします。      ————◇—————
  4. 津雲國利

    津雲委員長 次に、国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。  御承知の通り衆議院規則第九十四条の規定により、常任委員会は会期中に限り議長承認を得てその所管に属する事項につき国政に関する調査をすることができることになっております。  つきましては、本委員会におきましても、先国会同様決算の適正を期するため  一、歳入歳出の実況に関する事項  二、国有財産増減及び現況に関する事項  三、政府関係機関の経理に関する事項  四、公団等国資本金の二分の一以上を出資している法人会計に関する事項  五、国または公社が直接または間接に補助金奨励金助成金等を交付し、または貸付金損失補償等財政援助を与えているものの会計に関する事項  六、国会決算審査に関する事項  以上の各事項について、国政調査を行なうこととし、その旨議長に対し承認を求めたいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 津雲國利

    津雲委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。     —————————————
  6. 津雲國利

    津雲委員長 この際資料要求等について発言を求められております。これを許します。西村力弥君。
  7. 西村力弥

    西村(力)委員 今国会石炭国会だとまでいわれている。そういう面で非常に重要な国会でありまするが、この石炭問題がこういう工合に表面化してきたのは、エネルギー構造の変革、そういうところからきておる、こういわれるけれども、それは一面確かにその通りでありまするが、しかしその石炭経営にあたっての今まで戦後の経過をたどってみて、石炭経営者の面において、あるいは政府施策の面において、責任というものがやはりないとは言えないではないか、こう考えるわけなのでございます。しかも現実には、復金以来の融資や何かについても、まだまだ返済がされないままに放置されておる、こういうようなこともありますし、この石炭の問題について資料を出していただいて、その点を本委員会の審議の場に乗せていきたい、かように考えまして、今から資料要求をしたいと思います。  第一は、開発銀行石炭産業に対する融資の問題でありますが、その一番目は、復金時代からの年度別融資額及び累計見返り資金からの分を含む)、二番目は、同じく復金時代からの返済額及び同累計、三番目は、その融資返済残額、こういうふうな資料であります。  二番目は、大手各社——これは十八社と今のところなっておりますが——及び中小炭鉱別融資の件数、それから対象の内容、それについて、資付額返済額融資残額年度別にずっと出してもらいたい。  それから次は、石炭合理化事業団というものが現在できておりまして、特殊法人としての事業の運営に当たっておるわけですが、これが発足して現在までの、一番目は、買収業務進捗状況を別に出してもらいたい。それに付随して買収炭鉱離職者に対する措置はどういう工合になされておるか、それから、買収したその鉱業施設の処理をいかに行なっておるかということ、三番目は、近代化資金貸付業務というものはどういう形で進められて、実績はどうなっておるのかということ。  それから、現在まで行なわれてきた石炭産業に対する保護施策について、一つ炭鉱買い上げ資金補助、これは三十五年ごろにやったわけでありますが、これはどういうものなのか、二番目は、エロア資金によって米国から炭鉱の掘進機やその他を購入した、これは昭和二十六年ごろでありますが、これに対してどういう保護施策をとったか。大体これは買ってはみたものの、何も使用ができなかったということになっておるのですが、それを買うにあたっては、政府税制面その他における保護措置があるわけであります。その点と、その他の保護施策が終戦後とられたならば、そのことも加えまして、そういう工合一つ資料を提供してもらいたいと思うわけなんでございます。  通産省の係官の出席を求めたらまだ参りませんが、委員長の方でしかるべく、的確な資料が早急に出るように、御手配を願いたいと思います。
  8. 津雲國利

    津雲委員長 西村君の要求につきましては、委員長においてしかるべく善処いたします。  本日はこの程度にとどめ、直ちに理事会を開会することとして、散会いたします。   午前十時五十分散会