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亀田得治君 まだいろいろあるわけですが、もう四時近くになりましたので、一応ちょっと中止したいと思いますが、ただこの際、
参考人または証人として若干の人を呼んでいただきたいと思います。これは前
国会でも申し上げまして保留になっておるわけなんですが、もう一度申し上げますと、関西スズライトの児玉啓、それから
木村宏、この二人をぜひこれは私は証人として呼んでほしい。と申し上げますのは、きょう御
質疑願ったような状態でありまして、国税庁としてはほんとうの調べをやっておらない。そして反証が出ればさらに、これは当然なことですが、長官は考える、こういうことですから、反証という以上は、やはりここで宣誓をさせて、そうして事態を明らかにさせる、うそをつけばこれは処罰されるわけですから。そういうふうに
お願いをしたいと思うのです。こういう問題で証人を呼ぶというようなことはきわめて異例かもしれませんが、しかし、税務行政を公正に進めていくというためには、私は
国会としてここまでの強い国政
調査を当然やるべきものだというふうに考えて、この二人を
参考人じゃなしに証人としてぜひ呼んでもらいたい。
それからあと、
参考人として、運輸省の本省の
原田係長、それからこれは名古屋の陸運局ですが、飯塚課長、福岡係長、鈴木技官、この三名をひとつ
参考人として呼んでもらいたい。これは当初にこういうあいまいな申請をして、そうして運輸省の係官というものを間違った判断をさせているわけですが、これは、私たちの見方としては、間違うはずがない、こういうふうに見ているわけなんです。これは間接に車輌課長の意見を聞いていてもはっきりしませんから、本人に十分確かめてみたい。間違うはずのないものを、それをわざわざストッパーのあることを無視して、そうして貨物車と認定したところに問題の発端があるわけです。このような運輸行政というものは、今後繰り返してもらっちゃ困る。そういう意味で、その責任者ですね、現場に立ち会ったこれら四名の人たちは、これをぜひ
参考人として呼んでもらって、事態をもう少し明らかにしたい。
で、本件に関連して、鈴木自動車の、たとえばスズライトTL型の保安問題とか、あるいは代理店契約の問題等もいろいろあるわけです。代理店契約の問題というのは、一年契約の代理店をやっているわけです。そのために全国の代理店、これは鈴木だけじゃないと思いますが、結局一年契約ですから、契約の切りかえ時期にいろいろな条件というものを持ち込まれるわけです。例の下請
企業の問題等については、若干
国会でも立法がされている。しかし、この代理店の保護という点については、全く野放しになっているわけです。いろいろな問題が、この問題を契機に出ているわけです。代理店といいましても、ただついでに鈴木の車を扱うという代理店なら、これはたいしたことないですが、大体それを専門に扱っていくという代理店になれば、やはり店のかまえ等もちゃんと
投資して、金を寝かすわけです。一年でそれが終わりだということでは、これはたいへんなことなんです。今では、常識ですが、たとえば土地なり建物を一年契約ということはあり得ないわけです。もし一年でほんとに切れるというならば、たとえば代理店で人を雇う場合にも、お前さん一年だぞという条件で人を雇わなければならぬ。そんなばかなことはあり得ない。だから、そういう問題等も代理店契約に関連していろいろ出ているわけなんでして、そういう関連事項等も、これは
中小企業庁長官などを呼んで具体的に追及したい点もたくさんあるわけですが、時間もないので、一応そういう問題等も次回に回しますが、とりあえず本日の
質疑を通じて非常に問題になりました点についての証人並びに
参考人を次回にぜひ呼んでもらいたい。これはひとつ
委員長、理事に特に御検討を
お願いいたします。