○
森本委員 それは、郵政省としては
予備免許した以上は、まとまるという自信があって
予備免許をおろしたということになると思いますが、それなら福島の場合もまとまるといって自信があって
免許をおろした。ところが福島の場合は、私がここで六年越しに
質問をしてやっとまとまった。まとまったときには、どういう形でまとまったかさっぱりわからぬ。これは郵政省は御承知だろうと思いますが、そういう
経過になっておるわけです。だからこれも郵政省にまかせておけば、一体いつになったらまとまるかわからぬ。郵政省よりはほど遠いところで、どこかで
話し合いがつけばすぐまとまる、こういう形では一体郵政省は何をしておるか。机の上で書類の上に字を書いておるだけだ。
〔
委員長退席、大高
委員長代理着席〕
あとはずっとえらい人がどこか陰でやっておるという形で
電波行政が側面的に見ると見受けられる。そういうことであってはならぬということを私は強調したいわけであります。何も
岐阜の問題をとってこの問題だけを追及しているわけではありません。ややもすると、
電波行政というものは、今の私の質疑応答を聞いておって、だれしもそういう感じを抱くだろうと思う。だからそういう感じが抱かれないように、今後の
電波行政と
予備免許というような重要な問題についてはやってもらいたい、こういうことであります。政務次官がこれはお説ごもっともでは、なかなか片がつかぬ問題であります。非常に重要な問題でありますから、今後はそういうふうな、いわゆる政治的な問題に支配せられずに、郵政省が郵政省としての判断と詳細な、正確な資料とデータによってこの
免許をおろすという形のものをとっていかなければならぬ。その郵政省のやり方に対しまして、悪いときには、当然
電波監理審議会で批判を受けましょうし、あるいは場合によっては当
委員会としては
行政監督権を発動して、そういう場合については
委員会を通じて
質問をする、こういう場合もあるわけでありますけれども、いずれにいたしましても、その過程に来るまでに、あらゆる人々の技量、手腕に左右せられずに、まじめにやっていただきたいということを私は特に要望しておきたいと思います。あなたの方でこれが必ず
予備免許が
効力を発する、こういうように解釈しておる、こういうことでありますが、それは間違いございませんか。もう一ぺん政務次官に聞いておきます。