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清澤俊英君 あなたのおっしゃっているところを聞きますと、ちょっとどうもお伺いしていることとお答えがちょっとずれているようです。私はしろうとでわからないのですから、だから無理なことをお伺いするかもしれませんから、その点腹の中に置いてもらって
答弁してもらわないといけないと思う。とにかくこの地方
競馬全国協会というものを、四億で運営していく。そうすると、その運営費というものが、大体二億足らずと、さっき一億八千幾らと言われている。それくらいかかるだろうと私は思うのだ。そうすると、四億しかないのに二億足らずのものを出すから、あと二億しかないのです。これが私の第一なんです。そうして、しかもそれを分ける際には、いろいろのことを言われているけれども、これが一番先に、趣旨が私わからないのがそれなんです。
競馬をやっておる県にはやらないでいいでしょう。これは吸い上げておって、
競馬等をやらない県へまずまくんだと、こういうお話なんだが、二億くらいのものをまいても何にもならぬのじやないかということが
一つなんです。大騒ぎをやって……。それが
一つですよ〔まだありますよ。私はほかに言うことはあるけれども、この点は言うのです。大体この二億のものを
競馬をやらない県に分けるのは、どうして分ける、こう聞いているのです。集まってくるものはわずか十名の学識経験者であり、大体施行者が集まってきているわけです。あと十五名は、あなたさっきそう言ったでしょう、評
議員というのはそれなんだと。そうしますと、時によると非常に不公平も出てくるであろうし、大体この
法律をずっと、本案を読んで見ますと、馬のほうに第一の力点が置かれているわけなんだ。馬に置かれているのです、力点が。第二番目に、ただ小さくそのあとへ畜産等にというのだ、あなた
考え違いをしておる。この
法律を読んでみますと、結局すれば社会福祉というものはないですよ。この協会の中にはない、わからないですか。私はその点をお伺いしている。わずか一億円くらいのものを、馬は関係者ですから、関係団体が一番よく知っているから、これは分けられると思うのです。畜産にどれだけ向けられるのか、ぎょうぎょうしく
法律に書いて、いかにもごもっともらしいことを掲げるけれども、実際はそこまでいっていないのじゃないですか。それがはね返ってきての私の
質問としては、こういう場合特殊地帯、四億円以上は川崎、三億円以上は船橋、二億円以上は名古屋、浦和、一億円以上は中京、それからあと、まあ二つは、あまりこまかくてわからぬから略しておきますけれども、こういうところでうんとあるのになぜ取らないのですか。この初めての計画は、同じでありましたならば、計画でない
考え方が、ほんとうにやろうとすれは「これだけの金を出しておくということのできる、できるところから集めてきて、馬の全部に均霑させるというならば話はわかるけれども、四百三十五億、六億からある利益の中から三億三千六百万円、これは切り上げてみな言うているのですけれども、わずかほんの一割足らずのものを集めてくる、これじゃおかしいじゃないかと言うのですよ。初志が本物でありますならば、この五〇%くらい何とか取ってまくことを
考えたらいいじゃないか、こういう私の行き方なんです。そうもいきますまいけれども、私はそう
考える。