○
政府委員(
村田豊三君)
事件の
善後措置につきまして、
水産庁の
関係方面にはそれぞれの連絡なり、あっせんなりの
処置はとって参っておりますけれ
ども、これはよく御
承知のように、直接的には、
本件の両
当事者でありまする
イーグル・
コリア号と直接
被害を受けました
漁民側の代表のそれぞれの弁護士の問で、ただいまこの
善後措置についての具体的な
話し合いが進められつつあるようでございまして、これらにつきましては、直接
賠償関係の問題はこの両
当事者で解決されるのが本筋でもございますので、それはそれとして、両
当事者のほかに第三者を加えるという話も両
当事者間で
話し合いが進んでおることも
承知をいたしておりまするが、それはそれとして、ただいま
話し合いが進んでいるということを
承知いたしておるのであります。もちろん、それだけでこの問題が全部片づいたわけではございませんので、
損害賠償の問題を離れましても、あれだけ
被害を受けました
漁民の立ち上がりのためのいろんな
対策が必要でございます。それらの
対策につきましては、いち早く
県当局でも相当な具体的な
対策を立てつつ、ただいまいろんな計画が進んでおりまするし、必要に応じてまた国といたしましても県とも連絡をよくとりました上で、国としてもとるべき
処置が必要な場合にはそれも考慮して参らなければならぬ、かように考えておる次第であります。