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1962-03-31 第40回国会 参議院 議院運営委員会 第18号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十七年三月三十一日(土曜日)    午後二時十四分開会     —————————————    委員の異動 三月二十六日委員豊瀬禎一君及び安田 敏雄辞任につき、その補欠として成 瀬幡治君及び小柳勇君を議長において 指名した。 三月三十日委員鹿島俊雄君及び小柳勇辞任につき、その補欠として野本品 吉君及び安田敏雄君を議長において指 名した。 三月三十一日委員野本品吉君及び成瀬 幡治辞任につき、その補欠として上 林忠次君及び豊瀬禎一君を議長におい て指名した。     —————————————  出席者は左の通り。    委員長     宮澤 喜一君    理事            田中 茂穂君            鍋島 直紹君            岡  三郎君            米田  勲君            天田 勝正君            小平 芳平君            杉山 昌作君    委員            天埜 良吉君            北畠 教真君            佐野  廣君            徳永 正利君            松野 孝一君         —————    議   長   松野 鶴平君    副 議 長   平井 太郎君         —————   事務局側    事 務 総 長 河野 義克君    事 務 次 長 宮坂 完孝君    議 事 部 長 海保 勇三君    委 員 部 長 岸田  実君    委員部部長  若江 幾造君    記 録 部 長 佐藤 忠雄君    警 務 部 長 渡辺  猛君    庶 務 部 長 小沢 俊郎君    管 理 部 長 佐藤 吉弘君    管理部部長  浅井亀次郎君    渉 外 部 長 森  純造君   法制局側    法 制 局 長 斎藤 朔郎君     —————————————   本日の会議に付した案件 ○国会議員歳費旅費及び手当等に  関する法律等の一部を改正する法律  案(衆議院提出) ○国会議員歳費旅費及び手当等支  給規程の一部改正に関する件 ○国会議員公務上の災害に対する補  償等に関する規程に関する件 ○国会議員秘書公務上の災害に対  する補償等に関する規程に関する件 ○国会議員秘書退職手当支給規程  に関する件 ○参議院事務局職員定員規程の一部改  正に関する件 ○参議院法制局職員定員規程の一部改  正に関する件 ○裁判官弾劾裁判所裁判員旅費及び職  務雑費支給規程の一部改正に関する  件 ○裁判官訴追委員旅費及び職務雑費支  給規程改正に関する件 ○議員外国派遣に関する件 ○常任委員会専門員任用の作 ○職員に対する賄雑費支給に関する  件     —————————————
  2. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 議院運営委員会開会いたします。  まず、国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案衆議院提出)を議題といたします。  事務総長から本案内容について説明を願います。
  3. 河野義克

    事務総長河野義克君) ただいま議題となりました法律案は、国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律外五件の法律改正内容とするものであり、衆議院から提出されたものでありますが、便宜私からその内容を御説明申し上げます。  改正の第一点は、国会議員が受ける通信費月額国会役員議会雑費日額国会閉会委員会審査を行なう場合の委員審査雑費月額、並びに国会における各会派に対する立法事務費月額を改訂するものであります。  その第二点は、新たに公務上の災害を受けた議員に対する補償制度を設け、これに関連して特別弔慰金支給に関し所要改正を加えるとともに、本制度国会議員互助年金法に規定する公務傷病年金遺族扶助年金制度との間に所要の調整を行なっております。  第三点は、議員秘書滞在雑費日額を改訂するとともに、議員秘書に対し新たに退職手当制度を設けたことであります。  第四点は、議院に出頭する証人等旅費及び日当に関する法律改正し、職務関係証人となった公庫、公団その他政府出資特殊法人で、議長の定めるものの役職員は、公共企業体役職員と同様に、その旅費及び日当支給しないことにいたそうとするものであります。  以上が本案の大要でございますが、なお、議員公務上の災害に対する補償及び議員秘書退職手当支給の細則につきましては、両院議長が協議してこれを定めることになっております。
  4. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 御質疑のおありの方は御発言を願います。  別に御発言がなければ、討論に入ります。御発言はございませんか。  別に御発言がなければ、本案について採決をいたします。  本案衆議院提出の原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を願います。   〔賛成者挙手
  5. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 全会一致と認めます。よって本案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、議長に提出する審査報告書の作成につきましては、慣例により委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
  7. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 次に、  国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一部改正に関する件、  国会議員公務上の災害に対する補償等に関する規程に関する件、  国会議員秘書公務上の災害に対する補償等に関する規程に関する件、並びに  国会議員秘書退職手当支給規程に関する件、  以上一括して議題といたします。  事務総長説明を求めます。
  8. 河野義克

    事務総長河野義克君) ただいま議題となりました各規程案は、主としてただいま決定されました国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律等改正に伴うものでございまして、その詳細につきましては、お手元資料により御承知願うことにいたしまして、以下そのおもなものについて御説明申し上げます。  まず、国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一部を改正する規程案についてでありますが、これは、議員の応召、帰郷及び派遣旅費日額、並びに議会雑費日額を改訂するとともに、弔慰金及び特別弔慰金を受ける遺族順位を、災害補償法遺族補償を受ける遺族順位と同様に改めようとするものであります。     —————————————  次に、国会議員公務上の災害に対する補償等に関する規程案について申し上げます。本規程案におきましては、議員公務上の災害とは、議員として遂行すべき職務に起因し、または当該職務相当因果関係をもって発生した負傷、疾病、廃疾または死亡をいうものと定め、公務上の災害に対する認定基準、その他補償実施等につき必要な事項については、国家公務員災害補償法において定める一般職職員の例によることとするとともに、特に必要な手続等を規定いたしているものであります。  国会議員秘書公務上の災害に対する補償等に関する規程案につきましても、その趣旨において議員の場合と全く同様でございます。  なお、補償実施につき異議ある者に対する再審査のための災害補償審査委員会の組織及び議事手続等につきましては、議員及び秘書、各別に、各議院議長が定めることにいたしておりますが、その内容につきましては、お手元資料によりごらん願いたいと存じます。     —————————————  最後に、国会議員秘書退職手当支給規程について申し上げます。  本規程におきましては、議員秘書が六カ月以上勤務し、退職した場合に、退職手当支給することに定め、秘書特殊性にかんがみ、勤続期間の計算、退職手当の種類及び額、また所要経過措置等について特に規定するほか、その実施に関し必要な事項は、国家公務員等退職手当法に定める政府職員の例によることといたしております。  以上でございます。
  9. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 本件につきましては、ただいま説明のとおり決定することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
  11. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 次に、参議院事務局職員定員規程の一部改正に関する件、並びに  参議院法制局職員定員規程の一部改正に関する件、  以上一括して議題といたします。  事務総長説明を求めます。
  12. 河野義克

    事務総長河野義克君) まず、参議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案につきまして御説明いたします。  今回、常勤職員十五人及び日々雇用の臨時職員三十七人を定員化するとともに、新規に十人を増員いたしまして、現行参議院事務局職員定員千百四人を千百六十六人に改めようとするものでございます。  以上の改正につきましては、附則により昭和三十七年四月一日から施行いたすことになっておりますが、新規増員の十人につきましては、予算の関係上七月一月から改められることになっております。     —————————————  次に、参議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案について、便宜説明申し上げます。  本年七月一日から、職員定員を一名増員し、現行定員七十人を七十一人に改めようとするものでありまして、これは専任の部長を置くためのものでございます。  何とぞ御承認をお願いいたします。
  13. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 本件につきましては、ただいま説明のとおり承認することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
  15. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 次に、  裁判官弾劾裁判所裁判員旅費及び職務雑費支給規程の一部改正に関する件、並びに  裁判官訴追委員旅費及び職務雑費支給規程改正に関する件、  以上を一括して議題といたします。  事務総長説明を求めます。
  16. 河野義克

    事務総長河野義克君) 両件につきまして、便宜私から御説明を申し上げます。  本件は、裁判官弾劾裁判所裁判員または裁判官訴追委員国会閉会中その職務を行なった場合に受ける職務雑費日額、並びに訴追委員会委員長国会開会中において受ける職務雑費日額を改訂するとともに、その他規定を整備しようとするものでございます。
  17. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 本件につきましては、ただいま説明のとおり決定することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
  19. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 次に、議員外国派遣に関する件を議題といたします。  理事会において協議いたしました結果、来たる四月二十三日から同月二十九日までの一週間、ローマにおいて開催の列国議会同盟一九六二年度春季会議に出席するため、議員二名を派遣することとし、その会派に対する割当は、自由民主党及び日本社会党おのおの一名とすることに意見が一致いたしました。  右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  20. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、派遣議員といたしましては、鈴木恭一君及び武内五郎君が推薦されておりますので、御報告をいたしておきます。     —————————————
  21. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 次に、常任委員会専門員任用の件を議題といたします。  事務総長説明を求めます。
  22. 河野義克

    事務総長河野義克君) 逓信委員会専門員勝矢和三君は、かねて一身上の都合により退職を申し出られておったのでありますが、逓信委員会委員長におかれては、その後任について理事等と数度の協議をせられました結果、現在同委員会調査員倉沢岩雄君を専門員に推薦をしてこられました。よって、私といたしましても、本委員会の御承認を得て同君を逓信委員会専門員に任命いたしたいと存じますので、御承認をお願いいたします。
  23. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 本件承認することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  24. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
  25. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 次に、職員に対する賄雑費支給に関する件を議題といたします。  事務総長説明を求めます。
  26. 河野義克

    事務総長河野義克君) 国会職員に対しましては、国会職員給与等に関する規程第十三条によりまして、議長議院運営委員会に諮って賄雑費支給することができることになっております。例年、年度末前後に一回これを支給いたしておるのでありますが、本年も例年の例にならいまして支給いたしたいと存じます。  また、国会図書館、裁判官弾劾裁判所及び裁判官訴追委員会職員に対しても、賄雑費支給いたしたいと存じますので、何とぞ御承認をお願いいたします。
  27. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 本件につきましては、ただいま説明のとおり承認することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  28. 宮澤喜一

    委員長宮澤喜一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  暫時休憩いたします。    午後二時二十五分休憩   〔休憩開会に至らなかった〕      ——————————