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1962-02-22 第40回国会 衆議院 本会議 第14号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
三十七年二月二十二日(木曜日)
—————————————
議事日程
第十二号
昭和
三十七年二月二十二日 午後二時
開議
第一
警察法
の一部を
改正
する法
律案
(
内閣提出
) 第二
郵便切手類売さばき所
及び
印紙売さばき所
に関する
法律
の 一部を
改正
する
法律案
(
内閣提
出) 第三
商工組合中央金庫法等
の一 部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
) 第四
中小企業信用保険法
の一部 を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)
—————————————
○本日の
会議
に付した案件
日程
第一
警察法
の一部を
改正
す る
法律案
(
内閣提出
)
日程
第二
郵便切手類売さばき所
及び
印紙売さばき所
に関する法 律の一部を
改正
する
法律案
(内
閣提出
)
日程
第三
商工組合中央金庫法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣
提出
)
日程
第四
中小企業信用保険法
の 一部を
改正
する
法律案
(
内閣提
出) 午後二時八分
開議
原健三郎
1
○副
議長
(
原健三郎
君) これより
会議
を開きます。
————◇—————
日程
第一
警察法
の一部を
改正
す る
法律案
(
内閣提出
)
原健三郎
2
○副
議長
(
原健三郎
君)
日程
第一、
警察法
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
—————————————
原健三郎
3
○副
議長
(
原健三郎
君)
委員長
の
報告
を求めます。
地方行政委員会理事高田富與
君。
—————————————
〔
報告書
は
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
高田富與
君
登壇
〕
高田富與
4
○
高田富與
君 ただいま
議題
となりました
警察法
の一部を
改正
する
法律案
について、
地方行政委員会
における
審査
の
経過
並びに結果の
概要
を御
報告
申し上げます。
本案
は、
警察庁
の
内部部局
につきまして、現下の
交通事情
と
交通警察
を所管する
保安局
の事務が著しく煩雑になりましたことにかんがみ、新たに
交通局
を設けまして、
交通警察
を所管せしめることと、
警察庁
の定員を十九名増員することとを
内容
とするものであります。
本案
は、一月三十一
日本委員会
に付託され、二月一日
安井国務大臣
より
提案理由
の
説明
を聞き、二月二十日、
質疑
を終了し、
採決
の結果、
全会一致
をもって
原案
の通り可決すべきものと決定したのであります。 右、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
原健三郎
5
○副
議長
(
原健三郎
君)
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は可決であります。
本案
を
委員長報告
の通り決するに
賛成
の諸君の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
原健三郎
6
○副
議長
(
原健三郎
君)
起立
多数。よって、
本案
は
委員長報告
の通り可決いたしました。
————◇—————
日程
第二
郵便切手類売
さ
ぱき所
及び
印紙売
さ
ぱき所
に関する法 律の一部を
改正
する
法律案
(内
閣提出
)
原健三郎
7
○副
議長
(
原健三郎
君)
日程
第二、
郵便切手類売さばき所
及び
印紙売さばき所
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
原健三郎
8
○副
議長
(
原健三郎
君)
委員長
の
報告
を求めます。
逓信委員長佐藤虎次郎
君。
—————————————
〔
報告書
は
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
佐藤虎次郎
君
登壇
〕
佐藤虎次郎
9
○
佐藤虎次郎
君 ただいま
議題
となりました
郵便切手類売さばき所
及び
印紙売さばき所
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
に関し、
逓信委員会
における
審査
の
経過
と結果とを御
報告
申し上げます。 この
法律案
は、去る二月十二日
内閣
から
提出
されたものでありますが、その趣旨とするところは、
郵便切手類
及び
印紙
の売りさばきに関し、労賃その他諸経費の
増加
及び売りさばきの実情にかんがみ、
郵政大臣
が売りさばき人に支払う売りさばき
手数料
の率を改定しようとするものでありまして、その
内容
といたしましては、 第一に、売りさばき人の
切手類等
の買い受け
月額
のうち、一万円以下のものに対する
手数料
の率を百分の七から百分の八に引き上げ、
手数料
の額の
増加
をはかったことであります。 第二に、売りさばき人の買い受け
月額
のうち、百万円をこえるものに対する
手数料
の率は、現行では一律に百分の一でありますが、これを百五十万円をこえるものに対しては、百分の〇・五に引き下げ、
手数料
の率の均衡をはかったことであります。 なお、
施行期日
は、本年四月一日となっております。
逓信委員会
におきましては、
本案
の付託を受けまして以来、
慎重審議
を続けたのでありますが、その状況は
会議録
に譲りたいと存じます。 かくして、
委員会
は二月二十一日
質疑
を終了し、討論を省略して直ちに
採決
の結果、
本案
は
全会一致
をもって
政府原案
の通り可決すべきものと議決いたした次第であります。 これをもって御
報告
を終わります。(
拍手
)
—————————————
原健三郎
10
○副
議長
(
原健三郎
君)
採決
いたします。
本案
は
委員長報告
の通り決するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
11
○副
議長
(
原健三郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長報告
の通り可決いたしました。
————◇—————
日程
第三
商工組合中央金庫法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣
提出
)
日程
第四
中小企業信用保険法
の 一部を
改正
する
法律案
(
内閣提
出)
原健三郎
12
○副
議長
(
原健三郎
君)
日程
第三、
商工組合中央金庫法等
の一部を
改正
する
法律案
、
日程
第四、
中小企業信用保険法
の一部を
改正
する
法律案
、右両案を一括して
議題
といたします。
原健三郎
13
○副
議長
(
原健三郎
君)
委員長
の
報告
を求めます。
商工委員会理事内田常雄
君。
—————————————
〔
報告書
は
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
内田常雄
君
登壇
〕
内田常雄
14
○
内田常雄
君 ただいま
議題
となりました
商工組合中央金庫法等
の一部を
改正
する
法律案
並びに
中小企業信用保険法
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、
商工委員会
における
審査
の
経過
並びに結果の
概要
を御
報告
申し上げます。
中小企業金融
の
円滑化
のためには、従来から
政府関係金融機関
の
資金源
の増強を通じて、
中小企業向け資金量
の増大をはかる
施策
と、
中小企業信用保険公庫
及び
信用保証協会
の
強化
による
信用補完制度
の充実をはかる
施策
とを中心とする
対策
が行なわれてきております。今回の二法案は、この
二つ
の
対策
を一そう拡充する
目的
をもって
提出
されたものであります。 まず、
商工組合中央金庫法等
の一部を
改正
する
法律案
について申し上げますと、この
法律案
は、
商工組合中央金庫法
と
中小企業信用保険公庫法
の
二つ
の
法律
についての
改正
をその
内容
といたしております。
商工組合中央金庫法
の
改正
の主眼は、同
金庫
に対する
政府出資
を
昭和
三十七年度において二十億円
増加
して、
資金量
の拡充をはかることにありますが、この
改正
によりまして、商工中金の
資本金
は、別に行なわれる
民間増資
をも合わせて、
昭和
三十七年度中に百二十八億円に達する予定であります。このほか今回の
改正
においては、
商工債券担保貸付等
を可能にして、
債券
の
市中消化
の促進を期し、なお、
輸出組合等
を新たに同
金庫
の
所属資格団体
として追加することといたしております。
中小企業信用保険公庫法
の
改正
は、同
公庫
に対する
政府出資
を、
昭和
三十七年度において二十五億円
増加
し、これを
信用保証協会
に対する
融資基金
に組み入れて、
信用保証協会
の
保証機能
の
強化
をはかり、これによって
中小企業者
の
市中金融機関
からの
資金調達力
を拡充しようとするものであります。 次に、
中小企業信用保険法
の一部を
改正
する
法律案
は、
中小企業者
の中でも特に
信用力
の乏しい小
企業者
に対する
小口融資
について、これが
保証
の
円滑化
を
目的
といたしております。すなわち、
中小企業信用保険
に
小口保険
の
制度
を新設し、小
企業者
一人当たり二十万円を限度として低料率の
保険契約
を、
中小企業信用保険公庫
と
信用保証協会
との間に締結し得ることとしようとするものであります。 これらの
二つ
の
法律案
は、一月二十六日及び一月三十一日当
委員会
に付託され、二月二日
提案理由
の
説明
を聴取し、その後数回の
審査
を重ね、二月二十一日に至り
質疑
を終了し、引き続き
採決
に付しましたところ、両案とも
全会一致
をもって可決すべきものと決した次第であります。 以上をもって御
報告
といたします。(
拍手
)
—————————————
原健三郎
15
○副
議長
(
原健三郎
君) 両案を一括して
採決
いたします。 両案は
委員長報告
の通り決するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
16
○副
議長
(
原健三郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、両案は
委員長報告
の通り可決いたしました。
————◇—————
原健三郎
17
○副
議長
(
原健三郎
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後二時十八分散会
————◇—————
出席国務大臣
通商産業大臣
佐藤
榮作君 郵 政 大 臣 迫水 久常君 国 務 大 臣
安井
謙君
————◇—————