○五島
委員 それから午前中から、ただいま連合
審査のときも融資年限等の問題について質問がございました。それで現在までは
中小企業の振興
資金等助成法によって五〇%
中小企業に無利子で援助する、そうしてそれは五カ年間を七年間に二年間延ばそうということで、あとの五〇%は
中小企業金融公庫あたりで貸してやって、そしてこれが
施設の万全を期すというようなことが答弁にあったわけですけれ
ども、われわれが聞くところによると、この
煤煙の
規制あるいは特定有害物資の
規制等々に対するところの
施設は、非常に腐りやすいということを聞いておる。事実今まで
施設をやったところの会社の係の人に聞いてみたら、五年間くらいで
煤煙の
規制の
施設は腐ってしまう、こういうことです。大体今まで実施されているのは大
企業に属します。これからやろうとするところは、大体
中小企業にもやってもらわなければ
国民の健康の保持ができませんから、そうすると五年くらいで腐ってしまうような
施設のためにこれを貸して、
中小企業はやはり力というものが総体的に弱うございますから、そうすると一度借りたがまだ返してしまわないうちに腐れて、また新たに
施設を入れかえなければならないというような問題も出てきましょう。あるいはさっき
小林委員が言われましたように、還元的に
硫黄を精製するような
施設もあるようでございます。ところが無水硫酸とか、ああいう化学薬品のアンプ等は、プロペラ等が二カ月か三カ月で腐されてしまうということです。そうすると日常の経費等だって相当かかるのじゃないか。五年間を七年間に二年間延長されたという親心はわかりますけれ
ども、融資をもっと長い
期間、たとえば十年間程度はやってやることがやはり親心ではないか、こういうように
考えますけれ
ども、この点について、
通産省が融資されるわけでしょうが——これはどっちが融資されるのですか。
厚生省がやられるのですか、
通産省がやられるのですか。もしも
通産省がやられるのだったら、その点についてどういうように
考えられているかという
考え方を、ここに明らかに聞いておきたいと思うのです。