○
小林(進)
委員 私もこの際、
政府側と
委員長と両方に一言
要望いたしておきたいと思うのであります。
この
災害特別委員会が開かれましてから、
提案理由の
説明その他について各
関係大臣がここにおいでになったことを、私寡聞にして知らない。大体は
政務次官が
最高にして、その他は
局長、
課長あたりが来てそうして
答弁その他
説明に当たられておるようであります。これは私は
災害に対する認識の問題、比重のとり方が非常に間違っていると思う。何か、三月中にも
予算を成立さして、支障ないように末端に回したいというような
理事会の打ち合わせがあったようでございますが、そういうようなことを事務的に処置して、各行政の
最高の地位におられる
大臣が、
災害に対して一体どういう心構えでいるのかということを承わらないで、事を事務的に処置していくなんというのは、
国会軽視もはなはだしいのであって、私はこれは了承できないと思う。その意味におきまして、これからまた
予算委員会も開かれまして
大臣もお忙しいと思いますけれども、これから開かれる
災害の
特別委員会は、少なくとも
大臣の御都合をまず
中心に考えていただいて、
大臣の出てこないようなそういう
災害特別委員会は、
国会の
権威を害しますから、軽率にお開きにならないようにしてもらいたい。
各省の方でもそうです。
政務次官をして
大臣の代弁をさして、
災害対策特別委員会はこれで間に合うだろうというような、悪く言えば、人をなめたような、そういうような
委員会の開催は私の方でお断わり申し上げますから、そういうように一つお考え願いたい。これは
各省に対する
要望であると同時に、
委員長に対する
要望でもありますので、
委員長の方でも十分考慮して、
権威のある
委員会を開いていただきたい。