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1962-03-29 第40回国会 衆議院 議院運営委員会 第27号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十七年三月二十九日(木曜日)    午前十一時五十六分開議  出席委員   委員長 福田 一君    理事 佐々木秀世君 理事 鈴木 正吾君    理事 塚原 俊郎君 理事 久野 忠治君    理事 周東 英雄君 理事 前田榮之助君       飯塚 定輔君    大野 市郎君       田邊 國男君    保岡 武久君       安宅 常彦君    武藤 山治君       佐々木良作君  委員外出席者         議     長 清瀬 一郎君         副  議  長 原 健三郎君         議     員 谷口善太郎君         事 務 総 長 山崎  高君   ───────────── 本日の会議に付した案件  庶務小委員長報告  国会議員歳費旅費及び手当等に  関する法律等の一部を改正する法律  案起草の件  衆議院事務局職員定員規定の一部を  改正する規程案起草の件  衆議院法制局職員定員規程の一部を  改正する規程案起草の件  国会議員歳費旅費及び手当等支  給規程の一部改正の件  国会議員公務上の災害に対する補  償等に関する規程制定の件  国会議員秘書退職手当支給規程  制定の件  国会議員秘書公務上の災害に対  する補償等に関する規程制定の件  裁判官訴追委員旅費及び職務雑費支  給規程改正の件  裁判官弾劾裁判所裁判員旅費及び職  務雑費支給規程の一部改正の件  賄雑費支給の件  図書館運営小委員長報告  国立国会図書館職員賄雑費支給の  件  事務局人事承認の件  常任委員会専門員等人事選考方  針に関する件  本日の本会議議事に関する件  次回の本会議等の件      ————◇—————
  2. 福田一

    福田委員長 これより会議を開きます。  この際、庶務小委員長から報告のため発言を求められております。これを許します。佐々木秀世君。
  3. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 昨日の庶務小委員会協議決定いたしました案件について、御報告いたします。  第一は、国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案であります。この法律案は、国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律のほか、国会における各会派に対する立法事務費の交付に関する法律国会閉会委員会審査を行う場合の委員審査雑費に関する法律国会議員秘書給料等に関する法律議院に出頭する証人等旅費及び日当に関する法律並びに国会議員互助年金法について所要の改正を行なおうとするもので、その内容は、まず第一に、国会議員通信費議会雑費審査雑費及び立法事務費をそれぞれ改定し、第二に、国会議員公務上の災害に対する補償制度を両議院議長において協議決定することとし、これと特別弔慰金及び互助年金との調整をはかり、第三に、秘書滞在雑費改定するとともに、退職手当制度を両議院議長において協議決定することといたし、第四に、公庫、公団等政府出資半額以上の法人、その他両議院議長協議して定める法人役職員職務関係証人公述人または参考人として議院に出頭する場合には、公共企業体役職員と同様に、旅費及び日当は支給しないことといたすものであります。  次に、国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一部改正案外二件の規程案でありますが、これらの規程案は、国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律等の一部改正に伴うものであります。  第一は、国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一部改正案であります。この規程案は、国会議員の応召、帰郷及び派遣旅費並びに議会雑費改定し、弔慰金及び特別弔慰金を受ける遺族順位を、災害補償法遺族順位と同様に改めるものであります。  第二は、国会議員公務上の災害に対する補償等に関する規程案でありますが、規程案は、国会議員公務上の災害に対する補償等について両議院議長協議して定めるものでありまして、その内容は、補償額算定の基礎となる平均給与額等を定め、補償実施等につき異議のある場合の審査機関として、災害補償審査委員会を両院に設置することのほかは、政府職員の例に準じたものであります。  災害補償審査委員会委員は、院においては、議員十人を議長が委嘱するほか事務総長を充てることといたすものであります。  第三は、国会議員秘書退職手当支給規程案であります。この規程案は、国会議員秘書に対し、新たに退職手当制度を設けるものでありまして、その内容は、国会議員任期満了等による退職及び衆議院の解散による特殊事由によって退職した秘書退職手当の額、並びにこれらの者が再び秘書となった場合における勤続期間嵐算等を定め、経過措置として、施行期日前における六カ月以上の在職期間を、施行日後の在職期間に通算することにしたほかは、原則として政府職員の例に準ずることとしたものであります。  次に、国会議員秘書公務上の災害に対する補償等に関する規程案でありますが、この規程案は、国会議員秘書公務上の災害に対する補償等について規定したものでありまして、これは、昭和三十五年十二月法律第百四十八号をもって改正された国会議員秘書給料等に関する法律に基づき両議院議長協議して定めるものであります。その内容は、さきに述べました国会議員公務上の災害に対する補償等規程とほぼ同様に規定いたしたものであります。  次に、衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案であります。この規程案は、衆議院事務局職員定員を千五百二人から千五百五十六人に改めようとするものでありまして、その内容は、四月一日から元赤坂離宮管理要員五人及び臨時職員定員内振りかえ四十四人、七月一日から自動車運転手等五人を増員するものであります。  次に、衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案でありますが、この規程案は、法制局における立案審議の機能の増進をはかるため、法制局職員定員を七月一日から一人増員し、七十人から七十一人に改めようとするものであります。  次に、裁判官訴追委員旅費及び職務雑費支給規程案でありますが、この規程案は、議会雑費及び審査雑費定額改定に伴い、委員長職務雑費及び委員職務雑費改定するとともに、字句の整理を行なうものであります。  次に、裁判官弾劾裁判所裁判員旅費及び職務雑費支給規程の一部を改正する規程案でありますが、この規程案も、議会雑費及び審査雑費定額改定に伴い、裁判長職務雑費及び委員職務雑費改定するものであります。  次に、賄雑費支給の件でありますが、これは国会職員給与等に関する規程第十三条の規定によって、国会開会中の事務の繁閑の状況に従い、毎年年度末に委員会承認を得て支給いたしておりますが、本年もこれを支給いたしたいと思います。  以上、御報告申し上げます。
  4. 福田一

    福田委員長 ただいまの庶務小委員長報告に対し、何か御発言はございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 福田一

    福田委員長 それでは、ただいま庶務小委員長から報告のありました国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案については、お手元配付の案を委員会成案決定し、これを委員会提出法律案とすることとし、また、衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案及び衆議院法制局員定員規程の一部を改正する規程案については、お手元配付の案を委員会成案決定し、これを委員会提出規程案とするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 福田一

    福田委員長 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、ただいま決定いたしました三案は、本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 福田一

    福田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  また、国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一部改正の件、国会議員公務上の災害に対する補償等に関する規程制定の件、国会議員秘書退職手当支給規程制定の件、国会議員秘書公務上の災害に対する補償等に関する規程制定の件、裁判官訴追委員旅費及び職務雑費支給規程改正の件並びに裁判官弾劾裁判所裁判員旅費及び職務雑費支給規程の一部改正の件につきましては、お手元配付の案の通り改正または制定すべきものと決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 福田一

    福田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、右各規程案は、議長において参議院議長協議の上、決定することになりますから、御了承願います。  また、賄雑費支給の件は、小委員長報告通り決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 福田一

    福田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ─────────────
  10. 福田一

    福田委員長 次に、図書館運営小委員長から報告のため発言を求められております。これを許します。鈴木正吾君。
  11. 鈴木正吾

    鈴木(正)委員 本日の図書館運営小委員会におきまして、賄雑費支給の件について種々御協議を願いました結果、今年も図書館職員に対し、賄雑費を支給するに決定いたした次第であります。  以上、御報告申し上げます。
  12. 福田一

    福田委員長 ただいまの図書館運営小委員長報告に対し、何か御発言はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 福田一

    福田委員長 それでは、国立国会図書館職員賄雑費支給の件は、小委員長報告通り決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 福田一

    福田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ─────────────
  15. 福田一

    福田委員長 次に、本日の議事日程第五ないし第七に対し、日本社会党の小林ちづ君から、また、議事日程第十に対し、日本社会党平岡忠次郎君から、それぞれ討論の通告がございます。討論時間はおのおの十分以内とするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  16. 福田一

    福田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ─────────────
  17. 福田一

    福田委員長 次に、本日の本会議議事の順序について、事務総長説明を求めます。
  18. 山崎高

    山崎事務総長 まず、日程第一でございますが、決算委員長鈴木さんの御報告がございます。共産党反対でございます。次に、日程第二は、修正でございますが、農林水産委員会理事の丹羽さんが御報告になります。共産党反対でございます。次に、日程第三は、地方行政委員会理事の纐纈さんが御報告になります。反対は、社会党民社共産党で、ございます。次に、日程第四、第五、第六、第七を一括いたしまして、商工委員会理事の長谷川さんが御報告になります。日程第四は。
  19. 前田榮之助

    前田(榮)委員 ちょっと……。
  20. 福田一

    福田委員長 速記をとめて。   〔速記中止
  21. 福田一

    福田委員長 速記を始めて。
  22. 山崎高

    山崎事務総長 日程第四は、修正でございまして、これは全会一致でございます。それから日程第五、第六は、委員会否決でございまして、否決という委員長報告反対が、社会党共産党でございます。それから日程第七は、反対社会党民社共産党でございます。なお、討論は先ほど御決定通りでございますが、日程第五、第六に賛成で、第七に反対の小林さんが御討論なさいます。次に、日程第八でございますが、運輸委員長簡牛さんの御報告がございます。社会党民社共産党反対でございます。次に、日程第九は、趣旨弁明文教委員会理事八木徹雄さんがなさいます。全会一致でございます。それから日程第十、第十一、第十二は、一括いたしまして、大蔵委員長の小川さんが御報告になります。日程第十は、社会党民社共産党反対でございます。日程第十一、第十二は、共産党反対でございます。なお、日程第十につきまして、平岡さん反対討論をなさいます。次に、日程第十三は、建設委員会理事の松澤さんが御報告になります。全会一致でございます。引き続きまして、緊急上程で、先ほど御決定になりました、国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案と、衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案と、衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案趣旨弁明がございます。これは佐々木理事がなさるそのでございます。  以上でございます。    ─────────────
  23. 福田一

    福田委員長 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。    ─────────────
  24. 福田一

    福田委員長 次に、事務局人事承認の件についてでありますが、事務総一長の説明を求めます。
  25. 山崎高

    山崎事務総長 まず、常任委員会専門員について申し上げます。  常任委員会専門員圓地與四松君、佐藤敏人君、石井昂君及び岡林清英君から、それぞれ退職いたしたいとの申し出がありますので、この御承認をお願いいたします。  次に、この後任及び現在欠員となっております専門員の補充についてでありますが、去る二十六日、常任委員会専門員及び調査選考委員会において御選考願ったのでございますが、お手元配付いたしてあります履歴の、曽根隆君を地方行政専門員に、豊田薫君を外務の専門員に、丸山稻君文教専門員に、小西真一君を運輸専門員に、大沢実君を予算の専門員に、それぞれ御選考下さったのでありますが、以上の諸君を任命するにつき、御承認をお願いしたいと思います。  次に、現在在職中の専門員任期更新につきましては、選考委員会において、四月一日から起算して一年の者と四年の者とに区別して、個々的に御選考、御決定を願ったのでありますが、詳細は選考委員会の御決定に御一任願いたいと存じます。  次に、常任委員会調査員任命についてでありますが、これにつきましても、選考委員会において御選考願ったのでありますが事務局参事長倉司郎君を建設委員会調査員に任命いたしたいので、御承認をお願いいたしたいと存じます。  次に、記録部第三課長菅田廣君から、一身上の都合により退職いたしたいとの申し出がありますので、この御承認をお願いいたしたいと存じます。
  26. 福田一

    福田委員長 それでは、ただいま事務総長から説明のありました人事の件は、これを承認するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  27. 佐々木良作

    佐々木(良)委員 人事案件承認異議ありませんが、関連をして、先ほど国会議員並びに秘書待遇の法案を出すことになりましたが、庶務小委員会においても希望いたしておりますので、国会職員待遇問題について早急に抜本的調査をすることができるように、一つ特段の御配慮をお願いいたしたいと思います。
  28. 福田一

    福田委員長 ごもっともな御意見でありますから、一つさよう取り計らいたいと思います。事務総長の方で、特にまたそういう問題についてよく庶務小委員長連絡をとって、話を進めてもらいたいと思います。
  29. 安宅常彦

    安宅委員 それから、それに関連してですが、これは雇用形態は違いますが、宿舎従業員、そういうことについても相当の対策をとられるよう、それも加えて一つ御検討願いたいと思います。
  30. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 ただいま佐々木良作君並びに安宅君から御発言がありました職員並びに宿舎従業員雇用関係につきましては、早急にこれを皆様方と御協議願いまして、待遇改善をいたしたい、こう考えております。
  31. 福田一

    福田委員長 それでは、御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、今後の常任委員会専門員等人事選考方針についてでありますが、常任委員長と緊密な連絡の上、選考委員会の手先で選考を進めることとし、選考にあたっては、広く一般から優秀な人材を登用するに努めるとともに、部内からの昇進を考慮することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  32. 福田一

    福田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
  33. 福田一

    福田委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、時に明後三月三十一日土曜日午後一時から開会することといたします。  また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会を開き、理事会散会後に委員会を開会することといたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後零時十六分散会