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説明員(
坂村吉正君)
農林水産物等の
公共政策割引の問題でございまするが、この問題は御
承知のように毎回今まで暫定的に引き延ばし引き延ばししているようなことでやって参りましたわけでございまして、先般の
運賃改正の際に、一応大幅に本年の十二月末までということで延ばしてきておるわけでございます。その
たびごとに御
承知のとおりいろいろ恒久的な
制度にしたらどうかというような御
意見も非常にあるのでございまして、これらにつきましても、
政府の
部内におきましても企画庁を
中心にいたしまして、いろいろ
検討して参っておるのでございまするが、なかなか簡単に結論を出すというようなわけにも参りませんで、
公共政策割引をやっております中の
品目につきましても、いろいろ
事情も変わりまして問題もあるわけでございますけれ
ども、率直に申し上げまして、このまた
品目をいじりますると、またこれが非常に何といいますか、うるさい問題にもなって参るというようなそういう
実態もございまして、なかなか簡単にいじれない。ほんとうに率直に
考えればもっと
品目等につきましても再
検討を加えまして、これを
恒久制度にしたほうがいいんじゃないかという感じもするのでございまするけれ
ども、なかなかそこがうまく運ばないような
状況になっておるのでございまして、十分ひとつ今後とも
検討を進めて参りたいと思っておるわけでございます。
さしあたりの問題といたしまして、十二月一日の
期限になっておりますのを、どういう工合に扱いますか、これらの問題につきましては、まだ
政府の
部内でも
検討中でございまして、
意見の統一もできておらないような
状況でございまするので、一応現在の
事情を御報告申し上げます。