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永岡光治君 それはけっこうです。これは、私は
地方に参りますと、新築されまして、でき上がりますと、入ってすぐ苦情を訴えますのは、
郵便現場室です。狭いというのが大体共通した
実情だと思います。そうなりますと、将来の
所得倍増なり経済の
成長、民度の
成長、そういうものをずっと
考えますと、
耐用年数後における
状況を
考えた上で広さを
考えなければ、何といっても、これは
企業ですから、物事を
企業で
考えなければならぬので、その場になって増築するとか、敷地を求めますと、大へんな
金額がかかるわけです。そういう
意味で、
局舎新築につきましては、思い切ったそういう
長期展集の広さをひとつ
考えてもらいたいというのが第一点です。そういう点から
考えまして、今
計画されておる
状況を見ますと、私は
予算の
要求が少し少ないのではなかろうかと思うのです。
計画をきょうここでお示しいただくことができないというのでありますが、
耐用年数が、かりに三十年になるか三十五年になるか知りませんが、この本
建築の
耐用年数が、それをこなしていくということになれば、一年間の新築の局舎はかなりの数にならなくてはならぬと私は概念的に
考えておるのですが、そういう勘定からいたしますと、来
年度何億
要求されているか知りませんが、まあ私はおそらくそれをこなしていけないのじゃないだろうか。かたがた、
お話によれば、
民間における好況が影響してでありましょうか、部内における
建築関係の技術者もどんどん
民間に抜かれていくという動向があるというように聞いておりますが、そうなりますと、ますますもって
対策は予定どおりいかなくなるおそれがあると私は思いますので、特に要望したいのは、この次の
機会でけっこうでありますが、何年ぐらいに普通局を全部改築していくのか。これは特定局の場合にも関連して参りますけれ
ども、さしむき、普通局の
資料でけっこうだと思うのですが、そういう上に立って、一体
予算は来
年度はどのくらいあったらいいのか、そういうものをひとつぜひお示しをいただきたいと思うのです。
それから、今途中で
質問をあれしましたが、
長期に立って局舎を建てる場合に、広さは相当ひとつ
考えてもらわなければならぬと思うのですが、その
方針は、三十七
年度ころの
予算からはそういう方向に変えてもらえるのか、もらえないのか。つまり言えば、結局算出基準の問題になりましょう。局舎の
予算、それを三十七
年度から改める
計画をお持ちになっているのかどうなのか、いやいや今までどおりの基準でいくのか、この点をひとつ、これもこの席上で明確にできると思うのですが、あわせてその点もひとつお尋ねしたいと思うのです。
ですから、要約しますと、来
年度の局数はどの
程度の局数を
考えており、そうしてそれに対する広さはどの
程度を
考えており、
予算単価の問題については、今
お話がありましたけれ
ども、これでは不十分ではないかと思うのですけれ
ども、まだその辺のことは私自身もつかめないのですが、思い切った
要求をされるべきじゃないかと思うのだけれ
ども、この点についても、重ねてひとつこの三つについて所信をただしておきたいと思うのです。