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1961-10-03 第39回国会 参議院 逓信委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
三十六年十月三日(火曜日) 午前十時三十二分開会
—————————————
出席者
は左の通り。
委員長
鈴木
恭一
君 理 事
新谷寅三郎
君
松平
勇雄
君
野上
元君 委 員 植竹 春彦君 黒川 武雄君 柴田 栄君 寺尾 豊君 野田 俊作君 最上 英子君 谷村 貞治君
永岡
光治
君
山田
節男
君 奥 むめお君
国務大臣
郵 政 大 臣
迫水
久常
君
政府委員
郵政政務次官
大高 康君
郵政大臣官房長
金澤 平藏君
郵政省郵務局長
西村 尚治君
郵政省電波監理
局長
西崎 太郎君
郵政省経理局長
佐方 信博君
事務局側
常任委員会専門
員
勝矢
和三君
説明員
日本電信電話公
社総裁
大橋
八郎
君
—————————————
本日の
会議
に付した案件 ○
郵政事業
及び
電気通信事業
の
運営並
びに電波
に関する
調査
(
郵政大臣
の
所管事項
に関する件) (
日本電信電話公社事業概況
に関す る件) ○
派遣委員
の
報告
—————————————
鈴木恭一
1
○
委員長
(
鈴木恭一
君) ただいまより開会いたします。
郵政事業
及び
電気通信事業
の
運営並
びに電波
に関する
調査
を
議題
といたします。 まず、
郵政大臣
より
所管事項
の
概要
について御
説明
をお願いいたします。
迫水久常
2
○
国務大臣
(
迫水久常
君) 私、
郵政大臣
を拝命いたしましてから初めて当
委員会
に出席させていただいたのでありますが、御存じのように、私は
郵政省
の仕事につきましては全く初めてでございまして、目下せっかく勉強をいたしております。幸い
逓信委員各位
は、
郵政省所管行政
に精通しておられますので、今後
皆様方
の御指導、御鞭撻をいただきまして、この重責を果たしたいと思っております。何とぞよろしくお願い申し上げます。 この
機会
に
郵政省所管行政
の
現況等
につきまして、
概略
御
説明
申し上げまして、御参考に供したいと存じます。 まず、今
国会
に提出いたしました
法律案
について申し上げます。かねてから
検討
いたしておりました、船舶に
施設
する
無線局
の
運用義務
時間に関する
電波法
の一部を改正する
法律案
を、去る九月二十八日に
国会
に提出いたしました。後刻当
委員会
におきまして御
審議
をいただくことになっておりますが、その節は、何とぞよろしくお願いいたします。 次に、
郵便
の
遅配
問題について申し上げます。
郵便
の
遅配
は最近
改善
されて参りましたが、いまだに一部の
郵便局
に
遅配
が残っておりまして、
利用者
の方々にたいへん御迷惑をおかけいたしておりますことは、その衝にある者といたしまして、まことに遺憾に思っております。これに対しましては、一刻も早く
遅配
を解消するために、その原因並びに実態の把握に努め、人的、
物的施設
の
改善
並びに
職場秩序
の確立及び正常な
労使関係
の
維持等
に省をあげて
努力
を尽くしております。 しかしながら、
郵便遅配
の問題は、数年前からの種々の悪条件が市なり合って生じたもので、病根は深く、一朝一夕には完全に解決することは困難な実情であります。すなわち、最近における
全国
の
郵便遅配
の
物数
は、だいたい三十万から四十万台の線を上下いたしておりまして、本年の
瀞季闘争
時の最高百九十三万に比べますと減少してはおりますが、これを完全に解消するためには相当の日時を要するものと考えられます。この
郵便遅配
問題につきましては、去る
昭和
三十五年十二月、
郵政審議会
に、
郵便業務
の
正常化
について諮問いたしたのであります。同
審議会
では、本年六月に、この問題に関する
特別委員会
を設けまして、十数回にわたって
会議
を開き、また、数カ所の
郵便局
を実地に視察されるなどいたしまして、
慎重審議
を重ね、去る九月二十八日に
中間答申
がありました。今後これを尊重して、当面の
解決策
とともに、さらに抜本的な
対策
をも立てまして、それを強力に推進いたし、
郵便事業
の
休質改善
もあわせて行なうつもりであります。 一面、
業務
を
正常化
し、
事業
を円滑に
運営
する上におきまして、
労働組合
が協力的な態度をとるかいなかということが大きな影響を持つものであります。
全逓
は、去る六月の
全国大会
におきまして、今
年度
の
運動方針
を決定しましたが、これによりますと、当面は、従来のように無理押しな
闘争
をすることを避け、組織を強化確立することを骨子といたしておりますので、このような
機会
に、安定した正常な
労使関係
、あるいはよい
労働慣行
の樹立に努めて参りたいと考えております。なお、
全逓
は、今年の年末におきましては、大幅な
増員要求
を中心とする
闘争
を行なうことを考えているようでありますが、これに対しましては、必要とする人員の配置につきましては、
専業運営
の
責任者
として当然
努力
しているところであり、
年末年始繁忙対策
につきましても万全を期して参りたいと考えております。 次に、
郵便貯金
及び
簡易保険
について申し上げます。
郵便貯金
及び
簡易保険
両
事業
とも、おおむね順調な伸長を見せております。
郵便貯金
におきましては、その現在高は一兆一千八百七十三億円に達し、
財政投融資資金
の源泉として重要な役割を果たしておりますが、一そうその
資金
を獲得するとともに、貯蓄の増強に資するため、現行の
郵便貯金総額制限額
三十万円を五十万円に引き上げたいと考え、
目下関係方面
とも鋭意
折衝
中であります。 また、さきの
通常国会
におきまして
簡易生命保険法
の一部が改正されました際に、
附帯決議
をいただきました
福祉施設
の
拡充強化
につきましては、今後ますますその充実をはかり、より効率的な
運営
をはかるために
福祉事業団
の設立を
予定
いたしております。
積立金
の
運用利回り
の向上につきましては、
運用範囲
を拡張する等の
措置
を講じて、
加入者
の利益の増進をはかって参りたいと考えております。以上の三件につきましては、
次期通常国会
に
関係法案
を提出いたしたいと考えまして、
目下準備
を進めております。 次に、
電波関係
について申し上げます。
電波
の
利用
は、最近における
わが国
の
経済発展
に伴い、
行政
、産業、
文化等
の各般にわたって広く
利用
されていることは御
承知
のとおりであります。しかも、
わが国
の
無線局
は、今後ますます
増加
の
傾向
にありますが、割り当て得る
電波
は有限でありますので、
電波
が能率的、かつ、公平に
利用
されるよう、
郵政省
といたしましては、一そう工夫、
研究
を行ない、また、国際的にも
周波数権益
の
確保
に
努力
いたしたいと考えております。
電波監理行政
についての
行政監察
が、昨年七月以降三カ月にわたって行なわれ、去る四月に、この結果に基づく
勧告
がなされたのであります。
勧告
のおもな
内容
は、
電波監理行政
の
実施体制
の
整備強化
、
放送関係法令
の再
検討等
の諸点が取り上げられており、それぞれ適切なる
改善措置
を講ずるよう
勧告
されております。
電波行政
の
整備強化
につきましては、現在機構問題を含めて
検討
を進めております。
放送関係法令
の再
検討
の点につきましては、今後の
わが国
における
放送
の
あり方
を左右する
垣大
な問題である点にかんがみ、
省内
に権威ある
調査審議機関
を設けて、
十分審議
を尽くし、公正妥当な結論に基づいて
関係法令
を改正いたしたいと思っております。
テレビジョン放送
につきましては、第一次
テレビジョン放送用周波数割当計画表
による
置局
においては、よく聴視できない
地域
を救済するために、四月二十二日、第二次
割当計画
を策定いたしました。その結果、七十四
地区
、二百三十の
放送局
が置けるようになりました。また、ここ数年間において
わが国
の
民間テレビジョン放送
は飛躍的に
発展
を続けており、この目ざましい
発展
に即応するために、六月三十日に、第一次
周波数割当計画表
の修正を行ないまして、十二
地区
に十四局の
置局
を可能にいたしました。が、
FM放送
につきましては、
開設申請
が現在二百三十六件に達しておりますが、
FM放送
の
あり方
及び
実施
のための方策について
調査検討
を行なうため、
省内
に
FM放送調査会
を設けまして鋭意
調査
審議
いたしております。 次に、
電気通信行政
について申し上げます。まず、
太平洋ケーブル
に関する問題でありますが、これにつきましては、近年における
短波周波数
の
逼迫等
の事情に基づき、
新型ケーブル
の
利用
による世界的な
通信網
の急速な
発展
の
状況
に即応し、
わが国
としましても、本
ケーブル設置
の
必要性
を認め、一昨年から
日米関係者
間において
交渉
を持ち、その間
ケーブル設置
についての必要な問題について
日米双方
において
検討
を進めてきたところであります。なお、これまでにおける
わが国国際電信電話株式会社
と米国、
アメリカ電話電信会社
との
交渉
によりますと、本
ケーブル
は、一九六四年(
昭和
三十九年)中にこれが実現をはかることとなり、また、
ケーブル
の
建設
、
保守等
に関する諸条件についての
折衝
も大よそ順調に進展しつつありまして、
関係者
間における
正式協定
の締結も近く
取り運び
の段階に至るものと思われます。本問題につきましては、
政府
としましても、その
重要性
にかんがみまして、遺憾のないよう十分
検討
し、
措置
いたす所存でございます。 次に、
有線放送電話関係
について申し上げます。
電気通信
の
需要
は、
国民経済
の成長に伴い、ますます増大する
傾向
にありますが、
農山漁村地方
につきましては、その
通信需要
の性格をも考慮して、積極的に
有線放送電話
の
普及改善
をはかり、
全国
あまねく
電気通信文化
の恩恵に浴することができるよう
措置
すべきであると考えております。このため、本
年度
は
電電公社
の
公衆通信系
との接続、その他
有線放送電話
の
改善普及
につきまして、いろいろ
基本的調査研究
を進めておりますが、その結果を見ながら、
関係法律
の改正も
検討
いたしております。 次に、
補正予算
について由し上げます。
補正予算
といたしましては、
一般公務員
の
給与
に関する
人事院勧告
、すなわち七・一%の
給与引き上げ
と、
期末手当
、夏季、年末、各〇・二カ月分の
増額支給
につきまして、十月一日から
実施
する
予定
のもとに、
一般会計
におきましては五千九百五十余万円、また、
郵政事業特別会計
中、
給与特例法適用職員
につきましては、
勧告
の趣旨を尊重して、年末
手当
を〇・二カ月分増額することとし、このために必要な
経費等
、十二億七千七百余万円の
補正予算
を本
国会
に提出いたしております。 次に、
万国郵便連合研究諮問委員会運営理事会
について申し上げます。
万国郵便連合
の一つの
機関
である
研究諮問委員会
の
運営理事会
、CCEPが昨十月二日に開催され、本月二十二日までの間、二十五カ国、百三十名が参加して
東京
で行なわれます。この
会議
は、
郵便業務
の
合理化
、
機械化
、
原価計算等
に関して
共同研究
を行なうものでありますが、
わが国
の
郵便業務
の
近代化
のために貢献するところも大きいものがあると思われますので、
会議
が成果をあげるよう期待している次第であります。
最後
に、先日の第二室
戸台風
による
被害
の
概要等
について申し上げます。
郵便局舎
の
被害
は、全壊、半壊、
床上浸水等
、比較的
被害程度
の高かったものは七十一局となっておりますが、的に出水がきわめて少なかったので、全般的には
被害
は少なかたっ次第であります。なお、
集配業務
の
支障
、鉄道、バス、
自動車専用便
の
運休等
のため、一時は約三百五十万の
郵便物
の滞留を見たのでありますが、鋭意
努力
いたしました結果、路線の
復旧
に伴い排送するに至りました。また、
被災地域
には、
郵便貯金
、
簡易保険
の非常取り扱い、
災害救助法発動地区
においては、
郵便はがき
の
無料配布
を行ない、また、
簡易保険
の
保険金
の
倍額即時払い
を
実施
しました。なお、比較的
災害
が大きかった
地方
に対しましては、
短期財政調整資金
をもって、
災害優先
で融資するようにいたしました。 次に、
電信電話
の
被害関係
について申し上げます。
市外電話
は約一万七千回線、二八・九%、
電信
は一千七百回線、一六・四%、
市内加入電話
は約四十四万、一一・四%の
障害
を受けました。これらにつきましては、極力
復旧
に
努力
いたしました結果、ようやく、
復旧
するに至りました。 今回の
台風
による
被害額
につきましては、
目下調査
中でありまして、詳細は判明いたしかねますが、
郵政関係
につきましては約一億円
程度
、
電信電話関係
では約二十億円
程度
の見込みであります。 以上をもちまして一応私の
説明
を終わります。
鈴木恭一
3
○
委員長
(
鈴木恭一
君) 次に、
日本電信電話公社総裁
より
事業概要
について御
説明
をお願いいたします。
大橋八郎
4
○
説明員
(
大橋八郎
君)
電信電話事業
につきましては、
平素格別
の御
配意
と、御支援を賜わっておりまして、まことにありがたく厚くお礼申し上げます。
お許し
を得て、
公社
の最近の
事業概況
につきまして御
報告
いたしたいと存じます。 まず、本
年度
の
経営状況
でありますが、三十六
年度
予算
におきましては、
事業収入
を二千六百五十五億円と見込んでおりますが、七月末現在におきます
実績
は九百二億円でありまして、順調な歩みを続けております。
建設勘定
につきましては、
成立予算額
は一千七百四十二億円でありますが、これに前
年度
からの
繰越額
百二十五億円を加え、
建設工事総額
は一千八百六十七億円に相なっておりますが、七月末におきます
支出額
は五百五十八億円でありまして、二九・九%の
進捗率
となっております。また、
加入電話
の
増設数
は十四万九千、
公衆電話
は八千でありまして、
年間予定
のそれぞれ三〇%及び三二%を消化しており、おおむね順調に推移しております。その結果、七月末における
加入電話
の総数は約三面七十八万三千
加入
、
公衆電話
の数は十二万六千となりました。 次に、前
国会
において御
審議
を賜わり
成立
を見ました、
公衆電気通信法
の一部を改正する
法律
の公布により、附則第三項に基づき、去る七月三十日から
距離別
時間
差法
による
自動車外通話
及び三分一分制による
手動市外通話
を
予定
どおり試験的に
実施
いたしましたので、その
概要
について御
報告
申し上げます。 まず、
試験実施局
及び
試験実施
の
範囲
でありますが、
距離別
時間
差法
による
自動車外通話
は、
八王子電報電話局等
九局、約九十四
区間
に、また三分一分制による
手動即時市外通話
は、
岐阜電話局等
七局、約百
区間
に
実施
いたしました。これら
試験実施
のための機器の改造及び切りかえは、
支障
なく円滑に行なわれまして、その後
試験実施各局
とも順調に運用されております。
試験実施
後における
市外通話
の
利用状況
につきましては、試行後いまだ日が浅いので、現在までのところ
通話
時間、
通話度数
についても大きな
変化
は認められませんが、新
料金制度
による
通話利用状況
の
変化
を
適確
に把握するためには、今後さらに
利用実績等
の推移を見る必要があると考えております。
最後
に、第二室
戸台風
による
通信施設
の
被害
並びに
復旧
の
状況
につきまして御
報告
申し上げます。 今次
台風
は、御
承知
のとおり、その規模が大きかったので、
電信
・
電話施設
も
全国
的に
被害
が発生し、特に
近畿
、東海、
北陸
、
信越通信局管内
並びに
奄美大品
・
種子島
の
被害
が甚大でありました。 まず、
電信
につきましては、千七百回線、全
施設
の一六・四%が不通となり、
見舞電報
の
増加
並びに配達の
困難等
が重なったため、一時はかなりの
電報遅配
が生ずるに至りましたが、空輸による使送、配達員の
増援等
により、九月二十五日までには停滞も一掃することができ、平常状態に
復旧
いたしました。
電話
につきましては、
加入電話
四十四万、全
施設
の一一・四%が
障害
となり、特に
被害
の大きかった
近畿通信局骨
内では、
管内
の
加入電話
の三二%に当たる二十三万が罹障するに至りました。また、
市外電話回線
は一万七千回線、全
施設
の一六・九%が
障害
となりましたが、幸い
長距離幹線
につきましては大きな
被害
がなく、ほとんどサービスに
支障
は来たしませんでした。
近距離回線
につきましては、
災害
当初約九十局以上の
通話不能対地
が生じましたが、
移動無線
の
利用
あるいは
臨時回線
の
作成等
により、極力
通話
の
確保
をはかるよう
措置
いたしました。 これら
被害施設
の
復旧状況
でございますが、比較的
被害
の少なかった関東、
中国
、
北海道
は二十日前後に
復旧
し、次いで東北、
東京
、
四国
が二十四日までに
復旧
いたしております。
被害
の最も大きかった
近畿
・
北陸
・
信越管内
には車両、
復旧要員
の応援を行ない、鋭意
復旧
に努めた結果、九月二十八日にはほぼ全
通信施設
の
応急復旧
を完了いたしました。また、集中的に
被害
を受けた
奄美大島
、
種子島
についても、できるだけ早期に
応急復旧
を完了するよう
努力
中であります。 なお、
台風
による
公社職員
の
罹災
につきましては、
負傷者
十六名、
職員
の家族に死亡一名を生じたほか、
住宅
についても相当の
被害
がありましたが、これら
罹災職員
に対しましては、
見舞金
の
支給
、
応急収容住宅
の
準備等
、できるだけの手段を講じております。今回の
災害
に伴う
被害額
は
目下調査
中でありますが、
応急復旧費
のみでも二十億円を上回るものと見込まれます。 以上をもちまして、最近の
公社事業概況
の
説明
を終わります。
鈴木恭一
5
○
委員長
(
鈴木恭一
君) 別に御発言もなければ、本日は、以上
説明聴取
にとどめておきます。
—————————————
鈴木恭一
6
○
委員長
(
鈴木恭一
君) だいぶおそくなりましたが、
先国会閉会
中における
委員派遣
の
報告
に関する件を
議題
といたします。 まず、第一班の御
報告
をお願いいたします
野上元
7
○
野上元
君 私は、去る七月十七日より六日間、
北海道地方
における
逓信関係業務
の
運営状況
を視察して参りましたが、その詳細は、
委員長
の
お許し
を得て、
速記録
に
どどめ
たいと存じますので、御
了承
をお願いいたします。 右簡単でありますが、御
報告
いたします。
鈴木恭一
8
○
委員長
(
鈴木恭一
君) 次に、第二班、
信越
、
北陸班
の御
報告
をお願いいたします。
永岡光治
9
○
永岡光治
君 私は、
松平委員
とともに、去る七九十七口より六日間、及び
北陸地方
における
逓信関係業務
の
運営状況
を視察して参りましたが、その詳細は、
委員長
の
お許し
を得て、
速記録
にとどめたいと思いますので、御
了承
をお順いいたします。 右簡単でありますが、御
報告
いたします。
鈴木恭一
10
○
委員長
(
鈴木恭一
君) 終わりに、第三班、
中国四国班
の御
報告
をお願いいたします。
山田節男
11
○
山田節男
君 私は、
鈴木委員長並び
に
鈴木強委員
とともに、去る七月十七日から六日間、
中国
及び
四国地方
における
逓信関係業務
の
運営状況
を視察して参りましたが、その詳細は、
委員長
の
お許し
を得て、
速記録
にとどめたいと存じますので、御
了承
をお願いいたします。 右簡単ながら御
報告
をいたします。
鈴木恭一
12
○
委員長
(
鈴木恭一
君) それでは、ただいま各班より
派遣委員
の
概略報告
があった次第でありますが、その詳細な
内容
につきましては、
派遣報告書
を
便宜会議録
に掲載することにいたしたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
鈴木恭一
13
○
委員長
(
鈴木恭一
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて
散会
いたします。 午前十時五十六分
散会
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午前十時五十六分
散会