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1961-10-17 第39回国会 衆議院 議院運営委員会 第10号 公式Web版

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  1. 会議録情報

    昭和三十六年十月十四日(土曜日)委員長指名 で、次の通り小委員及び小委員長を選任した。  国会法改正等に関する小委員       福田  一君    佐々木秀世君       鈴木 正吾君    塚原 俊郎君       久野 忠治君    田村  元君       柳田 秀一君    下平 正一君       前田榮之助君    佐々木良作君  国会法改正等に関する小委員長                 佐々木秀世君  図書館運営小委員       飯塚 定輔君    大野 市郎君       金丸  信君    鈴木 正吾君       田村  元君    有馬 輝武君       阪上安太郎君    下平 正一君       佐々木良作君  図書館運営小委員長 鈴木 正吾君  院内警察及び秩序に関する小委員       宇野 宗佑君    齋藤 邦吉君       田中 榮一君    塚原 俊郎君       保岡 武久君    安宅 常彦君       前田榮之助君    安井 吉典君       佐々木良作君  院内警察及び秩序に関する小委員長                 塚原 俊郎君  庶務小委員       久野 忠治君    佐々木秀世君       田邉 國男君    細田 吉藏君       毛利 松平君    兒玉 末男君       下平 正一君    柳田 秀一君       佐々木良作君  庶務小委員長         佐々木秀世————————————————————— 昭和三十六年十月十七日(火曜日)    午後一時四十五分開議  出席委員    委員長 福田  一君    理事 佐々木秀世君 理事 鈴木 正吾君    理事 塚原 俊郎君 理事 久野 忠治君    理事 田村  元君 理事 柳田 秀一君    理事 下平 正一君 理事 前田榮之助君       飯塚 定輔君    宇野 宗佑君       齋藤 邦吉君    田中 榮一君       田邊 國男君    毛利 松平君       保岡 武久君    有馬 輝武君       兒玉 末男君    阪上安太郎君       安井 吉典君    井堀 繁雄君  委員外出席者         議     長 清瀬 一郎君         副  議  長 原 健三郎君         議     員 谷口善太郎君         事 務 総 長 山崎  高君     ————————————— 十月十七日  委員佐々木良作君辞任につきその補欠として井  堀繁雄君が議長指名委員に選任された。     ————————————— 本日の会議に付した案件  参考人出頭要求に関する件  海外移住審議会委員任命につき国会法第三十九  条但書規定により議決を求めるの件  国立近代美術館評議員会評議員任命につき国会  法第三十九条但書規定により議決を求めるの  件  蚕糸業振興審議会委員任命につき国会法第三十  九条但書規定により議決を求めるの件  本日の本会議議事等に関する件      ————◇—————
  2. 福田委員長(福田一)

    福田委員長 これより会議を開きます。  まず、各種委員任命につき、国会法第三十九条但書規定により議決を求めるの件についてでありますが、海外移住審議会委員国立近代美術館評議員会評議員及び蚕糸業振興審議会委員に、それぞれお手元に配付の印刷物にあります通りの諸君を任命するについて内閣から本院の議決を求めて参っております。     —————————————  一、海外移住審議会委員任命につき国会法第三十九条但書規定により議決を求めるの件    本院議員 竹内 俊吉君 山口          六郎次君の後任  一、国立近代美術館評議員会評議員任命につき国会法第三十九条但書規定により議決を求めるの件      本院議員  坂田 道太君      同     長谷川 保君      参議院議員 林屋亀次郎君    七、二任期満了につき後任  一、蚕糸業振興審議会委員任命につき国会法第三十九条但書規定により議決を求めるの件      本院議員  田邉 國男君      同     高田 富之君      同     谷垣 専一君      同     中澤 茂一君      同     長谷川四郎君      参議院議員 木内 四郎君      同     清澤 俊英君      同     最上 英子君    七、二二任期満了につき後任     —————————————
  3. 福田委員長(福田一)

    福田委員長 右各件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 福田委員長(福田一)

    福田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  5. 福田委員長(福田一)

    福田委員長 次に、参考人出頭要求の件についてでありますが、国会法改正等に関する小委員会において、国会法改正等に関する件につきまして、明十八日午後一時から、朝日新聞社論説委員吉武信君、毎日新聞社論説委員中正雄君及び読売新聞社論説委員宮崎吉政君、以上三君を参考人としてその出頭を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 福田委員長(福田一)

    福田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
  7. 福田委員長(福田一)

    福田委員長 次に、本日の本会議議事の順序について、事務総長から説明を願います。
  8. 山崎事務総長(山崎高)

    山崎事務総長 劈頭に、人事の三件でございますが、海外移住審議会委員国立近代美術館評議員会評議員蚕糸業振興審議会委員任命につきまして、国会法第三十九条但書規定により議決を求めるの件をお諮りいたします。次に、日程に入りまして、日程第一は、外務委員長の御報告がございまして、全会一致でございます。次に、日程第二に入りまして、文教委員長の御報告がございまして、社会党共産党反対でございます。次に、日程第三及び第四を一括いたしまして建設委員長の御報告がございます。両案とも修正でございます。社会党共産党反対でございます。次に、日程第五は、逓信委員会理事佐藤洋之助さんの御報告になります。共産党反対でございますので、共産党が御出席の場合には、起立採決をお願いいたします。
  9. 福田委員長(福田一)

    福田委員長 それでは、本日の本会議は、一時五十分予鈴、二時から開会することといたします。     —————————————
  10. 福田委員長(福田一)

    福田委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明後十九日木曜日午後二時から開会することといたします。また、次回の委員会は、同日午後一時から理事会を開き、理事会散会後に委員会を開会することといたします。     —————————————
  11. 福田委員長(福田一)

    福田委員長 それでは、谷口君から発言を求められておりますから、これを許します。谷口君。
  12. 谷口議員(谷口善太郎)

    谷口議員 今月の十四日付で、チェコスロバキア大使館大使から、衆議院議長あてに「チェコスロバキア社会主義共和国国民議会の対独平和条約即時締結へのアピール」という公式文書が届いておるはずでございますが、これについての取り扱いはどういうふうになされることになっておるか、わかりましたら、一応御説明を願いたいと思います。
  13. 山崎事務総長(山崎高)

    山崎事務総長 従来の扱いがございますので、便宜私から御説明申し上げます。  十四日にチェコ大使がお見えになりまして、議長さんにこのアピールをお渡しいたしましたことは、私承っております。従来、いろいろの国から、こういうふうな政治的な意味を持った要望書等議長のお手元に郵送あるいは直接お届けになる場合が非常に多うございます。その扱いにつきまして、二、三年前と思いますが、議運理事会におきまして、今後どうしたらいいだろうかという協議があったわけでございます。従来は、そういうふうないろいろと政治的な意味を持ったものもございますので、議長がそれをごらんになっただけで済ましておったのでございますが、そのときの理事会におきましても、これを全議員に配付するような方法をとるか、あるいは、せめて件名だけでも公報に載せるかどうかという点もいろいろと御協議がございましたが、結局、従来通り、それは議長さんがごらんになるということでいいのではないかというふうに御決定下さいましたので、このアピールにつきましても、やはり従来通り扱いとして議長さんのお手元にあるようなわけでございます。
  14. 谷口議員(谷口善太郎)

    谷口議員 そうすると、理事会では、従来の通りに、これは議員にも配付しないし、問題にもしない、一応議長が受け取って読んだということに取り扱うというふうにおきめになったのですか。
  15. 佐々木(秀)委員(佐々木秀世)

    佐々木(秀)委員 そういうふうにきまっております。
  16. 柳田委員(柳田秀一)

    柳田委員 ちょっと待って下さい。それはぼくの記憶では、この前、北鮮の場合だったが、そういう場合には、こうこうこういうあれがあったということを公報に記載するということになったのじゃなかったか。
  17. 山崎事務総長(山崎高)

    山崎事務総長 公報に記載したらどうかという柳田先生からの御意見がございまして、それも確定せずに、とにかく一応従来通りいこうということになっております。
  18. 柳田委員(柳田秀一)

    柳田委員 いや、公報に記載することになったのと違うか。
  19. 山崎事務総長(山崎高)

    山崎事務総長 なっておりません。
  20. 柳田委員(柳田秀一)

    柳田委員 私は、件名だけでも、どこどこの国からこういうようなアピールがあったとか、こういうようなあれがあったとかいうことを公報に記載するくらいのことをしたっていいじゃないかという意見を言ったが、そうなっていないのか。
  21. 山崎事務総長(山崎高)

    山崎事務総長 なっておりません。
  22. 佐々木(秀)委員(佐々木秀世)

    佐々木(秀)委員 従来各議員に配付するということにはなっておりません。しかし、今柳田さんからそういう重大な発言もありますから、このことについては次回の理事会でもう一回話をすることにして、今回の場合は従来通り扱いで仕方がないと思います。
  23. 谷口議員(谷口善太郎)

    谷口議員 私どもはきょうこれを手に入れたのでありますが、この内容は、皆さん多分お読みになっているだろうと思うのですが、ドイツとの平和条約締結が現在の世界の緊張解決の非常に重要な解決案として提起されておりますし、これなしに——今の緊張状況、特に西ドイツ政府によって起こされております核武装中心による挑発行動、それから特に国境問題その他につきまして、東ドイツの領土に対する侵略的戦争準備挑発行動など、非常に危険な状況になっておる、こういう時期において、この戦争への危機を克服する唯一の手段として、ことしじゅうに連合諸国ドイツとの間の平和条約を結ぶという問題が提起されているのでありまして、チェコスロキバアとしては、前の戦争の経験からいって、非常に重大な緊急な問題として提出しておる。こういうふうに、平和を守るための、当面の情勢における不可避的な解決案を最も有力な中心の問題としてここに提起しておるのであります。そういう意味から、日本の国会へ、これは衆参両院議長あてに来ておると思いますが、真剣な立場から提起してきた問題でありますから、これは当然——私はこれをここで取り扱うのが正しいのか知りませんけれども、少なくとも議運ではこれをやはり問題にして、国会意思表示をするという方向で問題にされるべきだというふうに考えております。私ども共産党としましては、このチェコの提議に対しては全面的に賛成支持しますが、この件についての取り扱いは、やはり真剣な討議をやって、そして国会としても平和を守る立場からこれを支持すると答えるべきだという意見を持っておりますが、そういうふうに議運で取り扱われるように切望します。
  24. 福田委員長(福田一)

    福田委員長 御意見は承っておきまして、一応理事会協議いたしたいと思います。
  25. 谷口議員(谷口善太郎)

    谷口議員 そうしますと、理事会でもう一度御検討願えますか。
  26. 佐々木(秀)委員(佐々木秀世)

    佐々木(秀)委員 それは違う。この取り扱いは従来通りでして、従来通りきまっているものでありますから、特別にこれを全議員に配付するというようなことは今考えておりません。ただ、将来の問題として、一応議運で、今柳田さんの御意見もありますから、話し合いいたしましょうという考え方でございます。
  27. 谷口議員(谷口善太郎)

    谷口議員 しかし、今柳田さんのお話を聞いても、その取り扱いの問題の内容は、ずいぶんいろいろ意見の不一致があるわけです。柳田さんは公報に公式に発表するというお考えだったらしいし、あなた方はそうではない、ただ議長が読んでおくという考え方らしいのですが……
  28. 佐々木(秀)委員(佐々木秀世)

    佐々木(秀)委員 そうじゃなくて、対立した意見じゃなくて、せめて公報にでも載せたらよかろうという御意見はありましたけれども理事会結論は、従来通りということで結論を得たのであって、意見はありましたけれども、この取り扱いについては従来通りするということはきまっておるのです。
  29. 谷口議員(谷口善太郎)

    谷口議員 理事会でそういうふうにおきめになった場合に、ここの会議にいつもそういう御報告はなくてもいいのですか。
  30. 佐々木(秀)委員(佐々木秀世)

    佐々木(秀)委員 それは最近きまったのじゃないのです。数年前にきまったのです。
  31. 谷口議員(谷口善太郎)

    谷口議員 それと同時に、この問題もそういうようにきめようというふうにおきめになったのじゃないですか。
  32. 佐々木(秀)委員(佐々木秀世)

    佐々木(秀)委員 ちょっと違うのです。この問題は従来の取り扱い方の状態においてあなたの方から出されたのですから、だからこれは従来の取り扱い方、これでいくことは当然でしょう。ただ将来の問題として、こういう御意見があるようでございますから、御相談申し上げましょうと、こういうことを申し上げておるわけです。
  33. 谷口議員(谷口善太郎)

    谷口議員 ですから、私の方は、もしそうであれば、この際この問題については理事会で取り上げてもらって、議運で正規に取り上げて、国会意思表示をする、そういう方向で取り扱ってもらいたい、こういうように思うのです。
  34. 福田委員長(福田一)

    福田委員長 御意見として承っておきます。  それでは、本日はこれにて散会いたします。    午後一時五十六分散会