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説明員(
浜本一夫君) 今、御
質問の中にありましたように、私数年前に
勝訴の見込みであるとお答え申し上げた記憶がございますし、もし
判決ということになれば今も私はその
予想を変えてはおりません。変えてはおりませんが、今おっしゃったような各種の
事情から、もし許されるならば公平な
第三者として
考えた場合に、
判決よりも
和解の方がいいんじゃあるまいかという
感想も、実はまた私は当初から抱いておったのであります。しかし当時の
情勢、それからその後、
国側としましては
和解で
解決するということには政策としてできませんでありましたので、職責上もちろん
和解ということを、こちらから
裁判所に対して気配を示したことは一度もございません。今でも
判決になるならば
勝訴であろうということは私は
予想を持っております。
ただし今申し上げましたように、
事情許すならば
和解で
解決をつけた方が、公平な
第三者から見て一番穏当であるまいか、という
感想を実は私は当初から抱いておった。その点も今も変っておりません。