○
相澤重明君 どうも、今
委員長から
参考人に
注意があったのですが、だから、私は最初にあなたは何年に
場長になられたかということを聞いておるわけです。あなたは三十四年の六月二日に就任されたという先ほど
答弁ありましたね。少なくとも二カ年近く
場長になっておって、そうして先ほどの、そういうことは耳にしたりあるいはうわさは聞いておるかもしらぬが、とにかくことしの、三十六年の二月になって、そうしてそういうことのないようにということを
通達をしたということで
答弁をされた。そのほんとうのことが言えないのか、それともほんとうに知らないのか、こういう点について、われわれまだ議員団としてはちょっとわからぬ。ですからもし公開の席で、
決算委員会の席上で、どうも大勢人がおって、ほんとうに自分は知っておるんだけれ
ども言えないというような、私は受け取り方もできるわけです。あるいは、しかしまあそういううわさだけでもって私
どもが仕事をするわけにもいかぬから、これはどうもうわさだけで思っておって、
法律なりこの
市場法というものを一つ厳正に守ってもらいたいという
立場で、あなたはこんな
通達を出したというような受け取り方もできる。そうすると、この二カ年余にわたる間にあなたが
場長になって、あなたはこの
市場運営の最高の
責任者なんだな。
責任者。その
責任者が、この輸入品について、特に今バナナの問題が提起されておるんだけれ
ども、それについて一回の調査をされたとか、あるいはどういうふうに具体的に、そういううわさが事実でないという否定をする反論が出なければ、せっかくあなたがおいでになっても、
参考人としての
意見を聞いておって、私
どもにはわからんわけだ。ですから今
委員長の言うように、あなたがどうも大勢の人の中で言いにくい、あるいは
参考人としては、言っても言わなくていいのですから、だからその意味で
お答えができないと、こういうことであれば、私はまあ本
委員会としては、やはり証人としてあなたを喚問する以外にない。
法律違反を行なっていることをわれわれは認めるわけには参らぬ、こういうことになるわけです。ですから、もしこれは政務
次官ね、あなたがこれはやはりもっと厳正な
立場で——
市場長の
答弁を聞いておるのだから、私はこのままでは済まされませんよ。今
北村委員が言っておる、
質問をしておることに
答弁をしておっても、これはまあ、のらくら談義だ。そんなことで、これは
決算委員会が、この権威ある
決算委員会がこのまま逃がすというわけには参らない。従って、次に証人で呼ぶか、あるいは総括
質問が二十六、八とある。その際に
政府から、そういう所信をあらためて調査をした結果を報告を願う、そう報告の結果いかんによっては、私
どもは証人として喚問しますよ、これは。そういうことは本
委員会で、私は野党である、与党であると、別にそういうことはないのですよ。
決算委員会としては、やはりその
事情を明らかにしてもらう、これが私
どもの趣意なんです。そして、
法律が適正に守られておるかどうか。特に
市場というものは、市民のいわゆる食をまかなうところであるから、これが流通機構として適正に行なわれておるかどうかと、こういうことを、私
どもはこの
決算委員会としてお尋ねをしておるわけなんです。それができないとうことになれば、これは
委員長、私はこれ以上追及しても、のらくら談義だと思うのですよ。ですから、この際は
市場長については
委員長現事会で打ち合わせをしたいと思うのだけれ
ども、もし
政府から適正な、誠意ある
答弁があれば、私はその
政府の
答弁を待ちたいと思う。
政府の
答弁いかんによっては、われわれはそれは了承できぬ。政務
次官から一つ
お答えなさい。