○正示
委員 ただいま先輩の
小川委員からいろいろ御質問があるのでございますが、
予算が通ったばかりでございまして、この
予算の中で旅行ができれば、これが一番いいと思うのですが、まだ私はできるかどうかわからないと思うのです。そこで、だんだんこれから
国会の模様等も進行いたしまして、はたして
総理がどの
程度の旅行を
計画なさるか、また御一緒に行かれる
方々がどういうふうになるか、これらは、全く今後
決定されることだと思うのであります。
小川委員は、ただいま、補正
予算でやるのがいいではないか、
こういう御議論の
ようでございますが、補正
予算は補正
予算で、
財政法上しっかりした条件をまたつけておられるわけでございまして、先般も補正
予算につきまして、友党社会党から大へんな御議論のあったことは、まだ記憶に新たなところでございます。そこで事務当局は、補正
予算でやろうとすればたたかれる、
予備費でやろうとすればたたかれる、まことに事務当局というのは気の毒な立場にあることも、
一つ小川委員によく御
承知を願いたいと思うのであります。そこで私は思うのでありまするが、今後事態を——
国会の
審議の状況、諸案件の成立の状況等を見て、
総理の訪米日程、あるいは時期、スケール、これが実際きまるわけでありますから、これは
主計局長も、何も今全部
予備費という趣旨でもございますまい。今後の情勢を見て、成立した本
予算でまかない得るものはもとよりまかなっていくのであるが、しかし、今これを補正
予算にするというほどのスケールのものとも、従来の通念からいって考えられないのではなかろうかというふうなところから、在来の先例から申しまして、
予備費で
支出する場合もある、こういうことをお答えになっておるものと理解をいたすのであります。この点、
小川先輩よろしく御了承いただきまして、この問題につきまして御明察を願いたい、こういうことを
一つ、関連質問の形におきまして申し上げる次第でございます。