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1960-12-20 第37回国会 参議院 本会議 第6号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十五年十二月二十日(火曜日)    午前十時五十九分開議     ━━━━━━━━━━━━━  議事日程 第六号   昭和三十五年十二月二十日    午前十時開議  第一 製造たばこ定価決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出)  第二 国立国会図書館運営に関する議院運営委員長報告     ━━━━━━━━━━━━━ ○本日の会議に付した案件  一、社会保険審査会委員任命に関する件  一、日本銀行政策委員会委員任命に関する件  一、公共企業体等労働委員会委員任命に関する件  一、日程第一 製造たばこ定価決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案  一、日程第二 国立国会図書館運営に関する議院運営委員長報告     ━━━━━━━━━━━━━
  2. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 諸般報告は、朗読を省略いたします。      ——————————
  3. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) これより本日の会議を開きます。  この際、日程に追加して、社会保険沓査会委員任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 御異議ないと認めます。  内閣から、社会保険審査官及び社会保険審査会法第二十二条第三項の規定により、隈部英雄君、細田徳寿君、石井通則君を社会保険審査会委員任命したことについて本院の承認を求めて参りました。本件を承認することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  5. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本件全会一致をもって承認することに決しました。      ——————————
  6. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) この際、日程に追加して、日本銀行政策委員会委員任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 御異議ないと認めます。  内閣から、日本銀行法第十三条の四第三項の規定により、千金良宗三郎君を日本銀行政策委員会委員任命することについて、本院の同意を求めて参りました。本件同意することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  8. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本件全会一致をもって同意することに決しました。      ——————————
  9. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) この際、日程に追加して、公共企業体等労働委員会委員任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 御異議ないと認めます。  内閣から、公共企業体等労働関係法第二十条第二項の規定により、兼子一君、峯村光郎君、阪田泰二君、石川吉右衛門君、飼手眞吾君を公共企業体等労働委員会委員任命することについて、本院の同意を求めて参りました。本件同意することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  11. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本件全会一致をもって同意することに決しました。      ——————————
  12. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 日程第一、製造たばこ定価決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。大蔵委員長杉山昌作君。     —————————————    〔杉山昌作君〕
  13. 杉山昌作

    杉山昌作君 ただいま議題となりました製造たばこ定価決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審議経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案は、現在試験販売中の「スリー・エー」及び「ハイライト」の売れ行き状況がいずれも良好であるので、今後もこれを継続して販売することとし、これがため、本法付属価格表にこれらを追加し、これに伴い「ピース」、「光」及び「ホープ」の品質について、黄色種葉タバコ配合割合最低限度を、「ピース」については一〇%、「光」及び「ホープ」については五%それぞれ引き上げようとするものであります。  委員会においては、「ハイライト」という名称は適当ではないように思うがどうか、原料葉タバコ収納価格決定が、耕作農家の実態を無視して行なわれ、たばこ専売法精神にも反するものと思うがどうか等の質疑がなされましたが、その詳細は会議録によって御承知願いたいと存じます。  かくて質疑を終了し、採決の結果、全会一致をもって原案通り可決すべきものと決定いたしました。  右御報告申し上げます。(拍手
  14. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより本案採決をいたします。  本案全部を問題に供します。本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  15. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本案全会一致をもって可決せられました。      ——————————
  16. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 日程第二、国立国会図書館運営に関する議院運営委員長報告。  委員長報告を求めます。議院運営委員長斎藤昇君。    〔斎藤昇君登壇、拍手
  17. 斎藤昇

    斎藤昇君 国立国会図書館法第十一条の規定によりまして、昭和三十四年四月以降における国立国会図書館運営に関する諸般の事務につき、議院運営委員会における審査の結果を御報告いたします。計数等の詳細は、会議録及び審査報告書により御承知願うことといたしまして、そのおもなるものについて申し上げます。  まず、国立国会図書館組織についてでありますが、昨年六月一日付をもちまして、国会奉仕する国会図書館としての機能と、国の中央図書館としての機能を調和させ、かつ、これを発展させるため、全面的な組織改正を行ない、同時に、一連の人事異動が行なわれました。また、従来大倉精神文化研究所委託により経営して参りました大倉山文化科学図書館は、同財団の申し出により、本年七月一ぱいをもちましてその委託契約を解除いたしました。  第二に、国会に対する奉仕についてでありますが、これを担当する調査及び立法考査局組織に若干の改正を加え、調査業務合理化能率的運営に意を用いるとともに、国会分館における議員閲覧室設備改善、他部局との緊密な連係をはかる等、国会に対する奉仕改善強化に努めております。  第三に、行政及び司法部門に対する奉仕でありますが、現在行政及び司法の各部門に設置されている支部図書館三十館は、漸次所属省庁所管分野における専門調査図書館としての実を備えるに至り、中央館においては、従来の支部図書館部連絡部に改組し、各支部図書館との連係強化奉仕充実に努めております。  第四に、公衆及び他の図書館に対する奉仕についてであります。国の中央図書館としての使命達成のため、内外図書館との連係強化をはかり、各種の行事、資料作成頒布等を通じて、全国各図書館及び公衆に対する奉仕の向上に努めるとともに、科学技術関係資料収集整備については、特に国際原子力機関及びランド研究開発公団資料を一般に公開し、科学技術振興の要請にこたえております。  第五に、図書館資料国際交換業務についてでありますが、従来の七カ国に加えて、新たにドイツ連邦共和国政府出版物包括的交換のための協定を締結し、また、国際原子力機関及びランド研究開発公団調査資料も寄贈されることとなり、さらにオーストラリア連邦国立図書館との間に非政府出版物交換協定が成立いたしております。  第六に、図書館資料収集及び整理についてでありますが、蔵書充実とその構成適正化をはかるため、新たに国立国会図書館蔵書構成審議会を設けるとともに、選書員制度にも改善を加え、本年三月末現在の所管図書数は、中央館及び各支部図書館を合わせて五百二十五万六千二百二十五冊に上っております。  最後に、新庁舎建築についてでありますが、現在までに主体構造及び内部設備工事を終え、第十二回建築工事として、外装及び周辺工事を残すのみとなっておりまして、昭和三十六年十月の新庁舎開館という方針の貫徹を期し、鋭意工事の進捗に努めております。  以上が経過の概要であります。  本委員会におきましては、この間、図書館の管理上必要な諸規程、図書館予算等について審査を行ない、その充実発展に意を用いて参ったのでありますが、議員諸君におかれましても、何とぞ御理解ある御協力を賜わりますようお願いいたす次第であります。(拍手
  18. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 次会議事日程は、決定次第、公報をもって御通知いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十分散会