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1960-07-22 第35回国会 参議院 議院運営委員会 第2号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十五年七月二十二日(金曜日)    午前十時四十三分開会   ―――――――――――――   委員異動 本日委員鈴木恭一君及び松野孝一君辞 任につき、その補欠として斎藤昇君及 び宮澤喜一君を議長において指名し た。   ―――――――――――――  出席者は左の通り。    理事            塩見 俊二君            田中 茂穂君            宮澤 喜一君            阿部 竹松君            光村 甚助君            向井 長年君            北條 雋八君            加賀山之雄君    委員            天埜 良吉君            鹿島 俊雄君            北畠 教真君            後藤 義隆君            徳永 正利君            鍋島 直紹君            村上 春藏君            椿  繁夫君            中村 順造君            米田  勲君            永末 英一君         ―――――    議長      松野 鶴平君    副議長     平井 太郎君         ―――――   政府委員    内閣官房長官  大平 正芳君   事務局側    事 務 総 長 河野 義克君    事 務 次 長 宮坂 完孝君    議 事 部 長 海保 勇三君    委 員 部 長 岸田  實君    委員部部長  若江 幾三君    記 録 部 長 佐藤 忠雄君    警 務 部 長 渡辺  猛君    庶 務 部 長 小沢 俊郎君    管 理 部 長 佐藤 吉弘君   法制局側    法 制 局 長 斎藤 朔郎君   説明員    国立国会図書館    副館長     岡部 史郎君   ―――――――――――――   本日の会議に付した案件 ○元参議院議長河井彌八君逝去につき  弔詞贈呈の件 ○各委員会提出調査承認要求の取り  扱いに関する件 ○原子力委員会委員任命同意に関す  る件 ○国家公安委員会委員任命同意に関  する件 ○中央更生保護審査会委員任命同意  に関する件 ○運輸審議会委員任命同意に関する  件 ○日本放送協会経営委員会委員任命  同意に関する件 ○国立国会図書館法第二十六条の規定  に基き、金銭寄贈を受けるの件 ○国立国会図書館職員定員規程の一部  改正に関する件 ○国立国会図書館組織規程改正に関  する件 ○国立国会図書館組織規程の一部改正  に関する件 ○常任委員長等に関する件 ○社会保障制度審議会委員の推薦に関  する件 ○国立国会図事館法規定により行政  各部門に置かれる支部図書館及びそ  の職員に関する法律の一部を改正す  る法律案衆議院提出) ○議員外国派遣に関する件 ○継続審査要求に関する件 ○各委員会提出継続審査要求及び継  続調査要求取り扱いに関する件 ○委員派遣に関する件 ○閉会中における本委員会所管事項の  取り扱いに関する件 ○理事の辞任及び補欠互選の件   ―――――――――――――
  2. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) これより、議院運営委員会開会いたします。  去る七月十九日、高橋委員長が国務大臣に就任され、委員長が欠員となりましたため、理事会の御承認により、後任委員長が選任されますまで、私が委員長代理としてその職務を行ないます。右御了承のほどお願いいたします。  まず、故元参議院議長河井彌八君に対する弔詞贈呈の件を議題といたします。  事務総長報告を求めます。
  3. 河野義克

    事務総長河野義克君) 元参議院議長河井彌八君が昨朝閉塞性黄だんのため、東京医科歯科大学付属病院において逝去されました。まことに哀悼の至りにたえません。理事会におきましては、河井彌八君が元本院議長として憲政のため力をいたされました御功績にかんがみ、院議をもって弔詞を贈呈することに決定をみた次第でございます。弔詞の案文を朗読いたします。  参議院はさきに参議院議長として憲  政の発揚につとめられました文化財  保護委員会委員長従二位勲一等河井  弥八君の長逝に対しましてつつしん  で哀悼の意を表しうやうやしく弔詞  をささげます。
  4. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 本件につきましては、ただいま報告通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  6. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、各委員会提出調査承認要求取り扱いに関する件を議題といたします。  委員部長報告を求めます。
  7. 岸田實

    参事岸田實君) 内閣委員会外十三委員会から、お手元の資料の通り、十七件の調査事件につきまして、調査承認要求書提出されております。
  8. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) ただいま報告がありました各要求に対し、承認を与えることに御異議ございませんか。    〔「提議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  10. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、内閣提出人事案件五件を順次議題として、その審議を行ないます。  まず、原子力委員会委員任命同意に関する件を議題といたします。  政府委員説明を求めます。
  11. 大平正芳

    政府委員大平正芳君) このたび、私、内閣官房長官を拝命いたしました。大へん微力でございますが、最善を尽くしたいと思いますので、皆様の御援助と御協力をお願いいたします。  ただいま議題となりました原子力委員会委員任命でございますが、原子力委員会委員有澤廣巳及び木原均両君は、六月三十日に任期満了となりましたので、両君を再任いたしたく、原子力委員会設置法第八条第一項の規定により、両議院同意を求めるため本件提出いたしました。  両君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも原子力に関する国の施策を計画的に遂行し、原子力行政の民主的な運営をはかるために設置された原子力委員会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御回意いたされますようお願いいたします。
  12. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 本件に関し、御発言はございませんか。
  13. 光村甚助

    光村甚助君 これは一応説明を聞いて党に持ち帰って、午後の委員会で決定するということにしたいと思います。
  14. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) それでは、一括して官長房官から説明を求めますが、次に、国家公安委員会委員任命同意に関する件を議題といたします。
  15. 大平正芳

    政府委員大平正芳君) 国家公安委員会委員永野重雄君は、六月三十日に任期満了となりましたので、同君を再任いたしたく、警察法第七条第一項の規定により、両議院同意を求めるため本件提出いたしました。  同君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、同君警察法第五条に規定されている任務を遂行する国家公安委員会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意いたされますようお願いいたします。
  16. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、中央更生保護審査会委員任命同意に関する件を議題といたします。
  17. 大平正芳

    政府委員大平正芳君) 中央更生保護審査会委員坂野千里君は、五月二十四日任期満了となりましたので、その後任として大塚今比古君任命いたしたく、犯罪者予防更正法第五条第一項の規定により、両議院同意を求めるため本件提出いたしました。  同君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、同君は、多年司法関係職務に従事し、刑事政策上の識見も高く、また犯罪者更生保護等の問題には深き理解と熱意を有するものでありますので、同審査会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されますようお願いいたします。
  18. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、運輸審議会委員任命同意に関する件を議題といたします。
  19. 大平正芳

    政府委員大平正芳君) 運輸審議会委員岩村勝中島登喜治両君は、六月十五日任期満了となりましたので、その後任として、片岡義信谷村唯一郎両君任命いたしたく、運輸省設置法第九条第一項の規定により、両議院同意を求めるため本件提出いたしました。  両君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、両君は広い経験と高い識見を有する者でありますので、運輸審議会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されますようお願いいたします。
  20. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、日本放送協会経営委員会委員任命同意に関する件を議題といたします。
  21. 大平正芳

    政府委員大平正芳君) 日本放送協会経営委員会委員阿部清伊藤豊次靱勉及び八木宗十郎の四君は、六月十三日に任期満了となりましたので、阿部清及び伊藤豊次両君後任として今井道雄及び七里義雄両君任命し、及び靱勉、八木宗十郎両君を再任いたしたいので、放送法第十六条第一項の規定により両議院同意を求めるために本件提出いたしました。  四君の経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと思いますが、いずれも広い経験と豊富な知識を有する者でありますので、日本放送協会経営委員会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されますようお願いいたします。
  22. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) ただいま説明を聴取いたしました各案件につきましては、一応各会派にお持ち帰りの上御検討を願い、後刻決定することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  23. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
  24. 光村甚助

    光村甚助君 新しい官房長官お願いやら御注意やらを申し上げておきたいのは、今までこうしたところの各種委員が、任期満了相当時日を経過して参議院同意を求められている例がたくさんある。そのたびに政府委員に対して警告を発していたのですが、一向聞き入れない。そして急ぐから同意してくれという例が多々ある。今度のも五月二十四日、あるいは六月十三日の任期満了になっておりますが、これは前国会社会党の方で変則国会は認めないという関係もありまして提出がおくれたかもしれませんが、今後こういうことのないように、任期満了の節はすみやかに今後は参議院同意を求められるように、一つ注意やらお願いやらを申しあげておきたいと存じます。
  25. 大平正芳

    政府委員大平正芳君) ただいまの御注意に対しましては、私どもも真剣に考慮いたしまして、御希望に沿うように最善の努力をいたしたいと存じます。   ―――――――――――――
  26. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、国立国会図書館関係案件四件を順次議題としてその審議を行ないます。  最初に、国立国会図書館法第二十六条の規定に基づき、金銭寄贈を受けるの件を議題といたします。  まず副館長説明を求めます。
  27. 岡部史郎

    国立国会図書館館長岡部史郎君)  昨年八月、アメリカ科学財団職員在日アメリカ大使館科学アタッシェ当館を訪問いたしまして、日米両国間の科学情報の交流をさらに促進する問題につきまして、種々懇談をいたしたのでありますが、その際アメリカ側は、当館で発行いたしております「雑誌記事索引自然科学篇」というのがございますが、これがきわめて有用であることを認め、これの英文版をぜひ発行してほしい、そのための経費アメリカ科学財団としては負担する用意があるということでございました。  当館といたしましては、わが国学術雑誌記事索引英文版で発行されますことは、わが国学術の成果を広く世界に紹介するために絶好のチャンスであると信じ、また、このような学術情報海外散布によりまして、外国学術情報をより多く入手することもできると存じまして、お手元に差し上げましたような刊行計画概要アメリカ科学財団提出しておいた次第であります。  しかるところ、本年三月十日付書簡をもってアメリカ科学財団から、当館計画通りの金額一万六千ドルの寄贈方を通報して参りました。当館といたしましては、わが国で発行されております主要学術雑誌約八百種の記事をこれに収録いたしまして、その索引英文版を毎月編さん刊行いたしたいと存ずるものであります。  何とぞ本件金銭寄贈の御承認お願いいたしたいと存じます。
  28. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 別に御発言もなければ、本件に対し承認を与えることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  30. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、国立国会図書館職員定員規程の一部改正に関する件を議題といたします。
  31. 岡部史郎

    国立国会図書館館長岡部史郎君)  この規程改正案は、昭和三十五年度の国立国会図書館の予算として認められました科学技術関係業務拡充強化に向けられる経費によりまして増員されます定員内職員十人を、国立国会図書館定員に加えますことによりまして、現在の定員六百二十七人を六百三十七人にいたそうとするものであります。  何とぞ御承認お願いいたします。
  32. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 別に御発言もなければ、本件に対し承認を与えることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  33. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  34. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、国立国会図書館組織規程改正に関する件を議題といたします。
  35. 岡部史郎

    国立国会図書館館長岡部史郎君)  本件は、昨年六月一日付で行ないました機構改革に関する規程改正につきまして御承認お願いするものでございまして、その改正の要旨といたしましては、立法考査局の充実、それから選書制度を確立するための収書部の独立、それから一般考査部というわかりにくい名前を閲覧部と改めて、一般公衆に対する閲覧、レファレンス・サービスの内容の整備に努める。それから第四点といたしましては、国の中央図書館として海外図書館との提携を強化し、また国内の公共図書館専門図書館等に対する連携、援助業務を積極化するため新たに連絡部を設け、任務明確化をはかった次第であります。  この結果、国立国会図書館機構は、行政司法部門支部図書館を除きまして、総務部調査及び立法考査局収書部整理部閲覧部連絡部建築部国会分館支部上野図書館支部静嘉堂文庫支部東洋文庫支部大倉山文化科学図書館の一局、六部、一分館、四支部図書館、こうなっております。  なお廃止されました部は、一般考査部受入整理部国際業務部支部図書館部の四つでありまして、部の総数においては変更はございません。  何とぞ御承認お願いいたします。
  36. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 別に御発言もなければ、本件に対して承認を与えることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  37. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  38. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、国立国会図書館組織規程の一部改正に関する件を議題といたします。
  39. 岡部史郎

    国立国会図書館館長岡部史郎君)  本件は、従来財団法人大倉精神文化研究所委託を受けまして、支部図書館といたしまして本館が経営して参りました同財団所属大倉山文化科学図書館につきまして、今回同財団からこれをみずから経営したいという趣旨で委託契約の解除を申し込んで参りましたので、これを承諾し、これに伴い必要な規程改正を行なおうとするものでございます。  何とぞ御承認お願いいたします。
  40. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 別に御発言もなければ、本件に対し承認を与えることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  41. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  本会議の都合により、これにて暫時休憩いたします。    午前十時五十九分休憩    ―――――・―――――    午後三時八分開会
  42. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 議院運営委員会を再開いたします。  委員異動がございましたので、報告いたします。
  43. 岸田實

    参事岸田實君) 本日、鈴木恭一君及び松野孝一君が委員を辞任せられ、その後任として、斎藤昇君及び宮澤喜一君がそれぞれ委員に選任されました。   ―――――――――――――
  44. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 阿部委員から、この際発言を求められております。これを許します。
  45. 阿部竹松

    阿部竹松君 国会正常化に関連して、田中委員長代理あるいはまたその他の自民党代表の方でもけっこうでございますから、お伺いしておきますが、まず、議長さん、副議長さんの党籍離脱について、これはわが会派ばかりでなく、他の会派からもそういう主張があったように私は承知しておりますが、これはここ三、四国会を通じて毎回議長さんを出しておられる自民党さんに話し合ってきたわけです。たとえば今回の問題等についても、社会党としては必ずしも議長さんがわれわれにおっしゃるような行動ばかりでなかったようにわれわれは承知しております。なお、自民党さんの大会の問題ですから、この運営委員会としては取り上げる筋合いのものでないかもしれませんけれども自民党さんの大会松野議長さんがやった行為は、議長さんはおそらく自民党長老としてやったとおっしゃるかもしれませんけれども、あらゆる新聞を見ても、参議院議長松野鶴平氏と書いてある。これは新聞が勝手に書いたと言ってしまえばそれまでです。しかし、やはり衆議院の方で自民党の清瀬さんが議長になられて、今回は自民党さんの大会で、もう泰然自若として、党籍離脱をしておるのですから、推移を見守って何ら関知しないにもかかわらず、参議院議長は、私は議長立場を利用したとは言いませんけれども、少なくともこういう肩書をもって動かれたということは、新聞によって明らかな通りです。ですから、私どもは、ことにああいう問題は、最前も申し上げる通り、ここでとやかく言う筋合いのものではないということを承知しつつ、本筋をなお申しあげなければならない。こういうことで、やはり今後依然として議長さん、副議長さんは党籍を離脱しないままに行動をとられるかどうかということを、まずお聞きしたいと思います。
  46. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) それは私にでございますか。
  47. 阿部竹松

    阿部竹松君 あなたでも自民党さんを代表する各位でもけっこうでございます。
  48. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) それでは御指名でございますので、私は自民党理事立場でお答え申し上げることをお許し願いたいと思います。   ただいまの阿部君の御発言でございますが、社会党さんを初めほかの会派から正副議長党籍離脱につきまして御要望があったことは承知いたしております。しかしながら、正副議長党籍を離脱することが即国会正常化であるということは、必ずしも考え方はそう解釈しないこともできるわけでございます。従来本院の正副議長党籍を離脱されなくても、参議院といたしましては何も不正常な事態というものが突発していないわけでございます。党籍離脱の件につきましては私から以上のようなことをお答え申し上げます。
  49. 阿部竹松

    阿部竹松君 国会末期で時間がありませんから多く申し上げませんが、今田中委員長代理お話を承ると、最終的には見解の相違ということになるかもしれません。従って私はくどくど申し上げませんけれども、やはり自民党長老であるかもしれませんが、参議院議長という肩書は、これはどうしても議長について回るのですから、やはりわれわれも反対党であっても議長というものを立てて国会運営しているのですから、かりそめにも、松野議長は、あしたに某々をかついで夕べに某々をかついだとか新聞に書かれないように、われわれのような平議員と違いまして最高の地位にあるのですから、従って私は、党籍離脱をされ、議長として全体のために動いていただきたいということを熱望のあまり、失礼になるかもしれませんが申し上げましたし、なお今後そういう点についても、今国会は不可能でしょうが、しかし次期国会等において十分話し合う機会を与えていただきたいということを要望します。  その次に、国会正常化にからんで、これは毎回ですが、今までの慣例では各会派議員数によって国会役員を按分しておったわけです。ところが前々国会でいろいろ問題があって民自党が一党によって国会運営するということで、会派に割り当てておった国会役員というものは自民党が独占しておるというのが現状です。こういうことが正しい姿であるとか何とか理屈は私は申し上げませんけれども、こういう処置について、少なくとも今日まで相当話し合ってきたはずなんです。ですから今ここで右左という結論が出ないまでも、自民党さんの心得とかあるいは心がまえ、将来どうするということを一つ承っておきたいと思います。
  50. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 今の常任委員長の問題につきましてお答えいたしますが、委員長比例按分と申しますか、再配分につきまして、前々から社会党初め各会派から御要望があることも十分承知いたしておりまするし、また今度の臨時国会におきましても四派の皆様方から強い御要望がございました。これに対しまして、わが方の幹部ともいろいろ相談いたしました結果、次の通常国会めどといたしまして、この常任委員長の問題につきましては誠意をもって慎重に検討をし、お話し合いをいたす、ということにわが方の態度はきめておりまするので、そのように御了承賜わりたいと存じます。
  51. 阿部竹松

    阿部竹松君 誠意というのは何であるかということをお尋ねしたいのですが、今委員長代理お話によりますと、まあ、現在の姿のままではやはりいけなくて、通常国会までに何らかの形で相談の上で処置する、こういうふうに理解していいですか。
  52. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 重ねてお答えいたしますが、次の通常国会めどといたしまして、自民党としましては、誠意をもってお話し合いをいたし検討をするということに、わが方の態度がきまっておるわけでございます。この点御了承賜わりたいと存じます。
  53. 阿部竹松

    阿部竹松君 誠意ということについてもう少し詳しく尋ねたいわけですが、それは委員長代理田中茂穂先生を信用して、その問題はそれでよろしいのですが、本日これからの議事協議会で論議されるであろうところの常任委員長交代ですね、これはほとんど自民党さんの委員長交代です。今までの慣例ですと、会派に割り当てておりまして、会派から出された場合はあまり異議を申し上げないのが大体の慣例であった。また申し上げたことも社会党の場合にも自民党の場合にもなかったのです。今回そういう慣例自民党さんが交代される委員長にはあまり異議を申し上げたくないのですが、ただ一つ議院運営委員長候補になっておる斎藤昇議員がかつて前々国会に私どもと同じ議運におったのです。その際に、議事運営についていろいろと論議して、われわれの運営委員会代表理事である小林孝平氏と自民党先任理事である斎藤さんと明確にとにかく約束した条項等を一片のほご紙にして破っておる。ですから、私はこういうことを今後やるという前提でものを申すわけではありませんよ、しかしながら、やはりそういう先例があれば、われわれとしても、日本社会党立場に立って見れば、またやられるのじゃないかという危惧がある。まだ候補ですし、われわれ相談にあずかっておりませんから、これは先ばしってものを申し上げるので、違う人が出てくれば全く失礼な話ですが、もしこの人が本ぎまりになるということになれば、私ども前々回の例がまだ消え去っておりませんから、これは大きな問題として取り上げられるわけで、そういうことに相なるわけです。ただ、今申し上げましたように、各会派から出される委員長については、かりにもよしあしの意見を申し上げないのが慣例ですから、この程度でやめておきますが、委員長代理から――これは事務総長も御存じのはずですし、当時からの議事運営に携わった何人かの知っておる議員もおるわけですから、だから同僚議員のことはとやかく言いたくないのですが、そういう点、これはもし万一なられた場合には、議事運営のやはり中心となって動く人物ですから、十分に委員長代理から、注意なり要望を申し上げておいていただきたいと思うのです。これは私の参考意見ですが、要請として申し上げておきます。
  54. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 承っておきます。
  55. 永末英一

    ○永末英一君 関連して。ただいまいろいろ国会正常化するというような点で日本社会党の方から御意見がございました。私どもは、今回の臨時国会というのが、実質的にはこの前の通常国会のいわば延長された形で出ておると思うのです。ところが、前回の通常国会は御承知の通り、五十日にわたっていわゆる変則的な議事運営が行なわれた。その原因は参議院にあらずして衆議院にあったことは、これはだれでも知っております。しかしながら、参議院はその衆議院におけるそれらの変則的な事情をいわば五十日の期間でいろいろな形で追認して参ったことも事実です。もし、参議院が、衆議院にどんなことがあろうとも、それを認めるのであれば、別にこのアベ・シエースという古い人の話を持ち出さなくても、一体、日本の国会が二院制をとっておることは無意味であるし、不必要である。参議院が今国民から期待を受けているのは、国会運営、議会制民主主義に対して参議院がこれをどう見ていくかということに対する、いわば言い古した言葉でありますが、議院の中での、あるいは国会での良識というものを問われていると思う。衆議院の方は解散ということが目前に迫っております。従って、議事運営や、あるいは議案の審議等にあたっても党を中心にした考え方が相当出てくると思う。しかし、参議院には解散がございません。われわれはそれぞれの党に所属しておる者もあり、所属していない者もありますけれども、やはりそういう観点に立った場合、衆議院の議事の進め方と違った観点から国民の期待にこたえなければならぬと思っております。そこで、通常国会の最終の日にあたり、通常国会をあのままの形で終わらすのは、われわれが国会を正常に運営していくためにはとらないところであると私どもは考え、そして首班指名を契機として正常化すべしという主張もいたしましたが、それはその通りにならなかった。従って、今度の国会は、首班指名もさることながら、一体、国民に不信の念を与えたところの議会制民主主義というものを、参議院側からこれをどのように解決するような態度を見せるかということについて、実は国民が大きな期待を示しておったと思うのです。ところが、残念ながら今回の臨時国会におきましても、参議院が院全体としてこれに対してどういう考えを持っておったかは、実は結局のところ明白にならない。私どもは、もちろん今まで議事運営等が理事会等を中心として行なわれておる、あるいはまた各党の代表者の会談において実質的な議事運営が行なわれておる慣例は知っております。しかし、われわれが議会制民主主義をはっきりと打ち出していこうとするならば、やはり法規典例に根拠がある本院における委員会、そしてまた本院における本会議によってのみ、国民は初めてその内容を知るのであって、それに至るまでのいろいろな交渉等々は、院内事務の面から見れば慣例かもしれないけれども、あるいはそれはマスコミによって国民に知らせる面は一部ありとしても、それはあくまでも正式のものではありません。  そこで議運の委員長さんと議長さんにお伺いしたいのですが、いつの日か参議院がこれらの点について、われわれが今まで五十日、五十五日行なってきたことについて、一向に意見を明らかにせずしてこのままずるずるべったりに通常国会を迎えても、国民に対して申しわけが立つとお考えかどうか。まずこれをお伺いしたい。
  56. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) ただいまの永末君のお尋ねにお答えいたしますが、国会正常化し、きわめて円滑な議事運営がなされますることは、私どもも実に念願をいたしておるわけでございますが、前国会におきまして、衆議院の余波が参議院に参りまして、参議院も心ならずも不正常な期間があったわけでございまして、今後かようなことのないように、各会派皆様方とともによく話し合いをしながら、特に議運の理事会等も円滑に話し合いを進めながら円満な議会主義の運営を行なって参りたい、かように私は考えております。
  57. 松野鶴平

    議長松野鶴平君) 私も、現存の状態必ずしも参議院としてもあるいは完璧とは思えない。しかしながら議院運営委員会を中心にしまして、各派の代表の人たちがいろいろ折衝懇談なさいますので、議長独自の意見をもってこうしなければならない、こういうことは、特に私はこの場合には差し控えたい。議長としては、議員の皆さんのお考えの通り参議院参議院立場で進めていくというのが使命であるという気持においては全然同じ考えでございます。この後におきましては、やはり議院運営委員会を中心にしまして、あらゆる懇談の機会を作って、そうして一歩々々皆さんのお気持に沿うように当然努力しなければならないと考えております。
  58. 永末英一

    ○永末英一君 お考えのほどを承ったのでございますが、私どもは、今回の臨時国会のきょうは最終日でございます。いずれ正式の本会議が開かれます。しかし、この際一体、今までわれわれは五十五日間やって参ったことについて、われわれ参議院の院を構成しているものとしてどういうふうに考えているかということは、これは天下にはっきりさせる必要がある。きょうはできなくても、いつの日にか必要だと思う。そうでなければ、順次改善すべきところを改善してやっていこうと、言葉はよろしいが、われわれは今まで国民から疑われているのは、いつでも今まで悪いことをとたんにやったのではなくて、いろいろなことをやりながら、いろいろな関係からいろいろなことが起こって参った。順次やりたいと思うけれども、特に国民が聞きたいと思っているのは、五十五日間の運営そのものについて、その中にいろいろなことがありました。あるものは実力行使、あるものは単独審議、いずれも議会制民主主義を破壊するという議論がございました、いや、そうではないという考え方もあった。国民が聞きたいのは、五十五日間の運営、これは混乱であるに違いない、混乱である事態について参議院は何らかの機会にも意見を言わないというのであれば、これはもうわれわれは第二院を作っている意味はないじゃないか。私はこう思うが、そういう方向について意見を言おうという方向について御努力される考えがあるかどうか伺いたい。
  59. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 今後も自由民主党といたしましては、各会派皆様方とともに話し合いをしながら、円満なる、円滑なる議会民主主義の運営に邁進いたすことを、皆さん方と話し合いをして進めて参りたい、かように考えております。   ―――――――――――――
  60. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に社会保障制度審議会委員の推薦に関する件を議題といたします。  事務総長報告を求めます。
  61. 河野義克

    事務総長河野義克君) 去る六月二十日、内閣総理大臣から本院議長あて、社会保障制度審議会委員本院議員勝俣稔君、近藤鶴代君及び佐藤芳男君は、七月六日同審議委員の任期が満了となるので、後任者の推薦を願いたい旨の文書が参りました。後任につきましては、三君の所属会派自由民主党から草葉隆圓君、加藤武徳君及び横山フク君を推薦して参りました。議長といたしましては、推薦のありました三君を内閣総理大臣に推薦いたしたいと存じております。なお推薦のありました三君のうち加藤武徳君は現在社会労働委員長でありますが、委員長辞任願が出ておりますので、これから開かれます本会議において辞任が許可されますことを前提として御了承をお願いしたいと存じております。
  62. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 以上の通りでございますが、本件につきましては、ただいま報告通り決定することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  63. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  64. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、休憩前の委員会におきまして説明を聴取いたしました内閣提出の人事案件、すなわち原子力委員会委員任命同意に関する件、国家公安委員会委員任命同意に関する件、中央更生保護審査会委員任命同意に関する件、運輸審議会委員任命同意に関する件及び日本放送協会経営委員会委員任命同意に関する件、以上五件を一括して議題といたします。右各件について御発言はございませんか。
  65. 阿部竹松

    阿部竹松君 社会党といたしましては、全件賛成ですが、ただ午前中の委員会でも光村理事から申し上げました通り、毎回々々時日が経過してからここに提案されるのです。きょうは官房長官もお見えになっておらぬようですから、一つくどいようですが、今後絶対にかかることのないようにお約束をしていただくことを条件にして賛成いたします。
  66. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 他に御発言もなければ、原子力委員会委員に有澤廣巳君及び木原均君、国家公安委員会委員に永野重雄君、中央更生保護審査会委員に大塚今比古君運輸審議会委員片岡義信君及び谷村唯一郎君、日本放送協会経営委員会委員今井道雄君、靱勉君、七里義雄君、八木宗十郎君をそれぞれ任命するにつき同意を与えることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  67. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  68. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、本日衆議院から提出されました国立国会図書館法規定により行政部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正する法律案議題といたします。  便宜事務総長から本案の趣旨説明を願います。
  69. 河野義克

    事務総長河野義克君) 議題になりました本法律の定めるところによりまして、国立国会図書館支部図書館として各省庁に現在二十八の支部図書館が設置されているのでありますが、今回新たに行政官理庁に支部図書館を設置し、図書館行政拡充強化をはかろうとするものであります。なおその設置に必要な経費といたしましては、すでに本年度予算に二十四万円が計上済みでございます。
  70. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御質疑のある方は御発言を願います。――別に御発言もなければ、討論に入ります。御発言はありませんか。――別に御発言もなければ、本案について採決いたします。  本案を衆議院送付の原案通り可決することに賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
  71. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 全会一致と認めます。よって本案は全会一致をもって原案通り可決すべきものと決定いたしました。  なお、議長提出する審査報告書の作成につきましては、慣例により委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  72. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  73. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、議員外国派遣に関する件を議題といたします。  本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、次の通り意見が一致いたしました。  一、欧南米諸国における議院運営の実情及び政治経済事情等調査のため、議員五名を派遣し、その構成を自由民主党二名、日本社会党二名、民主社会党一名とする。  二、欧米各国における議院運営の実情等調査のため、議員五名を派遣し、その構成を自由民主党三名、日本社会党一名、無所属クラブ一名とする。  三、東南アジア各国の政治経済事情等調査のため、議員五名を派遣し、その構成を自由民主党三名、日本社会党一名、参議院同志会一名とする。  以上の通りでありますが、本件を右申し合わせの通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  74. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  75. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、継続審査要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、従来の例により、議院及び国立国会図書館運営に関する件について、継続審査要求書を議長提出することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なしと」呼ぶ者あり〕
  76. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  77. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、各委員会提出継続審査要求及び継続調査要求取り扱いに関する件を議題といたします。  委員部長報告を求めます。
  78. 岸田實

    参事岸田實君) 内閣委員会外十三委員会から、お手元の資料の通り審査案件十七件及び調査案件十七件につきまして、それぞれ継続審査及び継続調査要求書が提出されております。
  79. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 本件につきましては、各委員会要求通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  80. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  81. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、委員派遣に関する件を議題といたします。  理事会において協議いたしました結果、閉会中図書館運営の実情等調査のため、次の通り委員派遣を行なうことに決定いたしました。  すなわち第一班は京都府及び奈良県下に向井長年君、北條雋八君、加賀山之雄君の三名、五日間。第二班は岡山、広島両県下に徳永正利君、阿部竹松君、椿繁夫君及び米田勲君の四名、六日間。以上の通りでありますが、右の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  82. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  83. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、閉会中における本委員会所管事項取り扱いに関する件を議題といたします。  本件は、先例によりまして、特に重要なものを除き、その処理を委員長または庶務関係委員長に御一任願うことにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  84. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ―――――――――――――
  85. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 次に、理事の辞任に関する件を議題といたします。  理事塩見俊二君から本日付文書をもって、都合により理事を辞任いたしたい旨のお申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  86. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  つきましては、この際、理事補欠互選を行ないたいと存じます。先例により、割り当て会派推薦者の氏名を報告いたします。
  87. 岸田實

    参事岸田實君) 自由民主党から宮澤喜一君が理事に推薦されております。
  88. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) ただいま報告通り選任することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  89. 田中茂穂

    理事田中茂穂君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  本会議の都合により、これにて暫時休憩とし、本会議散会後、格別の問題もなければそのまま散会いたします。    午後三時三十九分休憩    〔休憩後開会に至らなかった〕    ―――――・―――――