○
政府委員(
熊崎正夫君) それではお手元に「昭和三十五年度
厚生省所管予算要求額主要事項別調」という厚い刷りものを差し上げてございますが、全部で
主要事項といたしまして三十六項目掲げて、その他で三十七項出てございまして、その項目は省略さしていただきまして、一ページのところからお開きをいただきたいと思いますが、項目の一の
医療制度調査費の中身は、
医療制度調査会の関係と、それから
医業経営実態調査関係の経費が千四百万円を計上されております。
それから二の
結核対策費関係の分の(1)の減額になっております分は、これは
健康診断予防接種につきましては、従来の実績である程度
不用額を出しておりますので、その実績に応じました減額でございます。
予防接種等の単価が実績によりまして若干減額になっておるということでございます。その他につきましては先ほど大臣の説明にございましたように、
結核推進地区を二百地区を四百地区にふやしましたということと、それから三十四年度に行ないました
結核治療指針の改訂、三
者併用の
改訂分の
医療費の
増額分でございます。
三の項目の三ページに参りまして、
ガン対策費、ガン・
センターの
設立準備費は築地の病院のガン・
センターとして三十六年度以降運用をいたしたいというための
準備経費でございますが、その次の二番目の、
ガン実態調査は、大体新潟、高知、愛知、
福岡あたりを予定をいたしまして、ガンの
死亡者の多いところ、少ないところ、中間のところをとりまして、
ガン患者の実態を調査して、将来の
ガン対策に資したいということでございます。
四に移ります。
精神衛生対策関係の分で、減額になっておりますのは、これは大体
整備費関係につきましては、各項目とも三%ないし五%の節約がございましたので、その分が減額になっておりますが、それ以外の
病床関係につきましては、前年度よりも若干
ベッド数を落としてございます。それからふえました分としましては、
強制措置入院費補助金の分の(3)の項目でございます。これが前年度一万二百三十一件でございましたのを、本年度一万二千百二十七人、人員の伸びを見ておるということでございます。
それから五に参ります。その四ページの裏の五の
原爆対策関係の経費につきましては、新たに、今度の
原爆対策の法律を修正をいたしまして、
訂正案を今度の国会に提出する
準備予定をいたしておりますが、変わったところといたしましては、
関連疾病ということで、
原爆症以外の、原爆を受けたことに関連した
一般疾病までを
一つ医療費を
全額国庫負担で見てやろうということであり、それから
交通手当を新たに支給してあげようということと、最後に四番目のところに出てきます一人
当たり二千円の医療の諸雑費を入院、
通院患者に対しまして
治療期間中支給したいという点の増額でございます。これは
原爆医療法の
改正法律案の上程を予定いたしております。
五ページの六に参りまして、
保健所関係につきましてはほとんど異同はございません。ただ医者の単価が、従来は
保健所の
推進地区二百地区だけの医者の単価が非常にほかの職員よりもよかったのでありますが、それを全部の職員に医者の
補助単価だけ
引き上げるということがおもな内容でございます。三角の分はこれは節約によります減でございます。
らい対策の方はほとんど変動はございません。ただ単価その他の増だけでございますから、
一つ説明を省略させていただきます。
それから八、六ページの裏の
伝染病予防対策のところで減が大きく目立ってございますが、これは前年度
予算額の中に
災害復旧関係の
予算が入ってございますので、それと対比いたしまして減額が目立ったわけでございますが、それを除きますと、大体節約による減額だけというふうに御了解をいただきたいと思います。
それから九の
簡易水道等施設費の方に参りまして相当増額が目立ってございますが、これは先ほど大臣が御説明に相なりましたので省略さしていただきます。
それから裏の八ページに参りまして、
環境衛生対策関係で、項目を清掃、下水、
首都圏に分けてございますが、中身は
オリンピック対策関係を含めまして、しかも
災害分の三十五年度の
持ち越し分がございます。その分の増額が目立っております。
それから十一番目の水俣の
中毒対策━━九ページにございますが、問題となりました
水俣中毒対策につきましては、
患者数が前年十六名でございましたのを六名ふやしまして、二十二名、それから
診療点数が非常に少ない五十三点というものをふやしまして、五十八・五というふうに点数の
引き上げをいたしました。
それから十二番目の
医療機関整備費の関係のところでございますが、
国立病院の関係は備考に出ておりますのをお読みいただけばわかると思いますが、その裏の十ページの
公的医療関係の
公立病院の減額がありますのは節約であります。
それから
僻地診療所につきましては、従来二百三十七カ所僻地を解消していくということで進めて参りまして、すでに八十九カ所解消いたしておりますが、引き続き前年度と同じように解消を進めていきたい。新規といたしまして、従来医者と
看護婦が一緒に
診療所に寝泊りするという点を改めまして、医師の住宅を新たに作るということでございます。
運営費の方の増は
個所数がふえましたところの増と、それから単価を多少訂正いたしました。
それから次の
国立病院の
基幹病院の中身は、これは福岡、岡山、東京第二病院の三カ所、これは四カ所とありますが、三カ所と御訂正願います。
それから
医療金融公庫。十一ページに参りまして十三項目、これは
大蔵省予算に十億分の
出資金の方は計上されるわけでございまして、ほかに
財政投融資二十億分が七月から
発足予定ということに相なっております。
十四番目の
歯科衛生士養成所整備費は一カ所でございますが、
歯科衛生士の需要が非常にふえておりますので、現在各
大学あたりで
養成所を若干持っておる程度で、国としてもこの際、積極的に
補助金でもって
養成所を設立していきたいという意欲の表われだというふうに御了解をいただきたいと思います。
それから十五番目の
国立病院特別会計繰り入れ分は、これはあとの一番最後に出て参ります
国立病院特別会計予算の方に出て参ります金額でございまして、そのところで説明さしていただきたいと思います。
十二ページの十六番目、
麻薬取締対策関係につきましてはほとんど変動はございません。若干
麻薬取締官事務所のところで、
麻薬対策の強化ということで
携帯無線機その他の分を新規で購入していくという
予算が計上されております。
十三ページに参りまして、十七の項目の
重要医薬品の
買い上げ分は、これはワクチン、大体九
ロット分生産の見通しがついてございますが、そのうち
防疫対策上ぜひとも必要な二万人分につきまして
買い上げ予算を計上いたしたわけであります。その他につきましては、従来通り大体十品目ぐらいにつきましての
買い上げ予算を従来通り計上いたしてございます。
それから十八の項目の
生活保護費十三億の増でございますが、先ほど大臣の御説明の中に五十億と言いましたのは、これは当初
予算との対比でございまして、前年度
予算の四百五十三億の中には、第二次
補正予算に計上されました二十七億分が入っておりますので、当初
予算と合わせますれば、五十億の増になります。
(1)の
生活保護費補助金の内訳の中身は、五つぐらいに書き分けておりますが、この中身をごらんになっていただけばおわかりだと思います。
生活扶助におきましては、
基準改訂の三%の分の増、
医療扶助につきましては入院五%、外来三%の増を見込んでおりまして、
出産扶助、
葬祭扶助につきましては過去七年間全然基準を
引き上げておりませんでしたのを大幅に
引き上げて
出産扶助におきましては大体八八%の
引き上げ、
葬祭扶助におきましては三三%の
引き上げになります。
それから
整備費関係につきましては、ほとんど変動はございませんが、
養老施設を積極的にやりたいということで、その分の増額が計上されておるわけであります。
それから十四ページに入りまして、十九番目の低
所得階層対策、これは
世帯更生資金、
医療貸付金ともに前年度通りでございまして、
世帯更生資金が減額になっておりますのは、災害のときの分が前年度
予算に計上されておるわけでありますが、当初
予算に比べますと、前年度通りでございます。
それから
心配ごと相談所が新たに新規で計上されましたわけで、全国おおむね一県
当たり三カ所、
東京あたりにつきまして
個所数をふやすということでございまして、大体
民生委員の方々がこの
相談所にお集まりいただいて、いろいろ
生活困窮者のめんどうを見たいという新しい政策でございます。
それから
社会福祉事業振興会の二十番目の分が九千万円、総
資金量三十五年度で六億一千万に相なる次第であります。
二十一番目の
身体障害者保護費の関係につきましては、ほとんど変動はございませんで、減額になりましたのは節約の分でございます。増額になりました分は、これは補装具等につきまして
対象人員が前年度より一割増しぐらいに計上されておるわけであります。戦傷病者の点が減額になっておりますのは、これは対象者が次第に減ってくるという関係でございます。
それから十六ページの二十二番目の
精神薄弱者援護費の分が、これは先ほど、大臣の御説明にありましたように、
精神薄弱者福祉対策を積極的にやりたいということで、その十六ページの裏に出ておりますマル新という点に掲げた分が、この分が大体今度の国会に上程を予定されております
精神薄弱者福祉法案の中身の項目になると思います。近く上程をされる予定になっております。
それから三十三番目の婦人保護費の分の減額分は、これは節約による減額でございます。ただマル新としまして、かねてから要望がありました、施設に嘱託医を置きたいというのが二百六十七万九千円新規で計上いたしておるわけであります。
それから二十四番目に参ります。
地方改善事業費につきましては、前年度に比べますと大幅な増額になっておりますが、従来、補助対象になっておりませんでした備考の共同便所の以下のところと、それから隣保館の
運営費、この分を新規計上いたしましたほかに、
モデル地区対策分、十二カ所分が計上されております。
裏に参ります。十八ページ、
児童保護費。ずっと十五項目までいろいろ書き並べてございますが、目立ったところだけ御説明申し上げますが、
児童措置費の
増額分の内訳は、一指大きいのが
保育所の間食分の一人一日三円分の値上げ分であります。それから期末手当、これはまあ、施設従事者の待遇改善という趣旨で入りました分でございます。ほかに、
収容施設としまして新規で
見学旅行費が入りました。これは
収容児童施設だけでございます。
収容児童人員に対してだけの計上でございます。
飲食物費は、これは
生活保護費のときに出ました
生活扶助の
基準改訂の中身と同じでございまして、日本人の栄養所要量というものが昨年、栄養審議会の答申によって改訂になりまして、平均いたしまして三十八カロリーぐらいふえることになっております。それによります
改訂分でございます。それから変わったところでは、八番目の未熟児療育費補助が相当数ふえておりますが、これは昨年から行なわれました未熟児対策、非常に対象者がふえて参りましたその分の人員の増に見合う金額でございます。それから、その下の骨関節結核児童療育費補助、いわゆるカリエスの患者に対しまして療育指導をやりたいというのも、ごく新しい施策でございますが、
ベッド数をふやしたということに伴います増加であります。その他、下の方に三角が目立ってございますのは、これは節約によります減でございます。それから十四番目に新規事業で、児童健全育成事業費補助というのが計上いたされてございますが、この分は、児童の不良化防止ということで、お母さん方やあるいは指導員の方々を健全育成推進のために各県お集まりをいただいて、研修会、講習会をやりたいという経費でございます。
それから二十ページに参ります。二十六番目、
母子福祉対策関係の経費で、福祉資金の、
母子福祉貸付金が一億減額になっておりますが、これは償還金がどんどん現在ふえて参りまして、大体三億あれば足るということで減額になった分でございまして、
資金量は三十五年度末におきましては大体五十三億を予定いたしております。五十三億ということに相なります。それから新規で
母子福祉センター。これは、母子相談あるいは生業技能修得をやってみたいということで、モデル的に二カ所分計上してやる新しい施策でございます。
それから二十七項目の
中央児童厚生施設設置費といいますのは、仮称「子供の国」というふうに出ておりますが、直接、国で児童厚生施設を作りましてモデル的にやってみたいという経費でございます。
それから二十八番目の家族計画普及関係の分の減は、節約によります減でございまして、中身につきましては前年度とほとんど大差はございません。
二十九番目の社会保険国庫負担金の中で目立ちますのは、(1)の健保の財源
繰り入れの五億分の減でございます。毎年十億
繰り入れいたしましたのが、ことしからは半額になりました分であります。その他の分の
増額分は、大体被
保険者の伸び並びに標準報酬の伸びといったものを見ました分の増額でございます。これは後ほど出て参ります
厚生保険特別会計の
一般会計繰り入れ財源として歳入
予算に計上される分でございます。
二十二ページの裏に参ります。三十項目の健保組合補助三千万円といいますのは、単価は前年通りで被
保険者の伸びを見ておりまして三千万計上されております。法律では全額負担ということになっております金額でございます。
それから三十一番目の国民健康保険の助成費の内訳は、これは先ほど大臣説明の中にありました被
保険者の伸びを見ておりまして三十五年度末で国民皆保険の達成という中身の金額でございます。(4)の項目の保健婦
補助金がふえておりますのは、これはここ数年間、国保の保健婦につきましては全然単価の
引き上げがございませんでしたが、今度若干ではございますが、単価の
引き上げをいたしましたものの増額でございます。直診の三角は、これは節約によります減でございます。それから新しい(8)の項目で、国保団体連合会の
補助金が一億計上されたわけであります。
三十二に参りまして、
国民年金関係につきましては、
福祉年金はことしは十カ月分でございまして、三十六年度
予算以降におきまして初めて十二カ月分の
予算が計上される、こういうことであります。中身につきましては、基礎人員その他については大体前年度
予算の積算の基礎通りの人員を大体使っております。
裏に参ります。二十四ページ、事務費のところで相当増額が目立ってございますが、これは社会保険出張所を五十カ所新設する分と、それから
拠出年金の
適用事務が三十五年度の十月から始まりますので、それに対しまして
市町村の事務取り扱い交付金を計上いたしたということで、この十七億のうち、新規計上分が十六億七百四十九万円計上されております。その残りの一億分は、これは
福祉年金の
市町村の交付金ということになるわけであります。それからやはり拠出制の
国民年金が始まるということで、広報宣伝費を相当多額に計上されておりますと同時に、やはり拠出制の仕事を始めるということで、この三十一億の増額の中には、大体国、地方を含めまして二千九百人ぐらいの人員増を見込んでおる経費がこの中に入っております。
三十三に参りまして、留守家族の援護費の減額の分は、これは対象数の減額の分でございます。
三十四番目の戦傷病者戦没者遺族援護費の
増額分は、これは三十五年七月以降の軍人恩給のベース・アップに伴う自然増的な経費の増でございます。
それから三十五番目の在日朝鮮人帰還援護費、これは協定が三十五年十一月中旬までになっておりますので、十月までの
予算を計上いたしまして、それ以降は引き続き帰還が行なわれるとすれば予備費計上に相なるということでございます。
それから三十六番目の
国立公園等
整備の分は、大体約二千万程度増額になりました。内訳は摘要のところに書いてございますので、説明を省略さしていただきます。
それで、二十六ページの裏に参りまして、三十七項目のその他の経費で差引減二十二億となってございますが、これはしばしば申し上げますように、前年度
予算の中には
補正予算、災害関係の分も全部含めてございますので、一番大きな分で、ここで減額が目立ちますのは災害救助費━━災害救助費の前年度
予算の中に二十四億計上されておりますために、結果的に減額になっております。その点お含みおきをいただきたいと思います。
特別会計の方に参りまして、この
健康勘定、この
健康勘定といいますのは、政府管掌の健康保険組合の勘定でございますが、保険料収入がふえておりますのは、被
保険者並びに平均標準報酬月額分の
増額分がここに出て参るわけであります。それから
一般会計からの受け入れの分は、先ほど申し上げました五億の減がございましたが、五億円計上される。それから借入金が従来六十億ありましたのを三十二年度十億、三十三年度二十億、自前で返しました残りの分の三十億ということで歳入合計、これらに対しまして、二十八ページ、九百二十七億ということになりまして、それに見合う金額が、歳出合計、その下に入っております給付費と借入金償還、
業務勘定繰り入れといったものの中身でございます。
業務勘定の方はあとの方に出てきますのでここでは説明を省略させていただきます。
それから日雇い勘定につきましても被
保険者の人員の増と、保険料につきましては全然手をいじっておりません。それから
一般会計からの受け入れの分は、これは売りさばき手数料の増額と、(2)に出ております、二十九ページの一番下、医療給付費財源の分は、法律改正によります三割負担分をここに計上しているわけでございます。三十ページの積立金からの受け入れは前年度よりも非常に少なくなっておりますので、この積立金四千万円出すことによりまして日雇いの方は積立金はなくなるわけであります。歳入が七十四億円になっておりますが、その下に、それに見合います歳出
予算が計上されております。非常に保険給付費が伸びてきておるということに相なります。
それから三十一ページ、
年金勘定のところに参ります。歳入
予算がふえておりますのは、申すまでもなく、被
保険者数の増と平均標準報酬月額分が法律改正によりまして従来十二級ありましたのが二十級になりました分が増になっておりまして、ちょうど三十二ページの下に出ておりますが、歳入合計一千十七億という金額が計上されております。歳出の方はそれに見合います老齢年金、遺族年金、脱退手当金等の保険給付と
業務勘定繰入金、そういったものでございます。そういった、歳入千十七億と歳出百五十三億という差額の八百六十四億といいます分が積立金の方に回る金額に相なるわけであります。
それから
業務勘定関係につきましては、健康保険、日雇健保、厚生年金保険というものの勘定でございまして、歳入
予算といたしまして、三十四ページの裏のところに、合計五十八億九千五百九十六万五千円というのが計上されておりますが、それに見合います歳出分が十一番目まであるわけでありまして、目立ったところでは、三十五ページの十一の項目で、厚生年金保険の
福祉施設に必要な経費、五億五千万円の中には、厚生年金被
保険者の
福祉施設といたしまして、有料老人ホームを新たにやりたいといった経費が四千八百万円程度この中に計上されているわけであります。
それから次が三十六ページの
船員保険特別会計の歳入歳出
予算でございますが、歳入につきましては、被
保険者数、標準報酬月額は明らかに伸びを見ております。
保険料率につきましては、新しい法律が改正されるということを含みましてその通りの率を計上しておるわけであります。
一般会計からの受け入れの分は疾病給付部門におきましては前年通り一億分計上されております。それで歳入合計八十三億になりまして、それに見合います歳出が、給付以下ここに出ておるわけでありまして、歳出、歳入合わせた差額二十億といいますのは、八十三億と歳出
予算六十二億、この差額といいますものは、長期保険の積立金の方に回ることに相なるわけであります。
それから三十九ページの
国立病院特別会計、歳入の方は相当増額を見込んでおりまして、さらに積立金から二億取りくずすという
予算を計上いたしております。歳入百四億余万円の金額が計上されております。その下に歳出
予算が計上されておるわけであります。それでその裏の四十ページの8のところがいわゆる
国立病院の経営に必要な経費で相当増額に相なっておりますが、この中に職員の人件費の増あたりも計上されておるわけであります。それで歳出
予算の内訳は、ずっと中身をごらんになっていただければおわかりだと思いますので、説明を省略さしていただきます。
それから最後に出ておりますのが
アヘン特別会計、売り払いの方が前年五万八千四百四十円でございましたのが、今度は七万円計上いたしております。歳出の方も購入費の方が前年は五万五千六百五十円でございましたのを、六万四千七百五十五円で購入するということで、歳入、歳出合せて三億八千六百万円余を計上いたしております。
簡単でございますが、これで説明を終わります。