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1960-05-11 第34回国会 参議院 議院運営委員会 第29号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十五年五月十一日(水曜日)    午前十時二十二分開会   —————————————   委員の異動 四月二十七日委員永岡光治君辞任につ き、その補欠として中村順造君を議長 において指名した。   —————————————  出席者は左の通り。    委員長     高橋進太郎君    理事            塩見 俊二君            田中 茂穂君            阿部 竹松君            光村 甚助君            向井 長年君            北條 雋八君            加賀山之雄君    委員            石谷 憲男君            北畠 教真君            鈴木 恭一君            椿  繁夫君            東   隆君         —————    議長      松野 鶴平君    副議長     平井 太郎君         —————   政府委員    郵政政務次官  佐藤虎次郎君    電気通信監理官 松田 英一君    郵政省電波監理    局長      甘利 省吾君   事務局側    事 務 総 長 河野 義克君    事 務 次 長 宮坂 完孝君    議 事 部 長 海保 勇三君    委 員 部 長 岸田  実君    委員部副部長  若江 幾造君    記 録 部 長 佐藤 忠雄君    警 務 部 長 渡辺  猛君    庶 務 部 長 小沢 俊郎君    管 理 部 長 佐藤 吉弘君   法制局側    法 制 局 長 斎藤 朔郎君   —————————————   本日の会議に付した案件日本電信電話公社経営委員会委員の  任命同意に関する件 ○電波監理審議会委員任命同意に関  する件 ○本会議における議案趣旨説明聴取  に関する件   —————————————
  2. 高橋進太郎

    委員長高橋進太郎君) これより議院運営委員会開会いたします。  最初に、日本電信電話公社経営委員会委員任命同意に関する件を議題といたします。まず政府委員説明を求めます。
  3. 佐藤虎次郎

    政府委員佐藤虎次郎君) 日本電信電話公社経営委員会委員大和田悌二及び中山素平両君は、四月三十日任期満了となりましたが、両君を再任いたしたいので、日本電信電話公社法第十二条第一項の規定により、両議院同意を求めるため本件を提出いたしました。両君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも広い学識と豊富な経験を有するものでありますので、日本電信電話公社経営委員会委員して適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御同意下さるようお願いいたします。
  4. 高橋進太郎

    委員長高橋進太郎君) 本件に関して御発言はございませんか。——別に御発言もなければ、本件につきましては、慣例通り会派にお持ち帰りの上、御検討を願うことにいたし、次回に決定いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 高橋進太郎

    委員長高橋進太郎君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   —————————————
  6. 高橋進太郎

    委員長高橋進太郎君) 次に、電波監理審議会委員任命同意に関する件を議題といたします。政府委員説明を求めます。
  7. 佐藤虎次郎

    政府委員佐藤虎次郎君) 電波監理審議会委員秋山龍及び丹羽保次郎両君は、四月二十四日任期満了となりましたが、両君を再任いたしたいので、電波法第九十九条の三第一項の規庁により、両議院同意を求めるため本件を提出いたしました。両君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知、願いたいと存じますが、いずれも公共の福祉に関し、公正に判断することができ、広い経験と豊富な知識を有するものでありますので、電波管理審議会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重審議の上すみやかに御同意下さるようお願いいたします。
  8. 高橋進太郎

    委員長高橋進太郎君) 本件に関して御発言はございませんか。
  9. 阿部竹松

    阿部竹松君 その秋山丹羽両君の人物の問題ではなくして、この審議会委員をきょうきめなければ、電波チャンネルその他について若干支障を来たすというような話を、僕はNHK関係の力から承ったのだが、今まで参議院の議運でこの種の案件同意する場合、その日に提案を受けて異議なしときめることはない。各会派に持ち帰って、あらかじめ了承を求めて、次回の委員会で、大体きめた。しかし、きょう承ると、ほんとうかうそか知らぬが、きょうきめてもらわなければ困るというようなことなので、そんなことでは、われわれも困るということになるので、その間の乍情を政務次官から若干承っておきたい。きよう出してきょうきめる、そんなに時間的の余裕がなかったのか。
  10. 佐藤虎次郎

    政府委員佐藤虎次郎君) 実は、いま少し早く皆さんの御了解を求めるべきでございましたが、御承知のごとく、飛び石連休とでも申しますか、そういう関係がありまして、委員各位の方々にお目にかかる機会も得ず、特にお願いいたしたいことは、日本放送協会静岡松山及び小倉のテレビジョンの再免許をいたさなければ、有効期間がちょうど切れるのでありまして、実は、率直に申し上げますと、お願いいたしますことは、審議会委員の中で特に丹羽先生技術担当委員でございますが、丹羽先生も何か電波関係で外遊されるようになっておりますし、ちょうど、あす審議会がございまして、あすを延ばしますというと、どうしても来月でなければ開催の期日がないのであります。ゆえに、ぜひとも一つ、手落ちのあったことはお許しを願って、NHKとして放送のでき得なくなるような結果に相なりますので、まげて御承認を願いたい。かようにお願いする次第であります。
  11. 阿部竹松

    阿部竹松君 松山その他のチャンネル云々ということは、きのう、おとといわかった話じゃないのですね。丹羽君があす渡米するということも、おそらくこれは横浜へ行くとか名古屋へ行くのと違って、外貨の問題とか、その他少なくとも半月前にわかっていたはずです。それからまた、いま政務次官お話を承っていると、飛び飛びみたいな休みで委員にお目にかかれなかったというお話ですが、委員個人々々と取り引きするのじゃなくて、提出をしておけば、七日から理事会を開いていたので、私は何も揚げ足をとるわけではないし、別にお二人に反対しているわけじゃないからいいです。いいけれども、どうもルーズな気がする。ですから、将来こういうことがあっては絶対ならぬという前提条件で、これは委員長の方で取り計らっていただきたいと思います。
  12. 光村甚助

    光村甚助君 この二人の任期はいつ切れたのですか。
  13. 佐藤虎次郎

    政府委員佐藤虎次郎君) 四月二十四日でございます。
  14. 光村甚助

    光村甚助君 四月二十四日に任期満了になっていたのだったら、どうしてもっと早く出さないのですか。佐藤政務次存には、去年一ぺん私はこの問題で注意している。せっぱ詰まって持ってくる。そのときも、今後そういうことをやらないという話だった。四月二十四日に任期満了になっていて、静岡小倉あたり免許期限も切れるということはわかっていたのですね。私は逓信関係だから事情はよくわかりますけれども、四月二十四日に任期満了になって、その免許有効期間も何日に切れるということはわかっている。それなのにやらないということは、一体どういうことですか。国会軽視ですよ。甘く見ているのじゃないか。この点どうなんです。
  15. 佐藤虎次郎

    政府委員佐藤虎次郎君) 非常に手落ちのあったことに対しましては申しわけないと思います。今後は十分注意して、皆さんに御了解を求めるようにいたしますから、ぜひ今回の手落ちのあったことはお許し願いたいと思います。
  16. 高橋進太郎

    委員長高橋進太郎君) それでは本件に関しましては、ほかに御発言もなければ、秋山龍君及び丹羽保次郎君の電波監理審議会委員任命につき同意を与えることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  17. 高橋進太郎

    委員長高橋進太郎君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
  18. 高橋進太郎

    委員長高橋進太郎君) 次に、本会議における議案趣旨説明聴取に関する件を議題といたします。  先般、内閣から送付されました農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正をする法律案の取り扱いにつき、理事会において協議いたしました結果、右両案は、一括していずれも本会議においてその趣旨説明を聴取することとし、実施の日取り及び趣旨説明に対する質疑の要領につきましては、追って理事会において協議することに意見の一致を見たのでありますが、右理事会申し合わせ通り決定することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  19. 高橋進太郎

    委員長高橋進太郎君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  本会議の都合により、暫時休憩いたします。    午前十時三十二分休憩    〔休憩開会に至らなかった〕