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1960-01-29 第34回国会 衆議院 議院運営委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
三十五年一月二十七日(水曜日)
委員長
の指 名で、次の
通り小委員
及び小
委員長
を選任した。
国会法改正等
に関する小
委員
荒舩清十郎
君
佐々木盛雄
君
長谷川
峻君
松澤
雄藏君
三和
精一
君
山村
新
治郎
君
柳田
秀一
君
下平
正一
君 田中織之進君
池田
禎治
君
国会法改正等
に関する小
委員長
佐々木盛雄
君
図書館運営小委員
飯塚
定輔
君
池田正之輔君
佐々木盛雄
君
長谷川
峻君
長谷川四郎
君 栗原 俊夫君
下平
正一
君
池田
禎治
君
木下
哲君
図書館運営小委員長
長谷川
峻君
院内
の
警察
及び
秩序
に関する小
委員
天野
光晴
君
椎熊
三郎
君 服部 安司君
松澤
雄藏君 毛利 松平君
小林
進君
下平
正一
君 田中織之進君
池田
頂治
君
院内
の
警察
及び
秩序
に関する小
委員長
松澤
雄藏君
庶務小委員
安倍晋太郎
君
天野
公義
君
古川
丈吉
君
三和
精一
君
山村
新
治郎
君
小林
正美君 兒玉 末男君
柳田
秀一
君
池田
禎治
君
庶務小委員長
三和
精一
君 —
——
——
——
——
——
——
——
——
——
——
昭和
三十五年一月二十九日(金曜日) 午後四時四十九分
開議
出席委員
委員長
荒舩清十郎
君
理事
佐々木盛雄
君
理事
長谷川
峻君
理事
松澤
雄藏君
理事
三和
精一
君
理事
山村
新
治郎
君
理事
柳田
秀一
君
理事
下平
正一
君
理事
田中織之進君
理事
池田
禎治
君
安倍晋太郎
君
天野
公義
君
天野
光晴
君
飯塚
定輔
君
椎熊
三郎
君
長谷川四郎
君
古川
丈吉
君
小林
進君
木下
哲君
委員外
の
出席者
議 長
加藤鐐五郎
君 事 務 総 長
鈴木
隆夫君 —
——
——
——
——
——
——
本日の
会議
に付した案件
会派
の
名称
及び
代表者変更届出等
の件
立法事務費
の
交付
を受ける
会派
の
認定
に関する 件
開会式
に関する件 副
議長辞職
の件 副
議長
の
選挙
昭和
三十五年度本
院予算要求
の件
昭和
三十五年度
裁判官訴追委員会予算要求
の件
昭和
三十五年度
裁判官弾劾裁判所予算要求
の件
昭和
三十五年度
国立国会図書館予算要求
の件 次回の本
会議等
に関する件
——
——
◇—
——
——
荒舩清十郎
1
○
荒舩委員長
これより
会議
を開きます。 まず、
会派
の
名称
及び
代表者変更届出
の
件等
についてでありますが、
事務総長
から
報告
を願います。
鈴木隆夫
2
○
鈴木事務総長
御
報告
を申し上げます。 去る二十五日、
民主社会党
の
国会議員団長水谷長三郎
君から、去る二十四日
民主社会党
を結成したので、
会派
の
名称民主社会クラブ
を
民主社会党
に変更し、
代表者伊藤卯四郎
君を
水谷長三郎
君に変更する旨の
届出
がありましたので、御
報告
申し上げます。 また、去る二十五日、
民主社会党国会議員団長水谷長三郎
君から、
山下榮二
君が
民主社会党
に入党した旨の
届出
があり、去る二十六日、
日本社会党書記長淺沼稻次郎
君から、
山下
君の離党を承認した旨の
届出
がありました。 従いまして、現在の各
会派所属議員数
は、自由民主党二百八十八名、
日本社会党
百二十七名、
民主社会党
三十八名、無所属五名、
欠員
十一名と相なっております。 —
——
——
——
——
——
——
荒舩清十郎
3
○
荒舩委員長
次に、
立法事務費
を受ける
会派
の
認定
に関する件についてでありますが、
事務総長
から
説明
を願います。
鈴木隆夫
4
○
鈴木事務総長
立法事務費
の
交付
を受ける
会派
の
認定
は、
国会
における各
会派
に対する
立法事務費
の
交付
に関する法律第五条の
規定
によりまして、当
委員会
の
議決
によって決定することに相なっておりますが、今般
民主社会党
が結成され、その
代表者
から所定の
届出
がありましたので、当
委員会
の
認定
をお願いいたしたいと存じます。
荒舩清十郎
5
○
荒舩委員長
それでは、
本件
は、ただいま
事務総長
から
説明
がありました
通り
、
民主社会党
を
立法事務費
の
交付
を受ける
会派
と
認定
するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
荒舩清十郎
6
○
荒舩委員長
御
異議
なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —
——
——
——
——
——
——
荒舩清十郎
7
○
荒舩委員長
次に、
開会式
に関する件についてでありますが、
開会式
の日取りにつきましては、先ほどの
理事会
における
話し合い
では、明三十日午後一時から行なうことに決し、なお、
事務当局
をして宮中の御都合を伺わせましたところ、当日はお差しつかえがないとのことであります。また、
式次第
につきましては、従前の例により
事務当局
において作成いたしました案をお
手元
に
配付
いたしてあります。また、
式辞
につきましても、
事務当局
において作成いたしました案をお
手元
に
配付
いたしてありますが、この際、
事務総長
から朗読を願います。
鈴木隆夫
8
○
鈴木事務総長
朗読いたします。 第三十四回
国会開会式式辞案
天皇陛下御臨席を仰ぎ、第三十四回
国会
の
開会式
をあげるにあたり、
衆議院
及び
参議院
を代表して、
式辞
を申し述べます。 今や世界の平和と繁栄とが
人類共通
の強い念願である新しい時代を迎えて、われわれは、外に対しては、広く諸国との
友好親善
の
関係
を深め、内においては産業の振興、
社会福祉
の充実、貿易の
伸張等各般
にわたり適切な施策を推進し、もって、国際間の崇高な理想の達成に寄与するとともに、
わが国経済
の発展と民生の安定とに万全を期さなければなりません。 ここに、
開会式
を行うにあたり、われわれに負荷された重大な使命にかんがみ、
日本国憲法
の精神を体し、おのおの、その最善を尽して任務を遂行し、もって
国民
の委託にごたえようとするものであります。
荒舩清十郎
9
○
荒舩委員長
それでは、
本件
について御
協議
を願います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
荒舩清十郎
10
○
荒舩委員長
それでは、
開会式
は明三十日午後一時から行なうこととし、
式次第
及び
式辞案
は、お
手元
に
配付
の
案文通り
それぞれ一応決定いたしまして、
参議院側
と
協議
の上決定いたしたいと思いますが、これにつきましては
委員長
に御一任を願っておきたいと思いますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
荒舩清十郎
11
○
荒舩委員長
御
異議
なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 なお、先ほど
社会党柳田
君から、
開会式
の
式次第等
について御
意見
がありましたが、それらについては、後日検討いたすことといたしたいと思います。なお、他からも御
意見
がありましたが、あわせて御
協議
願うことにいたします。 —
——
——
——
——
——
——
荒舩清十郎
12
○
荒舩委員長
次に、副
議長辞職
の件についてでありますが、正木副
議長
から
辞職願
が提出されておりますので、この
取り扱い
については、先ほどの
理事会
におけるお
話し合い
の
通り
、明三十日、
開会式終了
後の本
会議
において、これをお諮りし、引き続き副
議長
の
選挙
を行なうこととするに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
荒舩清十郎
13
○
荒舩委員長
御
異議
なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —
——
——
——
——
——
——
荒舩清十郎
14
○
荒舩委員長
次に、
昭和
三十五年度本
院予算要求
の件についてでありますが、
庶務小委員長
から
報告
のため
発言
を求められております。これを許します。
三和精一
君。 —
——
——
——
——
——
——
三和精一
15
○
三和委員
昭和
三十五年度における
衆議院
の
歳出予算
について御
説明
申し上げます。
昭和
三十五年度
歳出予定経費要求額
は、二十四億二千八百八十二万五千円でありまして、前年度本
予算額
二十三億五千九百五十二万円に比較し、六千九百三十万五千円の
増加
となっております。
要求額
の主要な事項を概略
説明
いたしますと、まずその第一は、
国会
の
運営
に必要な
経費
として二十二億五千九百五十万二千円を計上いたしてあります。この
経費
は、
議員
、
議員秘書
及び
職員
の
給与
に関する
経費
、
旅費
、
議案類印刷費
、
光熱水料
、
通信費等
の
事務費
、
議員会館
、
議員宿舎
、
自動車等
の
維持管理
に必要な
経費
でありまして、前
年度予算
に比し異なっているものは、第一に、
議員秘書
の
給料
及び
職員
の
俸給
、並びに
議員
、
議員秘書
及び
職員
の
期末手当
であります。すなわち、
議員
、
秘書
、
職員
の
期末手当
は、六月に支給する分として〇・一月分が
増加
となっており、
議員秘書
の
給料
は月額千百円を
増加
し二万四千四百円とし、また、
一般職員
も昨年の
人事院勧告
による
給与改善
の
経費
が計上してあります。 また、
新規人員
は、
別館新築
による
警備区域
の
増大
に伴なう衛視二十人の増員、
議長公邸
及び
議員宿舎
の
管理要員
十七人、
自動車運転手
三人、
法制局参事
二人、
合計
四十二人の
増加
となっております。 第二は、
自動車
の
購入
及び更新に必要な
経費
合せて一千二百二十四万円が計上されてあります。 第三は、
外国旅費
でありますが、今年は
列国議会同盟会議
が
東京
で開かれるわけでありますが、
春季会議等
もありますので、前年度と
同額
の二千九百四十万円が計上されてあります。 次は、
議会開設
七十年
記念
に関し必要な
経費
でありまして、
記念式典
に関する
経費
七百四十二万五千円、
議会制度
七十年
史編さん刊行
に関する
経費
一千十五万一千円、
総額
一千七百五十七万六千円のうち、
衆議院
と
参議院
におのおの折半して計上されてあります。このほかに、
式典
の行事の一として、
憲政資料展示会
に必要な
経費
百七十万四千円が
国立国会図書館
に計上されてあって、七十年
記念関係経費
は、
総額
一千九百二十八万円となっております。 次は、
列国議会同盟東京会議
に必要な
経費
でありまして、
総額
九千五百七十一万八千円を計上しておりますが、うち、
衆議院
に六千六百十四万一千円、
参議院
に二千九百五十七万七千円を計上いたしてあります。 この
経費
の
内容
は、
列国議会同盟
との間の協定をもとにし、従来の
会議
の
慣例
その他
同盟
との
打ち合わせ等
によって、本
会議場等同時通訳施設
を初め、諸般の会場の設備に要する
経費
四千四百二十八万七千円、
列国議会同盟評議員会議長夫妻
及び
同盟事務局職員来日
のため要する
往復航空運賃
及び帯・
在費
三千七百三十九万三千円、
会議運営
のため必要な
通訓等
の
経費
または
議事日報作成等事務
に要する諸費一千四百二十七万円、
各国出席代表等
の接伴に要する
経費
一千九百七十六百八千円等であります。 次は、
営繕工事
に必要な
経費
として八千七百三十九万四千円を計上いたしてありますが、
要求額
のうちおもなものは、第一に、
衆議院議長公邸
の新営に本
年度予算
で九千六百三十七万円計上しておりますが、さらに来年度に三千四百八十九万円を計上しております。 次に、
列国議会同盟会議
に備えて、
本館昇降機
の
改修
に二千九百四十五万円、その他
陸橋上屋
の取設に三百八十万四千円、また、各所新
営及び改修費
として一千九百二十五万円を計上しております。 次は、
国会予備金
に必要な
経費
がありまして、前年度と
同額
の七百万円が計上されてあります。 以上の
合計
が二十四億二千八百八十二万五千円でありまして、その
科目別金額
は、お
手元
に
配付
してあります
資料
の
通り
であります。
本件
は、昨日
庶務小委員会
において
全会一致
をもって決定されたものでありますから、よろしくお願いいたします。
荒舩清十郎
16
○
荒舩委員長
ただいまの
庶務小委員長
の
報告
に対し、何か御
発言
はありませんか。
田中織之進
17
○田中(織)
委員
参議院
と
衆議院
との
配分関係
はどういうふうになっておるかということが
一つ
と、それから
海外出張
の
旅費
の
関係
で、実は私、別に
予算委員会
にも
関係
しておりますけれども、昨年度
予算委員会
の
海外調査
に
旅費
をもらっておった。そういう
関係
については、これがきまってからの
配分
に関連して考えられるものなのかどうか。
鈴木隆夫
18
○
鈴木事務総長
今の
配分
の問題につきましては、実は
列国議会同盟会議
とか七十年
式典
については、
大蔵省
としては、
国会
としてやるのだから、一本の
予算計上
でいいんじゃないかというお話もあったのですが、やはり両院の
予算
が独立しているので、両方に折半してほしいという
参議院
の要望もあって、こういうものについてはあえて反対しなくてもいいんじゃないかということで、
列国議会同盟会議
の方の
関係
については私の方が少しよけい取っておりますけれども、七十年の方は同じです。
荒舩清十郎
19
○
荒舩委員長
速記
をとめて下さい。 〔
速記中止
〕
荒舩清十郎
20
○
荒舩委員長
速記
を始めて。 それでは、
昭和
三十五年度本
院予定経費要求書
につきましては、
庶務小委員長
の
報告
の
通り
に決するに御
異議
はございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
荒舩清十郎
21
○
荒舩委員長
御
異議
なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —
——
——
——
——
——
——
荒舩清十郎
22
○
荒舩委員長
次に、
昭和
三十五年度
裁判官訴追委員会
及び
裁判官弾劾裁判所予算要求
の件についてでありますが、
事務総長
から
説明
を願います。 —
——
——
——
——
——
——
鈴木隆夫
23
○
鈴木事務総長
裁判官
、
訴追委員会
及び
裁判官弾劾裁判所
の
予算
につきまして、便宜私から御
説明
申し上げます。
裁判官訴追委員会
における
昭和
三十五年度
歳出予定経費要求額
は七百六十九万二千円でありまして、これを前
年度予算
額七百四十四万九千円に比較いたしますと、二十四万三千円の
増加
と相なっております。 この
経費
は、
裁判官訴追委員会
における
委員
及び
事務局職員
の
給与
に関する
経費
、
訴追事件
の
審査
に要する
旅費
その他の
事務費
でありまして、前年度に比し
増加
と相なっておりますもののうちおもなものは、
給与改善
による
職員俸給
並びに
期末手当
の
増加等
によるものでありまして、その他は前年度と同様になっております。 また、
裁判官弾劾裁判所
の
歳出予算要求額
は、八百二十七万八千円でありまして、これを前
年度予算
額八百八十三万五千円に比較いたしますと、五十五万七千円の減額と相なっております。これは
自動車購入費
の削除による減と、
人件費
の
自然増加
の
差引等
によるものであります。
経費
の
内容
は、まず、
裁判官弾劾裁判所
の
運営
に必要な
経費
といたしまして七百七十一万六千円、これは、当所の
運営
に必要な
裁判長
の
職務雑費
、
裁判員
の
調査旅費
並びに
事務局
の
人件費
、
事務費等
であります。次に、
裁判
に必要な
経費
といたしまして五十六万二千円、これは
裁判官弾劾法
に基づく、
裁判官
の
弾劾裁判
に必要な
旅費
、
庁費等
であります。 以上、簡単でありますが、何分よろしくお願いいたします。
荒舩清十郎
24
○
荒舩委員長
ただいまの
事務総長
の
説明
に対し、何か御
発言
がございますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
荒舩清十郎
25
○
荒舩委員長
それでは、
昭和
三十五年度の
裁判官訴追委員会
及び
裁判官弾劾裁判所
の
予定経費要求書
につきましては、お
手元
に
配付
の
印刷物
の
通り
に決定し、また、
裁判官弾劾法
第四条の二の
規定
によりますと、本
予定経費要求書
は、当
委員会
の
審査
に際しては、「
勧告
を付し、または付さないで
議長
に送付することになっておりますか、今回は、
勧告
を付さないで
議長
に送付するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
荒舩清十郎
26
○
荒舩委員長
御
異議
なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —
——
——
——
——
——
——
荒舩清十郎
27
○
荒舩委員長
次に、
昭和
三十五年度
国立国会図書館予算要求
の件についてでありますが、
図書館運営小委員長
から
報告
のため
発言
を求められております。これを許します。
長谷川峻
君。 —
——
——
——
——
——
——
長谷川峻
28
○
長谷川
(峻)
委員
昭和
三十五年度の
国立国会図書館予定経費要求
について、
図書館運営小委員会
における
審議
の経過及び結果について御
報告
申し上げます。 まず、
昭和
三十五年度
国立国会図書館
の
予定経費
の
要求総額
は、十億九千八百二十三万二千円でありまして、これを前
年度予算
額と比較しますと、二一億七千二百五十二万四千円の
増加
となっております。 次に、
要求額
の
内容
を御
説明
いたしますと、
国立国会図書館
の
管理運営
に四億八千六百三十四万二千円が計上いたしてあります。これを前
年度予算
に比較しますと、五千九百四十七万九千円の
増加
となっております。この
経費
は、
人件費
、
事務費
、
図書購入費等
の
管理運営
に必要な
経費
でありますが、このうちには、
予算編成
にあたりまして重点として取り上げました
科学技術関係資料
の
整備拡充
に必要な
経費
が含まれております。すなわち、
科学技術資料
の
整備関係
の
経費
は、前
年度予算
に比較いたしまして約二千二百万円の
増加
となっております。
増加
のおもなものは、
資料
の
購入費
及び
整備要員
としての十名の
人件費
であります。 次は、
国立国会図書館庁舎
の新営に必要な
経費
といたしまして、六億一千百八十九万円が計上いたしてあります。これを前
年度予算
に比較いたしますと、二億一千三百四万五千円の
増加
となっております。この
経費
は、現在
工事
中の
国立国会図書館庁舎
の第一期
工事
八千坪を、
昭和
三十六年九月中に
移転
を完了して十月に開館できるように完成するに必要な
経費
でありまして、
工事費
約五億九千六百万、
予定敷地
内に残存する一部未
買収地
及び家屋の
購入費
一千万円、並びに
工事関係
の
事務費
であります。なお、総
工事費
については、昨年来
大蔵省当局
と折衝を重ねました結果、
不動産購入費等
については若干の含みを残し、一応二十三億五千七百三十四万八千円とすることにいたしました。従いまして、
昭和
三十五年度までの
使用済み額
及び
予算額
約二十一億八千八百万円を
総額
から差し引きました残り約一億六千九百万円が、
昭和
三十六
年度予算
として計上される
予定
であります。 ここで、
昭和
三十六年度に一部残額が計上されることになりましたことにつき御
説明
いたしておきますが、
工事
の
進捗状況等
にかんがみ、来年度に計上いたしましても差しさわりのないもののみを残しましたもので、この点につきましては、
大蔵省
、建設省とも
打ち合わせ
の上、
工事
の完成及び
移転等
に支障を来たさせないという言質をとり了承したものであります。 なお、
国立国会図書館
の
予算外
でありますが、行政、司法各部門の
支部図書館
の
支部経費
が、前
年度予算
に比較いたしまして約二百九十万円の
増加
をいたしておりますので、この
機会
をお借りいたしまして御
報告
いたしておきます。 以上でございますが、
図書館運営小委員会
といたしましては、さきに小
委員会
を開きまして
図書館側
から
説明
を聴取した結果、
昭和
三十五年度
国立国会図書館予定経費要求書
につきましては、お
手元
に
配付
の
印刷物
の
通り
これを決定すべきものとし、また、
国立国会図書館法
第二十八条の
規定
によりますと、本
予定経費要求書
につきましては、本
委員会
における
審査
に際しては、
勧告
を付し、または付さないで
議長
に送付することになっておりますが、今回は
勧告
を付さないで
議長
に送付すべきものと決した次第であります。 さらに、小
委員会
における
審議
の際においては、
国立国会図書館
に理解を持つ
議員各位
、ことに
村瀬科学技術特別委員会委員長等
の絶大なあっせんにより、異例の
予算増大
を見たことは感謝にたえない旨の
発言
があり、なお、これを
機会
に、
国立国会図書館
がこうした
国会
各方面よりの期待に沿うように、
管理機構
を再検討すること、懸案になっている
人事刷新
について意を用いて、清新の気分を館内に注入すること、あるいはまた、
欠員
になっている
新館長
についても考慮すべきであるとの
意見
が出たことを御
報告
申し上げておきます。 以上であります。
荒舩清十郎
29
○
荒舩委員長
ただいまの
図書館運営小委員長
の
報告
に対し、何か御
発言
がございますか。
小林進
30
○
小林
(進)
委員
これは
図書館
だけの問題じゃありませんが、この
国会
の
予算
についても、それぞれ小
委員会
を設けて満場一致でおきめになったというのですが、私
ども議運
の
委員
としては、こういう
予算
を拝見するのは初めてなんです。これはおかしいじゃないかと思う。そうして、ここで
委員会
を招集せられて、
数字
を読み上げられて、そのまま承認しろといったところで、そういう形式的な
審議
は
——
今までおやりになったのかもしらぬが、今後はやめてもらわなければならぬ。こういう
数字
をわれわれに見せて、そのまま読み上げて、これを承認せいということでなしに、少なくともこういう
数字
は、小
委員会
でおやりになると同時に
——
私らも
委員
だから、決定すれば
責任
を負うのだから、
数字
は前に見せてもらいたい。国の
予算書
は
予算委員
だけがもらっているのではなく、
一般
の
議員
にもいっており、われわれが検討する時間が与えられておるのだから、それくらいの慎重な
取り扱い
を私はしていただきたいと思う。残念ながら、ここに来て
数字
を見せられて賛否を問われても、賛成とも反対とも言えない。その
意味
において、願わくは私は、こういう
予算書
とか、国税に関するような問題は、少なくとも
事前
に書類を
配付
していただいて、われわれ小
委員
にあらざる者といえども、ちゃんと
審議
をし研究をするだけの若干の時間は与えてもらいたい。
荒舩清十郎
31
○
荒舩委員長
ごもっともな点がございます。ただいま
小林
君の御
意見
もありますので、今後はなるべくそういうふうにいたしたいと思います。ただし、各小
委員会
が開かれるのですへら、どうか
一つ
なるべく御
出席
をお願いするようにして御勉強いただきたいと思います。
小林進
32
○
小林
(進)
委員
それは私は少しおかしいのじゃないかと思っております。ちゃんと
公報
によって小
委員
がきめられておるのですから、小
委員会
が開かれて、そして
予算
の
数字
を見ながらいろいろ
審議
をすることはいいけれども、小
委員
にあらざる者が、あなたの
勧告
に従って、
庶務小委員会
なり
図書館小委員会
に出て
審議
をしなければならない、そんな理屈はないと思う。私は、先ほどから申し上げておるように、
庶務小委員
でもない、
図書館小委員
でもない。ですけれども、あなたの御
発言
によれば、小
委員人
に出て積極的にその
審議
に参加せいとおっしゃるのかもしれませんが、もしそんなことが許されるならば、何も小
委員
なんというものを
公報
に軒せて、きちっときめる必要はないの広す。
柳田秀一
33
○
柳田委員
確かに、
予算
というものは、
国民
の税金を預かっておるわけ外すから、原則的には、やはり
小林
君の言うことは、国の財政を預かり
議決
するものとしては当然だと思います。従来、小
委員会
が開かれて、そこで
予算書
を配られるようなときには、やはり
議運
の小
委員会
だけでは決定できないので、本
委員会
になるわけですから、
議院運営委員会
全体の
責任
になる。従って、それを小
委員会
で
審議
することはいい。ただし、そのときには、全
委員
に
予算書
を
配付
していただいて、その中から選ばれた小
委員
が
事前
に
審議
する、そうしてその
予算書
を見て
意見
の開陳をしたい方があれば、それは小
委員外
であっても出て、そこで
意見
を述べられてもいい。今
小林
君の言われるように、単に小
委員
だけに配って、今急にここで
予算審議
をやるということではなく、やはり
国会
の
予算審議
ですから、そういう
意味
において重前に
配付
をされて、そうして小
委員
が
審議
したものを全体
会議
でそれを
議決
なら
議決
する、こういうように持って いかれたらいいじゃないか。
三和精一
34
○
三和委員
今
小林
君と
柳田
君の言ったことは、結局こういう
意味
でしょう。小
委員会
を開く前に、
予算書
を四百六十七名の
議員全員
に配れ……。
小林進
35
○
小林委員
いや、そうじゃない。
議運
の
委員
に配れというのです。
予算
をきめるときには、
予算委員
だけじゃなく、全
議員
に配るじゃないですか。同じように、小
委員会
でやるときには、小
委員
だけでなくて……。
三和精一
36
○
三和委員
どんどん小
委員会
に出てきて
発言
してもよろしいというのですよ。
山村新治郎
37
○
山村委員
小林
さんのただいまの御
発言
は一応筋だと思います。ただ、従来の
慣例
が、
議運
始まって以来、
庶務小委員会
なり
図書館運営小委員会
なりできめられて、
議運
には
事後報告
という形をとっておられたので、今度もとられたと思うが、今度はすでにきまったことですから、今後の
予算
につきましては慎重に取り扱うということで御了承願いたいと思います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
荒舩清十郎
38
○
荒舩委員長
それでは、ただいまの
小林
君の御
意見
、まことにごもっともと思いますから、次回からは
議運
の
委員
全員に
予算書
を配り、そうして慎重に御
審議
を願うことにいたしたいと思います。 それでは、
昭和
三十五年度
国立国会図書館予定経費要求書
につきましては、
図書館運営小委員長
の
報告
の
通り
に決定し、
国立国会図書館法
第二十八条の
規定
による
勧告
は、今回は、付さないで
議長
に送付するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
荒舩清十郎
39
○
荒舩委員長
御
異議
なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —
——
——
——
——
——
——
荒舩清十郎
40
○
荒舩委員長
次に、次回の本
会議
の件についてでありますが、次回の本
会議
は、明三十日午後二時から開会することといたします。従いまして、次回の
委員会
は、同日午前十一時から
理事会
を開き、
理事会
散会後に
委員会
を開会することといたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後五時二十三分散会