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田中(武)
委員 それで了承いたしますが、こういうような談話として出されますと、やめたければ勝手にやめろ、お前さんのところでそれだけ自信があるなら勝手にやれ、こういうように開き直った
考え方で、これはニュアンスがちょっと違うかどうかわかりませんが、そう受け取れるのであえて申し上げたいと思うのです。今後この問題については、通常国会におきましてはおそらくや一部改正法をめぐって大論戦になろうと思います。そのときに、地方財政
云々というような抜け猶は許さないという私の気持でありますので、それについては十分自治庁としては対策を立てていただきたいと要望いたしておきます。
まだまだやりたいのですが、また次に特期を見てやります。またそのうちに
競輪というやつは、一月も何かしていると問題を起こして、やめようと思うとまたやらざるを得ない。まだ幾らでも残っている。これだけ実は持ってきているのですが、それはそれとして、最後に私は
委員長並びに
委員各位に提案をしたい。
それは先ほど来私が申し上げているように、すでに
兵庫県においては廃止を決定した。またその
兵庫県知事の呼びかけに応じて石見姫路市長が全国戦災都市連盟の総会にその問題を議案として提出したい、このように言っております。そこで、具体的には次の
理事会において相談するということになろうと思いますが、ここで当
委員会の
委員の諸君にあるいは
委員長にお願いをし、提案をしたいことは、もうこういう時期が来て、すでに廃止を決定し、きょうの
新聞におきましては何か手記も毎日
新聞にいろいろ出しております阪本
兵庫県知事、それからすでに廃止に踏み切って廃止をしているところの京都の高山市長、それからその要請に応じて戦災都市連盟に提案をしたいと決意した石見市長、これらの人に
参考人として出てきていただいて、いろいろとやめるという決意をなされたその決意のほど、並びにそれに対する財政的裏づけについてはどのようなことを
考えておられるか、いろいろ所見を伺って検討してみたいと
考えております。さらに必要であるならば、今度は逆に私はやめないと言っている滋賀県知事あるいは京都の蜷川知事、こういう人も与党あるいは
委員長で必要とするならば反対
討論者として呼んでもいいと思っております。それからさらに、これは時期が別の方がいいと思うのですが、これも
参考人として一応
選手代表の
意見も聞いてみたい。やめるについては
選手はどうなるか、この問題を
選手はどう
考えているか、こういうことも一応参考に聞きたい。と申しますのは、
八百長の存在は、
選手がいわゆるA級第一班、第二班というところにいるときははなやかである。しかし一たん転落し、それから年がいくあるいは十五
レース連続して賞に入らなければ取り消される、こういうようなところから、彼らの前途たるや暗たんたるものがあろうと思います。一たびけがでもすれば一生台なしになる、こういうようなことから、かせげるときにかせいでおけということが
八百長に通ずる、このようにも
考えます。私が
選手の待遇改善及びそれの退職後の問題、退職金の
問題等も強く要望しているのはそこにあります。そういうこともあわせ聞きたいと思いますので、
選手代表も、これは知事とは日は別の力がいいかとも
考えますが、これだけを
競輪の問題についての
参考人として呼んでいただくよう
委員長並びに当
委員会の諸君に提案をいたしまして終わります。