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中島(巖)
委員 本日は、
大臣の御就任のご
あいさつなどがあり、それから
地理調査所の視察だとかいうような
関係で、だいぶ時間も窮屈に切り詰めてあるわけでありますので、いずれただいま質問いたしました関連について、相当お聞きいたしたいのでありますが、本日は、これで省略いたすことにいたします。しかし、
一言政府側に対して希望することは、
建設省の早くから主張するように、あるいは
東海道案の方が安くできるとか、いろいろな
関係もあると思いますけれ
ども、これは、
国会のほとんど全員が
提出者になってこしらえた
法律でありまして、国全体の上から見てどういう政策をとるべきか、こういうような観点から立ちまして、たとえば
東京都に八百万、一千万というような人口が片寄っているというようなことについては、これはいろいろの
国土の
計画の上におきましても、非常にちんばな格好である、それからさらに、全国普遍的に国民の
生活領域を拡大するのにはどうしたらいいかというような、いわゆる国の
政治百般の大勢から見て、
政治家の感覚として成立せしめた
法案であるのです。また、役人の方々は、それぞれ
法的根拠に立って初めて
局長とか課長とかという地位があるわけである。従いまして、
国会できめた
法律に対しましては、あくまでこれを順法ぜねばならぬ。こういうような原則の上に立って、忠実にこの仕事をしていただきたい、こういうような希望を述べまして、私の本日の質問は、
あとの
関係もありますので、いずれあらためてすることにいたして終ることといたします。