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1958-12-12 第31回国会 参議院 議院運営委員会 第2号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十三年十二月十二日(金曜日)    午前十一時五十九分開会   —————————————   委員異動 本日委員柴谷要君、北村暢君及び椿繁 夫君辞任につき、その補欠として大矢 正君、占部秀男君及び伊藤顕道君を議 長において指名した。   —————————————  出席者は左の通り。    委員長     安井  謙君    理事            斎藤  昇君            田中 茂穂君            阿部 竹松君            小林 孝平君            杉山 昌作君    委員            江藤  智君            大谷藤之介君            後藤 義隆君            柴田  栄君            中野 文門君            前田佳都男君            小酒井義男君            横川 正市君            大竹平八郎君         —————    議長      松野 鶴平君    副議長     平井 太郎君         —————   政府委員    内閣官房副長官 鈴木 俊一君    総理府総務副長    官       佐藤 朝生君    文部政務次官  高見 三郎君    厚生政務次官  池田 清志君    農林政務次官  高橋  衛君    運輸政務次官  中馬 辰猪君    郵政政務次官  廣瀬 正雄君   事務局側    事 務 総 長 河野 義克君    参     事    (事務次長)  宮坂 完孝君    参     事    (委員部長)  渡邊  猛君    参     事    (記録部長)  岸田  實君    参     事    (警務部長)  佐藤 忠雄君    参     事    (庶務部長)  小澤 俊郎君   法制局側    法 制 局 長 齋藤 朔郎君   —————————————   本日の会議に付した案件理事辞任及び補欠互選 ○小委員補欠選定の件 ○国会法第三十九条但書規定による  議決に関する件(国立近代美術館評  議員会評議員) ○国会法第三十九条但書規定による  議決に関する件(蚕糸業振興審議会  委員) ○国会法第三十九条但書規定による  議決に関する件(結核予防審議会委  員) ○日本銀行政策委員会委員任命同意  に関する件 ○公正取引委員会委員任命同意に関  する件 ○日本電信電話公社経営委員会委員の  任命同意に関する件 ○原子力委員会委員任命同意に関す  る件 ○文化財保護委員会委員任命同意に  関する件 ○運輸審議会委員任命同意に関する  件 ○予備金支出に関し承諾を求めるの件 ○調査承認要求取扱いに関する件   —————————————
  2. 安井謙

    委員長安井謙君) 議院運営委員会を開きます。  委員異動がありましたので御報告をいたします。
  3. 渡邊猛

    参事渡邊猛君) 柴谷要君、椿繁夫君、北村暢君が辞任され、その補欠として大矢正君、伊藤顕道君、占部秀男君が指名されました。
  4. 安井謙

    委員長安井謙君) 以上の通りでございます。   —————————————
  5. 安井謙

    委員長安井謙君) それでは理事辞任に関しお諮りをいたします。小酒井義男君から都合により理事辞任したい旨の申し出がありました。右申し出通り理事辞任を許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 安井謙

    委員長安井謙君) 御異議ないものと認めます。よって許可することに決しました。  つきましては、直ちにその補欠を互選いたしたいと存じますが、先例により割当会派推薦者氏名報告いたします。
  7. 渡邊猛

    参事渡邊猛君) 社会党から理事補欠として阿部竹松君が推薦されております。
  8. 安井謙

    委員長安井謙君) ただいま報告通りに決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 安井謙

    委員長安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定をいたします。   —————————————
  10. 安井謙

    委員長安井謙君) 次に、庶務関係小委員補欠選定に関する件を議題といたします。  先刻御報告いたしました通り柴谷要君が委員辞任されました結果、庶務関係小委員欠員を生じましたので、その補欠選挙を行いたいと存じます。先例により割当会派推薦者氏名報告いたします。
  11. 渡邊猛

    参事渡邊猛君) 社会党から庶務関係小委員補欠といたしまして、阿部竹松君が推薦されております。
  12. 安井謙

    委員長安井謙君) ただいま報告通り選定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 安井謙

    委員長安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定をいたします。   —————————————
  14. 安井謙

    委員長安井謙君) それでは次に、人事案件九件、すなわち国会法第三十九条但書規定による議決に関する件(国立近代美術館評議員会評議員)、同(蚕糸業振興審議会委員)、同(結核予防審議会委員)、日本銀行政策委員会委員任命同意に関する件、公正取引委員会委員任命同意に関する件、日本電信電話公社経営委員会委員任命同意に関する件、原子力委員会委員任命同意に関する件、文化財保護委員会委員任命同意に関する件、運輸審議会委員任命同意に関する件を、便宜一括議題として、順次説明を聴取いたします。  まず国立近代美術館評議員会評議員について説明を求めます。
  15. 高見三郎

    政府委員高見三郎君) 今回衆議院議員北村徳太郎君、同じく佐藤觀次郎君及び参議院議員林屋亀次郎君の三君を、国立近代美術館評議員会評議員任命いたしたいので、国会法第三十九条但書規定に基き、両議院一致議決を求めるため本件を提出いたしました。  国立近代美術館評議員会は、文部省設置法第十五条の規定によりまして、文部省所轄機関であります国立近代美術館に設置されており、国立近代美術館長候補者推薦文部大臣に対して行い、かつ国立近代美術館事業計画、経費の見積り、人事その他の運営管理に関しまする重要事項について館長に助言することを職務とし、評議員教育、学術、文化等の各界におきまする学識経験のある者のうちから、文部大臣任命することになっております。主君の経歴につきましては、お手元履歴書で御承知いただきたいと存じますが、いずれも教育及び文化等について学識経験を有するものでありますので、国立近代美術館評議員会評議員として適任であると存じております。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御議決下さいますようお願い申し上げます。
  16. 安井謙

    委員長安井謙君) 次に、蚕糸業振興審議会委員について説明を求めます。
  17. 高橋衛

    政府委員高橋衛君) 蚕糸業振興審議会委員任命につき両院一致議決を求めるの件について御説明申し上げます。  蚕糸業振興審議会委員小淵光平君は本年八月二十六日死亡し、また同審議会委員関根久藏君は七月八日農林水産委員長に選任されたため、同審議会委員自然解消となりましたので、両君後任として衆議院議員五十嵐吉藏君、参議院議員重政庸徳君の両君蚕糸業振興審議会委員任命いたしたく、国会法第三十九条但書規定により、両院一致議決を求めるため本件を提出いたしました。  蚕糸業振興審議会は、農林省設置法第三十四条の規定により、農林省付属機関として設置され、蚕糸業法第四十三条の規定に基き、他の法律規定によってその権限に属せしめられた事項を行うほか、農林大臣諮問に応じて蚕糸業振興に関する重要事項を調査審議し、蚕糸業振興に関する重要事項につき、関係行政庁に建議する機関でありまして、委員は、蚕糸業に関し学識経験を有する者のうちから、農林大臣任命することになっております。両君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも蚕糸業に関し学識経験を有するものでありますので、蚕糸業振興審議会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに議決されるようお願いいたします。
  18. 安井謙

    委員長安井謙君) 次に、結核予防審議会委員について説明を求めます。
  19. 池田清志

    政府委員池田清志君) 結核予防審議会委員勝俣稔君は、本日をもって任期満了となりますので、同君を再任いたしたく、国会法第三十九条但書規定により、両院一致議決を求めるため、本件を提出いたしました。  結核予助審議会は、厚生省の付属機関として設置されており、厚生大臣諮問に応じ、結核予防及び結核患者医療に関する重要事項を調査審議するとともに、関係大臣に意見を具申することを任務といたしております。委員は、関係行政庁の職員、結核予防または結核患者医療もしくは保護に関する業務に従事する者及び学識経験者のうちから厚生大臣任命することになっております。勝俣君の経歴につきましては、お手元履歴書で御承知いただきますように、同君は、結核予防審議会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに議決されるようお願いいたします。
  20. 安井謙

    委員長安井謙君) 日本銀行政策委員会委員について説明を求めます。
  21. 鈴木俊一

    政府委員鈴木俊一君) 日本銀行政策委員会委員荷見安君は、本月六日任期満了となりましたので、その後任として、山添利作君を同委員会委員任命いたしたく、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定により、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。  同君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、農業に関し、すぐれた経験識見を有するものでありますので、同法第十三条ノ四第二項第六号の規定による、農業に関しすぐれた経験識見を有する者の中から選はれます委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
  22. 安井謙

    委員長安井謙君) 次に、公正取引委員会委員及び原子力委員会委員について説明を求めます。
  23. 佐藤朝生

    政府委員佐藤朝生君) 公正取引委員会委員蘆野弘君は、十一月十五日辞任いたしましたので、その後任として入江一郎君を任命いたしたく、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律第二十九条第二項の規定により、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。同君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、法律及び経済に関する学識経験を有しますので、公正取引委員会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。  原子力委員会委員石川一郎及び兼重寛九郎両君は、本月三十一日任期満了となりますが、両君を再任いたしたく、原子力委員会設置法第八条第一項の規定により、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。  両君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも、原子力利用に関する国の施策を計画的に遂行し、原子力行政の民主的な運営をはかるため設置された原子力委員会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
  24. 安井謙

    委員長安井謙君) 次に、日本電信電話公社経営委員会委員について説明を求めます。
  25. 廣瀬正雄

    政府委員廣瀬正雄君) 日本電信電話公社経営委員会委員大橋八郎君は、九月二十七日辞任しましたので、その後任として大和田悌二君を任命いたしたく、日本電信電話公社法第十二条第一項の規定により、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。同君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、広い学識と豊富な経験を有するものでありますので、日本電信電話公社経営委員会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
  26. 安井謙

    委員長安井謙君) 次に、文化財保護委員会委員について説明を求めます。
  27. 高見三郎

    政府委員高見三郎君) 文化財保護委員会委員細川護立及び川北禎一両君は、本月二十二日に任期満了となりますが、両君を再任いたしたく、文化財保護法第九条第一項の規定により、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。  両君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも多年文化財保護行政運営に従事してきたもので、今日の成果は、両君に負うところ大なるものがありますが、さらに国立劇場建設等重要懸案を控えている実情にかんがみ、わが国文化財の保存及び活用並びに調査研究に当ることを任務とする同委員会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
  28. 安井謙

    委員長安井謙君) 次に、運輸審議会委員について説明を求めます。
  29. 中馬辰猪

    政府委員中馬辰猪君) 運輸審議会員有澤滋君は、六月十二日任期満了となりましたので、その後任として加藤閲男君任命いたしたく、運輸省設置法第九条第一項の規定により、両議院同意を求めるため、本件を提出いたしました。  同君経歴につきましては、お手元履歴書で御承知願いたいと存じますが、同君は広い経験と高い識見とを有するものでありますので、運輸審議会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
  30. 安井謙

    委員長安井謙君) それでは、人事案件は以上の通りでございますが、何か特に御質問があれば伺います。
  31. 杉山昌作

    杉山昌作君 国立近代美術館評議員会評議員についてお尋ねいたしますが、この三人は増員になるのですか。それとも任期満了の再任ですか。だれかの補欠になるのですか。その関係をお伺いいたします。
  32. 高見三郎

    政府委員高見三郎君) 北村徳太郎君は、なくなりました竹尾弌君後任として、それから林屋亀次郎君は津島壽一君の後任として在任期間中お願いを申し上げるわけであります。佐藤觀次郎君は、御承知のように先ごろの衆議院解散によって評議員たるの資格を失なつたので、あらためて任命しなければなりませんが、これも欠員の補充ということになるのであります。
  33. 安井謙

    委員長安井謙君) 特に御質問がなければ、ただいま説明を聴取いたしました各案件につきましては、いずれも会派へお持ち帰りを願い、御検討の上、次回以降において決定することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  34. 安井謙

    委員長安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう取り運ぶことにいたします。   —————————————
  35. 安井謙

    委員長安井謙君) 次に、参議院予備金支出につき承諾を求めるの件についてお諮りいたします。国会予備金に関する法律第三条によりますと、「各議院予備金支出については、これを議院運営委員会委員長が、次の常会の会期の初めにおいて、その院に報告して承諾を求めなければならない。」ことになっておりますので、お手元に配付いたしてあります資料の内容、すなわちオーストラリア連邦国会議員団の来日に要した事務費及び接待費列国議会同盟春季会議出席のため議員団外国派遣に要した旅費、以上は昭和三十二年度分であります。それから故、議員小滝彬君、山本純勝君、井村徳二君の遺族に対する弔慰金、これは昭和三十三年度分でありまして、いずれも本委員会においてそれぞれ支出に関し承認を与えたものでありますが、これらを取りまとめまして、私から本会議において口頭報告を行いたいと存じますので、御了承を願いたいと存じます。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  36. 安井謙

    委員長安井謙君) 御異議ないようでありますから、さように取り計らうことにいたします。   —————————————
  37. 安井謙

    委員長安井謙君) 次に、調査承認要求取扱いに関する件を議題といたします。
  38. 渡邊猛

    参事渡邊猛君) お手元資料通り九つ委員会から調査承認要求書が提出されております。
  39. 安井謙

    委員長安井謙君) ただいま説明のありました内閣委員会外委員会提出の各要求に対し、承認を与えることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  40. 安井謙

    委員長安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定をいたします。  本日御審議を願う案件は以上の通りであります。特に御発言がなければ、本日はこれにて散会いたします。    午後零時十六分散会    ——————————