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小沢(貞)
委員 実はこの間もちょっと読みかけましたが、少し長くなるのですけれども、私は逓信
委員として中国
地方を視察したときに非常に感銘を受けたから、そのことを申し上げたいと思うのです。この
普及率を向上しよう、ぜひ低
階層の人にも電波の享受を与えようということで一生懸命やっている。これは中国の五県だけらしいのです。この前、私ちょっとここで発言した広島県
放送文化普及委員会常任
委員の藤井吾平という人ですが、小澤先生にお願いいたしたいと思います。
放送文化普及委員会というものは、全国の中で中国五県だけと聞いておりますが、これは
ラジオを通して生活
文化、社会
文化、
社会福祉を高揚しようという官民合同の組織で、郡市町村にも支部を持って、
昭和二十四年から活動しているのでございまして、中国五県の連合体もございます。」これが
普及率が非常に低いということを言って、「
ラジオの業界の方々の心のこもった贈りものとして御寄贈、また篤志家の方々の新品の御寄贈、あるいは遊休機械の御寄贈をいただいて、生活困窮者、極貧者にお贈りするわけでございます。しかし一方、
聴取料とか電力料は要るわけでございます。ただ幸いに、逓信関係、放送関係の御高配をいただいて、この
聴取料は先年
免除していただいたのでございます。ところが、電力料は依然として要るのでございまして、この電力料の出場がございません。この点については、
放送文化普及委員会としても、それぞれ関係方面の方にお願いしたのでございますが、これは
中央で解決しなければできないことである。あるいは厚生省で生活保護があるではないかというようなこともございます。しかしながら、
聴取料についてはすでに御高配をいただいていることでございますし、同じ範疇に属するこの電力料についても、逓信
委員会の方で立法措置を講じていただいて、この極貧者にも、空気や水と同じように吸い取られるものを取らしていただきたい、恩恵に浴さしていただくようにお願いしたいのでございます。」これは私はこの懇談会か何かのときに来て聞いて感銘したわけですが、電気
料金については、だれも全然知らないでいるし、
検討も加えていないわけです。それで最近頭打ち制度の廃止ということが行われて、またどうも家庭
料金が上るというふうに、電気
料金の方もそういう
段階です。だからこの際
ラジオや何かの電気
料金について、
生活扶助者にちゃんと扶助料をやるか
免除をするか、この
料金についての
検討を
一つ大臣にお願いをしたいわけです。近く
料金改訂等が行われるかどうかは、大臣の方ではわからないかもしれませんが、どういう状況ですか。