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1959-04-30 第31回国会 衆議院 社会労働委員会 第27号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十四年四月三十日(木曜日)     午後一時四十七分開議  出席委員    委員長代理 理事田中 正巳君    理事 大石 武一君 理事 大坪 保雄君    理事 八田 貞義君 理事 藤本 捨助君    理事 小林  遊君 理事 五島 虎雄君    理事 滝井 義高君       亀山 孝一君    川崎 秀二君       心賀健次郎君    田遷 國男君       中山 マサ君    古川 丈吉君       山下 春江君    亘  四郎君       伊藤よし子君    岡本 隆一君       堤 ツルヨ君    吉川 兼光君  出席国務大臣         厚 生 大 臣 坂田 道太君  出席政府委員         厚生事務官         (大臣官房長) 森本  潔君         厚生事務官         (大臣官房審議         官)      小山進次郎君         厚 生 技 官         (医務局長)  小澤  龍君         厚生事務官         (保険局長)  太宰 博邦君  委員外の出席者         厚 生 技 官         (保険局医療課         長)      館林 宣夫君         専  門  員 川井 章知君     ――――――――――――― 四月一日  保健婦、助産婦及び看護婦等の産前産後の休業  中における代替要員の確保に関する法律案(片  岡文重君外六名提出、参法第一三号)(予) 同月四日  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定  に基き、国会の議決を求めるの件(国鉄労働組  合関係)(内閣提出、議決第二号)  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定  に基き、国会の議決を求めるの件(日本国有鉄  道機関車労働組合関係)(内閣提出、議決第三  号)  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定  に基き、国会の議決を求めるの件(国鉄職能別  労働組合連合関係)(内閣提出、議決第四号)  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定  に基き、国会の議決を求めるの件(国鉄新潟地  方労働組合関係)(内閣提出、議決第五号) 同月七日  栄養士法の一部を改正する法律案(藤田藤太郎  君外六名提出、参法第一四号)(予) 同月一日  療術の禁止解除に関する請願(赤路友蔵紹介)  (第三一二九号)  同(宇田國榮君紹介)(第三二四四号)  同(堂森芳夫君紹介)(第三二四五号)  クリーニング業法の一部改正に関する請願(井  出一太郎君紹介)(第三一三〇号)  同(久保三郎君紹介)(第三一三一号)  同(西村英一君紹介)(第三一三二号)  同(綾部健太郎君紹介)(第三一五五号)  同(加藤高藏君紹介)(第三一七八号)  同(北澤直吉君紹介)(第三一七九号)  同(福田篤泰君紹介)(第三一九四号)  同(今澄勇君紹介)(第三二二五号)  同(丹羽喬四郎君紹介)(第三二二六号)  同(松田竹千代君紹介)(第三二二七号)  同(野田卯一君紹介)(第三二六九号)  国立病院、療養所の医師、歯科医師の待遇改善  に関する請願(小川半次君紹介)(第三一三三  号)  脊髄損傷患者の保護に関する請願外十四件(多  賀谷真稔君紹介)(第三一三四号)  同(今澄勇君紹介)(第三二四二号)  同外二十三件(多賀谷真稔君紹介)(第三二四  三号)  労働者災害補償保険法の一部改正に関する請願  外二件(滝井義高君紹介)(三一三五号)  同外六件(井岡大治君紹介)(第三一七四号)  同外四件(大矢省三君紹介)(第三一七五号)  同外九件(原田憲君紹介)(第三一七六号)  同外二件(堀昌雄君紹介)(第三一七七号)  同外十五件(古川丈吉君紹介)(第三一八九  号)  同(岡本隆一君紹介)(第三二四六号)  同(八田貞義君紹介)(第三二四七号)  国民年金法案の一部修正に関する請願(廣瀬勝  邦君紹介)(第三一三六号)  戦傷病者のための単独法制定に関する請願(門  中角榮君紹介)(第三一三七号)  薬事法の一部改正に関する請願(八田貞義君紹  介)(第三一五六号)  同(江崎真澄君紹介)(第三一六八号)  同(河野孝子君紹介)(第三一六九号)  同(辻寛一君紹介)(第三一七〇号)  同(林唯義君紹介)(第三一七一号)  同(早稲田柳右工門君紹介)(第三一七二号)  同(橋本正之君紹介)(第一三八八号)  同(芦田均君紹介)(第三二二〇号)  同(今澄勇君紹介)(第三二二一号)  同(高橋禎一君紹介)(第三二六八号)  国立病院医師の待遇改善に関する請願(小川半  次君紹介)(第三一七三号)  同(大坪保雄君紹介)(第三一八四号)  同(河野孝子君紹介)(第三二二八号)  同(河野孝子君紹介)(第三二六五号)  食肉販売業者環境衛生同業組合連合会設立認  可促進に関する請願(亘四郎君紹介)(第三一  八〇号)  国立埴生療養所存置に関する請願(安倍晋太郎  君紹介)(第三一八五号)  同(田中龍夫君紹介)(第三一八六号)  同(橋本正之君紹介)(第三一八七号)  同(石村英雄君紹介)(第三二二二号)  同(今澄勇君紹介)(第三二二三号)  旧満州国軍日系軍官及び生徒の遺族援護に関す  る請願(今澄勇君紹介)(第三二二四号)  動員学徒犠牲者の処遇改善に関する請願(保利  茂君紹介)(第三二二九号)  失業対策事業就労者賃金引上げに関する請願  (田中彰治君紹介)(第三二四八号)  生活保護法による基準額引上げに関する請願(  田中彰治君紹介)(第三二四九号)  保健所の強化に関する請願外十一件(堂森芳夫  君紹介)(第三二五〇号)  戦没者遺族援護の特例措置に関する請願(小林  絹治君紹介)(第三二六四号)  ILO条約批准促進に関する請願(關谷勝利君  紹介)(第三二六六号)  はり、きゆう術の科学的研究所設立に関する請  願(高橋禎一君紹介)(第三二六七号) 同月六日  薬事法の一部改正に関する請願(三池信君紹  介)(第三三二九号)  同(渡邊良夫君紹介)(第三三三〇号)  元満鉄職務傷病社員及び殉職社員遺族の処遇に  関する請願(足立篤郎君紹介)(第三三四三号) 同月九日  国立埴生療養所存置に関する請願  (受田新吉君紹介)(第三三五九号)  クリーニング業法の一部改正に関する請願(押  谷富三君紹介)(第三三六〇号)  同(風見章君紹介)(第三三六一号)  同(菅野和太郎君紹介)(第三三六二号)  同(小西寅松君紹介)(第三三六三号)  同(原田憲君紹介)(第三三六四号)  同(八木昇君紹介)(第三三六五号)  同(大矢省三君紹介)(第三三九七号)  同(三宅正一君紹介)(第三三九八号)  療術の禁止解除に関する請願(風見章君紹介)  (第三三六六号)  十和田八幡平国立公園特別保護地区に指定等  に関する請願(鈴木一君紹介)(第三三六七号)  母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部改正  に関する請願(鈴木善幸君紹介)(第三三六八号)  薬事法の一部改正に関する請願(周東英雄君紹  介)(第三三六九号)  医薬品小売業者の窮状打開に関する請願(山下  榮二君紹介)(第三三七〇号)  動員学徒犠牲者の処遇改善に関する請願(八木  昇君紹介)(第三三七一号)  樺太引揚韓国人援護に関する請願(島上善五郎  君紹介)(第三三九九号)  労働者災害補償保険法の一部改正に関する請願  外六件(古川丈吉君紹介)(第三四〇〇号)  同(菅野和太郎君紹介)(第三四二一号)  国立病院、療養所の医師、歯科医師の待遇改善  に関する請願外二件(小川半次君紹介)(第三  四二九号)  引揚者給付金等支給法の一部改正に関する請願  (大久保武雄君紹介)(第三四三二号)  ソロモン群島方面における戦没者の遺骨収集に  関する請願(大久保武雄君紹介)(第三四三二号)  同月二十三日薬事法の一部改正に関する請願(  賀屋興宣君紹介)(第三四五〇号)  クリーニング業法の一部改正に関する請願(藤  枝泉介君紹介)(第三四五一号)  同(小松幹君紹介)(第三五〇四号)  同(中曽根康弘君紹介)(第三五〇五号)  保健所の強化に関する請願(藤本捨助君紹介)  (第三四五二号)  同外二件(三田村武夫君紹介)(第三四五三号)  同外一件(保岡武久君紹介)(第三四五四号)  同外一件(小西寅松君紹介)(第三四七二号)  同(高石幸三郎君紹介)(第三四八八号)  同(小坂善太郎君紹介)(第三四八九号)  同外一件(板川正吾君紹介)(第三五〇六号)  同外五件(加藤鐐造君紹介)(第三五〇七号)  同外一件(小林進君紹介)(第三五〇八号)  同(橋本正之君紹介)(第三五〇九号)  身体障害者雇用促進法の制定に関する請願外一  件(永山忠則君紹介)(第三四六二号)  同外一件(内海清君紹介)(第三五一二号)  同外二件(大原亨君紹介)(第三五一三号)  酒癖矯正院設立等に関する請願外一件(河野孝  子君紹介)(第三四八五号)  酒害対策事業推進に関する請願外一件(河野孝  子君紹介)(第三四八六号)  樺太引揚韓国人援護等に関する請願(河野孝子  君紹介)(第三四八七号)  同(島上善五郎君紹介)(第三五一一号)  労働者災害補償保険法の一部改正に関する請願  外二十一件(滝井義高君紹介)(第三五〇二号)  同外十六件(堀昌雄君紹介)(第三五〇三号)  樺太引揚韓国人援護に関する請願(小林進君紹  介)(第三五一〇号)  同月二十八日保健所の強化に関する請願外一件  (小金義照君紹介)(第三五四四号)  戦傷病者のための単独法制定に関する請願(倉  成正君紹介)(第三五四五号)  薬事法の一部改正に関する請願(大平正芳君紹  介)(第三五四六号)  同(川崎末五郎君紹介)(第三五四七号)  同(前尾繁三郎君紹介)(第三五四八号)  同(加賀田進君紹介)(第三五七七号)  同(藤本捨助君紹介)(第三五七八号)  保健婦等の産前産後の休暇中における正常な業  務の確保に関する法律制定の請願(亀山孝一君  紹介)(第三五四九号)  同(亀山孝一君紹介)(第三五八八号)  同(亀山孝一君紹介)(第三五八九号)  同(亀山孝一君紹介)(第三五九〇号)  樺太引揚韓国人援護に関する請願(河野孝子君  紹介)(第三五五〇号)  けい肺及びせき髄障害者の保護に関する請願(  逢澤寛君紹介)(第三五七六号) は本委員会に付託された。     ――――――――――――― 四月九日  石炭鉱業合理化臨時措置法による炭鉱買上げに  伴う離職者対策に関する陳情書  (第六二〇号)  老令年金制度所得制限緩和に関する陳情書  (第六二一号)  国民年金制度運営に関する陳情書  (第六二二号)  国民健康保険医療給付率引上げ等に関する陳情  書(  第六二三号)  栄養改善法の一部改正に関する陳情書  (第六二四号)  中小企業退職金共済事業法案に関する陳情書  (第六二五号)  ILO条約批准促進に関する陳情書  (第六二六号)  空襲による死亡者遺族の処遇に関する陳情書  (第六二七号)  同  (第六二八号)  はり、きゆう及びマッサージ保険取扱いに関  する陳情書(第  六二九号)  戦没者遺族の処遇に関する陳情書  (第六  三一号)  民生委員法施行に要する費用の負担区分に関す  る陳情書(  第六四六号)  戦没者遺族の処遇等に関する陳情書  (第六六七号)  戦没者遺族扶助範囲拡大等に関する陳情書  (第六六八号)  同(第六六九号)  同(第六七〇号)  保健所の、医師充足対策費増額等に関する陳情  書  (第六七二号)  阿蘇国立公園入園料徴収廃止に関する陳情書  (第六七三号)  老令者の福祉対策樹立に関する陳情書  (第六七四号)  身体障害者の処遇改善に関する陳情書  (第六七五号)  国民年金制度運営に関する陳情書  (第六七六号)  精神衛生予防費等国庫補助事引上げに関する陳  情書(第六  七七号)  薬事法の一部改正に関する陳情書  (第六七八号)  原爆被爆者援護に関する陳情書  (第六七九号)  社会保障制度の拡大強化に関する陳情書  (第六八〇号)  生活保護法による保護基準引上げ等に関する陳  情書(第六八一号)  結核コロニー設置に関する陳情書  (第六八二号) 同月二十八日  同和問題解決促進に関する陳情書  (第七一〇号)  栄養士法の一部改正に関する陳情書  (第七二四号)  栄養改善法の一部改正に関する陳情書  (第七二八号)  同  (第七二九号)  同  (第七三〇号)  同(  第七三一号)  同  (第七三二号)  同  (第七三三号)  同  (第七三四号)  同(  第七三五号)  同  (第七三六号)  同  (第七三七号)  同  (第七三八号)  戦没者遺族扶助範囲拡大等に関する陳情書  (  第七三九号)  同(第七四〇号)  大久野島毒瓦斯傷害死没者遺族の援護に関する  陳情書  (第七四一号)  引揚者給付金等による給付の生活保護者に対す  る収入認定除外に関する陳情書  (第七四二号)  生活保護法による保護基準引上げに関する陳情  書(第七四三号)  同和問題解決に関する陳情書  (第七六三号)  韓国人戦争犠牲者国家補償等に関する陳情書  (第七七八号)  花緒工に日雇労働者健康保険適用に関する陳情  書  (第七八一号) は本委員会に参考送付された。     ――――――――――――― 四月十一日  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定  に基き、国会の議決を求めるの件(国鉄労働組  合関係)  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定  に基き、国会の議決を求めるの件(日本国有鉄  道機関車労働組合関係)  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定  に基き、国会の議決を求めるの件(国鉄職能別  労働組合連合関係)  公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定  に基き、国会の議決を求めるの件(国鉄新潟地  方労働組合関係) は、内閣総理大臣から議長宛経費の流用等により 裁定を実施しうる見込が明らかになった旨の通知 があったので自然消滅となった。     ――――――――――――― 本日の会議に付した案件  閉会中審査に関する件  厚生関係の基本施策に関する件  請 願  一 酒癖矯正施設の設立に関する請願(坂田英    一君紹介)(第一八号)  二 精神薄弱児(者)対策促進強化に関する請    願(赤松勇君紹介)(第三八号)  三 同(綾部健太郎君紹介)(第三九号)  四 同(荒舩清十郎君紹介)(第四〇号)  五 同(井伊誠一君紹介)(第四一号)  六 同外一件(一萬田尚澄君紹介)(第四二号)  七 同(石野久男君紹介)(第四三号)  八 同外一件(稻葉修君紹介)(第四四号)  九 同(受田新吉君紹介)(第四五号) 一〇 同外一件(内海清君紹介)(第四六号) 一一 同(小川半次君紹介)(第四七号) 一二 同(小澤作重喜君紹介)(第四八号) 一三 同(大久保留次郎君紹介)(第四九号) 一四 同(大島秀一君紹介)(第五〇号) 一五 同(大野市郎君紹介)(第五一号) 一六 同(大平正芳君紹介)(第五二号) 一七 同外一件(太田一夫君紹介)(第五三号) 一八 同(岡部得三君紹介)(第五四号) 一九 同(押谷富三紹介)(第五五号) 二〇 同(加藤精三君紹介)(第五六号) 二一 同(春日一幸君紹介)(第五七号) 二二 同(榊近市子君紹介)(第五八号) 二三 同(菊川君子紹介)(第五九号) 二四 同(北村徳太郎君紹介)(第六〇号) 二五 同外一件(久保田豊君紹介)(第六一号) 二六 同(小泉純也君紹介)(第六二号) 二七 同外二件(小金義照君紹介)(第六三号) 二八 同(小坂善太郎君紹介)(第六四号) 二九 同(小西寅松君紹介)(第六五号) 三〇 同外一件(小林かなえ君紹介)(第六六号) 三一 同(河野密君紹介)(第六七号) 三二 同(櫻井奎夫君紹介)(第六九号) 三三 同外一件(櫻内義雄紹介)(第七〇号) 三四 同外一件(島村一郎君紹介)(第七一号) 三五 同外一件(世耕弘一君紹介)(第七二号) 三六 同外一件(田中伊三次君紹介)(第七三号) 三七 同外四件(田中榮一君紹介)(第七四号) 三八 同(高橋等君紹介)(第七五号) 三九 同(綱島正興君紹介)(第七六号) 四〇 同(渡海元三郎君紹介)(第七七号) 四一 同外一件(中村三之丞君紹介)(第七八号) 四二 同外一件(中村時雄君紹介)(第七九号) 四三 同(中村英男君紹介)(第八〇号) 四四 同(中曽根康弘君紹介)(第八一号) 四五 同(永井勝次郎君紹介)(第八二号) 四六 同(永山忠則君紹介)(第八三号) 四七 同外一件(西村力弥君紹介)(第八四号) 四八 同(羽田武嗣郎君紹介)(第八五号) 四九 同外一件(橋本正之君紹介)(第八六号) 五〇 同(濱野清吾君紹介)(第八七号) 五一 同(原茂君紹介)(第八八号) 五二 同外一件(原彪君紹介)(第八九号) 五三 同外一件(平野三郎君紹介)(第九〇号) 五四 同(廣瀬正雄君紹介)(第九一号) 五五 同(福井盛太君紹介)(第九二号) 五六 同(福田篤泰君紹介)(第九三号) 五七 同(藤枝泉介君紹介)(第九四号) 五八 同外一件(穗積七郎君紹介)(第九五号) 五九 同(坊秀男君紹介)(第九六号) 六〇 同(北條秀一君紹介)(第九七号) 六一 同(細田義安君紹介)(第九八号) 六二 同(堀昌雄君紹介)(第九九号) 六三 同(堀川恭平君紹介)(第一〇〇号) 六四 同外一件(松浦周太郎君紹介)(第一〇一号) 六五 同(松野頼三君紹介)(第一〇二号) 六六 同外二件(松村謙三君紹介)(第一〇三号) 六七 同(三池信君紹介)(第一〇四号) 六八 同(村上勇君紹介)(第一〇五号) 六九 同(八木昇君紹介)(第一〇六号) 七〇 同(矢尾喜三郎君紹介)(第一〇七号) 七一 同(山下榮二君紹介)(第一〇八号) 七二 同(山手滿男君紹介)(第一〇九号) 七三 同(山花秀雄君紹介)(第一一〇号) 七四 同(渡邊良夫君紹介)(第一一一号) 七五 同(亘四郎君紹介)(第一一二号) 七六 保育所に対する予算措置に関する請願(中    垣國男君紹介)(第一一三号) 七七 同(纐纈彌三君紹介)(第二一〇号) 七八 はり、きゆう術の科学的研究所設立に関す    る請願(飛鳥田一雄君紹介)(第一一四号) 七九 同(藏内修治君紹介)(第一一五号) 八〇 同(辻寛一君紹介)(第一一六号) 八一 同(中山マサ君紹介)(第一一七号) 八二 同(森島守人君紹介)(第一一一八号) 八三 同(菅野和太郎君外一名紹介)(第一一九号) 八四 同(宇田國榮君紹介)(第二〇一号) 八五 同(瀬戸山三男君紹介)(第一〇二号) 八六 同(中山マサ君紹介)(第二〇三号) 八七 同(林唯義君紹介)(第二〇四号) 八八 はり、きゆう及びマツサージ保険取扱い    に関する請願(飛鳥田一雄君紹介)(第一    二〇号) 八九 同(淺香忠雄君紹介)(第一二一号) 九〇 同(辻寛一君紹介)(第一二二号) 九一 同(小西寅松君紹介)(第一二三号) 九一 同(園田直君紹介)(第一二五号) 九二 同(上林山榮吉君紹介)(第二〇五号) 九四 同(瀬戸山三男君紹介)(第二〇七号) 九五 同(中山マサ君紹介)(第二〇八号) 九六 未帰還者留守家族等援護法による療養給付    期限延長等に関する請願(井手以誠君紹    介)(第一二七号) 九七 中小企業退職金制度創設に関する請願外十    二件(池田禎治君紹介)(第一二八号) 九八 西式健康法指導員資格法制化に関する請    願(植木庚子郎君紹介)(第一二九号) 九九 療術の禁止解除に関する請願(臼井莊一君    紹介)(第一三〇号) 一〇〇 国立日向療養所の移転新築に関する請願    (兒玉末男君紹介)(第一三一号) 一〇一 栄養士法の一部改正に関する請願(始関    伊平君紹介)(第一三二号) 一〇二三陸海岸一帯陸中海岸国立公園に追加指    定の請願(山本猛夫君紹介)(第一三三号) 一〇三 国立療養所特別会計制実施反対に関す    る請願外一件(臼井莊一君紹介)(第二〇九号) 一〇四 水俣奇病に関する請願(園田直君紹介)    (第二一一号) 一〇五 はり、きゆう術の科学的研究所設立に関    する請願(岡部得三君紹介)(第二五八号) 一〇六 同(阿部五郎君紹介)(第二九二号) 一〇七 同(中馬辰猪君紹介)(第三二八号) 一〇八 同(野田武夫君紹介)(第三二九号) 一〇九 同(堂森芳夫君紹介)(第三八七号) 一一〇 同(古川丈吉君紹介)(第三八八号) 一一一 はり、きゆう及びマッサージの保険取扱    いに関する請願(岡部得三君紹介)(第二    五九号) 一一二 同(大久保武雄君紹介)(第二七〇号) 一一三 同(日野吉夫君紹介)(第二九三号) 一一四 同(野田武夫君紹介)(第三三〇号) 一一五 同(堂森芳夫君紹介)(第三八九号) 一一六 同(西村関一君紹介)(第三九〇号) 一一七 同(古川丈吉紹介)(第三九一号) 一一八 同(大平正芳君紹介)(第四二七号) 一一九 中小企業退職金制度創設に関する請願(    増田甲子七君紹介)(第二六〇号) 一二〇 同(松浦周太郎君紹介)(第八四六号) 一二一 原爆被害者救援に関する請願(野原正勝    君紹介)(第二七一号) 一二二 同(水谷長三郎君紹介)(第二九五号) 一二三 同(大坪保雄君紹介)(第三二五号) 一二四 同(菊地養之輔君紹介)(第三七八号) 一二五 同(西村関一君紹介)(第三七九号) 一二六 同(山中吾郎君紹介)(第三八〇号) 一二七 同(山下榮二君紹介)(第三八一号) 一二八 同(北山愛郎君紹介)(第四二八号) 一二九 同(濱田正信君紹介)(第四二九号) 一三〇 同(福田篤泰君紹介)(第四三〇号) 一三一 結核児童療育費国庫負担に関する請願(    五島虎雄君紹介)(第二九四号) 一三二 生活保護法による出産扶助費増額等に関    する請願(川野芳滿君紹介)(第三二六    号) 一三三 同(兒玉末男君紹介)(第三八二号) 一三四 原爆被爆者援護法制定等に関する請願外    四件(砂原格君紹介)(第三二七号) 一三五 同外二件(大原亨君紹介)(第三七六号) 一三六 生活保護法による基準額引上げに関する    請願(石橋政嗣君紹介)(第三七五号) 一三七 国民健康保険法等による助産給付に関す    る請願(兒玉末男君紹介)(第三八三号) 一三八 国、公立病院における助産婦の定員確保    等に関する請願(兒玉末男君紹介)(第三    八四号) 一三九 国立日向療養所の移転新築に関する請願    外一外(小山長規君紹介)(第三八五号) 一四〇 同(兒玉末男君紹介)(第四三一号) 一四一 保育所に対する予算に関する請願(河野    孝子君紹介)(第三八六号) 一四二 精神薄弱児(者)対策促進強化に関する    請願(高橋清一郎君紹介)(第四三二号) 一四三 栄養士法の一部改正に関する請願(八田    貞義君紹介)(第四五六号) 一四四 療術の禁止解除に関する請願(山手滿男    君紹介)(第四五七号) 一四五 保健所の強化に関する請願外一件(八田    貞義君紹介)(第四五八号) 一四六 同(亘四郎君紹介)(第四五九号) 一四七 同外一件(坊秀男君紹介)(第四八三    号) 一四八 同(寺島隆太郎君紹介)(第四八四号) 一四九 同外四件(吉川久衛君紹介)(第四八五    号) 一五〇 西式健康法指導員資格法制化に関する    請願(金子岩三君紹介)(第四七八号) 一五一 結核専門医の増員に関する請願(中曽根    康弘君紹介)(第四七九号) 一五二 結核回復者の就職及び住宅保障に関する    請願(中曽根康弘君紹介)(第四八〇号) 一五三 国立病院、療養所の給食費引上げに関す    る請願(中曽根康弘君紹介)(第四八一    号) 一五四 戦傷病療養者の保障に関する請願(中曽    根康弘君紹介)(第四八二号) 一五五 国立療養所特別会計制実施反対に関す    る請願(淡谷悠藏君紹介)(第五三九号) 一五六 同(小川豊明君外一名紹介)(第五四〇    号) 一五七 同外一件(石野久男君紹介)(第六七八    号) 一五八 はり、きゆう及びマッサージの保険取扱    いに関する請願(伊藤卯四郎君紹介)(第    五四一号) 一五九 同(片島港君紹介)(第五四二号) 一六〇 同(中山マサ君紹介)(第七〇九号) 一六一 はり、きゆう術の科学的研究所設立に関    する請願(片島港君紹介)(第五四三号) 一六二 同(進藤一馬君紹介)(第五四四号) 一六三 保健所の強化に関する請願外四件(綾部    健太郎君紹介)(第五四五号) 一六四 同外八件(野田卯一君紹介)(第五四六    号) 一六五 同外二件(長谷川峻君紹介)(第五四七    号) 一六六 同外九件(亀山孝一君紹介)(第六二九    号) 一六七 同外一件(坂田英一君紹介)(第六三〇    号) 一六八 同外二件(志賀健次郎君紹介)(第六三    一号) 一六九 同外一件(相川勝六君紹介)(第六七〇    号) 一七〇 同外三件(大橋武夫君紹介)(第六七一    号) 一七一 同外二件(河野孝子君紹介)(第六七二    号) 一七二 同(長谷川峻君紹介)(第六七三号) 一七三 同外五件(秋田大助君紹介)(第七〇四    号) 一七四 同(大坪保雄君紹介)(第七〇五号) 一七五 同外二件(岡本茂君紹介)(第七〇六    号) 一七六 同外二件(園田面君紹介)(第七〇七    号) 一七七 生活保護法による基準額引上げに関する    請願(栗原俊夫君外一名紹介)(第五四八    号) 一七八 同外二件(石野久男君紹介)(第六七九    号) 一七九 国民健康保険法の改悪反対に関する請願    (栗原俊夫君外一名紹介)(第五四九号) 一八〇 同(茜ケ久保電光君紹介)(第六三四    号) 一八一 健康保険の給付内容改善及び国博補助増    額に関する請願(栗原俊夫君外一名紹介)    (第五五〇号) 一八二 同(茜ケ久保重光君紹介)(第六三六    号) 一八三 同(石野久男君紹介)(第六七四号) 一八四 結核専門医の増員に関する請願(栗原俊    夫君外一名紹介)(第五五一号) 一八五 同(戸叶里子君紹介)(第六三五号) 一八六 基準看護及び基準給食の基準桝上げに関    する請願(栗原俊夫君外一名紹介)(第五    五二号) 一八七 健康保険法の療養給付期間延長等に関す    る請願(栗原俊夫君外一名紹介)(第五五    三号) 一八八 結核予防法予算増額に関する請願(栗原    俊夫君外一名紹介)(第五五四号) 一八九 同(茜ケ久保重光君紹介)(第六二八号) 一九〇 アフター・ケア予算増額等に関する請願    (栗原俊夫君外一名紹介)(第五五五号) 一九一 同(茜ケ久保重光君紹介)(第六四四号) 一九二 在宅結核患者の入院促進に関する請願(    栗原俊夫君外一名紹介)(第五五六号) 一九三 同(茜ケ久保亜光君紹介)(第六二六号) 一九四 社会保障費増額に関する請願(栗原俊夫    君外一名紹介)(第五五七号) 一九五 同(茜ケ久保重光君紹介)(第六二七号) 一九六 国民健康保険の国庫補助増額等に関する    請願(栗原俊夫君外一名紹介)(第五五八号) 一九七 同(石野久男君紹介)(第六八一号) 一九八 医療単価改正に関する請願外一件(栗原    俊夫君外一名紹介)(第五五九号) 一九九 日雇労働者健康保険の給付期間延長等に    関する請願外一件(栗原俊夫君外一名紹    介)(第五六〇号) 二〇〇 国立病院、療養所の営利化、反対に関す    る請願外一件(栗原俊夫君外一名紹介)(    第五六一号) 二〇一 結核治療費全額国庫負担制度確立に関す    る請願外一件(栗原俊夫君外一名紹介)(    第五六二号) 二〇二 同(岩本信行君外一名紹介)(第六一九    号) 二〇三 同(戸叶里子君紹介)(第六二〇号) 二〇四 同(帆足計君紹介)(第六二一号) 二〇五 同(石野久男君紹介)(第六八二号) 二〇六 保育所に対する予算措置に関する請願外    一件(保科善四郎君紹介)(第五六三号) 二〇七 同(長谷川峻君紹介)(第六八六号) 二〇八 社会保障予算増額に関する請願(保科善    四郎君紹介)(第五六四号) 二〇九 同(長谷川峻君紹介)(第六八七号) 二一〇 健康保険法の一部改正に関する請願(八    木一男君紹介)(第五六五号) 二一一 同(帆足計君紹介)(第六四五号) 二一二 生活保護法の一部改正に関する請願(八    木一男君紹介)(第五六六号) 二一三 同(帆足計君紹介)(第六四六号) 二一四 結核回復者の就職及び住宅保障に関する    請願(八木一男君紹介)(第五六七号) 二一五 同(茜ケ久保重光君紹介)(第六二四    号) 二一六 同(帆足計君紹介)(第六二五号) 二一七 同外一件(石野久男君紹介)(第六八〇    号) 二一八 消費生活協同組合法の一部改正に関する    請願(小松信太郎君紹介)(第五九四号) 二一九 生活保護法による基準額引上げ等に関す    る請願(茜ケ久保重光君紹介)(第六二二    号) 二二〇 同(戸叶里子君紹介)(第六二三号) 二二一 社会保障制度の強化に関する請願(戸叶    里子君紹介)(第六三二号) 二二二 国立病院の結核病床増設に関する請願(    戸叶里子君紹介)(第六三三号) 二二三 アフター・ケア施設の拡充等に関する請    願(帆足計君紹介)(第六三七号) 二二四 国民健康保険法の一部改正に関する請願    (帆足計君紹介)(第六三八号) 二二五 国立療養所の看護人員増員に関する請願    (帆足計君紹介)(第六三九号) 二二六 結核予防法の一部改正に関する請願(帆    足計君紹介)(第六四〇号) 二二七 原爆被爆者援護法制定等に関する請願(    帆足計君紹介)(第六四一号) 二二八 原爆被害者救援に関する請願(今井耕君    紹介)(第六四二号) 二二九 同(八百板正君紹介)(第六八五号) 二三〇 同(内田常雄君紹介)(第七〇八号) 二三一 国立病院、療養所の給食費引上げに関す    る請願(帆足計君紹介)(第六四三号) 二三二 西式健康法指導員資格法制化に関する    請願(帆足計君紹介)(第六四七号) 二三三 健康保険の給付内容改善等に関する請願    (石野久男君紹介)(第六七五号) 二三四 結核対策強化に関する請願(石野久男君    紹介)(第六七六号) 二三五 結核治療費全額国庫負担制度確立等に関    する請願(石野久男君紹介)(第六七七    号) 二三六 栄養士法の一部改正に関する請願(吉川    兼光君外一名紹介)(第六八三号) 二三七 国立病院及び療養所の文化施設均等化に    関する請願(土井直作君紹介)(第六八四    号) 二三八 保健所の強化に関する請願外一件(淡谷    悠藏君紹介)(第七五九号) 二三九 同外四件(植木庚子郎君紹介)(第七四    〇号) 二四〇 同(藤本捨助君紹介)(第七四一号) 二四一 同(植木庚子郎君紹介)(第七九九号) 二四二 同外二件(濱田正信君紹介)(第八〇〇    号) 二四三 同(柳谷清三郎君紹介)(第八〇一号) 二四四 職業安定法による紹介手数料改正等に関    する請願(亀山孝一君紹介)(第七四二    号) 二四五 家政婦の職域拡大に関する請願(亀山孝    一君紹介)(第七四三号) 二四六 看護婦、準看護婦等の職域確保に関する    請願外一件(亀山孝一君紹介)(第七四四    号) 二四七 瀬峰町の失業対策事業費国旗補助に関す    る請願(長谷川峻君紹介)(第七四五号) 二四八 国立療養所特別会計制実施反対に関す    る請願(井手以誠君紹介)(第七四六号) 二四九 結核予防法予算増額に関する請願(栗原    俊夫君外一名紹介)(第七四七号) 二五〇 生活保護法による基準額引上げ等に関す    る請願(栗原俊夫君外一名紹介)(第七四    八号) 二五一 同(櫻井奎夫君紹介)(第七四九号) 二五二 結核回復者の就職及び住宅保障に関する    請願(櫻井奎夫君紹介)(第七五〇号) 二五三 原爆被害者救援に関する請願(野口忠夫    君紹介)(第七五一号) 二五四 生活保護法による出産扶助費増額等に関    する請願(瀬戸山三男君紹介)(第八〇二号) 二五五 国民健康保険法等による助産給付に関す    る請願(瀬戸山三男君紹介)(第八〇三号) 二五六 国、公立病院における助産婦の定員確保    等に関する請願(瀬戸山三男君紹介)(第    八〇四号) 二五七 西式健康法指導員資格法制化に関する    請願(田中伊三次君紹介)(第八〇五号) 二五八 同(福家俊一君紹介)(第八四〇号) 二五九 同(田中伊三次君紹介)(第八六六号) 二六〇 し体不自由児施設増設等に関する請願(    長谷川峻君紹介)(第八四一号) 二六一 国立、国定公園整備費等の予算に関する    請願(羽田武嗣郎君紹介)(第八四二号) 二六二 ILO条約批准促進に関する請願(中澤    茂一君紹介)(第八五五号) 二六三 同(原茂君紹介)(第八五六号) 二六四 原子爆弾被爆者援護法制定に関する請願    (中澤茂一君紹介)(第八六七号) 二六五 同(原茂君紹介)(第八六八号) 二六六 国民年金制度に関する請願(相川勝六君    紹介)(第九一三号) 二六七 昭和三十四年度福祉関係予算確保等に関    する請願(相川勝六君紹介)(第九一四号) 二六八 保健所の強化に関する請願外一件(北村    徳太郎君紹介)(第九一五号) 二六九 同外二件(中曽根康弘君紹介)(第九一六号) 二七〇 はり、きゆう及びマッサージの保険取扱    いに関する請願(佐々木更三君紹介)(第    九五七号) 二七一 国定公園施設整備費国庫補助増額に関す    る請願(森本靖君紹介)(第九五八号) 二七二 ILO条約批准促進に関する請願(小沢    貞孝君紹介)(第九八二号) 二七三 同(松平忠久君紹介)(第九八三号) 二七四 同(下平正一君紹介)(第一〇二三号) 二七五 同(吉川久衛君紹介)(第一〇六三号) 二七六 原子爆弾被爆者援護法制定に関する請願    (小沢貞孝君紹介)(第九九二号) 二七七 同(松平忠久君紹介)(第九九三号) 二七八 同(下平正一君紹介)(第一〇二四号) 二七九 同(吉川久衛君紹介)(第一〇六四号) 二八〇 原爆被爆者援護法制定等に関する請願(    内海清君紹介)(第九九四号) 二八一 学校給食栄養士の向上に関する請願(堂    森芳夫君紹介)(第九九五号) 二八二 工場及び事業場給食栄養士の向上に関す    る請願(堂森芳夫君紹介)(第九九六号) 二八三 病院給食栄養士の向上に関する請願(堂    森芳夫君紹介)(第九九七号) 二八四 はり、きゆう術の科学的研究所設立に関    する請願(野原正勝君紹介)(第一〇二五    号) 二八五 栄養士法の一部改正に関する請願(臼井    莊一君紹介)(第一一二一号) 二八六 生活保護法による出産扶助費増額等    に関する請願(簡牛夫君紹介)(第一一二二号) 二八七 結核予防費の国旗補助率引上げに関する    請願(上林山榮吉君紹介)(第一一二三号) 二八八 フィラリヤ予防措置法制化に関する請願    (上林山榮吉君紹介)(第一一二四号) 二八九 国立日向療養所の移転新築に関する請願    (瀬戸山三男君紹介)(第一一二五号) 二九〇 食肉販売業者の環境衛生同業組合連合会    設立認可促進に関する請願(田中武夫君紹    介)(第一一二六号) 二九一 国立日向療養所の移転新築に関する請願    (片島港君紹介)(第一一八一号) 二九二 国民年金制度に関する請願(片島港君紹    介)(第一一八二号) 二九三 昭和三十四年度福祉関係予算確保等に関    する請願(片島港君紹介)(第一一八三号) 二九四はり、きゆう及びマツサージ保険取扱い    に関する請願(床次徳二君紹介)(第一一    八四号) 二九五 同(前田郁君紹介)(第一二六八号) 二九六 ハンゼン氏病対策に関する請願(逢澤寛    君紹介)(第一二〇八号) 二九七 原爆被害者救援に関する請願(足鹿覺君    紹介)(第一二六三号) 二九八 結核治療費の全額国庫負担等に関する請    願(今井耕君紹介)(第一二六四号) 二九九 療術の禁止解除に関する請願(大西正道    君紹介)(第一二六五号) 三〇〇 ILO条約批准促進に関する請願(小川    平二君紹介)(第一二六六号) 三〇一 原子爆弾被爆者援護法制定に関する請願    (小川平二君紹介)(第一二六七号) 三〇二 結核予防費の国庫補助率引上げに関する    請願(前田郁君紹介)(第一二六九号) 三〇三 フイラリヤ予防措置法制化に関する請願    (前田郁君紹介)(第一二七〇号) 三〇四 中小企業退職金制度創設に関する請願外    一件(塚原俊郎君紹介)(第一三三二号) 三〇五 国立療養所特別会計制実施反対に関す    る請願(中村時雄君紹介)(第一三三三号) 三〇六 西式健康法指導員資格法制化に関する    請願(帆足計君紹介)(第一三三四号) 三〇七 戦傷病者のための単独法制定に関する請    願(今井耕君紹介)(第一三八二号) 三〇八 老齢者年金に関する請願(小枝一雄君紹    介)(第一三八三号) 三〇九 戦没者遺族の処遇に関する請願(濱地文    平君紹介)(第一三八四号) 三一〇 療術の禁止解除に関する請願(古井喜實    君紹介)(第一三八五号) 三一一 戦傷病者のための単独法制定に関する請    願(宇田國榮君紹介)(第一四一二号) 三一二 同(淺香忠雄君紹介)(第一四八九号) 三一三 同(藏内修治君紹介)(第一四九〇号) 三一四 同(商橋等君紹介)(第一六一一号) 三一五 国立日向療養所の移転新築に関する請願    (兒玉末男君紹介)(第一四一三号) 三一六 保健所の強化に関する請願外一件(清瀬    一郎君紹介)(第一四三六号) 三一七 同外三件(渡海元三郎君紹介)(第一四    三七号) 三一八 結核予防費の国庫補助率引上げに関する    請願(中馬辰猪君紹介)(第一四三八号) 三一九 原子爆弾被爆者援護法制定に関する請願    (羽田武嗣郎君紹介)(第一四三九号) 三二〇 クリーニング業法の一部改正に関する請    願(大石武一君紹介)(第一四九一号) 三二一 栄養士法の一部改正に関する請願外二件    (滝井義高君紹介)(第一四九二号) 三二二 大都市における獣畜収容施設の許可制及    び地域制限実施に関する請願(五島虎雄君    紹介)(第一四九三号) 三二三 フイラリヤ予防措置法制化に関する請願    (中馬辰猪君紹介)(第一六一二号) 三二四 療術の禁止解除に関する請願(天野公義    君紹介)(第一六三一号) 三二五 同(受田新吉君紹介)(第一七四〇号) 三二六 クリーニング業法の一部改正に関する請    願(内海安吉君紹介)(第一六三二号) 三二七 同(井原岸高君紹介)(第一六五一号) 三二八 同(今松治郎君紹介)(第一六五二号) 三二九 同(小泉純也君紹介)(第一六五三号) 三三〇 同(寺島隆太郎君紹介)(第一六五四号) 三三一 同(増田甲子七君紹介)(第一六五五号) 三三二 同(宇田國榮君紹介)(第一六七八号) 三三三 同(志賀健次郎君紹介)(第一六七九号) 三三四 同(赤路友藏君紹介)(第一七二五号) 三三五 同(赤松勇君)(第一七二六号) 三三六 同(今井耕君紹介)(第一七二七号) 三三七 同(井手以誠君紹介)(第一七二八号) 三三八 同(今村等君紹介)(第一七二九号) 三三九 同(北山愛郎君紹介)(第一七三〇号) 三四〇 同(高橋英吉君紹介)(第一七三一号) 三四一 同(森島守人君紹介)(第一七三二号) 三四二 同(山本猛夫君紹介)(第一七三三号) 三四三 同(床次徳二君紹介)(第一七八〇号) 三四四 同(三池信君紹介)(第一八一三号) 三四五 同(八木徹雄君紹介)(第一八一四号) 三四六 戦傷病者のための単独法制定に関する請    願(田中龍夫君紹介)(第一六五六号) 三四七 同(馬場元治君紹介)(第一六五七号) 三四八 同(中馬辰猪君紹介)(第一六八〇号) 三四九 はり、きゆう術の科術的研究所設立に関    する請願(馬場元治君紹介)(第一六五八号) 三五〇 簡易水道事業に対する国    庫補助増額に関する請願(亀山孝一君紹    介)(第一七三四号) 三五一 保健所に対する国庫補助増額に関する請    願(亀山孝一君紹介)(第一七三五号) 三五二 日雇労働者健康保険法等の一部改正に関    する請願(赤路友藏君紹介)(第一七三六号) 三五三 同(五島虎雄君紹介)(第一七三七号) 三五四 失業対策事業の就労日数増加等に関する    請願(赤路友藏君紹介)(第一七三八号) 三五五 同(五島虎雄君紹介)(第一七三九号) 三五六 保健所の強化に関する請願(多賀谷真稔    君紹介)(第一七四一号) 三五七 国立箱根療養所の戦傷者入所料国庫負担    に関する請願(高瀬傳君紹介)(第一七七八号) 三五八 国立伊東、別府保養所の重度戦傷病者の    看護料徴収反対に関する請願(高瀬傳君紹    介)(第一七七九号) 三五九 生活保護法保護基準引上げ等に関する    請願(志賀義雄君紹介)(第一八一〇号) 三六〇 栄養士法の一部改正に関する請願(千葉    三郎君紹介)(第一八一一号) 三六一 大島青松園整備に関する請願(藤本捨助    君紹介)(第一八一二号) 三六二 食肉販売業者の環境衛生同業組合連合会    設立認可促進に関する請願(臼井莊一君紹    介)(第一八三五号) 三六三 同(山口好一君紹介)(第一八九四号) 三六四 同(小平久雄君紹介)(第一九五九号) 三六五 同(野澤清人君紹介)(第一九六〇号) 三六六 同(木村武雄君紹介)(第二〇一四号) 三六七 クリーニング業法の一部改正に関する請    願(大坪保雄君紹介)(第一八三六号) 三六八 同(小金義照君紹介)(第一八三七号) 三六九 同(小坂善太郎君紹介)(第一八三八号) 三七〇 同(高橋禎一君紹介)(第一八三九号) 三七一 同(赤澤正道君紹介)(第一八七二号) 三七二 同(前田郁君紹介)(第一八七三号) 三七三 同(川野芳滿君紹介)(第一八七四号) 三七四 同(福家俊一君紹介)(第一八七五号) 三七五 同(内海清君紹介)(第一八七六号) 三七六 同(井伊誠一君紹介)(第一一九四九号) 三七七 同(石田宥全君紹介)(第一九五〇号) 三七八 同(簡牛凡夫君紹介)(第一九五一号) 三七九 同(島上善五郎君紹介)(第一九五二号) 三八〇 同(永田忠則君紹介)(第一九五三号) 三八一 同(前田郁君紹介)(第一九五四号) 三八二 同(吉川兼光君紹介)(第一九五五号) 三八一 同(赤澤正道君紹介)(第二〇〇二号) 三八四 同(新井京太君紹介)(第二〇〇三号) 三八五 同(岩本信行君紹介)(第二〇〇四号) 三八六 同(臼井莊一君紹介)(第一〇〇五号) 三八七 同(金子岩三君紹介)(第二〇〇六号) 三八八 同(瀬戸山三男君紹介)(第二〇〇七号) 三八九 同(内藤隆君紹介)(第二〇〇八号) 三九〇 同(中澤茂一君紹介)(第二〇〇九号) 三九一 同(野田武夫君紹介)(第二〇一〇号) 三九一 同(矢尾喜三郎君紹介)(第二〇一一号) 三九二 同(飯塚定輔君紹介)(第二〇三五号) 三九四 同(正力松太郎君紹介)(第二〇三六号) 三九五 同(清瀬一郎君紹介)(第二〇三七号) 三九六 同(中馬辰猪君紹介)(第二〇三八号) 三九七 同(中井一夫君紹介)(第二〇三九号) 三九八 同(中川俊思君紹介)(第二〇四〇号) 三九九 同(柳谷清三郎君紹介)(第二〇四一号) 四〇〇 戦傷病者のための単独法制定に関する請    願(亀山孝一君紹介)(第一八四〇号) 四〇一 同(小金義照君紹介)(第一八四一号) 四〇三 同(橋本龍伍君紹介)(第一八四二号) 四〇三 同(竹内俊吉君紹介)(第一八七七号) 四〇四 同(津島文治君紹介)(第一八七八号) 四〇五 同外一件(福井順一君紹介)(第一八七    九号) 四〇六 同(坊秀男君紹介)(第一八八〇号) 四〇七 同(粟山博君紹介)(第一八八一号) 四〇八 同(山下春江君紹介)(第一八八二号) 四〇九 同(早稲田柳右工門君紹介)(第一八八三号) 四一〇 同(關谷勝利君紹介)(第一九四四号) 四一一 同(園田直君紹介)(第一九四五号) 四一二 同(直橋清一郎君紹介)(第一九四六号) 四一三 同(増田甲子七君紹介)(第一九四七号) 四一四 同(渡邊良夫君紹介)(第一九四八号) 四一五 同(櫻内義雄君紹介)(第二〇一二号) 四一六 同(中馬辰猪君紹介)(第二〇四八号) 四一七 同(南好雄君紹介)(第二〇四九号) 四一八 看護婦、準看護婦等の職域確保に関する    請願(菅野和太郎君紹介)(第一八四三号) 四一九 同(藤枝泉介君紹介)(第一八四四号) 四二〇 同(安倍晋太郎君紹介)(第二〇三四号) 四二一 職業安定法による紹介手数料改正等に関    する請願(藤枝泉介君紹介)(第一八四五号) 四二二同(菅野和太郎君紹介)(第一八九三号) 四二三 はり、きゆう及びマツサージの保険取扱    いに関する請願(平井義一君紹介)(第一    八四六号) 四二四 国立箱根療養所の戦傷者入所料国庫負担    に関する請願(今井耕君紹介)(第一八八四号) 四二五 同(小川半次君紹介)(第一八八五号) 四二六 同(大久保武雄君紹介)(第一八八六号) 四二七 同(竹内俊吉君紹介)(第一八八七号) 四二八 同(坊秀男君紹介)(第一八八八号) 四二九 同(山下春江君紹介)(第一八八九号) 四三〇 同(大橋武夫君紹介)(第一九三三号) 四三一 同(亀山孝一君紹介)(第一九三四号) 四三二 同(永山忠則君紹介)(第一九三五号) 四三三 同(長谷川四郎君紹介)(第一九三六号) 四三四 同(藤枝泉介君紹介)(第一九三七号) 四三五 同(亘四郎君紹介)(第一九三八号) 四三六 同(平野三郎君紹介)(第二〇五〇号) 四三七 国立伊東、別府保養所の重度戦傷病者の    看護料徴収反対に関する請願(今井耕君紹    介)(第一八九〇号) 四三八 同(大久保武雄君紹介)(第一八九一号) 四三九 同(竹内俊吉君紹介)(第一八九二号) 四四〇 同(淺香忠雄君紹介)(第一九三九号) 四四一 同(亀山孝一君紹介)(第一九四〇号) 四四二 同(始関伊平君紹介)(第一九四一号) 四四三 同(福井順一君紹介)(第一九四二号) 四四四 同(三田村武夫君紹介)(第一九四三号) 四四五 同(櫻内義雄君紹介)(第二〇一三号) 四四六 原爆被害者救援に関する請願(茜ケ久保    重光君紹介)(第一九五六号) 四四七 消費生活協同組合法の一部改正に関する    請願(栗原俊夫君紹介)(第一九五七号) 四四八 脳卒中患者療養所設立に関する請願(櫻    井奎夫君紹介)(第一九五八号) 四四九 失業対策事業の就労日数増加等に関する    請願(本島百合子君紹介)(第一九六一号) 四五〇 日雇労働者健康保険法等の一部改正に関    する請願(本島百合子君紹介)(第一九六二号) 四五一 国立らい療養所入所患者の無きよ出障害    年金支給に関する請願(和田博雄君紹介)    (第一九六三号) 四五二 酒癖矯正院設立等に関する請願(清瀬一    郎君紹介)(第二〇二九号) 四五三 奄美大島の戦災家財国家補償に関する請    願(保岡武久君紹介)(第二〇三二号) 四五四 保健所の強化に関する請願(宇田國榮君    紹介)(第二〇四二号) 四五五 同外一件(小島徹三君紹介)(第二〇四    三号) 四五六 同外二件(高石幸三郎君紹介)(第二〇    四四号) 四五七 同外一件(八田貞義君紹介)(第二〇四    五号) 四五八 同外一件(南好雄君紹介)(第二〇四六    号) 四五九 同外一件(保岡武久君紹介)(第二〇四    七号) 四六〇 酒癖矯正院設立等に関する請願(中村高    一君紹介)(第二〇七七号) 四六一 同(臼井莊一君紹介)(第二一五五号) 四六二 同(菊池義郎君紹介)(第二一八五号) 四六三 結核予防費の国庫補助率引上げに関する    請願(小牧次生君紹介)(第二〇九三号) 四六四 フイラリヤ予防措置法制化に関する請願    (小牧次生君紹介)(第二〇九四号) 四六五 クリーニング業法の一部改正に関する請    願(淺沼稻次郎君紹介)(第二〇九五号) 四六六 同(石山權作君紹介)(第二〇九六号) 四六七 同(神近市子君紹介)(第二〇九七号) 四六八 同(小林進君紹介)(第二〇九八号) 四六九 同(小牧次生君紹介)(第二〇九九号) 四七〇 同(河野密君紹介)(第二一〇〇号) 四七一 同(田万廣文君紹介)(第二一〇一号) 四七二 同(上井直作君紹介)(第二一〇二号) 四七三 同(中嶋英夫君紹介)(第二一〇三号) 四七四 同(芳賀貢君紹介)(第二一〇四号) 四七五 同(原彪君紹介)(第二一〇五号) 四七六 同(山口好一君紹介)(第二一〇六号) 四七七 同(菊地養之輔君紹介)(第二一七一号) 四七八 同(鈴木善幸君紹介)(第二一七二号) 四七九 同(園田直君紹介)(第二二〇二号) 四八〇 国立箱根療養所の戦傷者入所料国庫負担    に関する請願(植木庚子郎君紹介)(第二一〇七号) 四八一 同(岡良一君紹介)(第二一〇八号) 四八二 同(田中龍夫君紹介)(第二一〇九号) 四八三 同(田口長治郎君紹介)(第二一七三号) 四八四 同(藤本捨助君紹介)(第一二七四号) 四八五 食肉販売業者の環境衛生同業組合連合会    設立認可促進に関する請願(受田新吉君紹    介)(第二一一〇号) 四八六 同(田中武夫君紹介)(第二一一一号) 四八七 同(橋本正之君紹介)(第二一一二号) 四八八 同(内田常雄君紹介)(第二一七〇号) 四八九 同(渡海元三郎君紹介)(第二二〇三号) 四九〇 保健所の強化に関する請願外一件(笹山    茂太郎君紹介)(第二一二三号) 四九一 外二件(鈴木正吾君紹介)(第二一一四号) 四九二 同外二件(野原正勝君紹介)(第二一一五号) 四九三 同外一件(粟山博君紹介)(第二一一六号) 四九四 同外二件(大橋武夫君紹介)(第一二六二号) 四九五 同外一件(小金義照君紹介)(第二一六三号) 四九六 同外一件(小坂善太郎君紹介)(第二一六四号) 四九七 同外二件(中村幸八君紹介)(第二一六五号) 四九八 同外三件(西村直己君紹介)(第二二六六号) 四九九 同(野澤清人君紹介)(第二一六七号) 五〇〇 同外三件(橋本正之君紹介)(第二一六八号) 五〇一 同外三件(濱田正信君紹介)(第二一六九号) 五〇四 同(岡部得三君紹介)(第二一九〇号) 五〇五 同外一件(鍛冶良作君紹介)(第二一九一号) 五〇六 同外二件(加藤精三君紹介)(第二一九二号) 五〇七 同(園田直君紹介)(第二一九三号) 五〇八同(田中正巳君紹介)(第二一九四号) 五〇九 同外五件(田邉國男君紹介)(第二一九五号) 五一〇 同外一件(三田村武夫君紹介)(第二一九六号) 五一一 栄養士法の一部改正に関する請願(滝井    義高君紹介)(第二一一七号) 五一二 国立伊東、別府保養所の重度戦傷病者の    看護料徴収反対に関する請願(松平忠久君    紹介)(第二一一八号) 五一三 同(田口長治郎君紹介)(第二一七五号) 五一四 酒癖矯正施設の設立に関する請願(岡崎    英城君紹介)(第二一五六号) 五一五 酒事対策事業推進に関する請願(臼井莊    一君紹介)(第二一六一号) 五一六 同(菊池義郎君紹介)(第二一八六号) 五一七 戦傷病者のための単独法制定に関する請    願(藤本捨助君紹介)(第二一七六号) 五一八 同(小坂善太郎君紹介)(第二一九七号) 五一九 同(世耕弘一君紹介)(第二一九八号) 五二〇 同(田中正巳君紹介)(第二一九九号) 五二一 療術の禁止解除に関する請願(佐藤洋之    助君紹介)(第二二〇〇号) 五二二 同(三田村武夫君紹介)(第二二〇一号) 五二三 生活保護法による基準額及び入院加算費    引上げに関する請願(荒舩清十郎君紹介)    (第二三〇六号) 五二四 療術の禁止解除に関する請願(塚原俊郎    君紹介)(第二三〇七号) 五二五 同(加藤高藏君紹介)(第二三〇八号) 五二六 同(石野久男君紹介)(第二三八九号) 五二七 同(勝澤芳雄君紹介)(第二三九〇号) 五二八 同(勝間田清一君紹介)(第二三九一号) 五二九 同(植木庚子郎君紹介)(第二四五六号) 五三〇 同(奧村又十郎君紹介)(第二四五七号) 五三一 同(岡崎英城君紹介)(第二四五八号) 五三二 同(野田卯一君紹介)(第二四九〇号) 五三三 保健所の強化に関する請願外五件(加藤    高藏君紹介)(第二三〇九号) 五三四 同(加藤常太郎君紹介)(第二三一〇号) 五三五 同外一件(亀山孝一君紹介)(第二三一一号) 五三六 同外一件(木倉和一郎君紹介)(第二三一二号) 五三七 同外二件(塚原俊郎君紹介)(第二三一三号) 五三八 同外三件(保科善四郎君紹介)(第二三一四号) 五三九 同(松浦周太郎君紹介)(第二三一五号) 五四〇 同(大久保武雄君紹介)(第二三三六号) 五四一 同外二件(長谷川四郎君紹介)(第二三    三七号) 五四二 同外三件(増田甲子七君紹介)(第二三    三八号) 五四三 同外一件(板川正吾君紹介)(第二四〇    六号) 五四四 同外三件(今村等君紹介)(第二四〇七    号) 五四五 同外三件(内海清君紹介)(第二四〇八    号) 五四六 同外六件(岡本茂君紹介)(第二四〇九    号) 五四七 同(岡本隆一君紹介)(第二四一〇号) 五四八 同外五件(勝澤芳雄君紹介)(第二四一    一号) 五四九 同(齋藤邦吉君紹介)(第二四二二号) 五五〇 同(鈴木一君紹介)(第二四一三号) 五五一 同外四件(田中武夫君紹介)(第二四一    四号) 五五二 同(堤ツルヨ君紹介)(第二四一五号) 五五三 同外三件(永井勝次郎君紹介)(第二四    一六号) 五五四 同外十一件(松平忠久君紹介)(第二四    一七号) 五五五 同(三和精一君紹介)(第二四一八号) 五五六 同外三件(久野忠治君紹介)(第二四八    八号) 五五七 同外二件(橋本龍伍君紹介)(第二四八    九号) 五五八 同外二件(中曽根康弘君紹介)(第二五    三七号) 五五九 同(松浦周太郎君紹介)(第二五三八    号) 五六〇 戦傷病者のための単独法制定に関する請    願(加藤常太郎君紹介)(第二三一六号) 五六一 クリーニング業法の一部改正に関する請    願(加藤常太郎君紹介)(第二三一七号) 五六二 同(小平久雄君紹介)(第二三一八号) 五六三 同(小林絹治君紹介)(第一二一九号) 五六四 同(藤本捨助君紹介)(第二三二〇号) 五六五 同(松永東君紹介)(第二三二一号) 五六六 同(内田常雄君紹介)(第二三三五号) 五六七 同(板川正吾君紹介)(第二三九二号) 五六八 同(大原亨君紹介)(第二三九三号) 五六九 同(小沢貞孝君紹介)(第二三九四号) 五七〇 同(金丸徳重君紹介)(第二三九五号) 五七一 同(河上丈太郎君紹介)(第二三九六    号) 五七二 同(片島港君紹介)(第二三九七号) 五七三 同(小松信太郎君紹介)(第二三九八    号) 五七四 同(櫻内義雄君紹介)(第二三九九号) 五七五 同(堤ツルヨ君紹介)(第二四〇〇号) 五七六 同(永井勝次郎君紹介)(第二四〇一    号) 五七七 同(中崎敏君紹介)(第二四〇二号) 五七八同(羽田武嗣郎君紹介)(第二四〇三号) 五七九 同(古井喜實君紹介)(第二四〇四号) 五八〇 同(三鍋義三君紹介)(第二四〇五号) 五八一 同(亀山孝一君紹介)(第二四六二号) 五八二 同(福井順一君紹介)(第二四六三号) 五八三 同(山下春江君紹介)(第二四六四号) 五八四 同(逢澤寛君紹介)(第二四八三号) 五八五 同(田口長治郎君紹介)(第二四八四    号) 五八六 同(田中榮一君紹介)(第二四八五号) 五八七 同(田中武夫君紹介)(第二四八六号) 五八八 同(濱野清吾君紹介)(第二四八七号) 五八九 同(前田正男君紹介)(第二五〇八号) 五九〇 同(石田博英君紹介)(第二五三三号) 五九一 同(金丸信君紹介)(第二五三四号) 五九二 同(田過國男君紹介)(第二五三五号) 五九三 同(大平正芳君紹介)(第二五五四号) 五九四 同(鴨田宗一君紹介)(第二五五五号) 五九五 同(篠田弘作君紹介)(第二五五六号) 五九六 同(福永健司君紹介)(第二五五七号) 五九七 同(山本勝市君紹介)(第二五五八号) 五九八 労働者災害補償保険法の一部改正に関す    る請願(古川丈吉君紹介)(第二三二二    号) 五九九 食肉販売業者の環境衛生同業組合連合会    設立認可促進に関する請願(亀山孝一君紹    介)(第二三三九号) 六〇〇 両(高橋禎一君紹介)(第二三四〇号) 六〇一 同(石坂繁君紹介)(第二四九八号) 六〇二 同(久野忠治君紹介)(第二四九九号) 六〇三 同(小川半次君紹介)(第二五三〇号) 六〇四 同(田中榮一君紹介)(第二五五九号) 六〇五 同(菅野和太郎君外一名紹介)(第二五    六〇号) 六〇六 酒癖矯正院設立等に関す一 る請願(八    田貞義君紹介)(第二三七四号) 六〇七 同(山中吾郎君紹介)(第一 二三七五    号) 六〇八 国立療養所の看護婦増員に関する請願(    石野久男君紹介)(第二三八七号) 六〇九 生活保護法による療養患者の医療券打切    り反対等に関する請願(石野久男君紹介)    (第二三八八号) 六一〇 健康保険法の一部改正に関する請願(小    林進君紹介)(第二四一九号) 六一一 国立療養所の、医師定員確保に関する請    願(小林進君紹介)(第二四二〇号) 六一二 国民健康保険の国庫負担増額等に関する    請願外一件(小林進君紹介)(第二四二一    号) 六二三 国立療養所特別会計制実施反対に関す    る請願(小林進君紹介)(第二四二二号) 六一四 生活保護法による基準額引上げに関する    請願外二件(小林進君紹介)(第二四二三    号) 六一五 結核回復者の就職及び住宅保障に関する    請願外二件(小林進君紹介)(第二四二四    号) 六一六 国立病院、療養所の給食費引上げに関す    る請願外一件(小林進君紹介)(第二四二    五号) 六一七 結核治療費全額国庫負担制度確立に関す    る請願外二件(小林進君紹介)(第二四二    六号) 六一八 西式健康法指導員資格法制化に関する    請願外二件(中澤茂一君紹介)(第二四二    七号) 六一九 同外三件(田中彰治君紹介)(第二五三    六号) 六二〇 酒害対策事業推進に関する請願(八田貞    義君紹介)(第二四二八号) 六二一 同(山中吾郎君紹介)(第二四二九号) 六二二 日雇労働者健康保険法等の一部改正に関    する請願(八百板正君紹介)(第二四三〇    号) 六二三 失業対策事業の就労日数増加等に関する    請願(八百板正君紹介)(第二四三一号) 六二四 国立伊東、別府保養所の重度戦傷病者の    看護料徴収反対に関する請願(岡崎英城君    紹介)(第二四五九号) 六二五 飛騨、木曽川国定公園指定に関する請願    (江崎真澄君紹介)(第二四六〇号) 六二六 同(大野伴睦君紹介)(第二四六一号) 六二七 薬事法の一部改正に関する請願(濱田幸    雄君紹介)(第二五〇七号) 六二八 職業安定法に基く紹介手数料率及び徴収    期間等改正に関する請願(關谷勝利君紹    介)(第二五三一号) 六二九 看護婦、準看護婦等の職域確保に関する    請願外一件(八木徹雄君紹介)(第二五三    二号) 六三〇 名古屋市の保育所措置費国庫負担金交付    基準の地域差是正に関する請願(大坪保雄    君紹介)(第二五五二号) 六三一 動員学徒犠牲者の処遇改善に関する請願    (大坪保雄君紹介)(第二五五三号) 六三二 食肉販売業者の環境衙生同業組合連合会    設立認可促進に関する請願(岡崎英城君紹    介)(第二六二八号) 六三三 同(宇都宮徳馬君紹介)(第二六七六    号) 六三四 同(福田篤泰君紹介)(第二七四二号) 六三五 同(中村三之丞君紹介)(第二七七二    号) 六三六 クリーニング業法の一部改正に関する請    願(岡崎英城君紹介)(第二六二九号) 六三七 同(川島正次郎君紹介)(第二六三〇    号) 六三八 同(佐野憲治君紹介)(第二六三一号) 六三九 同(中村高一君紹介)(第二六三二号) 六四〇 同(野口忠夫君紹介)(第二六三三号) 六四一 同(細田義安君紹介)(第二六三四号) 六四二 同(増田甲子七君紹介)(第二六三五    号) 六四三 同(森本靖君紹介)(第二六三六号) 六四四 同(山崎始男君紹介)(第二六三七号) 六四五 同(高田富之君紹介)(第二七三八号) 六四六 同(田中正巳君紹介)(第二七三九号) 六四七 同(中原健次君紹介)(第二七四〇号) 六四八 同(平岡忠次郎君紹介)(第二七四一    号) 六四九 同(青木正君紹介)(第二七六四号) 六五〇 同(天野光晴君紹介)(第二七六五号) 六五一 同(橋本正之君紹介)(第二七六六号) 六五二 同(濱田幸雄君紹介)(第二七六七号) 六五三 精神博弱児(者)対策促進強化に関する    請願(楯兼次郎君紹介)(第二六三八号) 六五四 国立箱根療養所の戦傷者入所料国庫負担    に関する請願(中村時雄君紹介)(第二六    三九号) 六五五 戦傷病者のための単独法制定に関する請    願(中村時雄君紹介)(第二六四〇号) 六五六 同(三和精一君紹介)(第二六四一号) 六五七 同(山口喜久一郎君紹介)(第二六七八    号) 六五八 保健所の強化に関する請願外二件(中村    英男君紹介)(第二六四二号) 六五九 同外三件(坂田英一君紹介)(第二七三    三号) 六六〇 同外九件(加藤鐐造君紹介)(第二八〇    五号) 六六一 酒癖矯正院設立等に関する請願(増田甲    子七君紹介)(第二六四三号) 六六二 同(門司亮君紹介)(第二六四四号) 六六三 同(杉山元治郎君紹介)(第二七三四    号) 六六四 同外二件(本島百合子君紹介)(第二七    三五号) 六六五 同(床次徳二君紹介)(第二七七一号) 六六六 同(片山哲君紹介)(第二八〇四号) 六六七 酒害対策事業推進に関する請願(増田甲    子七君紹介)(第二六四五号) 六六八 同(門司亮君紹介)(第二六四六号) 六六九 同(杉山元治郎君紹介)(第二七三六    号) 六七〇 同外一件(本島百合子君紹介)(第二七    三七号) 六七一 同(床次徳二君紹介)(第二七七〇号) 六七二 同(片山哲君紹介)(第二八〇三号) 六七三 薬事法の一部改正に関する請願(森本靖    君紹介)(第二六四七号) 六七四 同外一件(坂田英一君紹介)(第二七三    二号) 六七五 同(小松信太郎君紹介)(第二八〇六    号) 六七六 はり、きゆう及びマツサージ保険取扱い    に関する請願(岡崎英城君紹介)(第二六    七七号) 六七七 同(片山哲君紹介)(第二八〇二号) 六七八 動員学徒犠牲者の処遇改善に関する請願    (井手以誠君紹介)(第二七三〇号) 六七九 同(三池信君紹介)(第二七三一号) 六八〇 血圧国家管理法制定に関する請願(森本    靖君紹介)(第二七四三号) 六八一 療術の禁止解除に関する請願(北澤直吉    君紹介)(第二七六八号) 六八二 同(保岡武久君紹介)(第二七六九号) 六八三 はり、きゆう術の科学的研究所設立に関    する請願(片山哲君紹介)(第二八〇一    号) 六八四 薬事法の一部改正に関する請願(荒舩清    十郎君紹介)(第二八四七号) 六八五 同(羽田武嗣郎君紹介)(第二八四八    号)六八六 同(野田卯一君紹介)(第二八八九号) 六八七 同(柳田秀一君紹介)(第三〇一五号) 六八八 同(川野芳滿君紹介)(第三〇五一号) 六八九 頴娃町の失業対策事業認可に関する請願    (宇田國榮君紹介)(第二八四九号) 六九〇 クリーニング業法の一部改正に関する請    願(重政誠之君紹介)(第二八五〇号) 六九一 同(橋本龍伍君紹介)(第二八五一号) 六九二 同(濱田正信君紹介)(第二八九一号) 六九三 同(愛知揆一君紹介)(第二九九四号) 六九四 同(荒舩清十郎君紹介)(第二九九五号) 六九五 同(石村英雄君紹介)(第二九九六号) 六九六 同(大野幸一君紹介)(第二九九七号) 六九七 同(坂本泰良君紹介)(第二九九八号) 六九八 同(中島巖君紹介)(第二九九九号) 六九九 同(帆足計君紹介)(第三〇〇〇号) 七〇〇 同(山田彌一君紹介)(第三〇〇一号) 七〇一 同(天野公義君紹介)(第三〇五〇号) 七〇二 同(柏正男君紹介)(第三〇七一号) 七〇三 同(竹下登君紹介)(第三〇七二号) 七〇四 同(田中龍夫君紹介)(第三〇七三号) 七〇五 戦傷病者のための単独法制定に関する請    願(田村元君紹介)(第二八五二号) 七〇六 食肉販売業者の環境衛生同業組合連合会    設立認可促進に関する請願(中村幸八君紹    介)(第二八五三号) 七〇七 同(野田武夫君紹介)(第二八九〇号) 七〇八 保健所の強化に関する請願外八件(小川    平二君紹介)(第二八八五号) 七〇九 同外一件(大坪保雄君紹介)(第二八八    六号) 七一〇 同(五十嵐吉藏君紹介)(第三〇七四号) 七一一 国立病院医師の待遇改善に関する請願(    大坪保雄君紹介)(第二八八七号) 七一二 同(田中正巳君紹介)(第三〇一〇号) 七一三 療術の禁止解除に関する請願(丹羽喬四    郎君紹介)(第二八八八号) 七一四 同(島上善五郎君紹介)(第三〇〇九号) 七一五 酒癖矯正院設立等に関する請願(大野幸    一君紹介)(第三〇〇二号) 七一六 同(片山哲君紹介)(第三〇〇三号) 七一七 同外一件(山中吾郎君紹介)(第三〇〇四号) 七一八 酒害対策事業推進に関する請願(大野幸    一君紹介)(第三〇〇五号) 七一九 同外一件(山中吾郎君紹介)(第三〇〇六号) 七二〇 診療エックス線技師法の一部改正促進に    関する請願(岡良一君紹介)(第三〇〇七号) 七二一 名古屋市の保育所措置費国庫負担金交付    基準の地域差是正に関する請願(春日一幸    君紹介)(第三〇〇八号) 七二二 同(丹羽兵助君紹介)(第三〇五三号) 七二三 国立療養所の定員削減反対等に関する請    願(帆足計君紹介)(第三〇一一号) 七二四 生活保護法による基準寝具制度創設に関    する請願(帆足計君紹介)(第三〇一二号) 七二五 長期療養者に期末見舞支給に関する請願    (帆足計君紹介)(第三〇一三号) 七二六 健康保険法の一部改正に関する請願(帆    足計君紹介)(第三〇一四号) 七二七 保健婦等の産前産後の休暇中における正    常な業務の確保に関する法律制定の請願(    小林絹治君紹介)(第三〇五二号) 七二八 療術の禁止解除に関する請願(赤路友藏    君紹介)(第三一二九号) 七二九 同(宇田國榮君紹介)(第三二四四号) 七三〇 同(堂森芳夫君紹介)(第三二四五号) 七三一 クリーニング業法の一部改正に関する請    願(井出一太郎君紹介)(第三一三〇号) 七三二 同(久保三郎君紹介)(第三一三一号) 七三三 同(西村英一君紹介)(第三一三二号) 七三四 同(綾部健太郎君紹介)(第三一五五号) 七二五 同(加藤高藏君紹介)(第三一七八号) 七三六 同(北澤直吉君紹介)(第三一七九号) 七三七 同(福田篤泰君紹介)(第三一九四号) 七三八 同(今澄勇君紹介)(第三二二五号) 七三九 同(丹羽喬四郎君紹介)(第三二二六号) 七四〇 同(松田竹千代君紹介)(第三二二七号) 七四一 同(野田卯一君紹介)(第三二六九号) 七四二 国立病院、療養所の医師、歯科医師の待    遇改善に関する請願(小川半次君紹介)(    第三一三三号) 七四三 脊髄損傷患者の保護に関する請願外十四    件(多賀谷真稔君紹介)(第三一三四号) 七四四 同(今澄勇君紹介)(第三二四二号) 七四五 同外二十三件(多賀谷真稔君紹介)(第    三二四三号) 七四六 労働者災害補償保険法の一部改正に関す    る請願外二件(滝井義高君紹介)(第三一三五号) 七四七 同外六件(井岡大治君紹介)(第三一七四号) 七四八 同外四件(大矢省三君紹介)(第三一七五号) 七四九 同外九件(原田憲君紹介)(第三一七六号) 七五〇 同外二件(堀昌雄君紹介)(第三一七七号) 七五一 同外十五件(古川丈吉君紹介)(第三一    八九号) 七五二 同(岡本隆一君紹介)(第三二四六号) 七五三 同(八田貞義君紹介)(第三二四七号) 七五四 国民年金法案の一部修正に関する請願(    廣瀬勝邦君紹介)(第三一三六号) 七五五 戦傷病者のための単独法制定に関する請    願(田中角榮君紹介)(第三一三七号) 七五六 薬事法の一部改正に関する請願(八田貞    義君紹介)(第三一五六号) 七五七 同(江崎真澄君紹介)(第三一六八号) 七五八 同(河野孝子君紹介)(第三一六九号) 七五九 同(辻寛一君紹介)(第三一七〇号) 七六〇 同(林唯義君紹介)(第三一七一号) 七六一 同(早稲田柳右工門君紹介)(第三一七    二号) 七六二 同(橋本正之君紹介)(第三一八八号) 七六三 同(芦田均君紹介)(第三二二〇号) 七六四 同(今澄勇君紹介)(第三二二一号) 七六五 同(高橋禎一君紹介)(第三二六八号) 七六六 国立病院医師の待遇改善に関する請願(    小川半次君紹介)(第三一七三号) 七六七 同(大坪保雄君紹介)(第三一八四号) 七六八 同(河野孝子君紹介)(第三二二八号) 七六九 同(河野孝子君紹介)(第三二六五号) 七七〇 食肉販売業者の環境衛生同業組合連合会    設立認可促進に関する請願(亘四郎君紹    介)(第三一八〇号) 七七一 国立埴生療養所存置に関する請願(安倍    晋太郎君紹介)(第三一八五号) 七七二 同(田中龍夫君紹介)(第三一八六号) 七七三 同(橋本正之君紹介)(第三一八七号) 七七四 同(石村英雄君紹介)(第三二二二号) 七七五 同(今澄勇君紹介)(第三二二三号) 七七六旧満州国軍日系軍官及び生徒の遺族援護に    関する請願(今澄勇君紹介)(第三二二四    号) 七七七 動員学徒犠牲者の処遇改善に関する請願    (保利茂君紹介)(第三二二九号) 七七八 失業対策事業就労者賃金引上げに関す    る請願(田中彰治君紹介)(第三二四八    号) 七七九 生活保護法による基準額引上げに関する    請願(田中彰治君紹介)(第三二四九号) 七八〇 保健所の強化に関する請願外十一件(堂    森芳夫君紹介)(第三二五〇号) 七八一 戦没者遺族援護の特例措置に関する請願    (小林絹治君紹介)(第三二六四号) 七八二 ILO条約批准促進に関する請願(關谷    勝利君紹介)(第三二六六号) 七八三 はり、きゆう術の科学的研究所設立に関    する請願(高橋禎一君紹介)(第三二六七    号) 七八四 薬事法の一部改正に関する請願(三池信    君紹介)(第三三二九号) 七八五 同(渡邊良夫君紹介)(第三三三〇号) 七八六 元満鉄職務傷病社員及び殉職社員遺族の    処遇に関する請願(足立篤郎君紹介)(第    三三四三号) 七八七 国立埴生療養所存置に関する請願(受田    新吉君紹介)(第三三五九号) 七八八 クリーニング業法の一部改正に関する請    願(押谷富三君紹介)(第三三六〇号) 七八九 同(風見章君紹介)(第三三六一号) 七九〇 同(菅野和太郎君紹介)(第三三六二    号) 七九一 同(小西寅松君紹介)(第三三六三号) 七九二 同(原田憲君紹介)(第三三六四号) 七九三 同(八木昇君紹介)(第三三六五号) 七九四 同(大矢省三君紹介)(第三三九七号) 七九五 同(三宅正一君紹介)(第三三九八号) 七九六 療術の禁止解除に関する請願(風見章君    紹介)(第三三六六号) 七九七 十和田八幡平国立公園特別保護地区に    指定等に関する請願(鈴木一君紹介)(第    三三六七号) 七九八 母子福祉資金の貸付等に関する法律の一    部改正に関する請願(鈴木善幸君紹介)(    第三三六八号) 七九九 薬事法の一部改正に関する請願(周東英    雄君紹介)(第三三六九号) 八〇〇 医薬品小売業者の窮状打開に関する請願    (山下榮二君紹介)(第三三七〇号) 八〇一 動員学徒犠牲者の処遇改善に関する請願    (八木昇君紹介)(第三三七一号) 八〇二 樺太引揚韓国人援護に関する請願(島上    善五郎君紹介)(第三三九九号) 八〇三 労働者災害補償保険法の一部改正に関す    る請願外六件(古川丈吉君紹介)(第三四    〇〇号) 八〇四 同(菅野和太郎君紹介)(第三四二一    号) 八〇五 国立病院、療養所の医師、歯科医師の待    遇改善に関する請願外二件(小川半次君紹    介)(第三四二九号) 八〇六 引揚者給付金等支給法の一部改正に関す    る請願(大久保武雄君紹介)(第三四三二    号) 八〇七 ソロモン群島方面における戦没者の遺骨    収集に関する請願(大久保武雄君紹介)(    第三四三三号) 八〇八 薬事法の一部改正に関する請願(賀屋興    宣君紹介)(第三四五〇号) 八〇九 クリーニング業法の一部改正に関する請    願(藤枝泉介君紹介)(第三四五一号) 八一〇 同(小松幹君紹介)(第三五〇四号) 八一一 同(中曽根康弘君紹介)(第三五〇五号) 八一二 保健所の強化に関する請願(藤本捨助君    紹介)(第三四五二号) 八一三 同外二件(三田村武夫君紹介)(第三四    五三号) 八一四 同外一件(保岡武久君紹介)(第三四五    四号) 八一五 同外一件(小西寅松君紹介)(第三四七    二号) 八一六 同(高石幸三郎君紹介)(第三四八八号) 八一七 同(小坂善太郎君紹介)(第三四八九号) 八一八 同外一件(板川正吾君紹介)(第三五〇六号) 八一九 同外五件(加藤鐐造君紹介)(第三五〇七号) 八二〇 同外一件(小林進君紹介)(第三五〇八号) 八二一 同(橋本正之君紹介)(第三五〇九号) 八二二 身体障害者雇用促進法の制定に関する請    願外一件(永山忠則君紹介)(第三四六二    号) 八二三 同外一件(内海清君紹介)(第三五一二    号) 八二四 同外一件(大原亨君紹介)(第三五一三    号) 八二五 酒癖矯正院設立等に関する請願外一件(    河野孝子君紹介)(第三四八五号) 八二六 酒害外策事業推進に関する請願外一件(    河野孝子君紹介)(第三四八六号) 八二七 樺太引揚韓国人援護等に関する請願(河    野孝子君紹介)(第三四八七号) 八二八 同(島上善五郎君紹介)(第三五一一    号) 八二九 労働者災害補償保険法の一部改正に関す    る請願外二十一件(滝井義高君紹介)(第    三五〇二号) 八三〇 同外十六件(堀昌雄君紹介)(第三五〇    三号) 八三一 樺太引揚韓国人援護に関する請願(小林    進君紹介)(第三五一〇号) 八三二 保健所の強化に関する請願外一件(小金    義照君紹介)(第三五四四号) 八三三 戦傷病者のための単独法制定に関する請    願(倉成正君紹介)(第三五四五号) 八三四 薬事法の一部改正に関する請願(大平正    芳君紹介)(第三五四六号) 八三五 同(川崎末五郎君紹介)(第三五四七    号) 八三六 同(前尾繁三郎君紹介)(第三五四八    号) 八三七 同(加賀田進君紹介)(第三五七七号) 八三八 同(藤本捨助君紹介)(第三五七八号) 八三九 保健婦等の産前産後の休暇中における正    常な業務の確保に関する法律制定の請願(    亀山孝一君紹介)(第三五四九号) 八四〇 同(亀山孝一君紹介)(第三五八八号) 八四一 同(亀山孝一君紹介)(第三五八九号) 八四二 同(亀山孝一君紹介)(第三五九〇号) 八四三 樺太引揚韓国人援護に関する請願(河野    孝子君紹介)(第三五五〇号) 八四四 けい肺及びせき髄障害者の保護に関する    請願(逢澤寛君紹介)(第三五七六号)      ――――◇―――――
  2. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 これより会議を開きます。  本日公報に掲載いたしました請願八百四十四件を一括して議題とし、審査に入ります。  まず、請願の審査方法についてお諮りいたします。これらの請願紹介議員より紹介説明の申し出もないようでありますが、その趣旨につきましてはすでに文書表によって御承知のところであり、また先ほど来の理事会におきまして各位とその取扱いにつき協議いたしたところでもありますので、直ちに採否の決定に入りたいと思います が、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 御異議なしと認め、そのように決しました。  採決いたします。本日の請願日程中第一、第七六ないし第八七、第九八、第一〇一ないし第一〇、第一二一ないし第一三五、第一三八、第一四一、第一四三、第一四五ないし第一五七、第一六一ないし第一七六、第一八一ないし第二〇七、第二一〇ないし第二一七、第二一九ないし第二二三、第二二五ないし第二四三、第二四五、第二四六、第二四八ないし第二五四、第二五六ないし第二六〇、第二六四、第二六五、第二六八、第二六九、第二七一、第二七六ないし第二八八、第二九〇、第二九六ないし第二九八、第三〇一ないし第三〇三、第三〇五ないし第三〇七、第三〇九、第三一一ないし第三一四、第三一六ないし第三一九、第三三一、第三二三、第三四六ないし第三五一、第三五六ないし第三六六、第四〇〇ないし第四二〇、第四二四ないし第四四六、第四四八、第四五二、第四五四ないし第四六四、第四八〇ないし第五一四、第五一七ないし第五二〇、第五三三ないし第五六〇、第五九八ないし第六〇八、第六一一、第六一三、第六一五ないし第六一九、第六二四ないし第六二七、第六二九ないし第六三五、第六五四ないし第六六六、第六七三ないし第六七五、第六七八、第六七九、第六八三ないし第六八八、第七〇五ないし第七一二、第七一五ないし第七一七、第七二一ないし第七二七、第七四二ないし第七五三、第七五五ないし第七七〇、第七七六ないし第七七八、第七八〇、第七八三ないし第七八五、第七九七ないし第八〇八、第八一二ないし第八二五及び第八二七ないし第八四四の各請願は、その趣旨妥当なるものと認め、採択の上内閣に送付すべきものと決したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 御異議なしと認め、そのように決しました。  その他の各請願につきましては、議案との関係その他の都合により、採否の決定を留保いたします。  なお、ただいま議決いたしました各請願に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありません か。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、お手元に配付いたしてあります通り、本委員会に参考のため送付せられた陳情書は、売春防止法による保護対策強化に関する陳情書外百五十二件であります。以上念のため御報告いたしておきます。     —————————————
  6. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 この際、閉会中審査申し出の件につきましてお諮りいたします。今会期中、本委員会厚生関係及び労働関係の諸問題について種々検討を進めて参りましたが、いまだ未解決の問題が山積いたしております。従いましてこの際閉会中も必要に応じて調査を進めることができますように、一、厚生関係及び労働関係の基本施策に関する件、二、社会保障制度、医療、公衆衛生、婦人・児童福祉及び人口問題に関する件、三、労使関係、労働基準及び雇用・失業対策に関する件、以上の各件につきまして議長に閉会中審査の申し出をいたすこととし、なおこのほか公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案(勝間田清一君外十四名提出、衆法第七号)、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案(勝間田清一君外十四名提出、衆法第八号)、失業保険金の給付日数に関する臨時措置法案(多賀谷真稔君外十三名提出、衆法第九号)、船員保険法等の一部を改正する法律案内閣提出第一六八号)、医療法の一部を改正する法律案内閣提出第一八三号)、クリーニング業法の一部を改正する法律案(大石武一君外九名提出、衆法第五七号)、健康保険法、労働者災害補償保険法、失業保険法及び厚生年金保険法の一部を改正する法律案多賀谷真稔君外十三名提出、衆法第六一号)、政府に対する不正手段による支払請求の防止等に関する法律を廃止する法律の一部を改正する法律案五島虎雄君外十三名提出、衆法第六二号)、職業訓練法の一部を改正する法律案五島虎雄君外十三名提出、衆法第六五号)につきましても、あわせて議長に閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、閉会中の理事辞任の件並びに欠員を生じました際のその補欠選任につきましても、委員長に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 御異議なしと認め、そのように決しました。     —————————————
  9. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 次に委員派遣承認申請の件についてお諮りいたしま す。  ただいまの閉会中審査案件が当委員会に付託になりましたならば、これらの審査に当り、現地調査の必要もあろうかと存じますが、この場合には委員長において理事と協議の上、適宜委員派遣承認申請を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、お諮りいたします。ただいま申し出ることに決しました閉会中審査案件が当委員会に付託されましたならば、現在設置されております医療制度に関する小委員会並びに診療報酬及び薬価に関する小委員会については、閉会中も引き続きこれを設置し、調査を行わしめることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、小委員及び小委員長から辞任の申し出がありました場合は委員長に御一任願うこととし、小委員及び小委員長に欠員を生じました場合の補欠選任につきましては委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  12. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 御異議なしと認め、そのように決しました。  また、両小委員会からそれぞれ参考人より意見を聴取いたしたい旨の申し出がありました場合、委員長において適当と認めたときは適宜その出頭を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 御異議なしと認めそのように決しました。     —————————————
  14. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 次に、厚生関係基本施策に関する件について調査を進めます。  発言の通告がありますので、順次これを許します。岡本隆一君。
  15. 岡本隆一

    岡本(隆)委員 医務局長に、療養所の問題について二、三お伺いしたいと思います。  最近あちらこちらの結核療養所でもって人員の整理が行われております。それは忙しい病院と、そうでない療養所との間の均衡をとるために配置転換をやるのだ、こういうふうなことをいわれておるのでありますが、しかしながらいずれにいたしましても、一部の療養所はせっかく施設があるのに人員を縮小して収容人員を少くする、こういう方針であることには間違いないと思いますが、そういうことになって参りますと、一体日本の入院を必要とする結核患者というものは減っているのか、減ってもう患者がないからそうして一部の療養所を縮小していくのか、あるいは他の理由によるのか、その辺のところを一つお聞かせ願いたいと思います。
  16. 小澤龍

    小澤政府委員 ただいまのお尋ねは、私どもがこれから行おうとする定員改正についての御質問だと思います。実は御承知の通りに、国立結核療養所は戦前、戦時中に作られました各種の療養所を統合して作ったものでございます。そこで終戦後これはすべて国立にいたしたわけでございますが、その中には傷痍軍人の療養所もあり、それから府県立の療養所が医療団に移管されておるのであります。市町村立もあり、あるいは法人立のものもあったのであります。それでこれらのものが医療団当時それぞれの性格のもとに運営されてきておった。それが厚生省に引き継がれたわけでございますが、厚生省の引き継いだときには、つまりそれぞれの療養所の伝統的な人員配置になっておったのであります。ある療養所は相当職員が多い反面、ある療養所は非常に職員が少い、きわめてアンバランスの状態があったのでございます。しかしながらこれを一挙にならしますと、それぞれの定員でやっておりますので、それぞれの療養所において業務上の混乱を来たすであろうということをおもんばかりまして、これを一挙にならしませんで、今日まで実は二、三回定員改正をやって、ならしながら参ったのでございます。今日まで大体のところはならしてきたのでございますけれども、しかしながら最近に、至りますと結核患者の入院状況が逐次減少して参ったわけであります。結果として従来と同じように非常にたくさん患者を収容している療養所と、ベッドはたくさんあるのだけれども、かなりこのベッドが遊んでいるという療養所が出てきたのであります。そこで仕事の公平を期する趣旨からいたしまして、患者数に比べて比較的定員の多いところの定員を減らしまして、患者数に比べて定員の比較的少い手薄なところに補いたい、かような考え方から新しい定員の配置を実はこの一年ばかり検討いたしたのでございます。それで新定員のきめ方についてはいろいろきめる角度によりまして、出てくる数字もいろいろな数字が出て参ります。私どもといたしましては、あまり大幅な改正をいたしますと、各療養所として仕事が非常にやりにくくなるのではないか、これは終戦後たくさんの療養所が一挙に国立に移管になった当時と同じ状況になることをおそれまして、これはできるだけあまり大きな変化を与えない程度の定員の配置がえをやろうということで、実は私どもにおいて原案を作りました。そうしてこれを出張所に示しまして、出張所長の意見を聞き、かつ施設々々の現状につきましていろいろな調査をしてもらい、あるいは院長等の意見も聞き、その意見を私の方に持って帰ってきてもらっております。目下そういう資料について厚生省におきましては検討中でございます。御指摘のごとくに、ある療養所におきましては定員が減り、同時に他の療養所におきましては定員がふえる、定員全体としては過不足ございませんけれども、個々の施設についてはプラス、マイナスが定員改正の結果生ずるということに相なると思います。     〔田中(正)委員長代理退席、大石委員長代理着席〕
  17. 岡本隆一

    岡本(隆)委員 いろいろの性格の病院を療養所にしたから、従ってその間に人員の配置にアンバランスがある、それを是正する、しかしながらいろいろの性格のものであるだけに、その施設の形もいろいろだと思うのであります。従ってその施設のあり方によって定員についての、不同がどうしてもできるということは、これまたやむを得ないと思いますが、その辺のところは勘案して今度の定員改正をおやりになるかどうか。  その次もう一つは、今度は収容しているところの患者数に応じて定員改正を考えていく、こういうことでございます。そういうことになって参りますと、患者の少いところへは定員を減らしていく。患者がなぜ少くなったか、定員が足りなくてサービスが悪いと、勢い患者が減って参ります。患者が減れば今度はまた定員を減らす、一そう患者が減る、そういうことになって参ると思うのでございますが、この辺の悪循環というものをどうお考えになるか、どう対処していくのか、その二点をまずお伺いしたい。
  18. 小澤龍

    小澤政府委員 大体この定員は患者数を土台として算出してございます。しかしながらいかに患者が少くとも、国立療養所であればやはり各種の報告をしなければならぬ、各種の事業もしなければならぬ。従って単純に患者数だけを土台にして職員数を按分するということは適当でないと考えます。従いまして、職種別によってこれは違いますけれども、それぞれの基本数というものを出しまして、その土台の上に患者数によって職員を再配置する、計算し直す、こういうやり方をとっております。それから単に患者数だけでなくして、非常に重症の患者が多いか少いか、あるいは胸部の手術の件数が多いか少いかというような事柄、あるいは検査件数等が多いか少いかというような事柄も参考にいたしまして、定員を割り出すようにいたしたのでございます。 第二に、今まで患者が少かったのは、そもそも、定員が足りなくてサービスが悪いんで滅っておるところがあるんじゃないか、そういうところを減らせば、もっと減るんじゃないか、こういう御指摘でございますけれども、実は私どもはさように考えておりません。御承知の通りに、結核療養所は国民の数に応じてあるいは結核患者数なり死亡数に応じて、ちょうどよく全国に配分せられているわけじゃございません。地域的には相当結核ベットの密集しているところも、あるいは少いところもございます。その他いろいろな経済上の事情もございましょうし、各種の事情から、おのずから繁盛すると申しますか、患者の多い療養所と、ずいぶん努力はするんだけれども、あまり患者さんが入ってこないという療養所もございますので、そういう結果を見て私どもは定員の再配置を考えたような次第でございます。
  19. 岡本隆一

    岡本(隆)委員 先ほども結核患者の入院数が全体的に減ってきた、こういうふうな御意見が出ておりましたが、入院を必要とする患者は私は減っていないと思うのです。ますますまだこれから一そう結核撲滅のためには、まだ収容されていない患者をどんどん収容して、そして手術をし、早く治療するということをやっていかなければならないのに、入院が減ってきているということ、その、原因というものを私たちは考えなければならないと思うのです。結核患者の入院が減った理由は、一番に、私は生活保護法の引き締めだと思います。それからまた同時に、その一部負担金、健康保険の場合もそれから同時に生活保護の場合も、一部負担金の徴収が非常にきびしくなってきた。どんどん催促をする。だから従ってもういたたまれなくなって、まだ十分よくならないのに退院していくというふうなことが出ておって、政府の施策が非常に冷酷になってきたために、入院患者が減ってきておる。そうすると、勢い一番入院数が減少し、閑散になってくるのは、やはり立地条件の悪いところだと思うのです。つまり、昔は結核というものは、もう病院というよりも、その名の通り療養所、従ってへんぴなところ、そして空気のいいところというふうなところでもって、ずいぶんみな遠隔の地へ施設が持っていかれた。そういうところの療養所が、全部入院が減ってきておる。しかしながら、政府の方がほんとうにどんどんそういう患者を収容し、早く結核をなくするという誠意を持って施策を進めていかれるなれば、私はそういうところだってまだ施設が足りないと思うのです。それをせっかくある施設を遊ばせる、遊休施設にしてしまうというふうな方針を今おとりになるということには大きな矛盾があると思うのですが、その辺はいかがお考えになっておられましょうか。
  20. 小澤龍

    小澤政府委員 入院を必要とする患者数は、ちょうどまる五年前の第一回の結核実態調査のときに、たしか百二十数万あったと思います。今回の第二回の結核実態調査では、これが八十数万になっております。大体ちょうどまる五カ年間で三五%程度減少しております。それから入院を必要とする患者で結核だと自分で知っておる患者、無自覚症の患者が御承知のようにたくさんございますので、自覚しておる患者は大体四十数パーセントだと思います。従いまして、この全国推計値がその数字通り全国に当てはまるとするならば、三十数万と申しますか、約四十万近く、あるいは四十万くらいの患者さんが、みずから結核だということを自覚し、かつ、医者が見た場合には、たまたま医者に正確な診断を受けた場合には、入院をした方がいいと勧められる患者であろうかと、こう考えられます。そういう数字を土台にするならば、まだわが国の結核療養所はもうちょっと繁盛してもいいような感じがないでもないわけであります。しかしながら現実には、年々入院患者数が減少しております。御承知のごとくに、国立療養所は六万五千病床持っておるのでありますが、現在のところは、昨年ぐらいまでは入院率が九〇%台でご、さいましたけれども、最近は九〇%を少し割っております。国立療養所におきましても、往年に比べると、結核患者の入院数は減少しておるということは事実でございます。そこで、従来と同じようにたくさんの患者をかかえて忙しく働いているところ、そこヘ減ったところの職員を配置がえしていきたい、これが今回の私どもの定員改正の動機でございます。  なお、現実に結核患者がたくさんいるんだ、それが入院できないのは、生活保護法上の取扱いが非常に厳重になったからじゃないかという御質問に対しましては、私所管が違いますので、私からは何ともお返事しがたいと存じます。
  21. 岡本隆一

    岡本(隆)委員 その原因については、あなたはなるほど所管が違うとおっしやればそれまででございますけれども、しかしながらとにかく、今も御答弁願ったように、結核患者は百二十万あったのが現存八十万に減った、なるほど相対数においては減っておりますが、入院を必要とするという絶対値においては、これは満床になってもまだはるかに足りないというのが現実であるにかかわらず、その入院患者が減っておる。これはやはり厚生省全体の問題として、もっと第一に真剣に考えていただかなければならないと思います。  それからもう一つ、減っておるからといって、片一方遊休施設にしてしまって、それで片一方忙しいところへ配置転換してしまうのだというふうなことでありますと——そういうことよりも、なるほど忙しくて必要なところはどんどん定員を増すというのは話はわかりますが、しかしながら、遊休施設になっていこうとする施設を遊ばせないようにするための努力というものを私はしていただかなければならないと思うのです。だから、遊んでおるから人もなくしてしまうのだ、こういう考え方をなさったのでは——せっかくこの療養所というものがあり、結核予防法というものがある、そうして結核撲滅対策というものが大きく国の施策として打ち立てられておるのに、そのせっかくあるところの施設、しかも今までそういう施設をふやすために補助金まで出して療養所を建てられた、それを、今一時的に患者が少いという現実の理由だけから、そういう減少形態だけを見て、そこの人員を取っ払ってしまうということでなく、なぜ少くなったかということ、それじゃこれをどうすればこの中へより多くの結核患者を早く収容して、日本から早く結核をなくするかという積極的な方針を、一つ今後真剣に考えていただくようにお願いいたしたいと思うのです。   それからその次にもう一つお伺いいたしたいのは、らい療養所の施設の問題でございますけれども、私先般、国民年金が出されておりますときに、療養所の患者の方から、国民年金制度の問題について説明してくれないかというので参りました。そのときにいろいろ陳情を受けましたので、これは私からあなたに、まあ何といいますか、直接お話しに行こうかとも考えたのですが、しかしそういうことよりも、やはりかなり大きな問題が含まれておりますから、委員会で取り上げた方がよかろうと思ってお伺いするわけでございますけれども、愛生園に私参りましたが、愛生園は非常に設備が荒廃してきているのです。ところが、その修理費がないために、だんだん柱が腐っていったり、天井がひどく荒れているのをほったらかされたような形になっておりますが、一体ああいうところの修理費というものをどれくらい見ておられるのか、そしてあんなことをしておけば、私は一そう荒廃していくように思うのですが、その辺のところをお伺いしたいと思うのです。
  22. 小澤龍

    小澤政府委員 御承知のように国立らい療養所は全国で十一カ所でございます。これに対しまして各種修繕費並びに建築に必要な経費は、大体来年度は一億一千万円予定してございます。従いまして一カ所当り平均一千万円ということになるわけでございます。そこでこれまた御承知のように最近らい療養所に収容しておりますらい患者の数は大体コンスタントでございまして新しくらいの病舎を建てるという経費はほとんど要らないのでございます。これらの経費をあげて従来の建物の悪くなった分を改修する、小さく改修するか大きな改造をするということに充てておるのでございます。ただ私どもの考え方といたしまして、一千万円を公平に各療養所に分けるということではなくて、ひどく荒廃したところから重点的によくしていきたい、かような考え方に立っております。そこで今御指摘の愛生園の問題は、実は私自身はまだ調査してございませんが、帰りまして、厚生省におきましてよく実態を調べて、そういうところを調べて検討していきたいと存じます。
  23. 岡本隆一

    岡本(隆)委員 この改修費が足りないために、たとえていえばせっかく赤い羽根の募金だとか、あるいはその他の篤志家の寄付金によって福祉施設が作られておるわけです。たとえていえば盲道であるとかあるいは盲鈴というのですか、道かどに鈴が鳴るようになっておるわけですが、そういうようなものがいたみましても、それはわずかな費用で修理できると思うのです。ところがそういうものすら修理が完全に行われておらない。さく一つこわれましても——がけのところに盲人が落ちるのを防ぐためにさくが作ってある。それがこわれても、それを十分に完全なものに維持していくだけの経費がない、そういうことでありまして、もともと厚生省の施設として作られたもの、これはもちろん健全に保持していただかなくちゃならぬ。同時に、しかしながらせっかく篤志家によって収容者のためにいろいろ施設が充実されておりながら、それの維持が完全に行われておらないというふうなことになっておりますが、維持費の中には、そういうふうな番付によるところの施設の維持費というものは計上しておられますか、それともそういうものは計上しておらないのですか。
  24. 小澤龍

    小澤政府委員 寄付を受けたとしましても、受けた限りにおきましては国有財産でございます。従いまして国の経費をもって維持し、かっこれを修理して参るということは当然でございます。ただいま御指摘の事項も、具体的に私ども現地において調べまして善処いたしたいと思います。
  25. 岡本隆一

    岡本(隆)委員 さらに愛生園の施設の中で、私行ってみて驚いたのは、夫婦寮が足りないために、十畳くらいの部屋を二つに仕切って、二組の夫婦——つまりその仕切りが問題なんですね。完全に二つの部屋に分けてあればいいんですが、その経費がないために、カーテンで仕切ってある。そのカーテンたるや、ほんとうの日よけのような薄い木綿のカーテンを、さっと針金一本でもって引いて、その両側に二組の夫婦が寝起きしておるのです。私はこれは人権問題だと思う。いかに収容中の患者さんといえども、カーテンを隔てて二組の夫婦が夜の生活をともにしなければならないということは、これは全くひどいと思う。そういう事実があるということを康生省の方では御存じなのか、御存じないのか。御存じであったとしたら、なぜそんな点を何とか早くやっていただけないのか。また御存じないのであるとするなれば、一体その解決をどういうふうにしていこうとするのか、その御意見を伺いたい。
  26. 小澤龍

    小澤政府委員 最近プロミンというらいによくきく薬ができましたので、かなりらい患者がよくなって参りました。あるいは重症になるのをかなり食いとめております。それまではらい療養所におけるらい患者さんの生活というものは非常に暗いものであったのであります。そのゆえに私どもは特にらい療養所の運営については意を用いてきたつもりであります。プロミンが広く用いられるようになりまして、らい患者の生活が明るくなりましても、ずいぶん長い期間社会から隔絶されてらい療養所で生活しなければならぬわけでございまして、そこでらい療養所の中を外の人間と同じように気持よく生活できるような場にしていかなければいかぬ。これは基本的に私どもの考えておることであります。夫婦寮をもう少し増したいという話は私どもも聞いておるのでありますけれども、完全な一戸建の家ができなくても、あるいは間仕切りでも、ある程度仕切られた部屋であればよいじゃないか、こう考えておりますけれども、今のようなぺらペらなカーテンで仕切ってあるということは実は私自身初耳のことでございます。さっそくこれも実地調査をいたしたいと思います。しばらく御猶予をいただきたいと思います。
  27. 岡本隆一

    岡本(隆)委員 なお、その他いろいろな問題が残されておりますが、これは今まで委員会でも再三申し上げた問題なので省略いたしますけれども、たとえば、光明寮でも相変らずお医者さんが非常に不足して、学会などに参りますと、緊急の事故のあった場合の留守番すら十分にとれないというふうな点を、これは管理者の側からも、また患者の側からも、両方から強い要望として聞いて参っておりますし、また同時に看護婦さんも非常に定員が少いというようなことも聞いておりますので、こういう点は何べんも申し上げましたので、くどくど申しませんが、一つできるだけ急速に改善する道を講じていただきたいと思います。同時に身体障害者の義手、義足ですね、あるいは義肢ですか、そういうもののための費用が非常に足りないために困っておるということでございますので、その辺も一つよく御調査願いまして、設備を充実してやるようにしていただきたいと思うのです。  医務局長に対するお尋ねはその程度にいたしましてちょうど保険局長がお見えいただきましたので、一点お伺いしておきたいと思います。年金の問題でございますが、もう年金局は出発したのですか——所管違いですか、しかし保険局長にお伺いしてもいいでしょう。簡単な問題です。障害年金の問題について収容所の患者さんから非常に……
  28. 大石武一

    ○大石委員長代理 岡本君、所管が違って答弁できないそうですよ。——ちょっと速記をとめて。     〔速記中止〕
  29. 大石武一

    ○大石委員長代理 速記を始めて。  暫時休憩いたします。     午後二時三十三分休憩      ————◇—————     午後二時五十八分開議
  30. 田中正巳

    ○田中(正)委員長代理 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  休憩前の質疑を続けます。滝井義高君。
  31. 滝井義高

    滝井委員 大臣がおられませんから、一つ局長さんが等えていただきたいですが、厚生省に医療保障の五人委員会というのがあったわけですが、三月三十日に非常に画期的な等申みたようなものを出したわけですね、この取扱いは、一体厚生省はどういう工合にされるのですか。
  32. 森本潔

    ○森本政府委員 三月二十七日付で医療保障委員の最終報告というのが出て参っております。この取扱いにつきましては、この医療保障委員の報告の中にもございますように、医療保障委員としましては、医療に関しいろいろな問題がある、そういう問題を提起して今後の参考に資したい、こういう意味でお出しになったわけでございます。それで厚生省としましては、せっかくこういうよいと申しますか、御労作の報告が出たものでございますから、いろいろな問題も提起されておりますので、今後これにつきましては慎重に検討して参りたいと考えております。  それからなおこの医療保障委員の報告の中にもございますように、これらの問題を処理するについては、権威のある学識経験者を中心として、中立的な調査会を設置することが必要であろうという御意見も出ております。これとは別に、厚生省におきましても、医療制度につきまして再検討いたしたいと考えております。先般の設置法におきまして医療制度調査会を設置することになりましたので、この調査会におきましてもこの報告を参考にして御審議されるかと考にております。
  33. 滝井義高

    滝井委員 そうしますと医療保障委員会の出した報告書を参考にして臨時医療制度調査会というのがやるのですか。そういうことはわれわれ了承していないはずです。臨時医療制度調査会というのは、国会でわれわれが主張して、医師法、医療法、健康保険法、国民健康保険法、こういうような問題が矛盾をしておる、だから根本的に日本の医療の問題を検討してくれということで、橋本さんのとき以来われわれが主張をして、これは橋本さんもよかろうというので作ったはずです。われわれが解せないのは、厚生省が独自の立場で医療保障五人委員会というものを作った。そしてこれはわれわれの関知するところではないはずです。あなた方の内部の委員会です。ところがそれが日本の根本的な医療制度の問題についてあれほど膨大な答申を出す。そして一方においては国会で臨時医療制度調査会というものを作って、今度は日本の医療のあり方をやってもらうのだ、こう言っておる。そうしますと、あなたの方ではいわば既成事実を作っておるわけです。あれは結論ですよ。いわば青写真を出したものなんです。そうしますと、自分の方の委員会で青写真を出さして、それをあなた方が検討する。あなたが今おっしゃったいろいろの問題がある。今後厚生省はこれを参考にして検討します、こういうことなんです。そうすると今度出てくる臨時医療制度調査会の結論はどうなるかということです。これは二年後にしか出てこないですよ。二年前に、すでにやる前に、医療保障委員会でああいう結論を出したら、それによってあなた方が今度は案を作らなければならぬということになる。あれを全然無視するということになるならば、少くともあれは税金を使っておるわけだから、何でわれわれの高い税金を払ってああいうものを出したかということになる。あなた方の行政がいろいろ問題をまくというのはこういうところにあるのですよ。一方において国会で臨時医療制度調査会というものを作って下さいといって作らした。一方自分の方で勝手に作った委員会で調査会と同じことをやらしてあれを出さした。こんなばかげたことはないです。すでに既成の事実のレールを敷こうとしているのと同じことです。しかも二年の後にしか出ない結論を、二年前にあなた方がやる。だからあなた方のものの考え方で進んでしまうということになる。そういうところにあなたは日本の医療制度を、混乱をしなくてもいいものを混乱さす種をまいている。これは大臣がおいでになったらがっとやってやらなくてはいかぬと思っておったけれども、これは新しくできる委員会を冒涜しておる。こういう行き方をやるから日本の医療保障はますます混乱してくる。それは五人委員会というのが、われわれ国会が認めたようなものならいいですよ。しかしあなた方が勝手にあなた方の内部でお作りになったものです。今、国会で臨時医療制度調査会というものを設置させる法律ができておる。それがやることと同じものを前に発表してしまう。そして今度はその委員会にあれを参考にしてやります、こんなけしからぬことはないですよ。何もあんなものを参考にしなくても、こっちの委員会はこっちの委員会で堂々とやったらいいでしょう。そうするとああいうものを出す必要はない。ところが既成の事実を作って、あとから今度は三十人の委員を選んでやらせるということになると、これは大へんなことになる。だからこそ日本医師会が、きょうの毎日新聞あたりでも出しているああいうことを言うのではないが、そこに感情のみぞができる。日本の医療はそういう感情のみぞを作ってはいかぬというので、もう一つ今度は新しい見地から日本の医療というものは転換期にきておる。臨時医療制度調査会というものを作って根本的に日本の医療制度全般を検討する必要があろうということをわれわれは提起した。それをキツネのさいごっぺみたいにやらせることはいけない。それは大臣に政治性がないからだ。これは大臣が来たらはっきり言おうと思っていた。大臣の命はもう旦夕に迫っておる。今度の改造では首であることはきまっておる。その首の大臣がこんな大それたことをやるのはけしからぬと思う。一体きょうは政務次官も来ておらぬ。きょう委員会があることはわかり切っておる。一番最後の委員会じゃないですか。それを大臣がどこに行っておるかわからぬというのは、官房長も補佐役としてはよろしくない。八つ当りするようですが、これは一番大きな問題ですよ。厚生行政の根本を決定する委員会国会で作っておきながら、自分のところでやる委員会であんな膨大な案をやる。あの案の内容の良否は次の機会にゆっくりやりますけれども、問題はその取扱いですよ。国会で臨時医療制度調査会を作らしておいて、そしてこれで日本の医療の根本的な問題を検討いたしますと言っておきながら、先に自分の方の委員会でやらせるということはけしからぬと思う。そういう行き方で一体行政が円滑にいけるとあなた方はお思いですか。この点はどうです。
  34. 森本潔

    ○森本政府委員 私が申し上げたことに誤解があったかと思いますが、医療制度の根本的な問題は今後できますところの医療制度調査会において十分御審議願って御答申をいただきたいと思っております。  それから先般出ました医療保障委員の報告というものは、これも一つの研究されたものでございますので、今後の役所の行政において参考にして参りたい。あるいはまた医療保障委員の報告の中に書いてありますように、これは制度調査会自身の問題でございますが、自主的に御決定になるところでありますけれども、こういう問題があるということを参考にしていただければありがたいというふうな表現がございますので、そういう利用の方法もあろうかと思う、こういうふうに申し上げたわけであります。根本的な問題につきましては、この医療制度調査会において十分御審議を願いたい、かように考えております。
  35. 滝井義高

    滝井委員 それで行政がうまくいくとお考えになるかということなんです。われわれだって礼儀というものがなくちゃいかぬのです。あなたに根本的な問題をお願いします、こう言っておきながらあなたが先に、根本的な問題に対するわしの考え方はこうだとお出しになったときに、人はどう思いますか。人に根本的な意見を聞いておるときに自分が根本的な意見を先に発表したら、だれだって、個人の問題だっていかぬですよ。それと同じですよ。そういうことで今後できてくる臨時医療制度調査会がうまくいくかということです。これはへまをすると有力な委員は入らぬですよ。自分のところの委員会に作らしておいて、あとから根本的なとは何事だ、と必ず言われますよそういう行政のやり方がいかぬと言うのです。そうでなくても、中央社会保険医療協議会の委員の任命さえでぬじゃないですか。委員の任命が一年もできなくて混乱をしているときに、こういう出し方をしていいかということです。一体中央社会保険医療協議会の委員はどうするのですか。これは責任問題ですよ。もう昨年の六月十五日に半数の委員の任期が切れておって、まだ今までできない。できないために、たとえば抗生物質以外のものを結核の耐性菌のあるものに使ってよろしいという答申が出ておる、去年の十一月か十二月に出ているのに、それがまだ使えない。こういう医学の技術の進歩に対して対応するための大事な委員会が一年も空白になっておって、法治国家といえますか。これが政治といえますか。こういう厚生省のやり方は何もかもあとにあとになっておる。私に言わせるなら厚生省には政治がないですよ。一体中央社会保険医療協議会の委員はどうします。保険局長、あなたが就任してからだいぶになる。一体いかなる見通しといかなる方針でこの委員の任命をしようとするのか。もうへまをすると、六月十五日になったらあとの半数もなくなってしまう。
  36. 太宰博邦

    ○太宰政府委員 医療協議会の委員の任命の件につきましては、お話のように昨年の六月に半数の委員を欠いておるわけです。私どももこういうことでは、厚生行政の運営に支障を生ずるおそれがあると思いまして、自来せっかく苦心をして今日まで参っておるわけであります。私どもといたしましても、決しておろそかに考えておらないのでございまして、私どももせっかく努力しておりますし、またいろいろ私ども応援して、何とかまとめるという方面において御援助をいただいておる向きもございます。いずれにいたしましても、今日私どもの努力がすっきり実を結びまして御報告申し上げるところまで参ってこないのは大へん遺憾に存じておりますが、しかしながら、私どもの努力もだんだん大詰めに近づいてきているように自分としては考えておるわけでございまして、もうしばらくの間お許しを得られますならば、もし関係者一同の大乗的立場から物事がまとまるものならば、ぜひこれはまとめたい、かようにせっかく最後の努力をしているところでございます。一つその辺はもうしばらく御猶予をいただきたいと思う次第であります。
  37. 滝井義高

    滝井委員 くどいようですが、法治国家ですから、政府は労働組合には法律を守れと非常に強くおっしゃる。そうすると、日本の医療の一番かなめになる——少くとも社会医療においてはこれがなければ動かないことは局長の御存じの通りです。さいぜんも申しましたように、結核予防審議会あたりが抗生物質以外のものも耐性菌にきくんだからといって決定しておるのに、それもうまく結論が出せない。それからあとで触れますが、診療報酬甲乙どうこうの問題も見通しがつかぬ。何もかも大事なものがみんな今行き詰まってしまっておる。それでは保険行政というものは何もないのと同じです。あなた方はもうしばらく、もうしばらくとおっしゃるが、一体いつまで待ったらいいですか。それをきょうは一つはっきりお聞かせ願っておきたいと思うんです。これは任期が六月十五日であとの半数は切れてしまうんですから、ぎりぎりは六月十五日までです。あなた方はその結論を一体いつ出そうとするのかペましたら、今の情勢では六月十五日前に大臣の首が飛びますよ。六月二日には参議院の選挙が終るんですから、それが終ればすぐ改造ということになる。あるいはへますると、河野一郎さんじゃないけど、参議院選挙とは関係ないんだ、その前に首が飛んでしまう。もう大臣が残られぬことは決定的です。さいぜんも個人的に話しましたが、そういうときは、患者が何人も何人もの医者に回ったときには、もうその病気がこじれてなおらなくなったときですよ。橋本さんという名医、坂田さんという名医、その次はだれが大臣になるか知らぬけれども、三人目になるということになる。そうすれば、病気はこじれてどうにもならなくなる。それはきまっておる。だから、それにはやはりやり出したら一日か二日で片づけなければだめだ。ほんとうはあなたが局長に就任されたら立ちどころにこれはやらなければいかぬですよ。それをずるずるっと一ヵ月も二ヵ月もこういうようにじんぜん日を送るということは、どうも私は解せない。この問題はそれほどむずかしい問題じゃないと思う。あなた方が腹さえきめればすぐできる問題だ。一体いつごろやりますか。六月十五日であと半数がなくなるんですよ。局長の腹づもりではいつごろですか。
  38. 太宰博邦

    ○太宰政府委員 私どもはじんぜんとその日暮しをしておったわけではないのでございまして、私どもなりにいろいろ苦労して参っている点でございますので、この点は御了承いただきたいと思っております。なお、先ほど申し上げましたように、いろいろな方々の御努力も漸次実を結んできつつあるように感じます。私どもの観測といたしましては、もうそろそろ大詰めが来たんではないか。もしまとまるものならば、そう長くない機会においてこれはまとまるであろうし、また私どもといたしましても、御指摘のように、このままほっておきますれば、行政の失態でありまするから、できるだけすみやかに関係者の円満なる協力によってあとにしこりの残らないような方法において何とかしたい、そのめどをもって目下努力している段階でございます。しかし、今日この場で何月何日というようなことを申し上げることは控えさしていただきますけれども、私のただいまの答弁で、そう遠くない将来に、もしまとまるならばまとめるようにする、目下非常な努力を傾けているということで御了承いただきたいと思います。
  39. 滝井義高

    滝井委員 そうしますと、法律にある医師の利益を代表するということは、あなた方は橋本大臣が言われておったように、医師の利益を代表するものというのは、いわゆる関係団体を通じて推薦するというのは、日本医師会のことを考えているわけですね。それらの見解だけはっきりしておけばこの問題はすぐ解決するんです。病院協会が入るのか、日本医師会一本なのか、これはいずれですか。ここらあたりはあなたの腹をきちっときめておけばきまるわけです。関係団体というのは、病院協会と医師会と二つなのか、それとも一つをもって、医師の利益を代表するものを選ぶのか。
  40. 太宰博邦

    ○太宰政府委員 これは法律の解釈と、それから私どもの政策、こういうものと分けて考えねばならぬと思っておりますが、今日は政策の面については控えさしていただきたいと思います。法律の解釈だけで純粋に申しますならば、これは医師の利益を代表するものの関係団体は日本医師会だけであるという解釈は、私どもとしては、それはいささか狭きに失する法律の解釈といたしておるわけでございます。さように考えております。
  41. 滝井義高

    滝井委員 どうも砂川の東京地方裁判所の裁判みたいなことを言われ始めたけれども、今まで関係団体というのは日本医師会だけしかなかったのです。あなたの時代になって、関係団体というものは法律論と政策論にどうして分けなければならぬかということです。砂川のああいう憲法九条の解釈みたいなことを言わずに、もう少しすっきりとした方がいいじゃないか。今までの慣例は、関係団体は医師会だけじゃなかったですか。政策として何かほかに団体がありましたか。
  42. 太宰博邦

    ○太宰政府委員 従来は日本医師会がその関係団体として委員の推薦をしてきたことは御指摘のように事実であります。しかし、私がただいま申し上げました点は、あの法律の純然たる法律解釈から、日本医師会以外の団体はそれに入らないのかどうか、日本医師会だけであるかどうか、こういう点につきましての私どもの法律的見解を申し上げたわけでございます。その物事をおさめますような点につきましては、従来の経緯も十分に参考にいたしますし、また新しい時代の現実に即したような点も十分考慮に入れて円満に処理する考えでございます。
  43. 滝井義高

    滝井委員 橋本大臣は医師会一本にするということを言われておりました。橋本さんがそう言われて、それを補佐する保険局長がそれを言明できないのですか。
  44. 太宰博邦

    ○太宰政府委員 これはこの前も八木委員の御質問に対して厚生大臣からお答え申し上げましたように、あれだけの大きな問題でありますが、私ども物事を何とかして処理したいといって今日せっかく努力している段階でございますので、その点につきまして、ここで私どもがそういう政策の点で申し上げますことはもうしばらく控えさしていただきたいということを申し上げているわけでございます。
  45. 滝井義高

    滝井委員 そうしますと、医師の利益を代表する関係団体というのは幾らありますか。一つ教えて下さい。日本医師会、病院協会、そのほかにどういうものがありますか。とにかくそういう団体を作って申し出れば、みなそれは団体になるのですか。ほかにどういう団体がありますか。
  46. 太宰博邦

    ○太宰政府委員 私不敏にしてあとどういうのがあるか存じませんけれども、それは国の政策として、厚生大臣の責任においてどういうのが妥当であるかということをきめるのは別個な問題があろうと思います。従いましてただいまのところでは、その関係団体というものにどれが入るか、かりにそれがあればそれ全部関係団体として推薦母体にするかどうか、そういうことについてはお答えを申し上げることは差し控えさしていただきたいと思います。
  47. 滝井義高

    滝井委員 それはおかしいと思います。少くとも所管の局長として関係団体というからには、日本のどの団体とどの団体が大体これに入るだろうくらいの良識がなければ、大へんだと思うのです。ただ強く言う団体だけが関係団体で、黙っておるから関係団体にならぬということはあり得ないと思うのです。こういうことは政令にきまっておるわけでも何でもない。あなた方が恣意的に選ぶことによって、それが関係団体になり得る、強く主張することによって関係団体になり得るというのが今の客観的な姿です。そうしますと、大臣が見えられましたのでお聞きしますが、中央社会保険医療協議会の委員の選任の場合に、医師の利益を代表するもの、とこうなっております。医師の利益を代表するものは関係団体が推薦することになっている。その関係団体というのは、一体どことどこが関係団体になるのかと、こうお尋ねしているわけです。
  48. 坂田道太

    坂田国務大臣 この問題はただいま実は相当に進行をいたしておりましていわば私どもとしましては、もうしばらくという、期間が非常に短かくなってきておるということを申し上げる以外に、今お答えはできないわけでございますが、ただいまの医師の利益を代表する関係団体というようなこの法律的な解釈につきまして、私たちの方でも検討いたしておりまするが、しかしこれは法律上の問題とそれからまた政策上の問題、それから従来の考え方もございまするので、この点は一つこの程度で御了承いただきたいと思います。しかしここのところが一番大事な点だとは私たちも了承しておるわけであります。そういうふうに私たちとしては解釈をいたしております。
  49. 滝井義高

    滝井委員 今局長が法律論と政策論にお分けになったから、砂川の裁判に出たように、憲法九条の解釈でも、政策論と純粋の法律論がある。しかしそういうことはここに持ってきてもらいたくない。一つ法律論でお聞かせを願いたい、こう言っておるわけです。そうしますと、これは医師の利益を代表するものを関係団体で推薦するというのは、その関係団体というのは今あなた方はどことどこというふうに考えておられるのか、もしこれがそこに入るのだという主張さえすれば、関係団体に入りますか。そういうことはないと思う。客観的に見て、関係団体というのは常識的にきまっておるわけです。一体どことどこが法律でいう関係団体になりますか。これは法律解釈として当然政策以前の問題です。それから、どこから推薦してもらうということは政策の問題でしょう。しかし一応あなた方が関係団体とお考えになっておるものは、ここにわれわれに説明をしなければ、それがどこか説明ができぬのじゃ、それはいっとき黙ってくれでは話にならぬのです。さいぜんも言うように、内閣改造もあるし、大臣の首も長くない。これは私が予言するわけではないが、大臣もよく御承知だろうと思うのです。そうすると六月十五日にはあと半数の任期もなくなってしまう。六月二日には参議院の選挙がある。そうするとその前に解決しなければならぬが、一体その時期はいつごろですかということです。その時期は言わぬでくれ、大体何も言わぬでは困るのですよ、こんな大きな問題で。もう一年経過しておるのですから、関係団体はどことどこなんですか。法律解釈、政策、慣例——慣例は日本医師会一本です。それから問題は、法律解釈で関係団体はどことどこかということが出れば、政策論はその中から選ぶということになる。あなた方が関係団体と見得るものだけを列挙してもらえばその中から選ぶということになるわけです。これが保険局長、あなたほどのベテランがわからぬはずはないと思う。どことどこですか。日本に医療の団体はいくらでもあります。学術会議はどうです、関係団体ですか。
  50. 太宰博邦

    ○太宰政府委員 これは法律をお読みいただきますとわかりますように、医師の利益に関係する団体、ですから医師の関係団体というよりは、もう少し幅が広くなろうかと思います。その場合の医師の利益というものは何であるかというと、この法律の条文に照してこの医療協議会というものが一つ、あるいは診療報酬の関係を取り扱うところでございます。一つにはお医者さんの医療の指導と申しますか、そういうような身分に関係するようなことを取り扱う、そういう法律に照して関係団体の幅というものを解釈するのが法律的にも妥当であろうかと思います。個々の場合にどれがそれに合うかということを列挙せよというお話でございますが、私はまだ不敏にしてそういうところまで研究しておりませんので、それは個々の団体に当るときに、それがそれの定款なり何なりというものを照し合せてみまして、これに合うかどうかということを判断しなければならぬのです。今日どれとどれがこれに該当し、どれが該当していないということを突き詰めておりませんので、お答えはできません。
  51. 滝井義高

    滝井委員 それはどうもみなおかしいと言っておりますよ。それはおかしい。医務局長さん、あなたはどうです、医師の利益を代表する団体というのは、今日本にある団体でどういうのが考えられますか。
  52. 小澤龍

    小澤政府委員 厚生省で社団法人として認可しております医師の集団、これは、医師個々の集団、それは医師会一つでございます。それ以外には医師の関係しておる団体、利益がどの程度に関与しておるかということは別問題でございます、私はその点まだ検検討しておりませんけれども、医師の個々ではなくして、病院と何かとかいう形において厚生省で社団法人として認可しておりますものは日本病院協会がございます。それ以外に医務局所管以外にも一、二あるのではないかと思います。医務局所館管ではそういうことでございます。
  53. 滝井義高

    滝井委員 そうすると社団法人として認可をしているのは医師会と病院協会二つですか。
  54. 小澤龍

    小澤政府委員 厚生省の、医務局が所管しておりますのはその両団体でございます。
  55. 滝井義高

    滝井委員 官房長、ほかにどこかありますか。厚生省のほかの団体で医師の利益を代表すると思われる団体がありますか。
  56. 森本潔

    ○森本政府委員 ただいま的確に記憶はいたしておりませんが、公衆衛生局の方に結核の医師の団体でありますとか、結核病院の団体というのが一つあるように記憶しておりますが、なお詳細はもう少し調べないとちょっと記憶がございませんので、お答えいたしかねます。
  57. 滝井義高

    滝井委員 どうも驚き入ったことです。これほど重大な社会問題になっておるのに、厚生省が医師の利益を代表するものを選ぼうとするときに、そこの団体というものが的確にどことどこなのかという把握もできていなくてこれを論議していることは、これは大臣今お聞きの通りおかしいですよ。広く人材を求め、そしてその利益をほんとうに正確に代表させようとするならば、もっと正確に把握をして、そうしてこういう団体の意見を聞くなら聞く、こういう行き方でなければうそだと思うのです。それから病院協会の性格等についてもいろいろ議論があるわけなのです。これは事務長さんも加入しておるとかいろいろあるわけです。これをこの際鮮明にしていただかなければならぬと思うのです。そういううやむやのうちにものを片づけようとするところに問題があると思う。これ以上私は追求いたしませんが、やはりこれははっきりしていただかなければいかぬと思うのです。そうでなければ法律改正してもらう。大体中央社会保険医療協議会あるいはもう一つ社会保険審議会、この両方が一緒になって一つの法律になっておるのですが、あの法律はすでに健康保険法なり国民健康保険法なりができたあとにおいては時代おくれの法律になっておることは、もう再々にわたって指摘しておるところです。ほんとうは健康保険法を改正するときに一緒に改正しなければならぬ法律ですが、じんぜん日を送っております。ぜひそういう点もっと根本的に考えていただいて、すみやかに日本の医療保障の柱を立てていただきたいと思うのです。  次には、甲乙二表の統合の問題です。私は今度帰って乙表の請求書を書いてみました。実に複雑です。間違いが多いです。基金でも実に間違いが多いはずです。七・四とか七・五という端数がある。そういうものを長く放置することはいかぬと思うのです。この前から、甲表は何も備考欄へ書かなくとも請求書を出せるから、乙表もああしたらどうかと言うけれども、高田保険局長なり館林さんががんとしてお聞きにならない。今基金に行って聞いてみますと、甲表は審査できませんと審査委員がみなおっしゃっておる。ところがそれを声を高らかに言えないという官仕えの悩みがあるらしい。われわれにも言っております。甲表があれでどうにかやっておるなら乙表も書かぬようにしたらいいのです。乙表については十五円以下の注射薬は名前を書かなくてもよろしいのだ、あるいは備考欄も書かなくてもいいのだ、それから薬の名前は、ビタカンファーでなくてビタカンという略記号でいいのだ、処方は三十円以下ですか十五円以下ですかは、サルゾール五グラム、重曹五グラムといっておるのをサルゾールだけでいいのだ、この程度で妥協しました。ところがあれでは問題にならぬ。やっぱり依然として審査委員は備考欄の症状を書いてもらいたい、書く方がいいですよということでやはり書かれておる。ちっともそれが簡素化されていない。こういう点はあまりにも甲表と乙表とは差別待遇がはなはだしいです。こういうことは私は政治としては許されぬ段階にきておると思うのです。私はこの前は妥協しましたが、もう一回ここでむし返して、新しい大臣ですからこれはやり変えさせなければいかぬのです。乙表も何も書かねようにしてもらいたいと思うのです。甲表で何も書かずに乙表の中になぜ書かなければならぬか、いろいろおっしゃっても理論的にどうしても通らぬようです。それが悪かったら甲乙すみやかに一本化してもらいたいということです。橋本さんはすみやかに一本化すると言ったのです。すみやかということは一年も二年もかかるということを意味しないのですよ。だから館林さんなり局長が一ぺん請求書を書いてみるといいのです。よくお書きになってみると、いかにこれがややこしくていかにばかばかしいことであるかということがわかる。人間を低能にするかということがわかる。ああいうことをやらしておったら日本の医者はみなばかになってしまうですよ。  [田中(正)委員長代理退席、藤本委員長代理着席]  それを甲乙で蝸牛角上の争いをやっておるということは、日本の、厚生行政の貧困を天下に示しておる。日本の医者をばかにするばかりでなく、あなた方役人もいかに政治がない、行政がないということを天下に示すことですよ。患者もみな困っておる。一体これは甲表の病院ヘ行ったらいいだろうか乙表の病院へ行ったらいいだろうか、至るところで聞きますよ。そうしてこれは甲表がいいのでございます。ちつともよくない。甲表なんというのは不合理きわまるものですよ。だからそういう点をもう少しフランクな気持になって日本の医療を——やはりあなた方は一ぺん請求書を書いてごらんになるといい。私は今度十枚ばかり持ってくるから、書いてごらんになれば、これはあまりにも複雑で、いかに計算がややこしくて半額のお金を窓口で取ってごらんなさい、どのくらい看護婦が苦労しておるかわかる。これは机上だけで実際ものが動くと思ったら大間違いだと思う。だからこういう点はすみやかに改めなければいかぬ。一体この甲乙二表の統合は、この前も聞きましたが、資料が集まらぬの何のと言っておりましたが、資料が集まる集まらぬの問題じゃない。すみやかに甲乙二表の統合を、医療協議会ができなければ、これは委員会でも作っておやりになることが必要だと思う。大臣はどうお考えになりますか。
  58. 坂田道太

    坂田国務大臣 ごもっともな点もあるかと思いますが、われわれといたしましては近く医療協議会の委員もできるものと確信をいたしまして、われわれとしては考えておるところであります。そういうようなところでございますので、やはりわれわれといたしましては、従来この合理的な一本化というような方法をも含めまして検討していくということで、すみやかに結論を得たいというふうに考えておる次第でございます。
  59. 滝井義高

    滝井委員 すみやかにすみやかにとおっしゃるけれども、やはりこういう問題は期限を切っていかなければとてもできませんよ。もう大勢はきまったのじゃないですか。甲表を採用する人は一割しかいない。幾分かふえました。幾分かふえたというのは、結局乙表は事務が複雑だからふえていっておるのです。乙表を何も書かないようにさせてごらんなさい。どんどん乙表に行ってしまいます。甲表は何も書かせないから甲表に行くのです。それから特殊な病院があるだけですよ。そういう点も平等に——じゃ統合するまで甲表と同じように乙表も何も書かせないようにしてくれませんか。甲表は何も書かせないのです。乙表もそういう工合にすべきだ。これは審査委員長が全部言っています、乙表でも甲表ができる程度ならできますと言っておるのです、この前からずいぶん議論しておるのですけれども、議論は私の方が勝ちですよ。局長なんかの方が負けですよ。これは東京の基金の幹事長にも行ってお会いした、あるいは基金の審査委員長にもお会いしたが、甲表があれでできるなら、書かなくても乙表でもできますと言っておる。ところがこれを書かせるとどういうことになるかというと、歯科医師会がだめです。乙表はものを書くからわれわれは甲表なんだ、こう言っておった。ところが歯科医師会も乙表が書かなければ乙表になる人が出てくるのです。そういう点でもう少しやはり公平に行政というものはいかなくちゃいかぬ。何か坊主憎けりゃけさまで憎いというように、乙表でうんと書かしておけばやがて甲表に来るだろう、こういうフェア・プレーでない行政は行うべきではない。甲表が何も書かなければ乙表も書かなくてもいいのですよ。甲表は何も書かせなければ薬価基準にない薬を使ったってわからないですよ。インチキをやろうと思ったらどんなところでもインチキができますよ。そういう点で乙表も何も書かせるべきでない。今度私は帰って書いてみたが大へんですよ。ああいうことを医者にやらして平気でおる厚生省の役人はどうかしていますよ。だからあなた方ががんばるならば書かしてみたらいい、いかに乙表を書くのにうんと手間をとるか、乙表がいかに手数がかかって間違いが多いかわかる。基金の統計にも出ていますよ。館林さん、基金の統計は、甲表と乙表の間違いはどっちが多いですか。
  60. 館林宣夫

    ○館林説明員 正確にその内容を聞いておりませんけれども、おそらく詳細に書く方が間違いが起りやすい結果になろうかと思います。
  61. 滝井義高

    滝井委員 大臣、どうですか。
  62. 太宰博邦

    ○太宰政府委員 行政をやる場合に、甲乙二つについて両方ともこれはフェアな精神でやらなければならぬ、私ども、そのつもりでおります。今日までそれでやってきたつもりであります。甲表には詳細に書かなくて乙表の方は書くというのは、やはりこの方式のとっておりまする結果といたしまして、審査をいたします場合に、乙表の場合にはそこまで書いていただかないとなかなか審査がしにくいというようないわく因縁があってやっておるわけであります。何もことさらに乙表を複雑にさせようというねらいでやっておるわけではないのであります。これはこの前滝井先生の方からいろいろ御注意がありまして、私どもといたしまして極力それを簡素化することはいたしたつもりでございますが、しかし先生は今日それでは足らぬということでございますが、これは将来の問題としてはいろいろ検討せねばならぬ問題はあろうかと思います。これを突き詰めて参りますると、日本の医療費の支払い方式の問題までも参ってこようかとも思うのでありますが、今日のところでは乙表のあれを全然抜きにするというようなことは、私どもとしてはすぐには御同意申し上げかねる次第であります。
  63. 滝井義高

    滝井委員 もう一ぺん私はこれをむし返します。いずれあなた方にもやってもらいますから。やってごらんになって、それがいかに複雑で医者が泣いておるかということ——やはり行政官は民の立場に立たなければうそですよ。ああいうむずかしいことをやらしておったら日本の医学は進歩しませんよ。いかに制度を改めたってだめです。筆先ばかりで人間がものを処理しようとすることになることはわかっておる。それはなるほど私が自分でやってみてそうなる。自分がなることは人もなることです。人の痛さというものは自分をつねってみればわかるはずなんです。昔からいわれているでしょう。だからあなた方自分でやってみればいい。自分でやらないからああいうことを平気で押しつけるのですよ。これ以上は言いません。いずれこれはもう一ぺん休会中にでも基金に行って聞いてごらんなさい。甲表を書かぬのなら乙表も書かぬでよろしいと言っておる。審査できませんというのはみんな審査員の声ですよ。ただ声を上げるにはみんな弱いものですから、がまんしているだけなんです。がまんしているものをわれわれ取り上げる義務があると思うのです。時間がなくなりましたからこれ以上言いませんが、大臣、すみやかに医療協議会の委員をきめていただきたい。六月になれば、参議院の選挙が終る前かあとにはどうせあなたの運命もきまるだろうし、その前にこういうものをきめておいていただきたい。 それから、もう一つ、私がきょう文句を言ったのは、臨時医療制度調査会というものを法律で作らしておきながら、その前で厚生省の、あなたの方の個人的な諮問機関と言ったらあれですが、その医療保障五人委員会というものがああいう根本的な決定をした、答申というか、長沼さんの方で発表された。ところがこれは今度新しくなる臨時医療制度調査会の委員にしてみれば、何だ、厚生省の野郎、勝手に根本的な問題を発表しやがって、あとでそれを土台にしてでも論議させるのか、そういう気持になる。そういう行政というものはいけないと思うのです。そうでなくてさえもめているときなんですから。だからそういう点は今後慎重に—— ああいうものをやられるならば、あなただけがお聞きになって、あなただけが持っておって、委員会ができたら、こういう案もありますがと言ってお出しになって、それもっ参考にして下さいと言うのならいい。ところが天下の大新聞にトップでああいうものを発表される。国会では臨時医療制度調査会をお作りになる。やることはないです。ああいう行政のやり方というものは実にまずい。だから私は厚生省に政治がないと言うのです。政治がないからこそ、医療協議会の委員というものが一年たってもきまらぬ。これは政治のない証拠ですよ。こういうことをもう少しよく御反省になって、あなたの任期中に一つ何か業績を残していただくように私は希望して、きょうは終ります。私だからこういうことを言うんですよ。ほかの人はだれも言ってくれない。一つよくお考え下さい。
  64. 藤本捨助

    藤本委員長代理 本日はこれにて散会いたします。     午後三時四十四分散会