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清澤俊英君 私がどうも納得のいかないのは、まだそういう未
解決の時代に、旧
丸東の持っておった
売場を分けてやっておるのだ、あれは実際の
価格にしましても大へんの
価格じゃないかと思うのです。そういうものを分けてやって、その分けてやるとき大体話がきまっておるのではないかと思うのだ、そのときは私は
農林省としても
相談を受けておられると思う。何もふらふら今
局長が言われるような未
解決な、非常な不安な者にそんなものを分けてやる必要はないじゃないかと思う。どういうわけで分けたというのか、そこがちょっと私としてはのみ込めないところなんです。無理をしてでも金を出している、唯一の魅力のあるものを渡してしまって——渡すときは何か善意であったかどうかしりませんけれ
ども、はっきりした取りきめもしないで渡したというような
お話になっておるようですけれ
ども、相当紛糾して一年以上紛糾したものを、渡す際にその紛糾のまま渡したという形で出ておるのです。もし、これが
行政訴訟等になっておっていつまでも片づかぬ、こういう問題が出たら一体どうなるんでしょう。これは実に私は
考え方によっては非常な暗さをもつ一歩進めていったというものが出てきていると思う。だから、それは過ぎたことだからいいとして、この問題に対して
農林省としての、
監督官庁としての
考え方としてはどれくらいの腹がまえを持っておるのかということなんです。今の
お話を聞くと、あなたはあまりはっきりしたところまで関与しておられない。それは無理がないとして、当時は
蚕糸局長でだいぶ忙しかったでしょうから、ほかの局のことまではお
考えがいかなかったと思うのです。これは一年以上もんでもんでもみ抜いた問題なんです。それを今になって
訴訟があっちでも起きた、こっちでも起きたなんて……。もう一度
東京都の
関係者を呼んで、とことんまでこれはやらなければおさまらぬ問題だと思うのです。その点に対してもっともっと突っ込んだ腹がまえを
一つ聞かしてもらわなきゃならない。そのあれによっては、この次の機会には
東京都を呼んでもらわなきゃならないと思う。私はそういう皆さんの御賛同を得て申請もしたいと思う。そこのところをちょっと……。