○東隆君 あまり深くこれは私のところに起きたことを申し上げて失礼なんですけれども、初め電柱はこれは実は六本必要だから、そんなにたくさんつける所はもう調べる必要もないというのでぶん投げられてしまった、最初に私が聞きに行ったらそういった。そしてそれでやめてしまったんです。これはつける意思がなかったのですね。そこで先ほど言ったようなことを申したところが、そんならもう一度調べますといって、そうして三本必要だから——実は隣のうちに
電話があるわけなんです、私のところの。それでそんなにたくさん必要はないじゃないか、こういうふうに抗弁をしたところが、そんならもう一度調べますといって、それで調べた結果が三本必要です、こういって実は三本つける、三本の何を出したわけです。そうしたところが事実は線の途中から引き出しまして、そうして電柱を一本立ててそれにくっつけてうちに入れたわけなんです。そういう操作があると思う。そういうことをやったのですから一本しか使っていない。そういうことをやりましてそしてそれはそれで一応済んでおるのです。それから今の
事務用の
関係のことを私は承知しません、順位は。しかしまあ普通とすれば報道
関係であるとか、あるいは私のような参議院議員というような公務員の者は、私は
電話は非常に必要なものだと思う。ことにその前年の何には選挙がありまして、そのときもつかないのですから、そういうような問題にからんで、はなはだ私は心穏やかならざるものがあった。まあついたんですけれどもね。そして今度は月々のものがどういうことになったかというと、私が先ほどいったように
事務用ですか、それによって今支払っている、ずっと。それでどうも
電信電話の信の字はあまり信用おけないように
考えておるのですが、それで私はそんなに詳しくお調べを願う必要はないのですけれども、そういうことがありましたので申し上げますが、これはなかなか
電話が非常に事実は少なかったのです。それで私が東京の方におってあまり使わない
電話ですから、そんな
関係でおそらく順位を
考えられてのことかもしれませんが、しかしそういうようなことをするのはこれは間違いじゃないか、こう思いますので申し上げたわけです。
それからこれは
電話の加入が非常に困難な所はいろんなこういう問題になりますが、札幌のような所でありましたからこういう問題で済みました。私は先ほどの問題から
考えてきて、
電信電話というようなものの必要な所は、私は都市よりも、やはり非常に不便な所にこれは最も必要なものだろうと思う。
電話が民営に移るというような話、これは戦後そういう問題が起きておりましたが、民営になったらこれは永久に僻遠の地には
電話がつかない、私はこういうような
考え方を持ったわけでありますが、現状は
公社になったために独立採算制をやることによって、私は非常にはばまれておると思う。私は北海道なんですが、北海道なんかで非常に苦しんでいるのは例のラジオの共同聴取、ああいうようなものは全部これは実はみんなが出して
施設をいたします。ところがNHKの方はこの各戸にスピーカーをくっつけたやつに対してみんな一戸分ずっとって、そうしてやっているわけです。だから
考えようによっては僻遠の地のものに対しては国は何らの
考え方もしていない、それからさらに
公社やその他は、独立採算制というような名のもとに僻遠の地になかなか
施設をしない、伸びていかない、だから民営にしないで、そうして
公社にした、というその建前というのは、実は民営にも
経営の方面におけるいろいろな問題がありましょう。民営のいいところ、そういうものを
公社がとり入れ、そうして民営ではできないような
電話網の確立、そういうような方面に
公社ならばやり得る、こういうところに私は
公社制をとった意義があると思う。今の
考えからいったらこれはなかなか農村、僻遠の地にはこれは
電話はいきません。で、アメリカだの何だのと普及率を比較してみますとこれは天地雲泥の差がある。そういう点で私は問題を提起するわけでありますが、
公社制とそれから民営の形、それから昔の国がやっておった形ですね、そういうようなものの間の
考え方から一体僻地に対して
電話をどういうような
考え方で伸ばしていくか、そういうような点について私は幸い
総裁もおられるのですが、先ほどあまり
考え方はないような
お話をされたので、実は非常に残念に思ったのですが、僻遠の地にいかにして
電話を伸ばしていくか、こういう点について私は相当
考えるべき点があろうと思う。料理屋や都会のあまり必要でないような所に
電話が何本もつくよりも、私はやっぱり農村と都市とも結んでそうして
経済距離を短縮する、そういうようなことがこれが一番大切なことだ、こう思っておりますが、そういう点でどういうふうにお
考えになっておるか、そういう面をどうすれば
公社がそういう面に進んでいけるのか、私はやはりそういう点についてお
考えがなければならない、こう思うわけで、前の話とこれは違いますけれども、あとのことについて
一つお答えを願いたいと思います。