○栗山良夫君 そうでしょう。これをお認めになるね、現実に。
電話で取ったらそれだけだと、こう言った。そうするとだね、私は非常に疑問に思うのは、この前もちょっと関連
質問でしたのですが、去年の実績は大体びしゃっといっているということは、役所の
概数、
確定報告の差が非常に少い。これは非常によくできていると思うのですよ、僕は。七百石くらいの違いですからね、いいわけだ。そういう実績、三十二年、三十一年、三十年、もっと先をずっと聞いてみればわかるでしょう。おそらくこれは毎年の例ですから、こういう工合にいっているのでしょう、ぴしっと。にもかかわらず、特に何を好んでことしの二月だけ熟練した
国税庁の担当官が一八%引くような
指示をしなきゃならなかったか。私はそこがどうしてもわからない。特に、そういう人為的な操作をしておいて、そうして新聞発表には
ビールの売れ行きががた落ちだと、こういう工合に発表して朝日新聞は書いているわけです。天下の公器である新聞に事実に反する発表をして、
国税庁は国民の目をごまかしたということになるじゃありませんか。私はこの二点はこの前も関連
質問でただしましたけれ
ども、どうしてもわからない。きょうも伺っていると、ますますわからなくなります。これは
説明がどうしてもわからない。この点はきょうここではっきり私はしておいてもらいたいと思うのですが、どうしてもできなければ私の理解できるように、次回でもいいから
説明をしていただきたい。どうなんですか、これは。あなた、新聞の発表を通じて国民をごまかしたのですよ。役所の中でちゃんと
承知していることを隠しておいて、あなた売れ行きが落ちたというてごまかしたわけです。新聞の方では——朝日新聞だからこれはほんとうだと思う。僕の見たのは朝日だが、これは
国税庁に抗議にこなくちゃならぬところですよ、ほんとうのところ。