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小林孝平君 この前に
官房長官がこられまして、
政府のこれに類似の
委員になる場合は
三つ程度でとどめる、今後、
任命する場合はそういうことにする、こうおっしゃったのです。ところが今回は
三つ残っているのです。そうして、これは
政府の言明であれば、それを忠実にやるならば、当然、
政府から自主的に、これとこれはお
やめになったらどうだ、
やめさせますと、こういうことでなければならぬと思うのです。ところが今の話では、どうも差しつかえがないらしいから、これはこのままにしてというならば、この間ここで
答弁したことは、一体あれは何ですか。これは
官房長官に一度来ていただいて
答弁願わなければ、ここの
委員会ではっきりと
答弁されたことと食い違っているのです。私はおそらくここには出ているけれども、全部
やめさせるとか、
やめることになっているのだという
お話があるかと思っていたのです。ところが今の
お話では、ただいま
答弁があった
通りです。それからその
答弁がきわめてあいまいである。そこで先ほど、あげ
足とりのようなふうにおとりになったかもしれないが、実に軽々しく、こういう問題を取り扱っているのです。修辞的な
意味だとか……この
人事の
決定をやるのに、その判断をわれわれに仰ぐのに、修辞的なこれは
意味であったというようなことは、そもそもこういうことを軽々しく取り扱っているから、こういうことになるのです。私はあげ
足とりの
意味で言ったのではないのです。どうもその
説明が魂が入っていない、こう思ったから聞いたら、案の定、こういうことになってきた。だから、私は何もこの
長沼氏が適当であるか、適当でないかということを、ここで言っておるのではない。
政府の
提案の仕方が悪い、これはひいてここへ出された
長沼氏に対しても非常に非礼に当ると思うのです。従って、これ以上やってもこれは
工合が悪いから、これは
官房長官に来てもらって、はっきり
一つ答弁を聞きたい、こういうことを
委員長に
提案いたします。