○福田
政府委員 ただいま政務次官からお答えいたしました事柄に、大体主競技場の問題について御説明申し上げたのでございますが、大体第三回のアジ了競技大会の概要を申し上げますと、アジア競技大会と申しますのは御
承知のようにアジア競技連盟というのが主催になるわけでございます。主催者としては競技連盟でございます。ところでこの日本の東京におきます開催につきましては政府
関係者、それから東京都の
関係者、それから競技
団体、こういうものをもって組織
委員会を構成しております。この組織
委員会が中心になって、このアジア競技大会を進めるわけでございますが、
現状はいろいろ各種の準備が進んでおります。大体参加国といたしましてはただいまのところ二十カ国の予定でございまして、参加人員も大体日本側の選手を含めまして約千六百人というようなことになって、五月二十四日から六月一日まで九日間あるのでございます。
これにつきましては
施設の面と大会の運営のためにいろいろ準備が要るわけでございます。
施設の面につきましてはまず主競技場でありますが、主競技場につきましてはただいま政務次官からお述べになりましたように、これは政府で建設いたしまして、管理運営を政府でやるというような建前で
法案の御審議をお願いしているわけでございます。そのほか付属の庭球コート等につきましては、これはやはり政府で作るというようなことで、現に工事を進めております。そのほか東京都としていろいろやることがございまして、
施設の整備につきましては、御
承知と思いますけれ
ども、室内プールを作る必要があるというので、約六億三千万という
予算をもって体育館の裏に室内プールを建設中でございます。そのほかトラックだとかあるいは蹴球場の整備だとか、あるいはバレー・ボールのコートの整備だとか、あるいはまた射撃場の整備だとか、講道館を使ってやります柔道だとか、そういった各種の競技を行います
施設が、それぞれ競技
団体、あるいは主要なものにつきましては東京都が中心になって整備を進めております。そういった
状況でございまして、それぞれの
施設の整備も大体
現状では予想
通り進捗いたしております。
それから競技大会の運営でございますが、ただいま申し上げましたような
規模でもって行われる予定になっておりますが、これにつきましては大体三億三千万余りの
予算をもってこれを運営していく、そのために政府といたしましても三十三
年度の
予算に六千万円の
補助金を計上している、こういうようなことになっております。概要でございますが、以上補足いたします。