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横山委員 何を寝とぼけたことをおっしゃっておるか知りませんが、
国会というものは、一日々々がいろいろな事情であらしのごとく過ぎるのです。この
法案は、明日本
委員会を通過して参議院に送付される段階になっておる。この
委員会であなたが、原則的に了解を与えておいたら、あとになってから、その率を見たらとんでもないことだ、何とかしなければならぬと思っておるというがごときことをおっしゃておっては、ますます運輸省は何をしておるところだ、こう私は言わざるを得ない。従って、今申しましたように、すみやかにそれぞれのところに折衝されて、本
委員会は明日上るのでありますから、しかるべき手段をとられることを私は希望すると同時に、
委員長にもこの点を御了解願って、明日にも善処せられんことを願っておきます。
第二番目に、三
公社の
共済組合法でありますが、これは、
大蔵大臣が、本
国会には間に合わないということを言いました。
一体大蔵省がそんなことを言っておるのでありますから、運輸省が今ごろがたがたして、郵政省と相談して
大蔵省へ持っていったところで、私は間に合わないと思っておる。しかし、私
ども大蔵
委員としても、何としても看過できない問題だと思っておる。少くともさしあたり
国家公務員の共済
年金において新しく入りました附加給付の規定、この附加給付の規定は、当然三
公社の
共済組合法にも、従来から問題であるから、これを修正をすべきだと思うがいかん、これが当面早急の問題であります。
第二点として、たくさんの問題がありますが、傷病
年金及び傷病賜金は、現職中はだめである、増加
恩給は、現職中は支給される、こういう矛盾をすみやかに
改正をしなければならぬと思うがどうか。それから電電の特別会計以前の問題、これは、あなたに聞いても無理かと思うのでございますが、電電の特別会計以前の問題の通算についても、これは、他の二
公社との
関係上、すみやかに
措置をすべきと思うがどうか。それから国鉄の旧
組合職員の懸案になっております期間の通算の問題、これもすみやかに
措置をすべきと思うがどうか。そのほか今日の緊急の問題からはややはずれるかもしれませんが、旧法において既得権となっております遺族の範囲、これは、
国家公務員のものと比べると格段の相違があります遺族の範囲、さらにその次に、外地鉄道引揚者の外地における問題、さらに法施行の際の乙種
組合員であった者が甲種
組合員期間中に応召期間がある場合、この応召期間を甲種
組合員期間に通算する問題等、今日まで非常にたくさんの懸案の問題がありまして、本
委員会でも、この間、そのうちの一部につきましては、そこにいらっしゃる坊政務次官が政治的責任を持って善処をすると言っておられる問題も含むのでありますが、これら傷病
年金以下諸項目の問題について、今後どうせられるつもりであるか、きわめて技術的な問題でありますから、運輸省でも国鉄でも、どちらにお答え願ってもけっこうでありますが、これらの問題について、将来どうなさろうとするのか、この際、
意見を承わっておきたいと思います。