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山下(春)
委員 この問題につきましては、
大臣及び
政務次官におかれまして、十分に
一つの政治的な御
配慮を賜わりたいと思います。先ほど
理事会におきまして、一人の
証言者から私
どもは
証言を聞いたわけでありますけれ
ども、そういうふうに、今回の
処理の問題につきましても、
死亡推定ということは、その
言葉から受ける感じは非常にどぎついものでございまして、これを
政府が一方的にそういう
処置をしていいかどうかということにいろいろわれわれも迷い、
政府も迷う点があろうかと思います。しかし、もう何とかいたさなければならない
段階が来たということは、
留守家族もまた
国民もこれを了承していただける
段階が来たと思います。その
処理に当りましては、この敗戦の
最後の
仕上げでございますし、
引揚援護局が長きにわたりましてこの大問題を引っかかえて、とにもかくにも
国民のやや満足する、納得するような
処理をしてこられました
最後の問題であります。大きい問題ではありますが、
最後の非常に重要な問題でありますから、あまり事務的な解釈にこだわらないで何とかきれいに、
あと味の悪くないような御
処置を願って、ぜひこの問題については
一つ政治的な御
配慮を賜わって、御決定を願いたい。
通常国会のことでございますから、今私は具体的にそれ以上
内容をお尋ねいたそうとはしないのでございますが、それは、当
委員会としては、切にそういう御
配慮のある
最後の
仕上げをしていただきたいということをお願いをいたしておきます。
それからもう
一つ、事務的な問題でございますが、
療養給付の
期間の延長について、いろいろな事例をあげて小
委員会でも非常に論議をされたのでございますけれ
ども、この問題については、御
当局としては御
検討願ったでございましょうか、どう、でしょうか。