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1957-05-18 第26回国会 参議院 議院運営委員会 第43号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十二年五月十八日(土曜日)    午後二時三十三分開会   ―――――――――――――   委員異動 本日委員藤田進辞任につき、その補 欠として小林孝平君を議長において指 名した。   ―――――――――――――  出席者は左の通り。    委員長     石原幹市郎君    理事            寺本 広作君            宮田 重文君            小酒井義男君            小林 孝平君            上林 忠次君    委員            大沢 雄一君            小幡 治和君            木島 虎藏君            小西 英雄君            斎藤  昇君            佐野  廣君            白井  勇君            田中 茂穂君            西田 信一君            阿部 竹松君            坂本  昭君            柴谷  要君            田畑 金光君            椿  繁夫君            森田 義衞君         ―――――    議長      松野 鶴平君    副議長     寺尾  豊君         ―――――   政府委員    農林政務次官  八木 一郎君   事務局側    事 務 総 長 芥川  治君    参     事    (事務次長)  河野 義克君    参     事    (委員部長)  宮坂 完孝君    参     事    (記録部長)  丹羽 寒月君    参     事    (警務部長)  佐藤 忠雄君    参     事    (庶務部長)  渡辺  猛君   法制局側    法 制 局 長 斎藤 朔郎君   裁判官弾劾裁判所事務局側    参     事    (事務局長)  隈井  亨君   裁判官訴追委員会事務局側    参     事    (事務局長)  野間  繁君   ―――――――――――――   本日の会議に付した案件理事補欠互選議院運営小委員補欠選任の件 ○庶務関係小委員補欠選任の件 ○国会法第三十九条但書規定による  議決に関する件(蚕糸業振興審議会  委員) ○各種委員の会派に対する割当に関す  る件 ○臨時恩給等調査会委員推薦に関す  る件 ○常任委員長辞任及び補欠に関する  件 ○国会職員給与等に関する規程の一  部改正に関する件 ○国会議員秘書給料等に関する法  律案衆議院提出) ○国会議員秘書給料等支給規程に  関する件 ○国会議員歳費旅費及び手当等支  給規程の一部改正に関する件 ○国会閉会委員会審査を行う場合  の委員審査雑費に関する法律案  (衆議院提出) ○裁判官弾劾裁判所裁判員旅費及び職  務雑費支給規程の一部改正に関する  件 ○裁判官訴追委員旅費及び職務雑費支  給規程の一部改正に関する件 ○議院運営に関する件 ○議院及び国立国会図書館運営に関  する件の継続審査要求の件 ○地方行政の改革に関する継続調査要  求の件 ○恩赦法の一部を改正する法律案の継  続審査要求の件 ○刑法等の一部を改正する法律案の継  続審査要求の件 ○幼児誘拐等処罰法案継続審査要求  の件 ○裁判所法等の一部を改正する法律案  の継続審査要求の件 ○検察及び裁判運営等に関する継続  調査要求の件 ○国際情勢等に関する継続調査要求の  件 ○入場税法の一部を改正する法律案の  継続審査要求の件 ○接収貴金属等の処理に関する法律案  の継続審査要求の件 ○租税及び金融等に関する継続調査要  求の件 ○労働者災害補償保険法の一部を改正  する法律案継続審査要求の件 ○慰老年金法案継続審査要求の件 ○戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部  を改正する法律案継続審査要求の  件 ○公共企業体等労働関係法等の一部を  改正する法律案継続審査要求の件 ○最低賃金法案継続審査要求の件 ○家内労働法案継続審査要求の件 ○病理細菌検査技師法案継続審査要  求の件 ○角膜移植に関する法律案継続審査  要求の件 ○地区衛生組織の育成に関する法律案  の継続審査要求の件 ○労働情勢に関する継続調査要求の件 ○社会保障制度に関する継続調査要求  の件 ○農林水産政策に関する継続調査要求  の件 ○経済の自立と発展に関する継続調査  要求の件 ○運輸事情等に関する継続調査要求の  件 ○電波法の一部を改正する法律案の継  続審査要求の件 ○郵政事業職員等共済組合法案継続  審査要求の件 ○郵政事業運営に関する継続調査要  求の件 ○電気通信並びに電波に関する継続調  査要求の件 ○公営住宅法の一部を改正する法律案  の継続審査要求の件 ○住宅公社法案継続審査要求の件 ○建設業法の一部を改正する法律案の  継続審査要求の件 ○建設事業並びに建設諸計画に関する  継続調査要求の件 ○予算執行状況に関する継続調査要  求の件 ○昭和三十年度一般会計歳入歳出決算  の継続審査要求の件 ○昭和三十年度特別会計歳入歳出決算  の継続審査要求の件 ○昭和三十年度国税収納金整理資金受  払計算書継続審査要求の件 ○昭和三十年度政府関係機関決算書の  継続審査要求の件 ○昭和三十年度国有財産増減及び現在  額総計算書継続審査要求の件 ○昭和三十年度国有財産無償貸付状況  総計算書継続審査要求の件 ○国家財政の経理及び国有財産管理  に関する継続調査要求の件 ○本委員会運営に関する件   ―――――――――――――
  2. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ただいまより議院運営委員会開会いたします。  本委員会委員異動がありましたので御報告いたします。
  3. 宮坂完孝

    参事宮坂完孝君) 藤田進君が辞任いたされまして、小林孝平君が選任せられました。   ―――――――――――――
  4. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、理事補欠互選の件、議院運営小委員補欠選任の件、庶務関係小委員補欠選定の件  以上、三件を一括して議題に供します。
  5. 宮坂完孝

    参事宮坂完孝君) 社会党から、理事議院運営小委員庶務関係小委員小林孝平君が選任されております。
  6. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ただいま報告の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) さように決します。   ―――――――――――――
  8. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、国会法第三十九条但書規定による議決に関する件、本件蚕糸業振興審議会委員の任命に関する件でございます。本件議題に供します。  政府から説明を求めます。
  9. 八木一郎

    政府委員八木一郎君) 今回、衆議院議員吉川久衛、同じく栗原俊夫、同じく助川良平、同じく福永健司、同じく松平忠久及び参議院議員清澤俊英、同じく小山邦太郎、同じく関根久藏の八君を蚕糸業振興審議会委員に任命いたしたいので、国会法第三十九条但書規定により、両議院一致議決を求めるため本件を提出いたしました。  蚕糸業振興審議会は、農林省設置法第三十四条の規定により、農林省付属機関として設置され、蚕糸業法第四十三条の規定により、他の法律規定によりその権限に属せしめられた事項を行うほか、農林大臣の諮問に応じて蚕糸業振興に関する重要事項を調査審議し、蚕糸業振興に関する重要事項につき関係行政庁に建議する機関でありまして、委員は、蚕糸業に関して学識経験を有する者のうちから農林大臣が任命することになっております。  お手元の履歴書で御承知のように、吉川君は、昭和二十二年四月以来、四回にわたり衆議院議員に当選し、現在に至っているものでありまして、この間、農林政務次官の職にあったものであり、現に国際協同組合研究所長の職にあるものであり、栗原君は、昭和二十二年四月、同じく二十六年四月の再度にわたり群馬県議会議員に当選し、さらに同三十年二月、衆議院議員に当選し、現在に至っているものであり、助川君は、昭和二十六年四月、福島県議会議員に当選し、さらに同二十八年四月、同三十年二月の再度にわたり衆議院議員に当選し、現在に至っているものでありまして、現に福島県田村郡養蚕農業協同組合連合会会長等の職にあるものであり、福永君は、埼玉製糸協会会長、同県蚕糸業会会長等の職を歴任後、同県副知事となり、さらに昭和二十四年一月以来、四回にわたり衆議院議員に当選し、現在に至っているものでありまして、この間、内閣官房長官国務大臣等の職にあったものであり、松平君は、外務事務官領事等の職を歴任後、長野県副知事となり、さらに同二十八年五月、同三十年二月の再度にわたり衆議院議員に当選し、現在に至っているものでありまして、現に畑地農業改良促進対策審議会委員等の職にあるものであります。また、清澤君は、昭和二十一年四月、同じく二十二年四月の再度にわたり衆議院議員に当選し、さらに、同二十五年六月、昨三十一年七月の再度にわたり参議院議員に当選し、現在に至っているものでありまして、この間、積雪寒冷単作地帯振興対策審議会湿田単作地域農業改良促進対策審議会の各委員の職にあったものであり、現に日本農民組合顧問等の職にあるものであり、小山君は、小諸繭糸株式会社取締役、信濃五郡生糸同業組合組合長等の職を歴任後、大正十二年十月、昭和二年九月の再度にわたり長野県議会議員に当選し、さらに、同じく三年二月以来、六回にわたり衆議院議員に当選し、また、昨三十一年七月、参議院議員に当選して現在に至っているものでありまして、この間、長野蚕糸業会会長繭糸価格安定審議会委員等の職にあったものであり、現に長野製糸協同組合理事長長野中小企業等協同組合中央会会長等の職にあるものであり、関根君は、埼玉農業会常務理事、同会長等の職を歴任後、昭和二十一年四月、翌二十二年四月の再度にわたり衆議院議員に当選し、また、同二十八年五月、参議院議員に当選して現在に至っているものでありまして、この間、全国乾繭販売農業協同組合連合会会長繭糸価格安定審議会委員等の職にあったものであり、現に積雪寒冷単作地帯振興対策審議会委員埼玉養蚕販売農業協同組合連合会会長等の職にあるものであります。  以上申し述べましたように、同君らは、いずれも蚕糸業に広い学識、豊富な経験を有するものであり、蚕糸業振興審議会委員として最も適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに議決せられるようお願いいたします。
  10. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御質疑のある方はどうぞ……。別に御発言もなければ、衆議院議員吉川久衛君、栗原俊夫君、助川良平君、福永健司君及び松平忠久君並びに本院議員清澤俊英君、小山邦太郎君及び関根久藏君を本審議会委員承認することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないものと認め、さよう決します。   ―――――――――――――
  12. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、東北開発審議会委員及び臨時恩給等調査会委員割当に関する件を議題に供します。
  13. 河野義克

    参事河野義克君) 一昨十六日成立いたしました東北開発促進法によりますれば、東北開発審議会が設置せられまして、その委員として本院議員三名を指名することになっております。  また、去る十日成立いたしました臨時恩給等調査会設置法によりますれば、臨時恩給等調査会を設置することになっておりまして、そのうち国会議員からも委員を出すことになっておりましたが、内閣総理大臣から、本院から四名の委員推薦してほしいということを言って参りました。  これら二つの委員につきましては、各種委員の按分の方式によって、各会の割当を決定するということになりまして、理事会といたしまして、東北開発審議会委員につきましては、自由民主党から二名、社会党から一名、臨時恩給等調査会委員につきましては、自由民主党から二名、社会党から二名を委員として割り当てるということにいたしましたので、本委員会の御了承を願いたいと思います。
  14. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ただいま御説明の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  15. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   ―――――――――――――
  16. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、臨時恩給等調査会委員推薦に関する件を議題に供します。
  17. 河野義克

    参事河野義克君) ただいまの御決定に基いて、自由民主党社会党各二名ずつの臨時恩給等調査会委員議長として推薦いたすところでありますが、これにつきましては、津島壽一君、野村吉三郎君、田畑金光君、永岡光治君が推薦されておりますので、これらの方々につき、議長は、内閣総理大臣あて推薦いたしたいと思っておりますで、御了承願いたいと思います。
  18. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ただいま御説明の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  19. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   ―――――――――――――
  20. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、常任委員長辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
  21. 芥川治

    事務総長芥川治君) 内閣委員長亀田得治君、文教委員長岡三郎君、社会労働委員長千葉信君、商工委員長松澤兼人君、運輸委員長戸叶武君、懲罰委員長河合義一君から、それぞれ辞任の申し出がございました。  なお、社会党から、内閣委員長藤田進君、文教委員長秋山長造君、社会労働委員長に阿具根登君、商工委員長近藤信一君、運輸委員長天田勝正君、懲罰委員長海野三朗君を、それぞれ選任されましたことを御報告申し上げます。
  22. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ただいま報告の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  23. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   ―――――――――――――
  24. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、国会職員給与等に関する規程の一部改正に関する件を議題に供します。
  25. 芥川治

    事務総長芥川治君) ただいま議題となりました国会職員給与等に関する規程の一部を改正する規程案につきまして御説明申し上げます。  今回の改正規程案内容となっております国会職員給与制度改正につきましては、実質的には、政府職員一般職並び特別職給与法の改正内容均衡をとりまして改正いたそうとするものでございまして、その要点といたしますところは、第一に、現行一般給料表職務の特性に応じますように、行政職給料表(一)と(二)、速記職給料表議院警察職給料表といたしましたこと、現行別表(二)の給料表特別給料表といたしまして、専門員議長及び副議長秘書参事の額を改訂いたしました点、第二に、国家公務員より引き続き特別給料表適用を受けます職員となりました場合、過去に国家公務員として二十年以上在職いたしました者につきまして、他の職員との権衡上、特別手当支給することができることになります点、第三に、勤務地手当の廃止に伴いまして関係条文を整理いたしました点、第四に、非常勤職員のうち、特に勤務形態常勤職員に準じます者の給与取扱いについて、別に定めるところにより支給することができることになります点、次に附則といたしましては、十九項ございますが、これは、給料表改正に伴う新旧給料額の切りかえ及び切りかえに伴う措置規定と、勤務地手当を廃止いたしました関係上、当分の間、暫定手当支給する旨の規定でございます。  以上申し上げました点が改正の要旨となっております。  この案件につきましては、昨日の庶務小委員会におきまして御承認を得ましたものでございますが、なお、庶務小委員会におきまして、長時間御審議願いまして、その間、多数の御意見並びに御要望がございましたが、これを要約いたしますと、第一に、大学卒業者現行六級一号に採用すること、第二に、国会職員人員構成上、給与についての昇進が沈滞しがちであるが、これを避けるよう考慮すること、第三に、常任委員会調査員調査主事取扱いについて、現行より不利にならぬよう措置すること、第四に、職員間の給与アンバランスを是正するとともに、衆議院との均衡を留意すること、第五に、組合要望を尊重すること、第六に、本規程適用上の運営については、職員に有利になるよう取扱うこと。  以上でありますが、これに対しまして、事務当局といたしましては、第一につきましては、今後、試験により採りました者については六級職として取扱いたい。大学卒業者で現在五級職でいる者を六級職に引き上げることについては、慎重に検討の上、御要望に沿うよう措置して行きたい。第二につきましては、頭打ちを避けるよう十分留意して人事管理をする。第三につきましては、調査員調査主事につきましても、事務局職員全般の問題として、現行より不利にならないように措置すること。第四につきましては、給与アンバランスは今までに是正措置を講じたが、完全なものではないので、今後も予算の許す範囲内で調整を講じて行きたい。第五につきましては、組合要望のうち、一部については困難な部分もありますが、十分尊重して行きたい。第六につきましては、職員に対し有利になるよう措置することは、全般の問題として、今後、大蔵省との折衝もありますが、事務局特殊性を勘案の上、積極的にこの問題を解決するよう努力する旨、かように申し述べました次第でございます。  何とぞ御承認のほどをお願いいたします。  なお、この規程案は、両議院議長が、両議院議院運営委員会合同審査会にお諮りを願うという手続になっているのでありますが、手続も、本委員会において御省略を御了承願うというふうにお諮りをお願いいたしたいと思います。  以上であります。
  26. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ただいま御説明の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  27. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認めまして、さよう決します。  これにて暫時休憩いたします。    午後二時四十九分休憩    ―――――・―――――    午後五時四十六分開会
  28. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 休憩前に引き続きまして、これより議院運営委員会を再開いたします。  まず、国会議員秘書給料等に関する法律案議題といたします。  便宜事務総長から御説明を願います。
  29. 芥川治

    事務総長芥川治君) ただいま議題となりました国会議員秘書給料等に関する法律案について御説明いたします。  本案は、従来、国会議員歳費旅費及び手当等に関する法律規定してある国会議員秘書給料等に関し、新たに法律を制定し、あわせて一般職国家公務員給与の改訂に伴い、国会議員秘書給料を引き上げるとともに、滞在手当滞在旅費と名称を改めようとするものであります。なお、本案施行に要する経費は千二百三十九万円でありまして、昭和三十二年度予算計上済みであります。  以上、御説明を終ります。
  30. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 質疑のある方は順次御発言を願います。
  31. 柴谷要

    柴谷要君 秘書給料は二万三千百円ということですが、増額は千二百円ですか、こういうことになりますか。
  32. 芥川治

    事務総長芥川治君) さようでございます。
  33. 柴谷要

    柴谷要君 そうすると、現行のベースに、国家公務員の方は六・二%という上昇になるわけですが、その率と違うようですが、その点はどうですか。
  34. 芥川治

    事務総長芥川治君) 一般公務員が六・二%平均ということになっておりますが、秘書の金額に相当するところの公務員は、この辺のところの率は五・四%程度、こういうことになっております。国家公務員に準じて扱うということで、こういうことになったのでございます。
  35. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ほかに御発言もなければ、これより討論に入ります。  別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  本案賛成の諸君の挙手を求めます。    〔賛成者挙手
  36. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 全会一致と認めます。よって本法律案は、全会一致をもって原案通り可決すべきものと決しました。  なお、本会議における口頭報告内容等につきましては、委員長に第一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  37. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認めます。  それから、本院規則の定めるところにより、審査報告書には多数意見者署名を付することになっておりますので、順次御署名を願います。   多数意見者署名     寺本 広作  小酒井義男     宮田 重文  小林 孝平     小西 英雄  阿部 竹松     斎藤  昇  柴谷  要     佐野  廣  上林 忠次     木島 虎藏  小幡 治和     田中 茂穂  大沢 雄一   ―――――――――――――
  38. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、議員秘書給料等支給規程に関する件を議題に供します。なお、国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一部改正に関する件  以上、二件を一括議題に供します。
  39. 芥川治

    事務総長芥川治君) ただいま議題となりました国会議員歳費旅費及び手当等支給規程の一部改正規程案並びに国会議員秘書給料等支給規程案について御説明いたします。  本件は、現行国会議員歳費旅費及び手当等支給規程規定してある議員秘書に関する規程を分離して、新たに議員秘書給料等支給規程を設けるとともに次の点を改正しようとするものであります。  まず、国会議員歳費旅費及び手当等支給規程について申し上げます。  第一点は、第一条の規程支給日が「休日に当るときは、その翌日」とあるのを「前日」に改めたことであります。第二点は、議長、副議長及び議員が召集に応じ、または議院から派遣される場合の旅費支給について、国内の場合においては、日本国有鉄道連絡線以外の船舶の利用を必要とする船賃及び外国派遣の場合における外国旅費支給規定を新たに設けたのであります。第三点は、議員秘書に関する規定削除整理であります。  次に、国会議員秘書給料等支給規程は、従来、規定されている事項をそれぞれ条文整理して新たに設けたものであります。  以上で説明を終ります。
  40. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ただいまの説明の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  41. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   ―――――――――――――
  42. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、国会閉会委員会審査を行う場合の委員審査雑費に関する法律案議題といたします。  便宜事務総長から御説明を願います。
  43. 芥川治

    事務総長芥川治君) 国会閉会委員会審査を行う場合の委員審査雑費に関する法律案について御説明申し上げます。  本案は、国会閉会中、各議院議決で付託された案件につき、委員会審査を行う場合の委員等支給する審査雑費を月額に改めるものであります。  なお、この法律施行に伴い、昭和三十二年度において増加する経費は一億千四十七万五千円でありまして、平年度における所要額一億二千五百四十七万五千円となります。  以上で説明を終ります。
  44. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 質疑のある方は御発言を願います。
  45. 上林忠次

    上林忠次君 ただいまの法案改正でありますが、このような措置をすることに衆議院から参ったのでありますが、こういうような、この国会の末期に当りまして、突如としてこういうふうな案が出てきたのは、どういうような動機、あるいはどういうような目的で出されたものですか。
  46. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) それでは便宜私から答弁申し上げます。  御承知のように、議運の理事会等でも、今まで議員の処遇につきまして、歳費等についてもまあ税も多うございますし、ことに閉会中に至りましては、それだけというようなことから、いろいろ今まで検討を加えて論議しておったのであります。たとえばこの税についても、もう少し検討する余地があるのじゃないか、あるいはまた、この議員の退職の場合に優遇の措置を講ずべきじゃないか、いろいろ論議をしておりました。ことに閉会中の問題についても、御案内のごとく、先般来、本院の議運理事会においても、閉会委員会を開けば二千五百円の雑費が出ます。委員会によっては非常に開いているところもある、あるいは全然開かないところもある。何かこういうものを、ある程度平均するような方法がないであろうか、いろいろ検討をしておったのでありますが、衆議院の方におきましても検討の結果、結論が出るのがおくれたのでありますけれども、先般こういうような方法で、各委員会審査活動の平均をはかるという意味でも、こういう措置をとったらどうか、こういうことから衆議院の方からも連絡がございまして、この措置が進められた次第であります。
  47. 上林忠次

    上林忠次君 従来の規定によってやるよりも、どういうような点で、この新しい法案の方がいいというつもりでおられますか。これまでの方法よりこの方がいいのだというようなことは、どういうようなまさる点があるのですか。
  48. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) これは委員会によりまして、事実必要があって開く、必要がなければ開かぬわけでありますけれども、相当開く委員会もあり、それからまあほとんど開かぬ委員会もある。あるいはたまたま在京しておった人がいろいろの委員会に出てお手伝いをしておるとか、そういうようなことにつきましても、いろいろ論議もあったりいたしまして、それよりは、むしろこの日額を改めて月額にしておいて、委員会の調査案件なり、継続審査案件も十分閉会中といえども、在京しておる人も多いのでありまするから、われわれ日常の活動から見ても、月に半分以上はやはり閉会中といえども各委員は大体在京しておると思います。そういう意味で、十二分に活動してもらうという意味で、こういう形にしておいた方が、かえって閉会中の議会活動、調査活動を活発ならしめるのではないかというので、こういう措置がとられたものと考えます。
  49. 上林忠次

    上林忠次君 大体、現在のわれわれ議員国会活動をするのに、今の歳費と言いますかでは十分な活動ができないということは、従来も何回も問題になっておる。私は今の歳費では十分とは思っておらぬ。まだまだ何とかしてもらわぬと、十分に安心してわれわれの生活を保ちつつ国会活動ができるとは思っておりません。何とかいい機会にやっていただきたいと、こういうように熱望しておるところでありますけれども、今回のこの法案によりますると、予算関係はどういう工合になるか、相当予算が増額しなければいかぬじゃないか。われわれは予算の問題は予算を決定するときにこれを審議しなくちゃならぬ。この国会がもうすでに終らんとしておるときに、もうすでに予算がとうにきまっておるというときに、こういうような予算を伴うような法案を突如として出すということは、おかしいじゃないかというような感じがする。これはやはりわれわれの歳費の問題とひっからみまして、何とかしないといけないのじゃないかというような、裏の目標があるのじゃないかというような気がするのですが、この点についてお尋ねしておきます。
  50. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 突如としてと言われましたけれども、これは先ほど私からも申し上げましたように、理事会等においても、ずっと前々からこの議員の待遇というか、処遇については、もう実に前からの懸案であったのでありまして、たまたま最終日にこれが出たというので突如と言われておると思いますけれども、これは上林君もずいぶん理事会に出ておられるのでありますから、今までの経緯については十分御承知であろうと思います。それから経費については、先ほど事務総長から申し上げましたように、三十二年度においては一億千四十七万五千円、平年度においては一億二千五百四十七万五千円でありまして、これは政府と言いますか、大蔵当局とも打ち合せの上で立法化されておるものと思います。
  51. 上林忠次

    上林忠次君 一億三千万円に近いような、補正予算を取らなければならぬというような問題に対しましては、政府、大蔵当局の意見をお聞きになっておりますか。
  52. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) もちろんと思います。
  53. 上林忠次

    上林忠次君 私たちは予算を伴うような法律議員立法で提案するような場合には、十分慎重でなければならぬというような気持でやってきておりますが、この時期に、何回も申しまするように、時期が悪いのじゃないか。こういう時期に、予算を伴うような法律議員立法で提出するというようなことは慎まねばならぬ問題ではないかと考えますが。
  54. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 時期がいいか悪いかは、その人の考え方一つによるのだと思いますが、国会会期中でありまするから、会期中にいろいろの法律案が提出され、審議されるということは支障のないことで、いろいろ検討しておった結果、こういう案に落ちついたのでありまして、きのうきょう出てきたということについて、私は別に時期が悪いとは思っておりません。
  55. 上林忠次

    上林忠次君 ただいまの予算は、決定しております審議雑費はわずか七百五十万円しかない。いつかこれを補正をしなくちゃならぬ。どういう時期に処置するつもりでありますか。
  56. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 数字についてのただいま上林君のお話しは、今申し上げた予算は、衆参両院を通じての予算でございます。若干違いがあると思います。さしあたっては目があるのでありますから、それを使っておって、適当な機会に足らなければ補正をするか、あるいは予備費でどうこうできる性質のものかどうかは存じませんけれども、補正なり、足らざるところは予備費で出して行く、そういう措置がとられると思います。
  57. 上林忠次

    上林忠次君 私は何と考えましても、この時期に当って、こういうような予算の増額を伴うような案件を取り扱うということは、はなはだわれわれとしては時期的に、また内容としても適当な時期ではないじゃないか。もちろん先ほど申しましたように、われわれの歳費というものの現状を見ますときに、何とかしなければならぬ時期にきておると思っております。それならば歳費を増額するとか、正規のルートでこの処置をして行かなくちゃいかぬじゃないか、かような方法でやるということは、どうも不適当だというような感じがいたしますが、どういう工合にお考えになりますか。
  58. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 先ほど来、私の考えを申し上げておりますので、今まで申し上げておった中で御了察を願いたいと思います。
  59. 上林忠次

    上林忠次君 予算を伴うような重要な法案でありますから、国民の利害に重要な関係のあるこのような法案を、審議をされたと申しますが、私もいつもここに出席はしておりません。そういう怠慢な点は認めますけれども、ほとんど深い審議もされずに、かつ会期の最終日に当りまして、かような案が出てくるということは妥当でないと思うのであります。国民感情に対する関係もありまして、お手盛りで、こういうような案を最終日に、どさくさまぎれに通すということを私はどうも残念に思っておりますが、どういう工合に委員長はお考えになりますか。
  60. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 国民感情と言われますけれども、実は議院運営委員会の方にも、請願と申しますか、そういうような形で、国会議員の待遇をもう少し向上させなければいかぬじゃないかというような趣旨を盛り込んで、そのほかにもいろいろなことがたくさんございまするけれども、そういうような意見まで出してきている人もあるのでありまして、国民全般が、必ずしも議員が今の待遇でこれでよすぎるとか、これ以上向上しちゃいかぬのだとか、そういう感じを私は持っていないと思います。
  61. 小酒井義男

    小酒井義男君 緑風会の上林さんにお伺いしたいのですが、質問をお聞きしていると、これに対して反対ではないかと思われるように受け取られます。もしこの法律が成立した場合に、この分をお受け取りになることはないだろうと思うのですが、どういうお考えですか。
  62. 上林忠次

    上林忠次君 私の方としましては、先ほど申しましたように、今の歳費ではとても足らぬし、もう少し何とかして、十分活動するのには何らかの機会に増額しなくちゃならぬと考えているのであります。しかしながら、今の時期としては、しかもこういうふうな方法では、あまり適当じゃないのじゃないかということを申し上げているのでありまして、それはいつかの機会に、このわれわれの歳費の修正を考えているのでありますが、この際、いよいよこれがきまりまして法律が決定いたしますならば、私の方はとらないということは言わないのであります。
  63. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ほかに御発言もなければ、これより討論に入ります。  別に御発言もなければ、これより採決いたします。  本案賛成の諸君の挙手を求めます。    〔賛成者挙手
  64. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 多数と認めます。よって本法律案は、多数をもって原案通り可決すべきものと決しました。  なお、本会議における口頭報告内容等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  65. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認めます。  それから本院規則の定めるところにより、審査報告書には多数意見者署名を付することになっておりますので、順次御署名を願います。   多数意見者署名     寺本 広作  小林 孝平     宮田 重文  阿部 竹松     小西 英雄  柴谷  要     斎藤  昇  小幡 治和     佐野  廣  大沢 雄一     木島 虎藏  田中 茂穂     小酒井義男   ―――――――――――――
  66. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、裁判官訴追委員旅費及び職務雑費支給規程並びに裁判官弾劾裁判所裁判員旅費及び職務雑費支給規程の一部改正に関する件を議題に供します。  裁判官弾劾裁判事務局長裁判官訴追委員会事務局長両君から、それぞれ御説明願いませ。
  67. 隈井亨

    裁判官弾劾裁判参事隈井亨君) ただいま議題となりました裁判官弾劾裁判所裁判員旅費及び職務雑費支給規程の一部を改正する規程案につきまして、改正の趣旨を御説明申し上げます。  裁判官弾劾裁判所裁判員旅費及び職務雑費支給規程は、裁判官弾劾法の定めるところによりまして、国会開会中審理または裁判のため裁判員が派遣されましたときに受ける派遣旅費、並びに裁判員及びその予備員が国会閉会中その職務を行う場合に受ける職務雑費に関し、両議院議長が協議して定める規定でございますが、今回の改正は、お手元の資料の通り、職務雑費の支給について、現行規定国会閉会委員会審査を行う場合の委員審査雑費に関する法律を運用しておりましたのを、同法の全面改正に伴いまして、審査雑費職務雑費の二重支給を避けるために、審査雑費を受けない場合に限り日額二千五百円の定額によって職務雑費を受けることに改めようというものでございます。  よろしく御審議の上、御決定をお願い申し上げます。
  68. 野間繁

    裁判官訴追委員会参事(野間繁君) 裁判官訴追委員旅費及び職務雑費支給規程昭和二十五年七月二十七日衆議院議長決定)の一部改正について、その趣旨を御説明申し上げます。  国会閉会委員会審査を行う場合の委員審査雑費に関する法律昭和二十六年法律第六十八号)の改正に即応し、裁判官訴追委員旅費及び職務雑費支給規程昭和二十五年七月二十七日衆議院議長決定)の一部を、別紙、裁判官訴追委員旅費及び職務雑費支給規程の一部を改正する規程案の通り改正する必要がありますので、よろしく御審議の上、御決定を願います。
  69. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ただいま説明の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  70. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   ―――――――――――――
  71. 阿部竹松

    阿部竹松君 今より一時間半くらい前に本会議が開かれるであろうという私ども理事から連絡がございましたが、まだもって本会議は開かれぬわけです。委員長にお伺いしておきたいのですが、私、商工委員会なんで、まだ上らなければならぬ法案が十件ほどございます。そこで、審議を全然せぬ法案もありますので、非常に本会議がおくれますと、本会議終了後ということになっておりますので、法案が上るか上らぬかということに非常に影響してきますので、これは政府並びに与党の方で、私どもより責任が重かろうと思うのですが、どういうふうになっているか、お伺いしたいと思います。
  72. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) これはまあ速記のあるところで申し上げるのはどうかとも思うのでありますが、先ほど理事会なり、議運を開きまして、お話しになりました通り、一応、日程とか、上っておりますものを緊急上程して本会議を取り進めようと、そういう段取りできておったことはおっしゃる通りでございます。ところが御案内のごとく、中小企業団体法案ですか、これらの取扱いにつきまして、自民党、社会党両党において、いかにこれを取扱うかということについて、会談を四時半から行いたい、行おうと、こういうことになりましたので、実は本会議の方も、それで大体の見通しがつくまでもう少し待ってくれないか、こういう話になりましたので、まことにおくれて申しわけないと思うのでありまするが、ただいままでおくれてきておるような次第であります。
  73. 阿部竹松

    阿部竹松君 そうしますと、その自民党、社会党の責任者はどなたが集まっておるか私ども全然知りませんが、その方から議長の手元まで、延ばしてくれというような要請でもあって延びておるということなんですね。
  74. 寺本廣作

    寺本広作君 与党からお話し申し上げた方が適当かと思いますが、政府並びに与党との打ち合せで、社会党さんと最後的にもう一度話し合ってみたい。その話が済めば、ほかの法案審議も非常に迅速に円滑に行くようになるだろうというような話でございましたので、本院としては、本会議開会の準備をすべて終了したあとでございましたが、一応、社会党さん並びに緑風会さんには、私から、こういう事情で多少おくれるので御了解いただきますようにと、これは非公式なことで、こういうところで申し上げては、話を受けられた方も御迷惑なさると思いますけれども、そういうことでお願い申し上げまして、その間の事情はなお副議長にも申し上げてお断り申し上げておるわけでございます。
  75. 阿部竹松

    阿部竹松君 そうすると、今の自民党さんの内部はどうなっているか私全然わかりませんけれども、とにかくあと時間にして六時間しかないわけです。その間、本会議は一時間半ぐらいかかるであろう、第一回のは。そういうふうに私どもの理事会で承わっておるのですが、そうしますと、あと三時間か四時間しかないのです。両党の責任者が話し合って、自民党さんの方はどうか知らぬけれども、私どもの方は、一つも参議院として審議せぬで法案を通すというわけには議員としてまかりならぬわけであります。そうしますと、二十分でも三十分でも、こうして漫然として待っておるよりも、論議を少しでもやる方がわれわれの責任だと思って、これは決して運営委員長を責めるわけではありませんけれども、その辺を明確にしておいていただかなければならぬと思うのですね。
  76. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 同じ考えを私も持っておりますので、逐次督促と言いますか、連携をとっております。なお、さっそく議運の意向も伝えまして善処して行きたいと思います。
  77. 柴谷要

    柴谷要君 どうも今の会期末の状態を見ておりますと、重要法案を相当上げなければならぬ。また、政府提案の重要法案もまだ委員会は上っておらぬ。しかしこれは政府としても、どうしても上げなくちゃならぬと私ども野党の立場からも考えられるような法律があるわけです。ところが余すところ五時間四十分ほどしかありません。この時間を空費するということは非常に得策でない。この点はしかるべく与党、政府において責任をもってやっていただくようにお願いを申し上げておきたいと思います。
  78. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 了承しました。  それでは、これにて暫時休憩いたします。    午後六時十八分休憩    ―――――・―――――    午後十時二十五分開会
  79. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 休憩前に引き続いて議院運営委員会を再開いたします。  まず、常任委員長辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
  80. 芥川治

    事務総長芥川治君) 大蔵委員長廣瀬久忠君、建設委員長中山福藏君から、それぞれ委員長辞任いたしたい旨の申し出がございます。  なお、緑風会からは、大蔵委員長に豊田雅孝君、建設委員長には森田義衞君をそれぞれ推薦されておりますことを御報告いたします。
  81. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ただいま報告の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  82. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   ―――――――――――――
  83. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、継続審査要求に関する件を議題に供します。  従来通り、今回も本委員会として議院及び国立国会図書館運営に関する件について、継続審査要求することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  84. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   ―――――――――――――
  85. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、各委員会提出の継続審査要求及び継続調査要求取扱いに関する件を議題に供します。
  86. 宮坂完孝

    参事宮坂完孝君) ただいま、この瞬間に決定いたしました継続審査要求事件は、お手元に配付いたしました三枚の資料に書いてあります計二十六件であります。それで、ただいま御決定になりました議運の継続審査事件と合わせまして二十七件、それから継続調査事件は、内閣と文教がまだ決定いたしません。それ以外の継続調査事件は、お手元の資料にありますように十四件であります。  以上であります。
  87. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) ただいま説明のありました継続審査要求及び継続調査要求承認することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  88. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   ―――――――――――――
  89. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 次に、閉会中における本委員会における所管事項取扱いに関する件を議題といたします。  本件は、先例によりまして、特に重要なものを除き、委員長または庶務関係小委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  90. 石原幹市郎

    委員長石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。  暫時休憩をいたします。    午後十時二十八分休憩    〔休憩開会に至らなかった〕