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1957-05-18 第26回国会 参議院 議院運営委員会 第43号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
三十二年五月十八日(土曜日) 午後二時三十三分
開会
――
―――――――――――
委員
の
異動
本日
委員藤田進
君
辞任
につき、その補 欠として
小林孝平
君を
議長
において指 名した。 ――
―――――――――――
出席者
は左の通り。
委員長
石原幹市郎
君
理事
寺本
広作君
宮田
重文
君
小酒井義男
君
小林
孝平
君
上林
忠次
君
委員
大沢
雄一
君
小幡
治和
君
木島
虎藏
君
小西
英雄
君
斎藤
昇君
佐野
廣君 白井 勇君
田中
茂穂
君 西田
信一
君
阿部
竹松
君 坂本 昭君
柴谷
要君
田畑
金光
君 椿 繁夫君 森田
義衞
君 ―――――
議長
松野
鶴平
君 副
議長
寺尾 豊君 ―――――
政府委員
農林政務次官
八木
一郎
君
事務局側
事 務 総 長
芥川
治君 参 事 (
事務次長
)
河野
義克
君 参 事 (
委員部長
)
宮坂
完孝
君 参 事 (
記録部長
) 丹羽 寒月君 参 事 (
警務部長
) 佐藤 忠雄君 参 事 (
庶務部長
) 渡辺 猛君
法制局側
法 制 局 長
斎藤
朔郎君
裁判官弾劾裁判所事務局側
参 事 (
事務局長
)
隈井
亨君
裁判官訴追委員会事務局側
参 事 (
事務局長
) 野間 繁君 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した
案件
○
理事
の
補欠互選
○
議院運営小委員
の
補欠選任
の件 ○
庶務関係小委員
の
補欠選任
の件 ○
国会法
第三十九条
但書
の
規定
による
議決
に関する件(
蚕糸業振興審議会
委員
) ○
各種委員
の会派に対する
割当
に関す る件 ○
臨時恩給等調査会委員
の
推薦
に関す る件 ○
常任委員長
の
辞任
及び
補欠
に関する 件 ○
国会職員
の
給与等
に関する
規程
の一
部改正
に関する件 ○
国会議員
の
秘書
の
給料等
に関する法
律案
(
衆議院提出
) ○
国会議員
の
秘書
の
給料等支給規程
に 関する件 ○
国会議員
の
歳費
、
旅費
及び
手当等支
給規程
の一
部改正
に関する件 ○
国会閉会
中
委員会
が
審査
を行う場合 の
委員
の
審査雑費
に関する
法律案
(
衆議院提出
) ○
裁判官弾劾裁判所裁判員旅費
及び職
務雑費支給規程
の一
部改正
に関する 件 ○
裁判官訴追委員旅費
及び
職務雑費支
給規程
の一
部改正
に関する件 ○
議院
の
運営
に関する件 ○
議院
及び
国立国会図書館
の
運営
に関 する件の
継続審査要求
の件 ○
地方行政
の改革に関する
継続調査要
求の件 ○
恩赦法
の一部を
改正
する
法律案
の継 続
審査要求
の件 ○
刑法等
の一部を
改正
する
法律案
の継 続
審査要求
の件 ○
幼児誘拐等処罰法案
の
継続審査要求
の件 ○
裁判所法等
の一部を
改正
する
法律案
の
継続審査要求
の件 ○検察及び
裁判
の
運営等
に関する
継続
調査要求
の件 ○
国際情勢等
に関する
継続調査要求
の 件 ○
入場税法
の一部を
改正
する
法律案
の
継続審査要求
の件 ○
接収貴金属等
の処理に関する
法律案
の
継続審査要求
の件 ○租税及び
金融等
に関する
継続調査要
求の件 ○
労働者災害補償保険法
の一部を
改正
する
法律案
の
継続審査要求
の件 ○
慰老年金法案
の
継続審査要求
の件 ○
戦傷病者戦没者遺族等援護法
の一部 を
改正
する
法律案
の
継続審査要求
の 件 ○
公共企業体等労働関係法等
の一部を
改正
する
法律案
の
継続審査要求
の件 ○
最低賃金法案
の
継続審査要求
の件 ○
家内労働法案
の
継続審査要求
の件 ○
病理細菌検査技師法案
の
継続審査要
求の件 ○
角膜移植
に関する
法律案
の
継続審査
要求
の件 ○
地区衛生組織
の育成に関する
法律案
の
継続審査要求
の件 ○
労働情勢
に関する
継続調査要求
の件 ○
社会保障制度
に関する
継続調査要求
の件 ○
農林水産政策
に関する
継続調査要求
の件 ○経済の自立と発展に関する
継続調査
要求
の件 ○
運輸事情等
に関する
継続調査要求
の 件 ○
電波法
の一部を
改正
する
法律案
の継 続
審査要求
の件 ○
郵政事業職員等共済組合法案
の
継続
審査要求
の件 ○
郵政事業
の
運営
に関する
継続調査要
求の件 ○
電気通信
並びに
電波
に関する
継続調
査
要求
の件 ○
公営住宅法
の一部を
改正
する
法律案
の
継続審査要求
の件 ○
住宅公社法案
の
継続審査要求
の件 ○
建設業法
の一部を
改正
する
法律案
の
継続審査要求
の件 ○
建設事業
並びに
建設
諸計画に関する
継続調査要求
の件 ○
予算
の
執行状況
に関する
継続調査要
求の件 ○
昭和
三十年度
一般会計歳入歳出決算
の
継続審査要求
の件 ○
昭和
三十年度
特別会計歳入歳出決算
の
継続審査要求
の件 ○
昭和
三十年度
国税収納金整理資金受
払計算書
の
継続審査要求
の件 ○
昭和
三十年度
政府関係機関決算書
の
継続審査要求
の件 ○
昭和
三十年度
国有財産増減
及び現在 額総
計算書
の
継続審査要求
の件 ○
昭和
三十年度
国有財産無償貸付状況
総
計算書
の
継続審査要求
の件 ○
国家財政
の経理及び
国有財産
の
管理
に関する
継続調査要求
の件 ○本
委員会
の
運営
に関する件 ――
―――――――――――
石原幹市郎
1
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ただいまより
議院運営委員会
を
開会
いたします。 本
委員会
の
委員
に
異動
がありましたので御
報告
いたします。
宮坂完孝
2
○
参事
(
宮坂完孝
君)
藤田進
君が
辞任
いたされまして、
小林孝平
君が選任せられました。 ――
―――――――――――
石原幹市郎
3
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、
理事
の
補欠互選
の件、
議院運営小委員
の
補欠選任
の件、
庶務関係小委員
の
補欠選定
の件 以上、三件を一括して
議題
に供します。
宮坂完孝
4
○
参事
(
宮坂完孝
君)
社会党
から、
理事
、
議院運営小委員
、
庶務関係小委員
に
小林孝平
君が選任されております。
石原幹市郎
5
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ただいま
報告
の通り決することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
6
○
委員長
(
石原幹市郎
君) さように決します。 ――
―――――――――――
石原幹市郎
7
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、
国会法
第三十九条
但書
の
規定
による
議決
に関する件、
本件
は
蚕糸業振興審議会委員
の任命に関する件でございます。
本件
を
議題
に供します。
政府
から
説明
を求めます。
八木一郎
8
○
政府委員
(
八木一郎
君) 今回、
衆議院議員吉川久衛
、同じく
栗原俊夫
、同じく
助川良平
、同じく
福永健司
、同じく
松平忠久
及び
参議院議員清澤俊英
、同じく
小山邦太郎
、同じく
関根久藏
の八君を
蚕糸業振興審議会委員
に任命いたしたいので、
国会法
第三十九条
但書
の
規定
により、両
議院一致
の
議決
を求めるため
本件
を提出いたしました。
蚕糸業振興審議会
は、
農林省設置法
第三十四条の
規定
により、
農林省
の
付属機関
として設置され、
蚕糸業法
第四十三条の
規定
により、他の
法律
の
規定
によりその権限に属せしめられた
事項
を行うほか、
農林大臣
の諮問に応じて
蚕糸業
の
振興
に関する
重要事項
を調査
審議
し、
蚕糸業
の
振興
に関する
重要事項
につき
関係行政庁
に建議する
機関
でありまして、
委員
は、
蚕糸業
に関して
学識経験
を有する者のうちから
農林大臣
が任命することになっております。 お手元の
履歴書
で御
承知
のように、
吉川
君は、
昭和
二十二年四月以来、四回にわたり
衆議院議員
に当選し、現在に至っているものでありまして、この間、
農林政務次官
の職にあったものであり、現に
国際協同組合研究所長
の職にあるものであり、
栗原
君は、
昭和
二十二年四月、同じく二十六年四月の再度にわたり
群馬県議会議員
に当選し、さらに同三十年二月、
衆議院議員
に当選し、現在に至っているものであり、
助川
君は、
昭和
二十六年四月、
福島県議会議員
に当選し、さらに同二十八年四月、同三十年二月の再度にわたり
衆議院議員
に当選し、現在に至っているものでありまして、現に
福島
県田村郡
養蚕農業協同組合連合会
副
会長等
の職にあるものであり、
福永
君は、
埼玉
県
製糸協会会長
、同
県蚕糸業会
副
会長等
の職を
歴任
後、同県副
知事
となり、さらに
昭和
二十四年一月以来、四回にわたり
衆議院議員
に当選し、現在に至っているものでありまして、この間、
内閣官房長官
、
国務大臣等
の職にあったものであり、
松平
君は、
外務事務官
、
領事等
の職を
歴任
後、
長野
県副
知事
となり、さらに同二十八年五月、同三十年二月の再度にわたり
衆議院議員
に当選し、現在に至っているものでありまして、現に
畑地農業改良促進対策審議会委員等
の職にあるものであります。また、
清澤
君は、
昭和
二十一年四月、同じく二十二年四月の再度にわたり
衆議院議員
に当選し、さらに、同二十五年六月、昨三十一年七月の再度にわたり
参議院議員
に当選し、現在に至っているものでありまして、この間、
積雪寒冷単作地帯振興対策審議会
、
湿田単作地域農業改良促進対策審議会
の各
委員
の職にあったものであり、現に
日本農民組合顧問等
の職にあるものであり、
小山
君は、
小諸繭糸株式会社取締役
、信濃五郡
生糸同業組合
副
組合長等
の職を
歴任
後、大正十二年十月、
昭和
二年九月の再度にわたり
長野県議会議員
に当選し、さらに、同じく三年二月以来、六回にわたり
衆議院議員
に当選し、また、昨三十一年七月、
参議院議員
に当選して現在に至っているものでありまして、この間、
長野
県
蚕糸業会会長
、
繭糸価格安定審議会委員等
の職にあったものであり、現に
長野
県
製糸協同組合理事長
、
長野
県
中小企業等協同組合中央会会長等
の職にあるものであり、
関根
君は、
埼玉
県
農業会常務理事
、同
会長等
の職を
歴任
後、
昭和
二十一年四月、翌二十二年四月の再度にわたり
衆議院議員
に当選し、また、同二十八年五月、
参議院議員
に当選して現在に至っているものでありまして、この間、
全国乾繭販売農業協同組合連合会
副
会長
、
繭糸価格安定審議会委員等
の職にあったものであり、現に
積雪寒冷単作地帯振興対策審議会委員
、
埼玉
県
養蚕販売農業協同組合連合会会長等
の職にあるものであります。 以上申し述べましたように、同君らは、いずれも
蚕糸業
に広い
学識
、豊富な
経験
を有するものであり、
蚕糸業振興審議会委員
として最も適任であると存じます。 何とぞ慎重御
審議
の上、すみやかに
議決
せられるようお願いいたします。
石原幹市郎
9
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
質疑
のある方はどうぞ……。別に御
発言
もなければ、
衆議院議員吉川久衛
君、
栗原俊夫
君、
助川良平
君、
福永健司
君及び
松平忠久
君並びに本
院議員清澤俊英
君、
小山邦太郎
君及び
関根久藏
君を本
審議会委員
に
承認
することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
10
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないものと認め、さよう決します。 ――
―――――――――――
石原幹市郎
11
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、
東北開発審議会委員
及び
臨時恩給等調査会委員
の
割当
に関する件を
議題
に供します。
河野義克
12
○
参事
(
河野義克
君) 一昨十六日成立いたしました
東北開発促進法
によりますれば、
東北開発審議会
が設置せられまして、その
委員
として本
院議員
三名を指名することになっております。 また、去る十日成立いたしました
臨時恩給等調査会設置法
によりますれば、
臨時恩給等調査会
を設置することになっておりまして、そのうち
国会議員
からも
委員
を出すことになっておりましたが、
内閣総理大臣
から、本院から四名の
委員
を
推薦
してほしいということを言って参りました。 これら二つの
委員
につきましては、
各種委員
の按分の方式によって、各会の
割当
を決定するということになりまして、
理事会
といたしまして、
東北開発審議会委員
につきましては、
自由民主党
から二名、
社会党
から一名、
臨時恩給等調査会委員
につきましては、
自由民主党
から二名、
社会党
から二名を
委員
として割り当てるということにいたしましたので、本
委員会
の御了承を願いたいと思います。
石原幹市郎
13
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ただいま御
説明
の通り決することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
14
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決します。 ――
―――――――――――
石原幹市郎
15
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、
臨時恩給等調査会委員
の
推薦
に関する件を
議題
に供します。
河野義克
16
○
参事
(
河野義克
君) ただいまの御決定に基いて、
自由民主党
、
社会党
各二名ずつの
臨時恩給等調査会委員
を
議長
として
推薦
いたすところでありますが、これにつきましては、
津島壽一
君、
野村吉三郎
君、
田畑金光
君、
永岡光治
君が
推薦
されておりますので、これらの方々につき、
議長
は、
内閣総理大臣
あて
推薦
いたしたいと思っておりますで、御了承願いたいと思います。
石原幹市郎
17
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ただいま御
説明
の通り決することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
18
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決します。 ――
―――――――――――
石原幹市郎
19
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、
常任委員長
の
辞任
及び
補欠
に関する件を
議題
に供します。
芥川治
20
○
事務総長
(
芥川治
君)
内閣委員長亀田得治
君、
文教委員長岡三郎
君、
社会労働委員長千葉信
君、
商工委員長松澤兼人
君、
運輸委員長戸叶武
君、
懲罰委員長河合義一
君から、それぞれ
辞任
の申し出がございました。 なお、
社会党
から、
内閣委員長
に
藤田進
君、
文教委員長
に
秋山長造
君、
社会労働委員長
に阿
具根登
君、
商工委員長
に
近藤信一
君、
運輸委員長
に
天田勝正
君、
懲罰委員長
に
海野三朗
君を、それぞれ選任されましたことを御
報告
申し上げます。
石原幹市郎
21
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ただいま
報告
の通り決することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
22
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決します。 ――
―――――――――――
石原幹市郎
23
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、
国会職員
の
給与等
に関する
規程
の一
部改正
に関する件を
議題
に供します。
芥川治
24
○
事務総長
(
芥川治
君) ただいま
議題
となりました
国会職員
の
給与等
に関する
規程
の一部を
改正
する
規程案
につきまして御
説明
申し上げます。 今回の
改正規程案
の
内容
となっております
国会職員
の
給与制度
の
改正
につきましては、実質的には、
政府職員
の
一般職並び
に
特別職
の
給与
法の
改正
の
内容
と
均衡
をとりまして
改正
いたそうとするものでございまして、その要点といたしますところは、第一に、
現行
の
一般給料表
を
職務
の特性に応じますように、
行政職給料表
(一)と(二)、
速記職給料表
、
議院警察職給料表
といたしましたこと、
現行別表
(二)の
給料表
を
特別給料表
といたしまして、
専門員
と
議長
及び副
議長
の
秘書参事
の額を改訂いたしました点、第二に、
国家公務員
より引き続き
特別給料表
の
適用
を受けます
職員
となりました場合、過去に
国家公務員
として二十年以上在職いたしました者につきまして、他の
職員
との権衡上、
特別手当
を
支給
することができることになります点、第三に、
勤務地手当
の廃止に伴いまして
関係条文
を整理いたしました点、第四に、
非常勤職員
のうち、特に
勤務形態
が
常勤職員
に準じます者の
給与
の
取扱い
について、別に定めるところにより
支給
することができることになります点、次に附則といたしましては、十九項ございますが、これは、
給料表
の
改正
に伴う
新旧給料額
の切りかえ及び切りかえに伴う
措置
の
規定
と、
勤務地手当
を廃止いたしました
関係
上、当分の間、
暫定手当
を
支給
する旨の
規定
でございます。 以上申し上げました点が
改正
の要旨となっております。 この
案件
につきましては、昨日の
庶務小委員会
におきまして御
承認
を得ましたものでございますが、なお、
庶務小委員会
におきまして、長時間御
審議
願いまして、その間、多数の御
意見
並びに御
要望
がございましたが、これを要約いたしますと、第一に、
大学卒業者
は
現行
六級一号に採用すること、第二に、
国会職員
の
人員構成
上、
給与
についての昇進が沈滞しがちであるが、これを避けるよう考慮すること、第三に、
常任委員会調査員
、
調査主事
の
取扱い
について、
現行
より不利にならぬよう
措置
すること、第四に、
職員
間の
給与
の
アンバランス
を是正するとともに、
衆議院
との
均衡
を留意すること、第五に、
組合
の
要望
を尊重すること、第六に、本
規程
の
適用
上の
運営
については、
職員
に有利になるよう取扱うこと。 以上でありますが、これに対しまして、
事務当局
といたしましては、第一につきましては、今後、試験により採りました者については六級職として
取扱い
たい。
大学卒業者
で現在五級職でいる者を六級職に引き上げることについては、慎重に
検討
の上、御
要望
に沿うよう
措置
して行きたい。第二につきましては、頭打ちを避けるよう十分留意して
人事管理
をする。第三につきましては、
調査員
、
調査主事
につきましても、
事務局職員全般
の問題として、
現行
より不利にならないように
措置
すること。第四につきましては、
給与
の
アンバランス
は今までに
是正措置
を講じたが、完全なものではないので、今後も
予算
の許す範囲内で調整を講じて行きたい。第五につきましては、
組合
の
要望
のうち、一部については困難な部分もありますが、十分尊重して行きたい。第六につきましては、
職員
に対し有利になるよう
措置
することは、
全般
の問題として、今後、大蔵省との折衝もありますが、
事務局
の
特殊性
を勘案の上、積極的にこの問題を解決するよう努力する旨、かように申し述べました次第でございます。 何とぞ御
承認
のほどをお願いいたします。 なお、この
規程案
は、両
議院
の
議長
が、両
議院
の
議院運営委員会
の
合同審査会
にお諮りを願うという
手続
になっているのでありますが、
手続
も、本
委員会
において御省略を御了承願うというふうにお諮りをお願いいたしたいと思います。 以上であります。
石原幹市郎
25
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ただいま御
説明
の通り決することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
26
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認めまして、さよう決します。 これにて暫時
休憩
いたします。 午後二時四十九分
休憩
―――――・――――― 午後五時四十六分
開会
石原幹市郎
27
○
委員長
(
石原幹市郎
君)
休憩
前に引き続きまして、これより
議院運営委員会
を再開いたします。 まず、
国会議員
の
秘書
の
給料等
に関する
法律案
を
議題
といたします。
便宜
、
事務総長
から御
説明
を願います。
芥川治
28
○
事務総長
(
芥川治
君) ただいま
議題
となりました
国会議員
の
秘書
の
給料等
に関する
法律案
について御
説明
いたします。
本案
は、従来、
国会議員
の
歳費
、
旅費
及び
手当等
に関する
法律
に
規定
してある
国会議員
の
秘書
の
給料等
に関し、新たに
法律
を制定し、あわせて
一般職
の
国家公務員
の
給与
の改訂に伴い、
国会議員
の
秘書
の
給料
を引き上げるとともに、
滞在手当
を
滞在旅費
と名称を改めようとするものであります。なお、
本案
の
施行
に要する
経費
は千二百三十九万円でありまして、
昭和
三十二年度
予算
に
計上済み
であります。 以上、御
説明
を終ります。
石原幹市郎
29
○
委員長
(
石原幹市郎
君)
質疑
のある方は順次御
発言
を願います。
柴谷要
30
○
柴谷要
君
秘書
の
給料
は二万三千百円ということですが、増額は千二百円ですか、こういうことになりますか。
芥川治
31
○
事務総長
(
芥川治
君) さようでございます。
柴谷要
32
○
柴谷要
君 そうすると、
現行
のベースに、
国家公務員
の方は六・二%という上昇になるわけですが、その率と違うようですが、その点はどうですか。
芥川治
33
○
事務総長
(
芥川治
君)
一般
の
公務員
が六・二%平均ということになっておりますが、
秘書
の金額に相当するところの
公務員
は、この辺のところの率は五・四%程度、こういうことになっております。
国家公務員
に準じて扱うということで、こういうことになったのでございます。
石原幹市郎
34
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ほかに御
発言
もなければ、これより討論に入ります。 別に御
発言
もなければ、これより採決をいたします。
本案
に
賛成
の諸君の
挙手
を求めます。 〔
賛成者挙手
〕
石原幹市郎
35
○
委員長
(
石原幹市郎
君)
全会一致
と認めます。よって本
法律案
は、
全会一致
をもって原案通り可決すべきものと決しました。 なお、本
会議
における
口頭報告
の
内容等
につきましては、
委員長
に第一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
36
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認めます。 それから、本
院規則
の定めるところにより、
審査報告書
には多数
意見者
の
署名
を付することになっておりますので、順次御
署名
を願います。 多数
意見者署名
寺本
広作
小酒井義男
宮田
重文
小林
孝平
小西
英雄
阿部
竹松
斎藤
昇
柴谷
要
佐野
廣
上林
忠次
木島
虎藏
小幡
治和
田中
茂穂
大沢
雄一
――
―――――――――――
石原幹市郎
37
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、
議員
の
秘書
の
給料等支給規程
に関する件を
議題
に供します。なお、
国会議員
の
歳費
、
旅費
及び
手当等支給規程
の一
部改正
に関する件 以上、二件を
一括議題
に供します。
芥川治
38
○
事務総長
(
芥川治
君) ただいま
議題
となりました
国会議員
の
歳費
、
旅費
及び
手当等支給規程
の一
部改正
の
規程案
並びに
国会議員
の
秘書
の
給料等支給規程案
について御
説明
いたします。
本件
は、
現行
の
国会議員
の
歳費
、
旅費
及び
手当等支給規程
に
規定
してある
議員
の
秘書
に関する
規程
を分離して、新たに
議員
の
秘書
の
給料等支給規程
を設けるとともに次の点を
改正
しようとするものであります。 まず、
国会議員
の
歳費
、
旅費
及び
手当等支給規程
について申し上げます。 第一点は、第一条の
規程
の
支給日
が「休日に当るときは、その翌日」とあるのを「前日」に改めたことであります。第二点は、
議長
、副
議長
及び
議員
が召集に応じ、または
議院
から派遣される場合の
旅費
の
支給
について、国内の場合においては、
日本国有鉄道
の
連絡線
以外の船舶の利用を必要とする船賃及び
外国派遣
の場合における
外国旅費
の
支給規定
を新たに設けたのであります。第三点は、
議員
の
秘書
に関する
規定
の
削除整理
であります。 次に、
国会議員
の
秘書
の
給料等支給規程
は、従来、
規定
されている
事項
をそれぞれ条文整理して新たに設けたものであります。 以上で
説明
を終ります。
石原幹市郎
39
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ただいまの
説明
の通り決することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
40
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決します。 ――
―――――――――――
石原幹市郎
41
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、
国会閉会
中
委員会
が
審査
を行う場合の
委員
の
審査雑費
に関する
法律案
を
議題
といたします。
便宜
、
事務総長
から御
説明
を願います。
芥川治
42
○
事務総長
(
芥川治
君)
国会閉会
中
委員会
が
審査
を行う場合の
委員
の
審査雑費
に関する
法律案
について御
説明
申し上げます。
本案
は、
国会閉会
中、各
議院
の
議決
で付託された
案件
につき、
委員会
が
審査
を行う場合の
委員等
に
支給
する
審査雑費
を月額に改めるものであります。 なお、この
法律施行
に伴い、
昭和
三十二年度において増加する
経費
は一億千四十七万五千円でありまして、平年度における
所要額
一億二千五百四十七万五千円となります。 以上で
説明
を終ります。
石原幹市郎
43
○
委員長
(
石原幹市郎
君)
質疑
のある方は御
発言
を願います。
上林忠次
44
○
上林忠次
君 ただいまの
法案
の
改正
でありますが、このような
措置
をすることに
衆議院
から参ったのでありますが、こういうような、この
国会
の末期に当りまして、突如としてこういうふうな案が出てきたのは、どういうような動機、あるいはどういうような目的で出されたものですか。
石原幹市郎
45
○
委員長
(
石原幹市郎
君) それでは
便宜
私から答弁申し上げます。 御
承知
のように、議運の
理事会等
でも、今まで
議員
の処遇につきまして、
歳費等
についてもまあ税も多うございますし、ことに
閉会
中に至りましては、それだけというようなことから、いろいろ今まで
検討
を加えて論議しておったのであります。たとえばこの税についても、もう少し
検討
する余地があるのじゃないか、あるいはまた、この
議員
の退職の場合に優遇の
措置
を講ずべきじゃないか、いろいろ論議をしておりました。ことに
閉会
中の問題についても、御案内のごとく、先般来、本院の議運
理事会
においても、
閉会
中
委員会
を開けば二千五百円の雑費が出ます。
委員会
によっては非常に開いているところもある、あるいは全然開かないところもある。何かこういうものを、ある程度平均するような方法がないであろうか、いろいろ
検討
をしておったのでありますが、
衆議院
の方におきましても
検討
の結果、結論が出るのがおくれたのでありますけれども、先般こういうような方法で、各
委員会
の
審査
活動の平均をはかるという意味でも、こういう
措置
をとったらどうか、こういうことから
衆議院
の方からも連絡がございまして、この
措置
が進められた次第であります。
上林忠次
46
○
上林忠次
君 従来の
規定
によってやるよりも、どういうような点で、この新しい
法案
の方がいいというつもりでおられますか。これまでの方法よりこの方がいいのだというようなことは、どういうようなまさる点があるのですか。
石原幹市郎
47
○
委員長
(
石原幹市郎
君) これは
委員会
によりまして、事実必要があって開く、必要がなければ開かぬわけでありますけれども、相当開く
委員会
もあり、それからまあほとんど開かぬ
委員会
もある。あるいはたまたま在京しておった人がいろいろの
委員会
に出てお手伝いをしておるとか、そういうようなことにつきましても、いろいろ論議もあったりいたしまして、それよりは、むしろこの日額を改めて月額にしておいて、
委員会
の調査
案件
なり、
継続審査
の
案件
も十分
閉会
中といえども、在京しておる人も多いのでありまするから、われわれ日常の活動から見ても、月に半分以上はやはり
閉会
中といえども各
委員
は大体在京しておると思います。そういう意味で、十二分に活動してもらうという意味で、こういう形にしておいた方が、かえって
閉会
中の議会活動、調査活動を活発ならしめるのではないかというので、こういう
措置
がとられたものと考えます。
上林忠次
48
○
上林忠次
君 大体、現在のわれわれ
議員
が
国会
活動をするのに、今の
歳費
と言いますかでは十分な活動ができないということは、従来も何回も問題になっておる。私は今の
歳費
では十分とは思っておらぬ。まだまだ何とかしてもらわぬと、十分に安心してわれわれの生活を保ちつつ
国会
活動ができるとは思っておりません。何とかいい機会にやっていただきたいと、こういうように熱望しておるところでありますけれども、今回のこの
法案
によりますると、
予算
の
関係
はどういう工合になるか、相当
予算
が増額しなければいかぬじゃないか。われわれは
予算
の問題は
予算
を決定するときにこれを
審議
しなくちゃならぬ。この
国会
がもうすでに終らんとしておるときに、もうすでに
予算
がとうにきまっておるというときに、こういうような
予算
を伴うような
法案
を突如として出すということは、おかしいじゃないかというような感じがする。これはやはりわれわれの
歳費
の問題とひっからみまして、何とかしないといけないのじゃないかというような、裏の目標があるのじゃないかというような気がするのですが、この点についてお尋ねしておきます。
石原幹市郎
49
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 突如としてと言われましたけれども、これは先ほど私からも申し上げましたように、
理事会等
においても、ずっと前々からこの
議員
の待遇というか、処遇については、もう実に前からの懸案であったのでありまして、たまたま最終日にこれが出たというので突如と言われておると思いますけれども、これは
上林
君もずいぶん
理事会
に出ておられるのでありますから、今までの経緯については十分御
承知
であろうと思います。それから
経費
については、先ほど
事務総長
から申し上げましたように、三十二年度においては一億千四十七万五千円、平年度においては一億二千五百四十七万五千円でありまして、これは
政府
と言いますか、大蔵当局とも打ち合せの上で立法化されておるものと思います。
上林忠次
50
○
上林忠次
君 一億三千万円に近いような、補正
予算
を取らなければならぬというような問題に対しましては、
政府
、大蔵当局の
意見
をお聞きになっておりますか。
石原幹市郎
51
○
委員長
(
石原幹市郎
君) もちろんと思います。
上林忠次
52
○
上林忠次
君 私たちは
予算
を伴うような
法律
を
議員
立法で提案するような場合には、十分慎重でなければならぬというような気持でやってきておりますが、この時期に、何回も申しまするように、時期が悪いのじゃないか。こういう時期に、
予算
を伴うような
法律
を
議員
立法で提出するというようなことは慎まねばならぬ問題ではないかと考えますが。
石原幹市郎
53
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 時期がいいか悪いかは、その人の考え方一つによるのだと思いますが、
国会
会期中でありまするから、会期中にいろいろの
法律案
が提出され、
審議
されるということは支障のないことで、いろいろ
検討
しておった結果、こういう案に落ちついたのでありまして、きのうきょう出てきたということについて、私は別に時期が悪いとは思っておりません。
上林忠次
54
○
上林忠次
君 ただいまの
予算
は、決定しております
審議
雑費はわずか七百五十万円しかない。いつかこれを補正をしなくちゃならぬ。どういう時期に処置するつもりでありますか。
石原幹市郎
55
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 数字についてのただいま
上林
君のお話しは、今申し上げた
予算
は、衆参両院を通じての
予算
でございます。若干違いがあると思います。さしあたっては目があるのでありますから、それを使っておって、適当な機会に足らなければ補正をするか、あるいは予備費でどうこうできる性質のものかどうかは存じませんけれども、補正なり、足らざるところは予備費で出して行く、そういう
措置
がとられると思います。
上林忠次
56
○
上林忠次
君 私は何と考えましても、この時期に当って、こういうような
予算
の増額を伴うような
案件
を取り扱うということは、はなはだわれわれとしては時期的に、また
内容
としても適当な時期ではないじゃないか。もちろん先ほど申しましたように、われわれの
歳費
というものの現状を見ますときに、何とかしなければならぬ時期にきておると思っております。それならば
歳費
を増額するとか、正規のルートでこの処置をして行かなくちゃいかぬじゃないか、かような方法でやるということは、どうも不適当だというような感じがいたしますが、どういう工合にお考えになりますか。
石原幹市郎
57
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 先ほど来、私の考えを申し上げておりますので、今まで申し上げておった中で御了察を願いたいと思います。
上林忠次
58
○
上林忠次
君
予算
を伴うような重要な
法案
でありますから、国民の利害に重要な
関係
のあるこのような
法案
を、
審議
をされたと申しますが、私もいつもここに出席はしておりません。そういう怠慢な点は認めますけれども、ほとんど深い
審議
もされずに、かつ会期の最終日に当りまして、かような案が出てくるということは妥当でないと思うのであります。国民感情に対する
関係
もありまして、お手盛りで、こういうような案を最終日に、どさくさまぎれに通すということを私はどうも残念に思っておりますが、どういう工合に
委員長
はお考えになりますか。
石原幹市郎
59
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 国民感情と言われますけれども、実は
議院運営委員会
の方にも、請願と申しますか、そういうような形で、
国会議員
の待遇をもう少し向上させなければいかぬじゃないかというような趣旨を盛り込んで、そのほかにもいろいろなことがたくさんございまするけれども、そういうような
意見
まで出してきている人もあるのでありまして、国民
全般
が、必ずしも
議員
が今の待遇でこれでよすぎるとか、これ以上向上しちゃいかぬのだとか、そういう感じを私は持っていないと思います。
小酒井義男
60
○
小酒井義男
君 緑風会の
上林
さんにお伺いしたいのですが、質問をお聞きしていると、これに対して反対ではないかと思われるように受け取られます。もしこの
法律
が成立した場合に、この分をお受け取りになることはないだろうと思うのですが、どういうお考えですか。
上林忠次
61
○
上林忠次
君 私の方としましては、先ほど申しましたように、今の
歳費
ではとても足らぬし、もう少し何とかして、十分活動するのには何らかの機会に増額しなくちゃならぬと考えているのであります。しかしながら、今の時期としては、しかもこういうふうな方法では、あまり適当じゃないのじゃないかということを申し上げているのでありまして、それはいつかの機会に、このわれわれの
歳費
の修正を考えているのでありますが、この際、いよいよこれがきまりまして
法律
が決定いたしますならば、私の方はとらないということは言わないのであります。
石原幹市郎
62
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ほかに御
発言
もなければ、これより討論に入ります。 別に御
発言
もなければ、これより採決いたします。
本案
に
賛成
の諸君の
挙手
を求めます。 〔
賛成者挙手
〕
石原幹市郎
63
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 多数と認めます。よって本
法律案
は、多数をもって原案通り可決すべきものと決しました。 なお、本
会議
における
口頭報告
の
内容等
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
64
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認めます。 それから本
院規則
の定めるところにより、
審査報告書
には多数
意見者
の
署名
を付することになっておりますので、順次御
署名
を願います。 多数
意見者署名
寺本
広作
小林
孝平
宮田
重文
阿部
竹松
小西
英雄
柴谷
要
斎藤
昇
小幡
治和
佐野
廣
大沢
雄一
木島
虎藏
田中
茂穂
小酒井義男
――
―――――――――――
石原幹市郎
65
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、
裁判官訴追委員旅費
及び職
務雑費支給規程
並びに
裁判官弾劾裁判所裁判員旅費
及び職
務雑費支給規程
の一
部改正
に関する件を
議題
に供します。
裁判
官弾劾
裁判
所
事務局長
、
裁判
官訴追
委員会
事務局長
両君から、それぞれ御
説明
願いませ。
隈井亨
66
○
裁判
官弾劾
裁判
所
参事
(
隈井
亨君) ただいま
議題
となりました
裁判官弾劾裁判所裁判員旅費
及び職
務雑費支給規程
の一部を
改正
する
規程案
につきまして、
改正
の趣旨を御
説明
申し上げます。
裁判官弾劾裁判所裁判員旅費
及び職
務雑費支給規程
は、
裁判
官弾劾法の定めるところによりまして、
国会
開会
中審理または
裁判
のため
裁判
員が派遣されましたときに受ける派遣
旅費
、並びに
裁判
員及びその予備員が
国会閉会
中その
職務
を行う場合に受ける
職務
雑費に関し、両
議院
の
議長
が協議して定める
規定
でございますが、今回の
改正
は、お手元の資料の通り、
職務
雑費の
支給
について、
現行
規定
が
国会閉会
中
委員会
が
審査
を行う場合の
委員
の
審査雑費
に関する
法律
を運用しておりましたのを、同法の全面
改正
に伴いまして、
審査雑費
と
職務
雑費の二重
支給
を避けるために、
審査雑費
を受けない場合に限り日額二千五百円の定額によって
職務
雑費を受けることに改めようというものでございます。 よろしく御
審議
の上、御決定をお願い申し上げます。
野間繁
67
○
裁判
官訴追
委員会
参事
(野間繁君)
裁判官訴追委員旅費
及び職
務雑費支給規程
(
昭和
二十五年七月二十七日
衆議院
議長
決定)の一
部改正
について、その趣旨を御
説明
申し上げます。
国会閉会
中
委員会
が
審査
を行う場合の
委員
の
審査雑費
に関する
法律
(
昭和
二十六年
法律
第六十八号)の
改正
に即応し、
裁判官訴追委員旅費
及び職
務雑費支給規程
(
昭和
二十五年七月二十七日
衆議院
議長
決定)の一部を、別紙、
裁判官訴追委員旅費
及び職
務雑費支給規程
の一部を
改正
する
規程案
の通り
改正
する必要がありますので、よろしく御
審議
の上、御決定を願います。
石原幹市郎
68
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ただいま
説明
の通り決することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
69
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決します。 ――
―――――――――――
阿部竹松
70
○
阿部
竹松
君 今より一時間半くらい前に本
会議
が開かれるであろうという私ども
理事
から連絡がございましたが、まだもって本
会議
は開かれぬわけです。
委員長
にお伺いしておきたいのですが、私、商工
委員会
なんで、まだ上らなければならぬ
法案
が十件ほどございます。そこで、
審議
を全然せぬ
法案
もありますので、非常に本
会議
がおくれますと、本
会議
終了後ということになっておりますので、
法案
が上るか上らぬかということに非常に影響してきますので、これは
政府
並びに与党の方で、私どもより責任が重かろうと思うのですが、どういうふうになっているか、お伺いしたいと思います。
石原幹市郎
71
○
委員長
(
石原幹市郎
君) これはまあ速記のあるところで申し上げるのはどうかとも思うのでありますが、先ほど
理事会
なり、議運を開きまして、お話しになりました通り、一応、日程とか、上っておりますものを緊急上程して本
会議
を取り進めようと、そういう段取りできておったことはおっしゃる通りでございます。ところが御案内のごとく、中小企業団体
法案
ですか、これらの
取扱い
につきまして、自民党、
社会党
両党において、いかにこれを取扱うかということについて、会談を四時半から行いたい、行おうと、こういうことになりましたので、実は本
会議
の方も、それで大体の見通しがつくまでもう少し待ってくれないか、こういう話になりましたので、まことにおくれて申しわけないと思うのでありまするが、ただいままでおくれてきておるような次第であります。
阿部竹松
72
○
阿部
竹松
君 そうしますと、その自民党、
社会党
の責任者はどなたが集まっておるか私ども全然知りませんが、その方から
議長
の手元まで、延ばしてくれというような要請でもあって延びておるということなんですね。
寺本廣作
73
○
寺本
広作君 与党からお話し申し上げた方が適当かと思いますが、
政府
並びに与党との打ち合せで、
社会党
さんと最後的にもう一度話し合ってみたい。その話が済めば、ほかの
法案
の
審議
も非常に迅速に円滑に行くようになるだろうというような話でございましたので、本院としては、本
会議
開会
の準備をすべて終了したあとでございましたが、一応、
社会党
さん並びに緑風会さんには、私から、こういう事情で多少おくれるので御了解いただきますようにと、これは非公式なことで、こういうところで申し上げては、話を受けられた方も御迷惑なさると思いますけれども、そういうことでお願い申し上げまして、その間の事情はなお副
議長
にも申し上げてお断り申し上げておるわけでございます。
阿部竹松
74
○
阿部
竹松
君 そうすると、今の自民党さんの内部はどうなっているか私全然わかりませんけれども、とにかくあと時間にして六時間しかないわけです。その間、本
会議
は一時間半ぐらいかかるであろう、第一回のは。そういうふうに私どもの
理事会
で承わっておるのですが、そうしますと、あと三時間か四時間しかないのです。両党の責任者が話し合って、自民党さんの方はどうか知らぬけれども、私どもの方は、一つも参
議院
として
審議
せぬで
法案
を通すというわけには
議員
としてまかりならぬわけであります。そうしますと、二十分でも三十分でも、こうして漫然として待っておるよりも、論議を少しでもやる方がわれわれの責任だと思って、これは決して
運営
委員長
を責めるわけではありませんけれども、その辺を明確にしておいていただかなければならぬと思うのですね。
石原幹市郎
75
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 同じ考えを私も持っておりますので、逐次督促と言いますか、連携をとっております。なお、さっそく議運の意向も伝えまして善処して行きたいと思います。
柴谷要
76
○
柴谷要
君 どうも今の会期末の状態を見ておりますと、重要
法案
を相当上げなければならぬ。また、
政府
提案の重要
法案
もまだ
委員会
は上っておらぬ。しかしこれは
政府
としても、どうしても上げなくちゃならぬと私ども野党の立場からも考えられるような
法律
があるわけです。ところが余すところ五時間四十分ほどしかありません。この時間を空費するということは非常に得策でない。この点はしかるべく与党、
政府
において責任をもってやっていただくようにお願いを申し上げておきたいと思います。
石原幹市郎
77
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 了承しました。 それでは、これにて暫時
休憩
いたします。 午後六時十八分
休憩
―――――・――――― 午後十時二十五分
開会
石原幹市郎
78
○
委員長
(
石原幹市郎
君)
休憩
前に引き続いて
議院運営委員会
を再開いたします。 まず、
常任委員長
の
辞任
及び
補欠
に関する件を
議題
に供します。
芥川治
79
○
事務総長
(
芥川治
君) 大蔵
委員長
廣瀬久忠君、
建設
委員長
中山福藏君から、それぞれ
委員長
を
辞任
いたしたい旨の申し出がございます。 なお、緑風会からは、大蔵
委員長
に豊田雅孝君、
建設
委員長
には森田
義衞
君をそれぞれ
推薦
されておりますことを御
報告
いたします。
石原幹市郎
80
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ただいま
報告
の通り決することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
81
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決します。 ――
―――――――――――
石原幹市郎
82
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、
継続審査要求
に関する件を
議題
に供します。 従来通り、今回も本
委員会
として
議院
及び
国立国会図書館
の
運営
に関する件について、
継続審査
を
要求
することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
83
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決します。 ――
―――――――――――
石原幹市郎
84
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、各
委員会
提出の
継続審査要求
及び
継続調査要求
の
取扱い
に関する件を
議題
に供します。
宮坂完孝
85
○
参事
(
宮坂完孝
君) ただいま、この瞬間に決定いたしました
継続審査要求
事件は、お手元に配付いたしました三枚の資料に書いてあります計二十六件であります。それで、ただいま御決定になりました議運の
継続審査
事件と合わせまして二十七件、それから
継続調査
事件は、内閣と文教がまだ決定いたしません。それ以外の
継続調査
事件は、お手元の資料にありますように十四件であります。 以上であります。
石原幹市郎
86
○
委員長
(
石原幹市郎
君) ただいま
説明
のありました
継続審査要求
及び
継続調査要求
を
承認
することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
87
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決します。 ――
―――――――――――
石原幹市郎
88
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 次に、
閉会
中における本
委員会
における所管
事項
の
取扱い
に関する件を
議題
といたします。
本件
は、先例によりまして、特に重要なものを除き、
委員長
または
庶務関係小委員
長に御一任願うことに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
石原幹市郎
89
○
委員長
(
石原幹市郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決します。 暫時
休憩
をいたします。 午後十時二十八分
休憩
〔
休憩
後
開会
に至らなかった〕