○
山下(春)
委員 今
援護局長の、そういうことが起ることを、ここで
仮定の問題で議論することは差し控えたい。その
通りであります。
電報が徹底いたしましてスムーズに行われることを私も
希望します。こちらの
意思表示がはっきりしているにもかかわらず、それを無視した行動が行われるということは非常に残念なことでありますが、そういうことはないであろう。私も
中共側の誠意を信ずるものでございますから、ないことを私も期待するものであります。ただ、万一起ったらということは、だから
答弁は要らないほどのことでございましたが、
一つ入管の力にちょっとお尋ねいたしておきたいと思いますことは、
援護局の力でも、今通告された人々の全部の正しい姿が把握されるということが不可能なうちに船が出る。またこれも
仮定になりますが、そういうようなことがあって、万一、ちらっと
新聞で見ましたが、
洪進山などが乗るというようなことが起ることがありますと、
入管としてはどういうお取り扱いをなさる御
決意でございましょうか。他にもそれに類似したようなものが乗ってこないという保障はなかなか
——信じますけれ
ども、しかし、きょうまでも信じておりながら、なかなかいろいろな
ケースが入っておる。むしろ現場へ行ったわれわれがうっかりしていて、そういうものを見のがしたという
事件もあったのございますが、そういう場合、今度そういうことがもしありとすれば、
入管の方ではどういうお心がまえでこの
興安丸を
お迎えになるか。
興安丸に、そういうものは
仮定ですからあるかないかわかりません。あるかないかわかりませんが、あったとすれば、どういう
処置をおとりになりましょうか。