○
政府委員(
岡井正男君) 御
質問が非常に大きい、かつ高いところにある
ようで、私の方からお答えするのは、どうしても
事務当局として幅の狭いお答えになるかと思いますから、あらかじめあしからず御了承いただきたいと思います。
もちろん
水産関係の
事務を担当しているわれわれから思いますれば、一日も早く
国同士の正式な
会談による妥結ということが望ましいという
気持はあります。しかし、今の段階においては、そう急速にもできぬからという
意味での
閣議了解事項として、すでに
千田先生御
承知の
通りに結論が出ておるわけでございます。今まで過去において
民間団体からしばしば要望なされたのでございますので、われわれとしても
事務当局が、国の線がそうありましても、ぎりぎり一ぱいのところまで、まず
民間の
協定が満足に履行される
ようにぎりぎりのところまで、できるものならお手伝いをしたいという
気持があります。要するにたとえば
民間の方が故意でなくて
協定違反という
ようなのを、まあそういう結果になりそうな
ような地区の
違反に類似する
ような場合には、私の方が出しておりまする艦船から注意を与えるとか、あるいはまたそういうものに対してのリストを作っておいて、ある程度
民間団体の方へも婉曲に再びそういう事態を繰り返す
ようなことをやらせない
ような
方向に持っていくとか、とにもかくにも前年よりも今後一年継続しておやりになる場合には、若干そういう点では今までよりもより積極的に
考えていきたい、こういう
気持は持っているわけでございます。