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説明員(津守巧君) 実は今年度の三十六名の採用をいたしますときに、そういうことを最初
考えました。一応各局で採用してもらった人を、数カ月して東京で合宿させまして、これを一応
教育してから、また各局に帰らして、仕事をしてもらおう、こういう計画を一応立てたわけでございますが、まず御
承知のように、現在非常に忙しい。それからまた車検、登録の仕事にいたしましても、非常に高度な仕事から割合に熟練を要しない仕事まで、いろいろランクがございまして、割合に技術なり知識、高度の知識を要しない仕事なら、
相当助かるというようなことで、従来
相当熟練した人が、そういうのを人がないためにやっていたわけでございますが、そういうふうにして順繰りに先任順位で上っていけば、そういうところが助かるというようなことで、一日も早くほしいというようなことで、今回はそれを見送りまして、仕事のかたわら現地においていろいろの指導をしてゆくということで、やむを得ず始めたわけでございますが、できるだけ御
指摘のような
教育方法をとっていきたいという念願でおります。来年度の採用の分につきましては、御
指摘のような
教育をして仕事につけさせたい、こういうふうに
考えております。
それからまたいろいろ仕事のやり方に関しましても、いろいろと能率の上るやり方があるわけでございまして、この点に関しましては、今年度、各局並びに各
事務所で中心になるような車検官、登録官を、ごくわずかの人数でございましたが、一
事務所一名ぐらいの割で東京に集めまして、どういうふうにしたら能率が上るか、それから最近困っているような点は、どういうふうにしたら解決できるかというような、車検官並びに登録官の
研修の勉強の
会議を、今年度、登録官に関しては一回、車検官に関して一回、行いたい。この
関係の
予算もつけてもらっております。今後もこれを続けていって、大いに登録、車検
事務の能率化、改善化をはかっていきたいと思っているわけです。