○安田(善)
政府委員 昨日大臣が申されましたことを私が敷衍しまするのはいささかどうかと思いますが、本日おられませんのでお許しを願って申し上げます。
予算面におきましても、十五億を少し切れた約十五億というものが
予算として計上されておりますが、これの
計画の立て方と、どういう
計画をするかということについての御論議があったと私は横で拝聴しておりました。それは人口あるいは
農家数を基準にしましたり、適当な
経済地域において立案をしましたりしたもののうちで、各県をおおむね五百町村、というより五百
計画地域というような意味だったと思いますが、そういうものをまず予定して総合助成金をやる。そうしてこの十五億の中で
融資をつける。そういうことを申せば敷衍になるかと思うのでございますが、その
計画の立て方といえば、上よりおろしましたり、国の増産
計画をそのまま割り当てるようなことはしませんで、その地域の——まあこれを町村と申しますれば町村で協議会を作って、青年が中心になられまして、そうして各団体の協議会を作ったりしてそこで案ができたもののうち適当なるものを県で認定せしめまして、そうしてその中にいろいろな
計画が出て参りましょうが、その
計画を、補助対象とする予定のものについて入っているものはそれを助成する、そういうようなことを申されたのだと思うのです。そのうちこうこうこういう
融資が今の二つの該当事項にいけばそういう事項にこうこうこういう
融資を充てる。その事項が補助金がある場合にはさらにその補助金がつく、さらに補助金のない場合は非補助で
融資の率を厚くする、若干の地元負担もある、あるいは農協
資金の活用ということも考える、こういうようなことだと思うのであります。両者総合しまして御説明申し上げました。