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門司委員 みんなの心配しているのは、その点を心配しているのだ。実際は首を切っただけ給料が浮くから、それで払っていけばいいんだということなんだろう。ところがこの
計画でいけば、結局三年で払わなければならぬ。そうすると、二十億一応払う。利息は一億
幾ら、そういう二十一億くらいのものがずっと払われていけばそれでいいのであるが、そうすると
地方財政というものの
関連性が一体どうなるかということなんだ。今の
赤字の立て直しになるか、ならないかということです。私はこういうものに
起債をつけて、償還期間を非常にに短かくすることは、これは地方の
財政の資金繰りからすれば大したプラスにはならないと思うのです。これは来年の
財政計画の中にこれを見るのだというのなら話はわかるのです。しかしこれは見ないのだ、そっちの方で
財源が浮くから、それでやるというのならこれは
赤字の解消になりません。いつまでたってもそれだけの負担が出てくるのだから、結局三年間なら三年間というものは給与の減額ができない。四年目から
幾らか楽になるという数字しか出てこない。来
年度の
財政計画の中に見るならそれでいい。これたけで一時の資金繰りでこれをやってやるというのなら話はわかるけれ
ども、今のような答弁だと、これは結局四年目でないとその効果は現われてこないという結論になりはしませんか。