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1956-03-30 第24回国会 衆議院 議院運営委員会 第31号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和三十一年三月三十日(金曜日)     午後零時二十四分開議  出席委員    委員長 椎熊 三郎君    理事 荒舩清十郎君 理事 園田  直君    理事 長谷川四郎君 理事 井上 良二君       荻野 豊平君    鹿野 彦吉君       坊  秀男君    松澤 雄藏君       池田 禎治君    小牧 次生君       山本 幸一君    小山  亮君  委員外出席者         議     長 益谷 秀次君         副  議  長 杉山元治郎君         事 務 総 長 鈴木 隆夫君     ————————————— 本日の会議に付した案件  決議案取扱いの件  衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規  程案起草に関する件  事務局人事承認の件  本院予備経費支出承認に関する件  本日の本会議議事等に関する件     —————————————
  2. 椎熊三郎

    椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の本会議議事について御相談申し上げますが、第一は決議案取扱いでございます。昨日も申し上げましたが、北洋漁業確保に関する決議案、在ソ未帰還同胞引揚促進に関する決議案、この二件は、二件とも自由民主党並びに日本社会党から出ておりますので、議運相談の結果、これを同じ題名のものであるから、一本にしてそれぞれ各党において趣旨弁明をしたらどうか、こういうことで党に持ち帰っていただいたのであります。目下両党折衝中とのことでございますから、本会議開会までに両党の間に相談がまとまりましたら、本日本会議の劈頭にこれを上程することにいたします。順序は、出たものの順序で、在ソ未帰還同胞引揚促進に関する決議案、次に北洋漁業確保に関する決議案、そのように決定してよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 椎熊三郎

    椎熊委員長 御異議なければ、さよう決定いたします。     —————————————
  4. 椎熊三郎

    椎熊委員長 次に緊急上程案件でございます。本日は、農林水産委員会農業改良資金助成法案、それから農地開発機械公団法の一部を改正する法律案、それから決算委員会から昭和三十年度一般会計予備使用調書昭和三十年度特別会計予備費使用調書、以上二件、これらがいずれも上って参る予定でございますから、この委員長報告を聞くことにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 椎熊三郎

    椎熊委員長 御異議なければ、さよう決定いたします。     —————————————
  6. 椎熊三郎

    椎熊委員長 次に、衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案起草の件についてお諮りいたします。まず事務総長より説明を願います。
  7. 鈴木隆夫

    鈴木事務総長 お手元改正案をお配りしてございますように、参事及び常任委員会調査員定員の増加でございまして、参事の方は主事定員から振りかえによって十人増員いたしまして、百八十五人と改め、調査員の方は、新規増が十四人で、従来の四十人に合併いたしまして、五十四人とするものでございます。  附則の方は、第一項で、参事増員を四月一日以降、常任委員会調査員増員は予算の関係で七月一日以降とすることに規定いたしまして、二項で、主事定員参事への振りかえで十名減となりますが、七月一日より十名の増員で、もとへかえさせる関係で、六月三十日までの間は四百四十四人となる規定でございます。何とぞよろしくお願いいたします。
  8. 椎熊三郎

    椎熊委員長 本件につきましては、事務総長説明通り、お手元配付の案を成案とし、これを委員会提出規程案とするに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 椎熊三郎

    椎熊委員長 御異議なければ、さよう決定いたします。     —————————————
  10. 椎熊三郎

    椎熊委員長 次は本日の議事でございます。先刻申し上げましたように、決議案は、両党間に相談ができますれば、日程に先んじて両案を上程する。それが終って後、日程第一、原子燃料公社法案、第二、核原料物質開発促進臨時措置法案、右二案は科学技術特別委員長有田喜一君の報告で、委員会全会一致で上って参りましたが、小会派クラブのうち、労農、共産が反対でありますから、起立採決にお願いいたします。日程第三から第六までは、大蔵委員長松原喜之次君の報告がございまして、第三は交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案、第四は余剰農産物資金融通特別会計法の一部を改正する法律案、第五は厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案、第六は船員保険特別会計法の一部を改正する法律案、以上四案は、社会党、小会派クラブ反対でございまして、これに対して討論の申し出がございます。社会党有馬輝武君でございます。これを前例通り、持ち時間十分程度で討論を許すことにいたしたいと思います。採決起立採決にお願いいたします。日程第七、罹災都市借地借家臨時処理法第二十五条の二の災害及び同条の規定を適用する地区を定める法律案法務委員長高橋禎一君の報告でございまして、全会一致でございます。これは多分先般の能代の火災への適用かと思います。全会一致でございます。第八は工業用水法案商工委員会理事鹿野彦吉君報告かありまして、これも全会一致でございます。右日程を完了いたしまして後、緊急上程でございまして、農林水産委員会から、農業改良資金助成法条農地開発機械公団法の一部を改正する法律案、この両案が全会一致だそりでございます。それから決算委員会の、昭和三十年度一般会計予備費使用樹調書昭和三十年度特別会計予備費使用調書、いずれも委員会全会一致承認されて参ったようでありますので、委員長報告を聴取することにいたします。
  11. 長谷川四郎

    長谷川(四)委員 農林はだれの報告ですか。
  12. 椎熊三郎

    椎熊委員長 まだ聞いておりませんが、委員長あるいは理事だと思います。     —————————————
  13. 椎熊三郎

    椎熊委員長 本日の議事はそれだけでございますが、この際、事務総長から了承をお願いしたい件があるそうでございますので、御説明を願います。
  14. 鈴木隆夫

    鈴木事務総長 一つ賄雑費支給に関する件でございます。国会職員給与等に関する規程の第十二条の規定によりまして、開会中は事務の繁閑その他の状況に従いまして、賄雑費を支給することになっております。毎年、当会員会の御承認を得て支給いたしておりますので、本年も参議院では、すでに議運決定で支給することがきまったそうでございます。参議院と同様、昨年と同額の一人平均二千五百円で支給いたしたいと思っておりますので、何とぞ御承認をいただきたいと思います。
  15. 椎熊三郎

    椎熊委員長 ただいまの事務総長説明、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  16. 椎熊三郎

    椎熊委員長 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。     —————————————
  17. 鈴木隆夫

    鈴木事務総長 次の人事承認は、先はどの定員規程改正によりまして、参事定員が十名増員に相なる予定でございますので、これに伴いまして参事の任用をお願いいたしたいと思うもりであります。お手元にお配りしてありますが、この十名の主事人たちは、いずれも優秀な者でございまして、定員関係上今日まで参事になることがおくれておったのでございますから、何とぞ御承認をいただきたいと思います。  なお、いま一つは、参事小池元男君から、一身上の都合によりまして辞職したいとの願いが出ております。これもあわせて御承認をいただきたいと思います。
  18. 椎熊三郎

    椎熊委員長 ただいまの事務総長説明に御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  19. 山本幸一

    山本(幸)委員 慣習上、私ども異議ありませんが、この参事の任命ですね。これは事務総長責任を持ってやってもらわぬと、あとから問題を起さないように願いたい。今までなかったわけじゃないので、私どもとしては、おおむね事務総長にまかせ切りなんだから、そういう点、責任を持ってやっていただきたいと思います。
  20. 椎熊三郎

    椎熊委員長 ただいま山本君からの御注意等もございましたから、事務総長においては、十分責任を持って、過誤のないように願いたいと思います。     —————————————
  21. 椎熊三郎

    椎熊委員長 次に、庶務小委員長からの報告がございます。
  22. 長谷川四郎

    長谷川(四)委員 きょう庶務小委員会を開きまして、福利施設の一部である売店等に関しまして、年度のきまりであるこの三十一日までに新しい申請者をまとめまして、許可する、しないということを決定するわけでございますけれども、現在の許可申請者本国会の終了までそのままに置くということを決定いたしましたから、本委員会においてもさよう決定願いたいと思います。新しくまたその後の許可の件につきましては、末期に至るまでに新規許可決定いたしたい、かように考えております。  次に予備経費支出承認の件ですが、これは光熱水料通信費等庁費の不足に充てるため、お手元要求書通り国会予備金の残百万円ばかりを支出したいということでして、庶務小委員会では、これを承認すべきものと決定を見た次第であります。
  23. 椎熊三郎

    椎熊委員長 ただいま庶務小委員長報告がありましたが、いずれもその通りこれを承認するに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  24. 椎熊三郎

    椎熊委員長 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。     —————————————
  25. 椎熊三郎

    椎熊委員長 それでは本日の本会議は、定刻午後一時でいかがでしょうか。
  26. 山本幸一

    山本(幸)委員 代議士会等のこともありますから……。
  27. 椎熊三郎

    椎熊委員長 それでは一時二十分に本会議を開きます。一時十分に予告振鈴をいたします。次回の本会議は来週火曜日。理事会運営委員会等はいつもの通りの時間といたしておきます。  本日の運営委員会はこれをもって散会いたします。    午後零時三十五分散会      ————◇—————