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濱野委員 それがどうも非常に重大な
意味を持つのですが、三者間でまだ
協議をしていないということは、完全に
機雷がなくなったという
状態において初めて
鉄道当局は
出航命令を出せる、そういう
態度をとらないと、もし
事故ができたら私は大
へんだと思うのだ。今
ヘリコプター一台とかその他十隻の船が
哨戒をしているとおっしゃいましたが、それでもなお不安があるというならば、さらに別な
措置を講じてこの安全というものを保証しなければ、そうたやすく
出航命令を出せるものではないと私は思うのです。この前あの
事故があり、しかも今度また
事故が起きるであろうということが完全に予測できるのでありますから、どうも
方法がないというよりは、その辺にある
フリゲート艦でも何でも全部持ってきて、完全な海にして初めてそこで
出航命令を出し得る、そういう
態度をとりませんと、これは将来大きな問題ができると思うのです。私は
責任の
所在がどこにあるかという単純な問題を聞いているのではない。私はそういう
事故のできない
措置を
当局が完全に打たなければ、こういう
運航というものはたやすくできるものではないと思っているのです。この点どうですか。私はできたときの
事故よりは、できたならばだれが
責任を負うか、はっきりした
態度で
運航命令を出すべきものだと思うのです。
ヘリコプターが一台とその他五隻、十隻の船で
哨戒するというのですが、それでも不安があるとすれば、あなたの方で
政府機関と
連絡をとって
フリゲート艦でも何でも出して、そして
航海を安全のところに持っていって、初めてあなたの方では
出航命令が出せると思うのです。どうもその点はまだ足らないのじゃないですか。船がないとか、あるいは
ヘリコプターが一台しかないとか、そういう
ようなことでこの人の生命は大丈夫だ、
運輸省に預けておけ、
国鉄に預けておけ、そういう
ようなことを言い切れるのですか。船がない船がないだけでは、どうも不十分だと思うのです。その点はいかがですか。