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1955-12-13 第23回国会 衆議院 議院運営委員会 第11号 公式Web版

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  1. 会議録情報

    昭和三十年十二月十三日(火曜日)    午後零時三十七分開議  出席委員    委員長 椎熊 三郎君    理事 園田  直君 理事 長谷川四郎君    理事 福永 健司君 理事 井上 良二君    理事 山本 幸一君       荻野 豊平君    菅  太郎君       薩摩 雄次君    山中 貞則君       池田 禎治君    矢尾喜三郎君       小山  亮君  委員外出席者         議     長 益谷 秀次君         副  議  長 杉山元治郎君         事 務 総 長 鈴木 隆夫君     ————————————— 本日の会議に付した案件  中央選挙管理委員、同予備委員指名の件  裁判官弾劾裁判所裁判員、同予備員及び裁判官  訴追委員選挙の件  決議案取扱いの件  緊急質問取扱いの件  本日の本会議議事等に関する件     —————————————
  2. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 それではこれより委員会を開会いたします。  お手元に本日の案件をお配りしてございますので、ごらんを願います。先刻運営委員会を聞く前に、各党理事の方にお集まりを願いまして、理事会を開きまして話し合いにおよそしてございます。そこで第一の文化財保護委員会委員任命につき同意を求めるの件ですが、これは社会党よりの申し出がありまして、本日のところ留保してもらいたいということでございます。これを留保するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 それでは御異議なしと認めまして、本日はこれを留保いたします。     —————————————
  4. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 次に、海外移住審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件、そこに氏名等も出ておりますが、これにつきましても社会党に多少の意見がございまして、本日は最終決定に至らないそうでありますから、留保したいとの主張でございます。これも留保するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
  5. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 御異議なしと認めまして、本日のところこれを留保いたします。     —————————————
  6. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 次に中央選挙管理委員及び同予備委員の件でございます。これに関する法案は、まだ参議院を通過しておりませんので、通過した後にはかような形になるだろうということを、この文書に示してあるのでございます。従って本日の本会議では取り上げられませんので、さよう御了承を願います。     —————————————
  7. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 次に決議案取扱いでございますが、すでに予算案等も本院を通過しておりますので、これは撤回をお願いしたらいかがかと思います。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 御異議ないものと認めまして、勝間田清一君外七名提出昭和三十年度一般会計予算補正及び昭和三十年度政府関係機関予算補正提出を求める決議案、これは社会党の方で撤回されるそうでございますから、撤回と決定いたしました。     —————————————
  9. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 次に緊急質問の件でございます。緊急質問は三件出ておりますが、このうち炭坑災害に関する緊急質問は、本日これを留保するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 御異議なしと認めて、さよう決定いたしました。  次に、引揚者在外資産処理に関する緊急質問は、自由民主党並び社会党両党から、同一の緊急質問が出ております。この問題は、両党の国会対策委員会で協議した結果、ほぼ意見一致を見ておるようでございまするが、内閣側における答弁の準備に多少の時日を要するとのことでございますから、本日のところこれを留保したいということでございます。これを留保するに御異ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 それではさよう決定いたしました。     —————————————
  12. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 次に、本日の議事について事務総長から説明を求めます。
  13. 鈴木事務総長(鈴木隆夫)

    鈴木事務総長 私からちょっと申し上げます。お手元に配付してございます裁判員、同予備員及び訴追委員選挙の件について、ここに取りかえる人の名前が示してございますが、第一に選挙の件を、いつもの先例に従いまして、選挙手続を省きまして議長指名によってこれをおきめ願います。それから日程に入りまして、日程第一は地方行政委員長の大矢さんの報告でございますが、これは社会党反対でございます。討論の申し出はございません。第一の日程が終りまして、今度は緊急上程といたしまして、お手元に配付してございます大蔵委員会の二件でございます。そのうちの交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案につきましては、社会党反対でございます。それから食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案は、全会一致でただいま上っております。ともに大蔵委員長の松原さんのご報告がございます。以上でございます。
  14. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 そうすると本日の本会議は、日程第一と緊急上程食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案の二件でございます。食糧管理の方は全会一致ですが、交付税日程第一は社会党反対でございます。この社会党反対の二件の採決の方法は、起立採決でいかがでございましょう。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  15. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 御異議なしと認めます。両案とも起立採決にいたします。本日の議事日程は以上でございます。  明日も上ってくる問題もありますし、昨日御同意をいただいたように、会期切迫折柄でございますから、十六日まで連日本会議を定刻から開くことにいたします。
  16. 池田(禎)委員(池田禎治)

    池田(禎)委員 まだ案件を出しておりませんが、私の方では、実は本日の国会対策委員会において、民主政治確立に関する決議案と申しますものを提出することを決定いたしました。今その案文を作成いたしております。本来ならば、案文が出てから申し上ぐべきことでありますが、何しろ会期も短かいことですし、ことに決議案というものは、それぞれ自由民主党の方においても党に持ち帰って相談をしていただかねばならぬと思いますので、提出に先だちまして、こういう用意がある、急いで私の方では本日提出する準備を進めておるが、委員会を休憩して、またあとで開いていただいて審議をしていただくということも事実上どうかと思いますので、一応一つこういう用意があるということを申し上げて、すみやかに手続をいたしたいと思っておりますから、あらかじめ御報告いたしまして、与党においても、社会党においてこういう用意がなされておるということをあらかじめ御了解いただきたい。
  17. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 旧来、決議案の扱いにつきましては、大体各党全会一致のものを扱う、ただ慣例上、内閣弾劾であるとか、閣僚の弾劾であるというようなときには当然一致しないものですから、これは反対があっても上程するということになっております。今回のように、民主政治確立という抽象的な命題でありまして、内容はまだわかりませんが、これらは両党の対策委員会においてとくと御相談の上、なるべく円満に上程できますようにお計らいを願います。
  18. 井上委員(井上良二)

    井上委員 もう一つ両党で話を進めておりますのは、日韓問題の紛糾の処理に関する次議案、これは今字句の修正をちょっとやっております。多分明日くらいに出したいということでありますから、これもお含みを願います。
  19. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 これは明日の理事会運営委員会等でお諮りいたします。本日の運営委員会で御相談申し上げる案件は以上でございます。  本会議の開会時間でございますが、一時半ごろでどうでしょう。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  20. 椎熊委員長(椎熊三郎)

    椎熊委員長 それでは一時半に本会議を開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十六分散会